id string | issueID string | year int64 | date string | session int64 | nameOfHouse string | nameOfMeeting string | issue string | closing string | speaker string | speakerYomi string | speakerGroup string | speakerPosition string | speakerRole string | speechOrder int64 | text string | speechURL string |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
114704629X00720000308_034 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 上田清司 | うえだきよし | 民主党 | None | None | 34 | ○上田(清)委員 理解をしている、それは事実として理解をされているのでしょうか、それとも勝手に理解されているのでしょうか。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/34 |
114704629X00720000308_035 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 村井仁 | むらいじん | 自由民主党 | 金融再生政務次官 | None | 35 | ○村井政務次官 その時点でできる限りの対応をいたしたということであります。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/35 |
114704629X00720000308_036 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 上田清司 | うえだきよし | 民主党 | None | None | 36 | ○上田(清)委員 わかりました。
それでは、兵庫銀行とみどり銀行に関して、民事、刑事の訴求はどのような形になったでしょうか。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/36 |
114704629X00720000308_037 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 村井仁 | むらいじん | 自由民主党 | 金融再生政務次官 | None | 37 | ○村井政務次官 兵庫銀行それからみどり銀行の旧経営陣に対する責任追及につきましては、民事、刑事上の責任を明確にするために、みどり銀行におきまして社外弁護士を含む与信調査委員会というものを平成十年の十月に設置をし、調査を行っておりまして、その調査結果につきましては預金保険機構の方に引き継がれている、このように承知しております。調査結果を引き継ぎました預金保険機構及び整理回収機構でございますが、ことしの二月、兵庫銀行の旧経営陣三名に対しまして総額九億円の損害賠償を求める訴訟を提起しているところであります。
以上でございます。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/37 |
114704629X00720000308_038 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 上田清司 | うえだきよし | 民主党 | None | None | 38 | ○上田(清)委員 兵庫銀行については。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/38 |
114704629X00720000308_039 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 村井仁 | むらいじん | 自由民主党 | 金融再生政務次官 | None | 39 | ○村井政務次官 みどり銀行が兵庫銀行を引き継いでおりますから、そこでみどり銀行に置かれた与信調査委員会が調査をして、それでこれが預金保険機構に引き継がれましたから、そこで今申し上げましたように兵庫銀行の旧経営陣三名に対しまして総額九億円の損害賠償を求める訴訟を提起している、こういうことでございます。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/39 |
114704629X00720000308_040 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 上田清司 | うえだきよし | 民主党 | None | None | 40 | ○上田(清)委員 確認しますが、実は兵庫銀行は破綻して、そして受け皿としてみどり銀行がつくられたわけですね、地元の出資で。そういう経緯の中で、兵庫銀行の経営陣に対する民事、刑事の追及というのは一切なかったということなんですか。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/40 |
114704629X00720000308_041 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 村井仁 | むらいじん | 自由民主党 | 金融再生政務次官 | None | 41 | ○村井政務次官 いや、ですから、現段階では、非常に単純化して言えば、預金保険機構及び整理回収機構が兵庫銀行の旧経営陣三名に対しまして総額九億円の損害賠償を求める訴訟を提起している、それが今の状況でございます。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/41 |
114704629X00720000308_042 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 上田清司 | うえだきよし | 民主党 | None | None | 42 | ○上田(清)委員 みどり銀行の経営陣と兵庫銀行の経営陣は違うでしょう。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/42 |
