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2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
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宮澤喜一
みやざわきいち
自由民主党
大蔵大臣
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79
○宮澤国務大臣 具体的なケースとか、あるいはその場合にどういう責任の処罰等々を行うかということは、これは別としまして、国民が国に預けた郵便貯金が返ってこない、もらえないというようなことは絶対にあってはなりませんから、あらゆる措置をしてそれはお払いします。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/79
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114704629X01720000421
2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
河村たかし
かわむらたかし
民主党
None
None
80
○河村(た)委員 大蔵大臣の方からであれだったのですけれども、あらゆる措置をしてと言われましたけれども、しなければ民間銀行と同じになっちゃうのですね。民間銀行にも税金投入されておるから、わけがわからぬ世界になっていますけれども。  いずれにしろ、またちょっとその後詰めるとしまして、まず、運用については、どういう表現でしたか、安全確実な運用をするということでございましたね。前田さん、お願いします。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/80
114704629X01720000421_081
114704629X01720000421
2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
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前田正
まえだただし
公明党・改革クラブ
郵政政務次官
None
81
○前田政務次官 全額自主運用後の郵貯資金の運用につきましては、申し上げましたように、安全で確実な債券を中心とした市場運用を行うことという基本的な考え方でございます。  それでは具体的にどういうものかということになりますが、公的部門において発行される国債あるいは地方債、財投債あるいは財投機関債等でございます。それから、民間部門において発行される優良な社債、あるいは外国政府が発行するいわゆる外国債の債券を運用対象といたしまして、これらを原則として市場において運用することといたしております。  なお、このほかに、運用対象としては、地方公共団体の貸し付けとかあるいは預金者の貸し付け、あるいは簡保事業団を通じての指定単がございますが、これ...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/81
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2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
河村たかし
かわむらたかし
民主党
None
None
82
○河村(た)委員 今言いました、安全確実ということでございますので、かといって、国債だけではないということですね、当然。ポートフォリオ上もそうだ。一般の社債等も買うことになるということですね。一般の社債なんか、安全確実というのをどうやって見分けますか。安全確実な社債かどうかというのをどうやって御判断されますか。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/82
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114704629X01720000421
2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
前田正
まえだただし
公明党・改革クラブ
郵政政務次官
None
83
○前田政務次官 社債でも、先生御承知のとおり、いろいろ社債があるわけでありますけれども、まず元本保証の社債ということに限定をさせていただいております。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/83
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2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
河村たかし
かわむらたかし
民主党
None
None
84
○河村(た)委員 元本保証の、それはそういうふうに決まっていますか。——そうですか。しかし、そうすると、運用には失敗はないというふうに考えていいですか。そうじゃないでしょう。格付で判断する部分もあるんじゃないですか、債券。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/84
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2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
前田正
まえだただし
公明党・改革クラブ
郵政政務次官
None
85
○前田政務次官 元本保証の社債ということですけれども、元本保証の中でも、会社という立場ですから、中にはそれは倒産をするという会社があるかもわかりません。  したがって、私ども、社債に対しましては、純資産で約十五億円以上である上場会社の発行するものというふうにして限定をいたしております。そしてまた、私ども、その債券の発行体の格付というものも参考にさせていただいております。  それからまた、今日まで私ども、いろいろと自主運用をやってまいりました部分におきましては、実績としてそのように社債が全然回収ができなかったというふうな経験は、今日まで一切ありません。
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2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
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河村たかし
かわむらたかし
民主党
None
None
86
○河村(た)委員 失敗はないと。あるんですか、やはり。なぜかというと、責任と関係しますのでね。どういうふうですか、これは。
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2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
前田正
まえだただし
公明党・改革クラブ
郵政政務次官
None
87
○前田政務次官 今までやってきた中で、そういう失敗はありません。
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114704629X01720000421
2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
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河村たかし
かわむらたかし
民主党
None
None
88
○河村(た)委員 今後はどうですか。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/88
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2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
前田正
まえだただし
公明党・改革クラブ
郵政政務次官
None
89
○前田政務次官 今後のこと、こう申されますと、ここで絶対ないとはっきり言えるのかということになりますと、私どももここではっきりないと言うわけにはいかないと思いますし、それはこれからの経済状況等がいろいろとこの中で関与されることになりますので、私どもとしても、ここで、じゃ絶対にないのか、こう言われますと、そこでありませんという答えは言うことができません。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/89
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2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
河村たかし
かわむらたかし
民主党
None
None
90
○河村(た)委員 それでいいですよ、もし失敗がないというのだったら。失敗があるからマーケットになるので、失敗をする可能性があるから、これを買っていいかどうか、これは金利の高いものであっても、果たしてこれは大丈夫かというリスクの感覚があるからマーケットになるんですよ。私は失敗しませんと言ったら、これはもう全然マーケットになりませんよね。  では、それは失敗する可能性はあるということですね。失敗する可能性はある、マーケット的な判断でいえば当然そういうことです。そういうことでいいですね。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/90
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2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
前田正
まえだただし
公明党・改革クラブ
郵政政務次官
None
91
○前田政務次官 失敗の可能性といいますと、私どもは、そうあってはならないというふうに考えておるところでございます。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/91
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2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
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河村たかし
かわむらたかし
民主党
None
None
92
○河村(た)委員 あってはならないのは当然、その気持ちがあるのは結構でございますけれども、そういうつもりでやると。  さて、先ほどのにまたちょっと戻りますけれども、そうなりますと、失敗した場合にどうするかということなんですよ。やはりここははっきりしていかないといかぬと思いますよ、これは非常にベーシックな話ですけれども。  運用を任されたら失敗したと。一般的に言う失敗というのは、いろいろな失敗があると思いますけれども、まあ常識的にこれは失敗だというのがありますね。では、その場合にどういう責任をとられるのか。これをもう一回御答弁願います。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/92
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2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
前田正
まえだただし
公明党・改革クラブ
郵政政務次官
None
93
○前田政務次官 失敗、失敗、こう先生はおっしゃいますが、それはそれぞれのケース・バイ・ケースがあるというふうに私どもは思っております。  私どもは、やはり預かったものを安全でかつ有利に運用するということを主体として考えておりまして、そのためには、一ところに固まってその運用というものを考えておりません。ある程度それぞれ広く分散をしてそれぞれの運用というものを考えておりますので、ただ、社債だけがだめになったというふうなことでもありませんし、社債も御承知のとおりいろいろなところに分散をしておるわけでございますので、単にその一つだけをとらえて失敗したということが果たして全体的な失敗というものにつながるのか、あるいは全体的な、長い目で見て結...
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2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
河村たかし
かわむらたかし
民主党
None
None
94
○河村(た)委員 そんなことは当たり前でございまして、何か社会主義者と話しておるようなものですけれども、何か商売をやっておって、もうかったり失敗したりしてどうなるかわからぬ、だけれども失敗して、例えば債権者に御迷惑をおかけするときにはどうどうしますよというのはきちっとしているでしょう。これは私財をなげうってどうどうするとか、そこははっきりしていますよ、世の中は。  それで、最後のところは、もし万が一、万が一でもいいですよ、万が一まで考えていくのがやはり政治でしょう、万が一のことがあったんじゃないですか、長銀問題にしても。そのときはどうするんですか。やはりそのときは税金でお願いする、そういうふうにはっきり言われればそれでいいんですよ...
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2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
前田正
まえだただし
公明党・改革クラブ
郵政政務次官
None
95
○前田政務次官 その失敗の補てんではなしに、先生は責任の問題をおっしゃっておられるわけだと思いますが、先ほどと同じことを何遍も答弁いたしますけれども、そのときのその責任のとり方というものは、そのときの状況判断というものが大きく加味されるものだというふうに思っております。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/95
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2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
河村たかし
かわむらたかし
民主党
None
None
96
○河村(た)委員 それは当然いろいろな責任があると思いますけれども、先ほどちょっと冒頭に言われましたね、税金の投入も責任のとり方の一つとしてあり得ると。これはいいですね。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/96
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2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
前田正
まえだただし
公明党・改革クラブ
郵政政務次官
None
97
○前田政務次官 はい、そのとおりでございます。
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2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
河村たかし
かわむらたかし
民主党
None
None
98
○河村(た)委員 これははっきりしましたね。  銀行が今ああいう仕組みになって、あたかも当たり前のようになっておりますけれども、あれは結果論としてそうなったのでして、やはり今度始めるこういう仕組みについて、税金投入があり得るということがはっきりされた意味は大きいし、それはそれではっきりしておいた方がいいと思いますね。  しかし、問題は、責任のとり方というのは結局税金投入しかないのかということですね。あとの話は何もないのですから、結局そういうことですね。失敗したら、別に破産するわけでも何でもございませんから、最後は税金でお願いをいたしたいというところが自主運用するということですね。
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2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
前田正
まえだただし
公明党・改革クラブ
郵政政務次官
None
99
○前田政務次官 郵便貯金はあくまでも国営ということでございますから、最終的には国がその責任を負うということで結構だと思います。
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2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
河村たかし
かわむらたかし
民主党
None
None
100
○河村(た)委員 今の問題はそういうことでわかりました。自主運用といいましても税金が投入される、そういうことでございます。役所の言う責任はそういうことだ。民間でいいますと、全部破産して大変なことになるのですけれども、そういうことじゃなくて、税金の投入による責任のとり方であるということだと思います。  それから、これは大蔵大臣の方にお願いしたいと思います。  もうからない機関のモラルハザード問題というのですか、もうからない機関は国が面倒を見る、もうからないといいますか機関債が出せないようなところですね。先ほどから上田議員も何遍も言っておりましたけれども。そういうことになりますと、債券の価値というのは、一応外形的には国の保証がありま...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/100
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114704629X01720000421
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2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
宮澤喜一
みやざわきいち
自由民主党
大蔵大臣
None
101
○宮澤国務大臣 せんだってもその話がございましたが、一生懸命財投機関債で高い金利を払ってやる人と、何かでどうもそれだけの力がないから財投債で面倒を見てやるということだったら、それは財投債で面倒を見てもらったら得だ、そうじゃないかというお話は前からありました。  それを、この間申し上げましたように、あなたのところは本当に財投機関債を出せないのかということを、会社挙げて、特殊法人挙げて分析したり、そして、それならこの仕事はやめたらいいじゃないかとか、そういうようなプロセスを経て最後のところに至ろうというのは先ほど申しましたことで、それも一年だけやるのではありません、毎年そういうふうにやっていくことで合理化を達成していこうというのでござ...
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2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
河村たかし
かわむらたかし
民主党
None
None
102
○河村(た)委員 それで、見ておって、これはだめだというのか、万が一の場合というのですか、面倒を見ない、それはやはりだめだよという場合も政府保証をつけることはあり得るのですか。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/102
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114704629X01720000421
2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
宮澤喜一
みやざわきいち
自由民主党
大蔵大臣
None
103
○宮澤国務大臣 実態としましては、その当該会社と、それからこの場合でいえば大蔵省でございますか、いろいろ協議をして、協議でというよりむしろ討議でございますね、実際どれぐらいの信用度があるのかとかいうことを詰めていきまして、その上で、やはりどうしてもこれはペイしないといったようなものは、それではそれだけはやめてもらうかとかなんとか、そういうような形が起こっていくのが、恐らくは、短い時間の間だったら実際的だと思いますね。  あなたのところはもうだめだから、全部店じまいしなさいなんという話は、おのおの特殊法人としての使命を持っておりますでしょうから、そんなに簡単にいかないかもしれない。しかし、そうであるといって、やはりきちんとするところ...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/103
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114704629X01720000421
2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
河村たかし
かわむらたかし
民主党
None
None
104
○河村(た)委員 ということは、これは大蔵省のホームページにもちょっと出ておりましたけれども、資金運用審議会の懇談会か何かにも出ておりましたけれども、これはだめだなとなったときに、その本体を倒産させるというのか、破綻というのか、これは悩ましいのですけれども、そうさせることはないということなんですね。その部門だけにとどめる、こうなるんですか。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/104
114704629X01720000421_105
114704629X01720000421
2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
大野功統
おおのよしのり
自由民主党
大蔵政務次官
None
105
○大野(功)政務次官 まず、倒産の問題は、民間の場合の倒産と必ずしも概念が一致しないかもしれません。と申しますのは、政策目的の遂行でございますから、やはり政府の財政資金が入ってくる、こういう意味で、大変ここはいろいろ検討しなきゃいけない問題でございます。倒産法制を適用すべきじゃないかという議論が一方にありますから、これは法制審議会の方で御検討いただいている、これが現状でございます。  それから、一方において、そうじゃなくて、やはり政策目的と照らして考えていくべきだ。つまり、政策コスト分析という言葉がたびたび出てきておりますけれども、政策コスト分析をやって、その見返りのベネフィットがどのぐらいあるのか。ベネフィットが全くないとすれば...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/105
114704629X01720000421_106
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2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
河村たかし
かわむらたかし
民主党
None
None
106
○河村(た)委員 いずれにしろ、破綻という名前でも結構ですけれども、機関債の対象の部分でも破綻はしない、財投機関は破綻はしないということですか。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/106
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2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
大野功統
おおのよしのり
自由民主党
大蔵政務次官
None
107
○大野(功)政務次官 何度も申し上げますけれども、それは、政策コストと、それからこれだけの政策コストを払うことによってどれだけ国民にサービスができるか、この比較の問題でございます。その比較をした上で、随分とコストをかけているのに、ベネフィット、便益の方がないとすれば、そういう特殊法人はない方がいいわけですから、それは所管官庁の方で判断をして、そして解散をしていく、当然のことだと思います。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/107
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114704629X01720000421
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2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
河村たかし