114704629X00720000308_043 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 村井仁 | むらいじん | 自由民主党 | 金融再生政務次官 | None | 43 | ○村井政務次官 違うと承知しております。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/43 |
114704629X00720000308_044 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 上田清司 | うえだきよし | 民主党 | None | None | 44 | ○上田(清)委員 時間が全然足りないことがよくわかりましたが、先ほど次官が言われましたのは、調査委員会はみどり銀行の内部につくられたというようなことでありますから、そしてみどり銀行の内部の調査委員会が兵庫銀行の旧経営陣を追及したと。そうすると、みどり銀行の経営陣に対しての追及はなかったということでしょうか。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/44 |
114704629X00720000308_045 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 村井仁 | むらいじん | 自由民主党 | 金融再生政務次官 | None | 45 | ○村井政務次官 そもそも問題は、兵庫銀行の破綻に発するわけでありますから、そういう意味で兵庫銀行の旧経営陣をまさに刑事、民事の面で追及する、こういうことになっているということでございます。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/45 |
114704629X00720000308_046 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 上田清司 | うえだきよし | 民主党 | None | None | 46 | ○上田(清)委員 ちょっと私には理解できない部分があります。新しくできた銀行もまた破綻したら、受け継いだ銀行の前のところだけが追及されるというのも何かわけのわからない話で、これはもう時間がありませんので、また改めて細かく事務的にもお伺いしたいと思っております。
それから、本当に時間がなくなってしまいましたが、鳴り物入りでやりました特定合併の、なみはや、福徳、なにわ、これは後から見ても資産内容が極めて劣悪な状況にあった二銀行に、資本注入というか資金を贈与しながら、なみはや銀行をつくって、この大蔵委員会の席でも再三再四その根拠を述べよと言っても根拠もわからない、明確に答えることもできない、とにかく合併というとにかく論で押し切った経緯... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/46 |
114704629X00720000308_047 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 金子一義 | かねこかずよし | 自由民主党 | None | None | 47 | ○金子委員長 次に、矢島恒夫君。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/47 |
114704629X00720000308_048 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 48 | ○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。
早速ですが、谷垣大臣にお聞きしたいと思います。
大臣は今月三日の記者会見の中で、破綻した幸福銀行から政治献金を得ていたということが判明したので二十九日に全額返した、こう述べておられるわけですが、幸福銀行からの献金というのは、金額が幾らで、どんないきさつから政治献金を受けるようになられたか、お答えいただきたいと思います。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/48 |
114704629X00720000308_049 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 谷垣禎一 | たにがきさだかず | 自由民主党 | 金融再生委員会委員長 | None | 49 | ○谷垣国務大臣 再生委員長に就任しましてから、こういう職務を担当いたしますので、私の秘書に命じまして、今までどういう関連のところから政治献金を受け取ったのか少し精査をしてみろということで調べてみましたら、五年前の平成七年、八月であったと記憶いたしますが、五十万円幸福銀行から政治献金を受けておりました。その後、幸福銀行は破綻をいたしまして、今、金融整理管財人が派遣されている。こういうことを考えますと、今の私がこれをこのまま放置しておくのは適切ではないと考えまして、二十九日に返却をいたしました。
五年前のことですので、私もどういうことでこの政治献金を受けたのかはっきりした記憶がございませんが、このとき限りで、その前にもいただいた記録... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/49 |
114704629X00720000308_050 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 50 | ○矢島委員 今お話があったように、平成七年政治資金報告書によりますと、あなたの資金管理団体である政経文化研究会というところに、寄附の団体分として千四百四十六万円ある、その内訳という中に幸福銀行五十万円という記載がございます。
今大臣は、この一回だけでとおっしゃられました。平成七年というのは、ちょうど政治資金規正法が改正されまして、五万円以上についてはすべて団体名も個人名も記載する。その前の年の平成六年というのは、まだこれは百万円という境だったわけです。団体分としてそのときの政経文化研究会へは千百七十五万円寄附があるわけですけれども、そのほとんどが百万円以下ということで、団体名はすべて記載されておりません。その中にもない、この一回... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/50 |
114704629X00720000308_051 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 谷垣禎一 | たにがきさだかず | 自由民主党 | 金融再生委員会委員長 | None | 51 | ○谷垣国務大臣 その一回限りだと思います。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/51 |
114704629X00720000308_052 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 52 | ○矢島委員 そのほかの金融機関からの寄附というのはございますか。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/52 |
114704629X00720000308_053 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 谷垣禎一 | たにがきさだかず | 自由民主党 | 金融再生委員会委員長 | None | 53 | ○谷垣国務大臣 私、余り金融機関と従来おつき合いがなかったのですが、全くなかったわけではございません。いずれも政治資金法上適正な処置をしておりましたが、今回こういう職につきましたことにかんがみまして、すべて返却をいたしました。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/53 |
114704629X00720000308_054 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 54 | ○矢島委員 金融再生委員長という要職につかれました。金融機関を直接に所管する立場になられたわけであります。そういう意味からも、みずからの公正さというのを内外に鮮明にする必要があると思います。
そういう意味から、金融機関から政治献金は受け取らないのだということを明確にできますか。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/54 |
114704629X00720000308_055 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 谷垣禎一 | たにがきさだかず | 自由民主党 | 金融再生委員会委員長 | None | 55 | ○谷垣国務大臣 私がこの職についております間、そういうことは私は慎むべきである、こう考えております。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/55 |
114704629X00720000308_056 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 56 | ○矢島委員 私は、ぜひそういう立場で金融行政の任に当たってもらいたいと思います。
そこで、次の質問に移ります。長銀の旧経営陣の責任の問題でお聞きしたいと思います。
私は、国民の負担はなるべく少なくするという方向、できれば国民の負担ではなくて、まずはこの業界や経営陣に応分の負担を求めるのが本筋だと思っております。国民負担をここまで膨らませた長銀の旧経営陣、これへの責任追及はどうなっているかという問題です。せめて退職金ぐらいは返すべきだという声にこたえているのか、どの程度返還されているのか、お答えいただきたいと思います。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/56 |
114704629X00720000308_057 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 谷垣禎一 | たにがきさだかず | 自由民主党 | 金融再生委員会委員長 | None | 57 | ○谷垣国務大臣 今退職金のことをおっしゃいましたけれども、旧経営陣が、頭取経験者及び平成元年以降に退職した代表取締役経験者二十三名おられます。故人は除きますが、その二十三名で支給された額は、税引き後の手取りでございますと、二十九億九千三百万でございます。その中から五億五千五百万円が返還を受けているということでございます。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/57 |
114704629X00720000308_058 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 58 | ○矢島委員 その旧経営陣の中の筆頭であるところの日本長期信用銀行の杉浦元頭取が、平成四年度に受け取った退職金九億三千万円のうち、納税額を除いた手取り分五億ないし六億を同行に返還する見通しとなった、こういう新聞報道記事もあります。同時に、そこには、今大臣が言われたように、二十三人の代表権を持つ取締役についても総額三十億円の退職金を返還するよう要請したという記事もございました。今答弁にありましたように、二十九億九千三百万円のうち、返還されたのは五億五千五百万円、大体一九%程度、二割にも達していない。
そこで、一体だれがどのような方法で返還の要請をしてきたのか、その辺を明確にされたいと思うのです。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/58 |
114704629X00720000308_059 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 谷垣禎一 | たにがきさだかず | 自由民主党 | 金融再生委員会委員長 | None | 59 | ○谷垣国務大臣 長銀の旧経営陣の退職慰労金の返還につきましては、長銀が金融再生法に基づいて作成して、金融再生委員会が承認した経営合理化計画、これに基づきまして、先ほど申しましたように、頭取経験者及び平成元年以降に退任した代表取締役、故人を除く二十三名に対して、退職慰労金の自主的な返還ということで、ついこの間、特別公的管理はおしまいでございましたが、特別公的管理の長銀がかつての経営陣に請求をしていたものでございます。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/59 |