かわむらたかし
民主党
None
None
108
○河村(た)委員 それは解散をしていくんですね、所管官庁で。国会の審議は要らぬのですか。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/108
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2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
大野功統
おおのよしのり
自由民主党
大蔵政務次官
None
109
○大野(功)政務次官 先ほど御説明申し上げましたけれども、所管官庁の方でそういうコストベネフィット分析をきちっとやる、これはもう続けても仕方がないとなれば、各特殊法人の設置法に解散規定、別途法律を講じて解散をするということが書いてございますので、その別途法律を講じて解散をするという定義をしてもらって、国会で御判断いただく、こういうことでございます。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/109
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2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
None
河村たかし
かわむらたかし
民主党
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110
○河村(た)委員 それもちょっと後にやりますけれども、もう一つ、やはりこれも話に出たと思いますけれども、ディスクロージャーの問題がありまして、郵貯の方で、例えば郵貯を自主運用するわけだけれども、ディスクロとしては、どういうことを、運用機関といいますか、財投機関に要求されますか。
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2,000
2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
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前田正
まえだただし
公明党・改革クラブ
郵政政務次官
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111
○前田政務次官 財投機関債のことでございますね。政府保証については、私どもは政府保証がついておるものは安心して買えるわけでありますが、ただ、政府保証のない財投機関債についてのディスクロージャーというものでございますけれども、私ども考えますには、私どもは市場であくまでも求めるわけでございますので、市場で求めるためには、恐らく財投機関というものも、自分のところがどういう計画で、どういうもので、採算性はどうだというふうなことは当然お示しになるだろうと思いますし、私どもは、その示されたものを十分検討した上で、市場でそれを求めるか、あるいは求めないかということの判断を決めたいというふうに考えております。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/111
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2000-04-21
147
衆議院
大蔵委員会
第17号
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河村たかし
かわむらたかし
民主党
None
None
112
○河村(た)委員 問題は、計画より、多分だれに幾ら貸しているかという話だと思うんですね。問題は、民間の金融機関の場合はやはり難しいですよね、それを教えてくれなんというのは。だけれども、一方、これは公的資金でやる場合ですよね。それから、最後だめな場合は税金でやるという場合は、やはり郵便貯金側としては、先様の財務状況、それをグロスじゃなくて、その安全性というのはやはり知らなきゃだめなんじゃないですか。ディスクロージャーの程度が民間とやはり違うようになるんですか、どうですか。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/112
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2,000
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147
衆議院
大蔵委員会
第17号
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前田正
まえだただし
公明党・改革クラブ
郵政政務次官
None
113
○前田政務次官 今申し上げましたとおり、政府保証のない財投機関債に関しましてのディスクロージャー等につきましては、我々もやはり、安全で確実で有利なものの運用という観点から考えますと、非常に確率の高い安全なものを中心として私どもは運用したいと思っておりますので、それが例えば、その内容、あるいはまたそのディスクロージャーが余りされていないようなものにつきましては、私どもはそれを運用することは差し控えるかもわかりません。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/113
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2,000
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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大野功統
おおのよしのり
自由民主党
大蔵政務次官
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114
○大野(功)政務次官 前田政務次官のおっしゃるとおりでございますが、若干補足させていただきます。  財投機関債を出す場合には、やはり格付会社の格付が必要だと思います。格付がないと、やはり投資家の保護にもなりませんし、それから投資家から信頼もされない、こういうことで格付があると思います。その格付会社に対しましては、それぞれの財投機関からどのような融資をやっているかということは当然ディスクローズされると思います。しかし、一般的に、財投機関がどこの企業に幾ら貸している、このようなディスクローズをいたしますと、借りている方の企業経営に大変大きな影響を与える、こういうことで、それは財投機関としてやるべきでないと思っております。
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2,000
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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河村たかし
かわむらたかし
民主党
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115
○河村(た)委員 ですから、どうもやはり何か不自然さを感じますね。税金でやっているんだから、全然わからぬかったら、民間金融機関でいいじゃないのか。税金を使ってこれだけどうですかというんだから、最後また税金で補てんするんですから、やはり一定以上のディスクロの程度があって当然のような気がしますよね。ディスクロ、ディスクロと言いますけれども、それは、そんな計画よりも、ずばり言えば、その先が、だれがどこへ貸しているか、そのことでしょう、欲しいのは。だから、そうなりますとまたこれはプライバシーとか言うんですが、プライバシーはちょっと変な言い方ですけれども、そんな問題もあって、非常にややこしい、わけのわからぬとは言いませんけれども、制度だなとい...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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大野功統
おおのよしのり
自由民主党
大蔵政務次官
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116
○大野(功)政務次官 一つの御意見だと思います。そういう意見に従いまして、法務省の方で検討してもらっている。ただし、今の道筋というのは、先ほどから何度か申し上げておりますけれども、コストベネフィットで、コストと便益がうんとかけ離れてしまうという場合には当然解散の道を選べる、こういう形になっておるところでございます。  それから、市場原理という問題を考える場合に、やはり私は、二つに分けて考えていただきたい。その一つは、入り口の方で、これは、物すごく大きな今回の改革の反省というのは、例えば郵貯、年金積立金の預託義務がありましたから、財投が肥大化してしまっている。そこを、市場原理で、すべて市場を通じて資金を調達する、こういうことを市場原...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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金子一義
かねこかずよし
自由民主党
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117
○金子委員長 時間が参っておりますので、簡潔にお願いします。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/117
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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大野功統
おおのよしのり
自由民主党
大蔵政務次官
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118
○大野(功)政務次官 それからもう一つの、出口のところの市場原理のところは効率化していこう、必要な政策を遂行していこう、こういう意味でやっておるわけでございます。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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河村たかし
かわむらたかし
民主党
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119
○河村(た)委員 最後に、締めだけやらせてください。  ですから、入り口と出口を、何とか入り口に、マーケットにして、行政改革をしていこうと思ったのだけれども、しかし、やはり倒産法制というか、マーケットの中で整理されていくのができなかったということで、これは何か法務省との関係があると言っていますけれども、やはり役所の分厚い壁があったのではないかというような気がするのですね。そうなれば、これは何かようわかりませんね、えらい金融社会主義みたいなもので。結局は日本のマーケットというのは、こんな何か社会主義的なものが入ってきた、また外人がそういうものを買うわけでしょうね、債券を。そうなれば、何か膨大な含み損があるような債券を買って、マーケッ...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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金子一義
かねこかずよし
自由民主党
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120
○金子委員長 次に、矢島恒夫君。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
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121
○矢島委員 ずっと、この財投のシステムについて、いろいろ論議がされてまいりました。この財政投融資システムというものについては、やはり入り口というのと出口の問題がそれぞれあると思うのです。  まず、私は、入り口の問題から幾つかお聞きしたいと思うのです。  今回の法改正の中心的なものは、郵便貯金と、それから年金積立金の資金運用部への預託義務を廃止する。それぞれについて、平成十三年の四月一日からですが、総務大臣それから年金資金運用基金、これを通じて運用することになる、こういうことになるわけだと思います。ただし、二〇〇一年度以降、経過措置がありますので、それぞれの運用資金が一挙にふえるわけではないと思うのです。  そこで、厚生省、郵政...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢野朝水
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厚生省年金局長
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○矢野政府参考人 お答え申し上げます。  現在、年金積立金総額で百四十兆ございます。これは資金運用部に全額預託されておるわけでございます。この中から年金福祉事業団がただいまのような資金を借り受けて運用しておるわけでございます。これが約二十六、七兆円あるわけでございます。したがって、平成十三年度の自主運用の規模といいますと、この年金福祉事業団から引き継ぎますところの約二十七兆円のほかに、七年間で預託をしておりますので、満期償還金といたしまして約十六兆円返ってくる、こういうことになるわけでございます。それからまた、平成十二年度の決算で新規積立金が生じるということでございまして、これは約二、三兆円と見積もっております。したがって、二十七...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
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123
○矢島委員 合計いたしますと四十六兆円ぐらいの額が新たに運用できるようになる。  次に、郵政省にお聞きしたいのですが、まず貯金の方でお聞きしたいのですが、現在、資金運用されているのは金融自由化対策特別勘定というのになるわけで、その金額が平成十年度で多分五十五兆八千五百六十四億円になっていると思います。約五十六兆円規模ということになると思います。これが郵便貯金資金ということになって、そして二〇〇一年度から始まるわけですが、二〇〇一年度は大体どの程度の規模になりますか、お答えいただきたい。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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團宏明
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郵政省貯金局長
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124
○團政府参考人 お答えいたします。  平成十三年度に預託金の償還額が約三十六兆円ございますが、このうち、金融自由化対策資金の借り入れの返済というのは四兆円ございます。  さらに、ちょっと特殊な事情がございますが、いわゆる定額貯金の満期貯金の流出ということが今の見込みで大体十五兆円かなというふうに見ております。したがいまして、平成十三年度中に実質十七兆円程度が増加するというふうに考えております。  十二年度末のいわゆる自主運用額が五十九兆円、預金者貸し付け等が約二兆円でございます。六十一兆円と大体見ておりますので、これを合計しますと、平成十三年度末が七十八兆円、この中には経過措置の分も含むということでございます。
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147
衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
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125
○矢島委員 約七十八兆円の運用をできる規模になっていくということになると思います。  次に、簡保資金ですけれども、これは平成十年度末ベースでいいますと、百十一兆七千三百六十八億円。簡保の場合はほとんど自主運用されているので、余り変わらないと思うのですけれども、二〇〇一年度、どの程度自主運用できる見込みなのか、その辺をお答えいただきたい。
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147
衆議院
大蔵委員会
第17号
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足立盛二郎
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郵政省簡易保険局長
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126
○足立政府参考人 現在の簡保資金でございますが、平成十三年度末になりますと、およそ百二十三兆円というふうに見込んでございます。
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147
衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
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127
○矢島委員 そうしますと、今のそれぞれの御答弁をお聞きいたしますと、年金資金が四十六兆円、それから郵貯関係でその資金が七十八兆円、それから簡保の方が百二十三兆円、こういう額になろうかと思うのです。そうしますと、平成十二年度の一般会計予算が約五十八兆円ということですから、計算しますと四倍超、それくらいの資金が運用できるようになっていく、こういうことになろうかと思うのです。つまり、私がお聞きしたいのは、この運用資金がこれだけ増額されますと、やはりリスクマネーも拡大する可能性がある、可能性の問題ですけれども。ですから、一つ一つについて少しお聞きしたいわけです。  まず、年金資金についてお尋ねします。  現在、年金資金は資金確保事業とそ...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢野朝水
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厚生省年金局長
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128
○矢野政府参考人 平成十年度末の年金福祉事業団の運用実績でございますけれども、ただいま御指摘ございましたように、外国債券では五百五十九億円の評価損、それから国内株式につきましては二千二百五十八億円の評価損、それから短期資金については八十四億円の評価損でございます。  ただ一方で、国内債券につきましては千三百九十九億円の評価益がございます。それから転換社債につきましては三百八十九億円の評価益がございます。外国株式につきましては七千二百十八億円の評価益がございます。したがって、プラス、マイナス足し合わせますとプラス六千百五億円の評価益になっておるわけでございます。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/128
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147
衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
None
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129
○矢島委員 私の聞いたので数字が間違っていたらしいので、そこだけもう一度確かめます。私の聞いたのは、国内の株式、外国債券、それから短期資産、この三つをお聞きしたので、ほかがどうなっているか、その結果、足し算したり引き算したりすればこうなるのだというのは質問の中に入っておりませんから、その部分だけきちんと答えていただきたいのです。  そうすると、外債については、そこだけ確かめましょう、プラスになっているということですね。ちょっとプラスの金額を教えてください。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/129
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147
衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢野朝水
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厚生省年金局長
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130
○矢野政府参考人 外国債券につきましては五百五十九億円の評価損でございます。しかし、外国株式につきましては七千二百十八億円の評価益ということでございます。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
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131
○矢島委員 そうすると、国内の株式についての時価評価額から簿価を引いた千九百八十二億円、これと先ほどの答えとのかかわり合いについてちょっと説明してください。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/131
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢野朝水
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厚生省年金局長
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132
○矢野政府参考人 これは、国内株式につきましては時価総額が六兆七千六百九十八億円、これに対しましての簿価残高が六兆九千六百八十億円でございますので、評価損が二千二百五十八億円となっておるということでございます。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/132
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
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133
○矢島委員 その三つのほかにもいろいろと運用はしているわけで、その結果どうなっているかということについてはおいおい尋ねていきたいとは思うのですけれども。  その評価損の問題で、特に国内株式の評価損の問題でお尋ねしますが、結局、バブルが崩壊して受けた株価の低落、このことによるところの評価損がまだ解消していないという結果だ、こう考えていいですか。
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/133
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢野朝水
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厚生省年金局長
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○矢野政府参考人 そのとおりでございます。  株式市場が非常に低迷をしたということでございまして、時価と簿価との間に評価損が発生したということでございます。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
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○矢島委員 それから、各勘定の決算状況、これは、厚生省からいただいた平成十年度の財務諸表を見てみますと、資金確保事業も年金財源強化事業も、それから一般勘定までずっと赤字が続いている。それで、資金確保事業については、平成十年度八百六十億円の欠損、累積欠損は五千七百七十億円。それから年金財源強化事業の方は、平成十年度の欠損二千七百五十二億円、累積欠損になりますと一兆二千七百二十億円。一般事業勘定を見ますと、欠損二百五十八億円、累積欠損千三百二十六億円。こういう額になっているわけですが、この欠損をどのようにして解消していくつもりなんですか。いわゆる年金資金の自主運用ということで変わっていくわけですが、このことによって事態打開の展望は開ける...