114704629X00720000308_060 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 60 | ○矢島委員 金融再生委員会の運営の基本方針というのがありますが、たしか昨年の一月二十日ごろでき上がっている方針だと思います。この中にも、破綻した金融機関の経営者に対しては厳格な責任追及を行うとなっているわけですね。
今のお話ですと、実際に返還のための見るべき努力もしていないのじゃないか。何でも国民にツケを回すのでは、国民は納得しない。少なくとも、退職金を返すんだと言って、三十億になるんだと言ったのだから、それに近い数が出てきて当然だろうと思うのですが、二割にも満たない返還で終わりになっている。
こういう状況について、大臣はどのようにお考えですか。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/60 |
114704629X00720000308_061 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 谷垣禎一 | たにがきさだかず | 自由民主党 | 金融再生委員会委員長 | None | 61 | ○谷垣国務大臣 今、この退職金の返還というのは、民事、刑事の責任追及というのとはまた別の範疇に属するものでございまして、自主的、自発的な部分によらざるを得ない性格のものだろうと思うのです。
そういう中で、先ほど申し上げた金額は、当事者としてはそれなりの努力を払ったものだろうとは思いますけれども、率直に申し上げて、これだけの公的資金を投入して、債権の全額保護、負債の全額保護というものを図って、国民経済への破壊的なインパクトを避けるように一生懸命みんなで努力をしてきたわけでございますから、そういう点から見ると、果たして十分な数字と言えるかどうかということに関しては、私も首をかしげる面がございます。しかしながら、これはあくまで、法的な... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/61 |
114704629X00720000308_062 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 62 | ○矢島委員 もちろん、この退職金の返還というのが、法的な根拠、民事や刑事と違うということは十分承知していますし、自主的なものであることも承知しております。おりますけれども、国民感情としては、あれだけ公的資金を投入して国民に迷惑をかけながら、これで終わりになってしまうのかという率直な感じがあるということです。
日債銀についても、これは今後の問題も含めて、やはり退職金について、可能な限りというとあれですが、全額返還させるという方向などについても御研究いただきたい、こういうことだけ申し上げておきたいと思います。
つまり、破綻処理というのはやはり国民負担というのを最小限にとどめる、こういうことが基本にあるわけであります。退職金を返還... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/62 |
114704629X00720000308_063 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 谷垣禎一 | たにがきさだかず | 自由民主党 | 金融再生委員会委員長 | None | 63 | ○谷垣国務大臣 長銀につきましては、去る二月三日、平成八年及び九年に受けました計三千六百九十六万円の寄附、これは国民政治協会に対してでございますが、これを返却されております。また、日債銀からのものに関しては、同じく平成八年及び九年に受けた計三千六百九十六万円、すべて返還されたものと承知をしております。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/63 |
114704629X00720000308_064 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 64 | ○矢島委員 そうしますと、二月三日ということですので、この返却分は、長銀の方について言いますと三千六百九十六万円というのは、譲渡契約を交わしたあのリップルウッドグループの側に渡るということはないわけですね。返却したのはその分だけ国民負担が軽くなる、こう考えてよろしいですか。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/64 |
114704629X00720000308_065 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 65 | ○森政府参考人 お答え申し上げます。
そのとおりでございます。特公管期間中の損失額を縮める効果がございました。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/65 |
114704629X00720000308_066 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 66 | ○矢島委員 日債銀につきましては、現在、譲渡先が決まって譲渡条件の交渉が行われていると思いますが、国民負担の最小化の原則というのを貫くことを強く要求しておきたいと思います。
次に、瑕疵担保特約の問題でお聞きしたいと思います。
前回、二十九日に私この問題でお尋ねしたわけですが、何分にも時間の関係ですべてをお聞きすることができませんでした。その二月二十九日の当委員会で私が、正常先と見たものがその後おかしくなった、これも瑕疵とみなすのかという質問に対しまして、森事務局長は、譲渡時に渡す資産一覧表を添えて向こうに渡します、その中に例えばただいま先生がおっしゃったような企業が入っているならば、それは三年の間、瑕疵であるかどうかの判定の... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/66 |
114704629X00720000308_067 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 67 | ○森政府参考人 お答え申し上げます。