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X01720000421/135
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢野朝水
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厚生省年金局長
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○矢野政府参考人 御指摘のとおり、年金福祉事業団の市場運用事業は平成十年度末現在で見ますと、時価ベースで一兆二千億の累積欠損が出ております。それから、簿価ベースで見ますと、約一兆八千億の累積欠損が出ているわけでございます。ただ、これは平成十一年度になりましてから運用環境が非常によくなったということでございまして、現在、これは速報値の段階でございますけれども、十一年度末の時価ベースで見ますと、これまでの累積欠損が解消できる見通しでございます。ただ、簿価ベースで見ますと、引き続き累積欠損を解消できない、こういう状況でございます。  この問題につきましては、私どもは非常に深刻に受けとめておりますし、いろいろな形でこれまで運用の努力をやっ...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
None
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137
○矢島委員 今の答弁では、結局、十一年度末、速報値ということですけれども、株が上がっているから幾らかよくなってきたということだろうと思うのです。しかし、累積欠損というのは解消されずに来ている。もちろん簿価ベースでは到底解消するわけはありませんが。  株が上がったからある瞬間赤字が解消して、簿価は、もちろん今御答弁があったように取得原価で表示されておりますから、株式などを売却して収益を実現させないと黒字にはならないわけですね。評価しているだけの段階では、もちろんまだ実現していない利益である。だから問題は解消しない。したがって、帳簿上には依然として二兆円近い累積欠損があるということを指摘しておきたいと思います。  さて、そこで、資金...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢野朝水
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厚生省年金局長
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○矢野政府参考人 厚生大臣の答弁は、検討段階、途中段階のことを申し上げたわけでございます。  法律上は、新しい年金資金運用基金で運用する場合には、運用の基本方針を定めるということになっております。これは、保険料拠出者の代表あるいは経済金融の専門家を集めて、そこの御意見を踏まえてその運用の基本方針を定める。その一番メーンが資産構成割合、こういうことになろうかと思います。  そしてこの運用の基本方針につきましては、法律では、内外の経済動向を考慮し、市場や民間活動に及ぼす影響などに留意するとともに、安全確実を基本として分散投資をする、こういう基本的な考え方があるわけでございまして、これにのっとって基本方針を定めるということでございます...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
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139
○矢島委員 いろいろと申されましたが、大臣が述べたことなんですね、最終的にはこれを頭に置きながらと言うが。  新しい基本方針はこれから決めるのだ、それはわかっていますよ。しかし、大臣が委員会の中で答弁されたのがこれなんですよ。それを、今度は委員会で何かごちゃごちゃやりながらと、いろいろ言っているうちにこれは違ってしまうのかなと思っていたら、最後に局長は、それを念頭に置きながらと言ったから、多分そうなんだろうなと思いますけれども、私の方はその一番最後のところだけ言っていただければよろしいんですよ。  というのは、今まで年金福祉事業団の資金運用というのは、債券などが五割以上、それから株式三割以下、外貨建ての資産で三割以下、不動産二割...
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147
衆議院
大蔵委員会
第17号
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宮澤喜一
みやざわきいち
自由民主党
大蔵大臣
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140
○宮澤国務大臣 基本的には運用者が、安全有利とかいろいろございますけれども、そういう方針に従って運用されるということに尽きるのだと私は思います。  その場合に、株式が入ることもあるのかもしれない。それはしかし、直接に運用されるのか委託運用のようなことをされるのか、安全のことは当然のことですが、いろいろ考えておやりになっておると思いますので、特に私が何かを申すべきだというふうには思っておりません。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
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141
○矢島委員 今まで財投全般を見ながら、また今後もそういう面では大蔵大臣、いろいろとお考えがあろうかと思いますが、ここで言うわけにいかない、こういうことだろうと思いますけれども、国民の財産を株式で運用するようなことがないように、ぜひひとつ、それぞれの自主運用の中で考えてもらいたい、このことだけ申し上げます。  矢野年金局長、私の厚生省に対する質問はこれで終わりです。お忙しいでしょうから。  そこで、今度は簡保資金と郵貯資金の問題で郵政省にお聞きしていきたいと思います。  現在の簡易生命保険の積立金の運用に関する法律の第一条「目的」のところですが、「この法律は、簡易生命保険特別会計の積立金を確実で有利な方法により、かつ、公共の利益...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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足立盛二郎
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郵政省簡易保険局長
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○足立政府参考人 これまで第一条では「公共の利益になるよう」というふうになっていたところでございますが、今度「公共の利益の確保にも配意しつつ」ということにいたしましたのは、基本的に、郵貯、簡保ともそうでございますが、集めた資金というものを公的部門に活用していくというこれまでやってきたことは、恐らく今後ともそういう機能は果たしていく必要があるだろうというふうに思うわけでございますが、今回の財投改革等の趣旨を踏まえまして、自主運用ということで、いわゆる市場運用していくという姿勢を示すことでございますので、そのようなことなどを総合的に勘案しましてこのような表現になったものでございます。 〔渡辺(喜)委員長代理退席、委員長着席〕
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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團宏明
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郵政省貯金局長
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○團政府参考人 郵便貯金の運用関係につきましては、昭和六十二年以降金融自由化対策資金ということでやっております。その資金運用の根拠につきましては、金融自由化に適切に対応した健全な郵便貯金事業の経営の確保に資するため運用する、こういうふうになっておるわけでございますが、今回、金融自由化対策ということではなくて、全面的に自主運用を行うということにいたしましたので、今の簡易保険局長の答弁と同じような趣旨で、同文の自主運用の資金運用の方針を定めているというところでございます。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
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144
○矢島委員 その部分の違いというのが、市場原理というものとのかかわり合いで説明をされたわけです。その部分については、後ほどもう一つお聞きしたいのです。なぜ、この目的というものが変わったか。その理由は今両局長が述べられたわけですが、その問題点についてはこれから後で質問いたします。  一応今までの運用について確かめておきたいのですが、郵便貯金、つまり郵貯資金と簡保資金の運用について見てみましたら、簡保事業団の運用事業特別勘定で、平成四年度に四百四十六億円の経常損失を出しました。そしてその後、平成八年までずっと赤字が続いていきます。平成九年度という単年度では黒字に転じましたが、結局のところ、平成十一年度までを見ますと、多分三千四十二億円...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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足立盛二郎
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郵政省簡易保険局長
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○足立政府参考人 現在の簡保事業団を通じて行っております指定単でございますが、平成十年度末で資金が十四兆二千億、そして損益で見ますと、十年度末が三千四十一億円の累積欠損金を抱えておるということでございます。  これにつきましては、先生御指摘のように、平成九年度四百四十一億の黒字、それから十年度が百九十六億円の黒字というふうになってきておりまして、これは近年におきます株式市況の状況等を踏まえて、一方で私ども簡保事業団に寄託いたします金利をなるべく低くするようにいたしております。そういった資金コストの入れかえ等もありまして、近年こういう黒字を計上してきておりますので、このままいきますと、三、四年ぐらいのうちには、現在の三千億ほどの累積...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
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○矢島委員 結局、平成十年で三千四十一億円の欠損が出ている、それが一番新しいものですか。十一年度というのは出ていないのですか、欠損額。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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足立盛二郎
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郵政省簡易保険局長
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○足立政府参考人 十一年度の決算につきましては、現在簡保事業団で取りまとめ中でありますが、現在のところ、九年度、十年度に引き続きまして一定の利益が出るのではないかというふうに考えておるところでございます。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
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148
○矢島委員 この点につきましては、さらに逓信委員会でこれから論議することになろうかと思うので、もう一点、先ほどのいわゆる目的のところで、公共の利益になるよう運用するということと、公共の利益に配意しつつ運用する、その部分の二つ目の質問ということで聞きたいと思います。  政府保証債や地方公共団体に対する貸し付けができるようになっているけれども、先ほどの郵貯・簡保資金運用研究会中間報告によりますと、「運用対象としての確実性や長期・安定的な運用という観点から、引き続き、公的分野への資金供給は重要である。」としているのですが、「ただし」と、こうなっていくのですね。そこが私もどうも腑に落ちないところなんです。「公共性という名目の下で、市場原理...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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宮澤喜一
みやざわきいち
自由民主党
大蔵大臣
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○宮澤国務大臣 今お読みになったのを伺った限りでは、どうして制約されているとおっしゃいましたのですか。ちょっと、そのつなぎがわかりませんでした。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
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150
○矢島委員 こういう文章があるのですね。「ただし、公共性という名目の下で、市場原理に反した投資行動を行うことは、預金者・加入者の利益を確保するという観点、事業の健全経営を確保する観点のいずれからも、到底是認できるものではない。」つまり、公共性よりも市場原理を優先するんだと。先ほど局長の答弁でも、いわゆる市場原理というものでやっていこう、このことと、関係なければ関係ないでいいですよ、地方公共団体への、つまり公共性というものよりもむしろ市場原理を優先するのだから、だから今までのように郵貯資金やあるいは簡保資金を地方公共団体へ投資するということが、制約を受けるのではないだろうかと心配しているわけです。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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宮澤喜一
みやざわきいち
自由民主党
大蔵大臣
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151
○宮澤国務大臣 私は、今伺っていまして、公共性という名のもとにという部分は、株式投資なんかしちゃいけないよ、こう言ったのではなかったのですか。よく公共性と言いますね。だから、あれはいかぬので、確実、有利でなきゃいかぬ、私はそういう文章かと思いましたが、先生のお読みになったのは、公共性というのは、地方団体なんかに貸すと余り有利でないというか、何かそういうふうにお読みに……(矢島委員「そういう意味じゃなくて、もう一度よろしいですか、整理します」と呼ぶ)
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
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152
○矢島委員 先ほど実は團局長も足立局長も、目的というところからずっとつながっている質問で、大分離れちゃったのでわかりにくかったかと思うのですが、目的が公共の利益に配意しつつと変わった。その意味は何かと聞いたら、市場原理というものをこれからは入れていくんだという答弁だったわけです。  そうなりますと、私の公共性というのは、地方公共団体などに今まで郵貯や簡保の資金を投入していったというものが制約されちゃうんじゃないかなという心配なんです、簡単に言えば少なくなるんじゃないか。むしろ市場の方でそれが運用されていく、こういう事態を想定した目的ではないのか。そのことを実は郵貯・簡保資金運用研究会の中間報告が言っているので、そういう心配はないの...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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大石久和
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建設省道路局長
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○大石政府参考人 お答え申し上げます。  日本道路公団におきましては、かねてから、公共工事のコスト縮減行動計画等に基づきまして、建設費や管理費の削減、節減等の経営合理化に努めてきたところでございますが、建設省におきましても、高速自動車国道等におきまして資金コストの引き下げや償還期間の延長、これは四十年から五十年にするというものでございますが、これを行うなど、適正な料金水準のもとで採算性を確保するための条件整備に努めてまいりました。  さらに、今先生から御指摘がございました調査報告も踏まえまして、機会をとらえ、さらなる経営合理化に努めるよう公団を指導しているほか、事業実施後一定期間が経過した事業等について適切に再評価を行う等により...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
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154
○矢島委員 今局長が言われたようなやり方で、この報告書に書いてある、大変な内容、もうどう見たってこれは簡単にはいきませんという報告書ですよ、その程度のことで道路公団の今までの累積している赤字や採算の合わない問題が解消するとは私は到底思えませんが、これはそういう方向でやらざるを得ないのですから、この行政監察局の報告の一つ一つをよく吟味し、精査して、それに見合ったきちんとした指導を行うべきだ。  実は、今高速でお聞きしたんですが、一般の有料道路の事業についても大変厳しいことが書かれていますよね。個別採算性のもと、償還期間が満了し、無料開放された道路の五割強は自力で償還ができない。それから、営業中の四十六道路中三十道路が回収率マイナス。...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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大石久和
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建設省道路局長
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○大石政府参考人 日本道路公団は、平成九年十二月二十六日の閣議決定「特殊法人等の整理合理化について」におきまして、財投機関債を発行し、自力で資金調達の拡大を図るとされたところでございます。このため、現在、日本道路公団におきまして、市場での資金調達を行うため、必要な情報開示、ディスクロージャー等の検討、また調達コストの変化等、その影響分析を行っております。  建設省といたしましては、これらの検討状況を踏まえ、全体として資金調達コストを極力抑制しつつ、財投機関債による市場での資金調達の拡大が図られるよう、日本道路公団を指導してまいりたいと考えております。
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147
衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
None
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156
○矢島委員 法律が変わっていって、今度の新しい資金運用部資金法の改正という中で、やはり建設省として取り組むべき方向というのもこの法律に基づいて変わっていく、これは変わらざるを得ないと思うのですよ。そのときに、今私が指摘したようないろいろな部分があるんだ、そういうのを踏まえて、それが解決できる方向というのをぜひ見出していくということが重要だろうと思うのです。  そこで、高速道路の問題にちょっと戻って、償還計画上の未償還残高がどうなっているのかというのがわかりますか。私、これは質問通告していなかったので、今そこでわからなければ仕方がありませんけれども、後で資料をいただければと思います。償還計画をつくっていらっしゃるわけですけれども、い...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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大石久和
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建設省道路局長
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○大石政府参考人 平成十年度末の償還準備金の積み立て状況等について御説明申し上げますと、まず建設費の償還分の累計額が七兆五千六百九十四億円、営業中道路の借入金残高が十八兆六千八百九十一億円でございます。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
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158
○矢島委員 その償還状況ですが、高速道路全体の収支率というのですか、それはどのぐらいになっていますか。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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大石久和
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建設省道路局長
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○大石政府参考人 直近の公表いたしております収支率は、全体の路線をならしまして五九でございます。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
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160
○矢島委員 まだ半分ちょっとということで、結局、百円の収入を上げるのに要する費用が五十九円だ、こういうことですね。  いずれにいたしましても、一般有料道路も含めましてまだまだ厳しい状況の中で、今後の道路公団をどうやっていくのかというあたりは、ぜひ局長、真剣に取り組んでいただきたいと思います。  そこで、最後になりますが、道路公団の問題は、やはり公共事業全体の問題の中で象徴的に浮かび上がらせていると思うのですね。そのほかにも公共事業の中で実際に大変な事態になっているところもありますが、きょうは道路公団の問題でお聞きしたわけです。  景気対策だということで、あるいは産業基盤整備だということで、道路をどんどん拡張してまいりました。も...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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宮澤喜一
みやざわきいち
自由民主党
大蔵大臣
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○宮澤国務大臣 昨年の暮れに、国幹審といいますか、審議会がございましたときに、私もそういうことを聞いておりまして、償還期間がほぼ五十年という状況は非常に危機的な状況にあって、何か新しい方法を考えなければならないんじゃないんでしょうかということを申し上げたときに、建設大臣も当然そのことはよく御存じでございました。建設省の方々も今お話しのように適切な対応をしなきゃいけないということをお考えのようでございます。  ですから、今度こういうことになりますが、まさにその機会にかなりいろいろなことについて再検討していただいて、新しい方向を発見するなり、また新しいコンセプトを考えるなりということがあちこちで必要になっているのではないかというふうに...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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矢島恒夫
やじまつねお
日本共産党
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162
○矢島委員 年金資金とかあるいは郵貯資金それから簡保資金、これを中心にお聞きしてきたわけですけれども、それらの資金の性格というのは、もちろん、強制的に集められたものと、それから任意の資金という意味では違った面があると思うのです。しかし、これらの資金というのは国民の財産であることは変わりがないのですね。そういう意味で、国民の利益に反するような結果を招きかねないリスキーな運用はすべきでないということで株の運用の問題についてずっとお尋ねしてまいりました。一度莫大な損失が生じちゃいますと、これは取り返しがつかない重大な問題になるわけですから、やはりそういう面でも十分今後考えていかなきゃならない問題だと思います。  この点と、特殊法人へのい...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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金子一義
かねこかずよし
自由民主党
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○金子委員長 次に、横光克彦君。
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147
衆議院
大蔵委員会
第17号
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横光克彦
よこみつかつひこ
社会民主党・市民連合
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164
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。  資金運用部資金法の改正案、最後の質疑でございます。よろしくお願いいたします。  この法案につきまして、各委員から問題点あるいはそれに対する対応、また、実施後の展望、逆に不安、いろいろな問題が審議されたわけでございますが、私、最後にまとめといいますか、そういった形で、重複するところがあろうかと思いますが、ひとつよろしくお願いを申し上げます。  まず、今般の財投改革、先ほどからお話ございますように私は大変な大改革だと思うわけでございます。郵便貯金、年金積立金の全額が資金運用部に預託される制度から、特殊法人の施策に必要な資金だけを市場から調達する、そういった仕組みへ転換を図ることになるわ...
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147
衆議院
大蔵委員会
第17号
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宮澤喜一
みやざわきいち
自由民主党
大蔵大臣
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○宮澤国務大臣 それはまことにごもっともなことでございまして、財投機関のディスクロージャーというのは随分前から言われております。平成九年に、特殊法人の財務諸表等の作成及び公開の推進に関する法律、これでディスクロージャーが行われております。貸借対照表、損益計算書等の財務諸表でございます。かなり広く行われるようになりました。  特殊法人の情報公開制度そのものは、昨年の行政機関情報公開法附則二項で、二年をめどに法制上の措置を講ずることになっておりますので、それが本年七月ごろに報告をまとめるべく、情報公開検討委員会というので作業が進んでおります。  したがいまして、御指摘の点はかなり制度的には整備が進むようになってまいりまして、今後もそ...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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横光克彦
よこみつかつひこ
社会民主党・市民連合
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○横光委員 市場のチェックを受けるわけでございます。市場の評価を高めるためにも、まずもって財投機関のディスクローズというのが大前提であろう、このような気持ちでいっぱいでございます。  資金調達の方法としては、財投債、政府保証債、そして財投機関債、この三種類があるわけですが、この三種類の性格といいますか、おのおのの位置づけ、役割というものを改めて御説明いただきたいと思います。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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大野功統
おおのよしのり
自由民主党
大蔵政務次官
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○大野(功)政務次官 ごく大ざっぱに申し上げます。  まず、財投機関債の役割は、各財投機関がみずからの足で立っていただく、自立していただく、こういう趣旨でございます。  それから、財投債の方は、政策目的に照らして財投機関債が出せない財投機関においては、その財投機関がやっている政策を徹底的に洗い直す、ゼロベースで洗い直して、やはり本当に必要な政策なら遂行していかなきゃいけない、こういうことで財投債から融資するわけでございます。  それから、政府保証債の方は、限定的、過渡的に政府保証をつける、こういう考え方でございます。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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横光克彦
よこみつかつひこ
社会民主党・市民連合
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○横光委員 今、それぞれの三つの調達手段を御説明いただきましたが、特殊法人などの資金調達手段としては、まず財投機関債によって行うことが原則であろうと思っております。政府保証債あるいは財投債による資金調達は限定的に行うべきで、いわば例外措置という位置づけであると考えているわけでございます。  それゆえに、政府が財投改革の本旨を貫きたいのであれば、私は、原則論としてまず申し上げますが、すべての財投機関が、たとえ少額であろうとも機関債を発行して、そして健全な市場のチェックを受ける必要がある、このようにまず思うわけでございますが、このことに対しての御意見はいかがでしょうか。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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大野功統
おおのよしのり
自由民主党
大蔵政務次官
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○大野(功)政務次官 財投機関債を出す場合には、やはり市場に評価されなきゃいけない。そのために市場の格付というのが必要かと思います。したがいまして、ミニマムどのぐらいの財投機関債を出すこと、これを義務づけるということ自体が市場原理に反することではないか、このように考えます。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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横光克彦
よこみつかつひこ
社会民主党・市民連合
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○横光委員 まあ、今私が言ったのは原則論でございますが。  また、この原則からちょっと外れますが、従来から、いわゆる市場原理のみでは対応できない政策的な要請がございます。つまり、市場原理というのはあくまでも利潤の追求でございますし、収益性が薄いとはいえ、国民にとっては必要ないわゆる政策的な目的、そういった要請に関しては、政府系機関が果たさねばならない役割の重要性、これは私もこの委員会で質問したことがございますが、この必要性は大臣もお認めになってきたところでございます。  市場原理の一定の利用によって財投機関の効率性等をチェックするとはいえ、市場というのは必ずしも万能ではないわけでございます。先ほど各特殊法人の代表者の皆様方の御意...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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中川雅治
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大蔵省理財局長
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○中川政府参考人 海外の主要国の、我が国でいう財政投融資類似制度について申し上げます。  それぞれの国にそれぞれの歴史がございますので、我が国と全く同じような制度をとっている国はございませんし、また、国によってそれぞれまちまちな制度になっているようでございます。  例えば、アメリカにおきましては、政府関連機関、これは連邦政府機関、また政府支援企業というものもあるようでございます。こういった政府関連機関が国庫また民間からの資金を原資として、住宅、農業、貿易、教育及び中小企業支援等の分野に対して融資や債務保証等を行っております。この原資につきましてはいろいろございます。国債の発行によるもの、また債券発行というようなさまざまなものがあ...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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横光克彦
よこみつかつひこ
社会民主党・市民連合
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172
○横光委員 財投機関債の発行でございますが、これで自力調達ができない機関については業務の整理縮小等を図るわけでございますが、それをして、さらにあらゆる手だてを通じても業務が行き詰まった場合は、先ほど政務次官のお話では、コストとベネフィットの分析をきちっとやった上で解散という方法もあるというお話がございましたが、財投機関債のみで市場から資金調達できる機関、つまり自力調達ができる機関については、将来これは民営化へ移行させるという方針もあるのでしょうか。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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大野功統
おおのよしのり
自由民主党
大蔵政務次官
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○大野(功)政務次官 今回の財投改革の中には、財投機関の事業の肥大化の問題を改善していく。この中でどういうふうに考えたらいいかといいますと、もちろん民営化という選択肢もあります。独立行政法人になるという選択肢もあります。それから整理統合していくという選択肢もある。それからスリム化していく。こういういろいろな選択があると思いますけれども、財投機関債が自分で発行できるからといって、それが直ちに民営化、こういう短絡的なつながりではなくて、民営化を考える場合には、やはり官業が民業を補完する、官民の役割分担、こういう観点からも考えていく必要があると思います。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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横光克彦
よこみつかつひこ
社会民主党・市民連合
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○横光委員 財投機関債の発行額についてですが、これは制限があるのかどうかということでございます。もしないとすれば、調達した資金が円滑に回ればいいのですが、もし回らなくなった場合は、現在発行している国債のように、発行残高が際限なく拡大することが懸念されるわけでございますが、このことはどうなんですか。
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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大野功統
おおのよしのり
自由民主党
大蔵政務次官
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○大野(功)政務次官 お尋ねの件は、一つの財投機関の発行する財投機関債の発行額の限度があるか、こういう意味だと解釈いたしますが、これはございません。  ございませんけれども、要するに、自前で、自分の足で立てるようになって、どんどん膨らんでいけば、どういう事業を行っているのか、こういうことが問題でございます。それが一つ。それからもう一つは、やはり政策手段でございますから、国庫補助金がございます。この二つの観点から、毎年毎年所管大臣が事業計画あるいは資金計画を見直しておりますし、また、債券の発行につきましては、所管大臣並びに大蔵省、大蔵大臣と協議してやっていく、こういうことでございます。もし、どんどん膨張していくとなれば、政府の補給金...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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横光克彦
よこみつかつひこ
社会民主党・市民連合
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○横光委員 現状の財投計画の編成は、大蔵省が財投機関からの要求を審査、査定して、そして一般会計予算と歩調を合わせて、その時々の経済情勢に応じて編成してきたわけですね。例えば拡大型にするかとかあるいは抑制型にするとか、そういった編成の手法をとってきたわけでございます。しかし、今回の財投改革になりますと、各財投機関が大蔵省の査定の枠外で財投機関債を発行して資金調達し、そしてそれを運用する。こうなりますと、これまでの財投の持ついわゆる景気調整機能といいますか、こういったものが揺らいでくるのじゃないかという心配もあるわけでございますが、今後、経済情勢に応じた財投計画を作成するに当たっては、どのようにこのような機動性を保持していくおつもりなの...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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大野功統
おおのよしのり
自由民主党
大蔵政務次官
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○大野(功)政務次官 第一の問題点は、国会に資料として財投計画を出します。その中で、財投機関債は各財投機関で幾ら出していくのか、こういうことが参考資料で出てまいりますから、全体の一覧性が確保されます。  それから、政策手段でございますから、例えば資源の配分、先生がおっしゃったような景気対策、こういうことが必要であれば、当然、財投債からの融資、財政融資資金特別会計からの融資、これがあるわけでございまして、景気対策としてやらなきゃいけないところはやる。一例で申し上げますと、例えば中小企業金融公庫、国民生活金融公庫、こういうところで低利の融資をして、そして中小企業者を助けていく、こういうことは当然、資金を補って、という意味は財投債を出し...
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衆議院
大蔵委員会
第17号
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横光克彦
よこみつかつひこ
社会民主党・市民連合
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○横光委員 次に、政府保証債のことでお伺いしますが、これは先ほど御説明いただきましたように、あくまでも過渡的な保証債であるということでございます。これは資金運用審議会での答申でもそのように答申されているわけでございますが、いわゆる経過措置的な役割を持つものと思うわけでございますが、運用していく範囲についてはそれなりの期限を区切るなどの対応をしなければ、やはり現状の財投事業を温存することになりかねないと思うのですね。ずるずるといつまでも保証をつけていくことになれば、非効率な運営が続くおそれがあるわけでございますが、この政府保証債の期限についてはどのようにお考えなんでしょうか。
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