資産判定基準、これは既に公表してございますけれども、その基準では、正常先は原則として適資産でございますし、要注意先はA、B、C、三つに分けまして、Aは当然、適資産でございます。破綻懸念先、実質破綻先、破綻先、これは基本的に不適でございます。そういうものを前提とした上で、ただいま委員のおっしゃられました一覧表の中には、正常先につきましては正常とあるわけでございます。それ以上の理由はございません。
ところが、要注意先のB、Cになりますと、それぞれ当該企業の経営合理化計画等を見て、ここは例えば繰越損失はあっても三年内に回復する見込みがあるから適資産にするとか、そういうことが書いてございまして、... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/67 |
114704629X00720000308_068 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 68 | ○矢島委員 そうしますと、この株式売買契約書の「瑕疵の定義」というところを見ますと、「再生委が「長銀が引き続き保有することが適当」と判定した根拠について、基準日から三年以内に変更が生じたか、又は、真実でなくなったことが判明したことを言い、」と以下書いてあります。
しかし、今の答弁ですと、正常先債権については判定した根拠が書かれていないわけですね。そうしますと、預金保険機構は、それは譲渡以前の瑕疵ではないとか、あるいはNLPまたは新長銀の責めに帰すべきものだ、こういうことで、検討したり、あるいは相手と争ったり、そういうこともできなくなる。この株式売買契約書の素直な読み方ではそうなるのかと思うのですが、そういうことですか。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/68 |
114704629X00720000308_069 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 69 | ○森政府参考人 お答え申し上げます。
確かに、正常先については、なぜ適資産かというのは、いわば正常であるということが適資産の理由になっているわけでございますけれども、そのために最終契約では、正常先が、いわばもともと適資産と判定したことに瑕疵があるかどうかの問題でございますから、どういう場合に瑕疵があるのかということについて推定規定を設けました。
それは、例えば正常先と再生委員会が判定した企業がその後、つまり譲渡後、元本または利息の三カ月以上の延滞を起こしたとか、実質債務超過または繰越損失の発生だとか、あるいは貸し出し条件緩和の要請をしてきたとか、こうした場合には、金融再生委員会の正常という判定に瑕疵があったということで、瑕疵... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/69 |
114704629X00720000308_070 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 70 | ○矢島委員 これからどれだけ瑕疵担保として買い取らなければならなくなるのか。これは将来の国民負担にかかわる重要な問題で、先ほど事務局長が言われたように、正常先債権でも四つの推定規定というものに該当する場合には瑕疵となる、こういうわけですね。ですから、私がここでぜひお願いしたいのは、この瑕疵担保についての検討をするためにも、先ほど事務局長が言われた譲渡時に相手側に渡した譲り渡し資産の一覧表、これをぜひ資料として当委員会に提出していただきたいと思うのですが、いかがですか。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/70 |
114704629X00720000308_071 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 71 | ○森政府参考人 お答え申し上げます。
特別公的管理銀行でありました長銀は、三月一日をもって譲渡実行が行われ、新生長銀にすべて適資産は承継されたわけでございまして、現在の新生長銀と申しますのは、いわばもう特別公的管理ではない通常の民間銀行でございます。そういう民間銀行のいわば取引先の中身について、それを明らかにするということは、いろいろな取引等に影響が出るという観点から、当方としては控えさせていただきたい、そのように思う次第でございます。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/71 |
114704629X00720000308_072 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 72 | ○矢島委員 そもそもその一覧表をつくって渡したのはこっちなのですよね。では、百歩譲って相手側に渡したそのものでなくてもいいです。せめて、譲渡された債権について、債務者の区分別一覧表、つまり区分別の件数あるいはその割合、こういうものの資料はいただけますか。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/72 |
114704629X00720000308_073 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 金子一義 | かねこかずよし | 自由民主党 | None | None | 73 | ○金子委員長 矢島委員、区分別というのはどういう意味ですか。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/73 |
114704629X00720000308_074 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 74 | ○矢島委員 一つの区分の中の件数ですから、こういうのが何件ある、こういうのが何件あるという件数、あるいは全体の中で二〇%はそういうものがありますよ、こういう資料です。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/74 |
114704629X00720000308_075 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 75 | ○森政府参考人 お答え申し上げます。
実は、以前にもそのような御要請を受けました。当方もいろいろ検討したのでございますけれども、長銀の場合、取引先数、七千ぐらいでございます。先生が御指摘したのは、正常先がそのうちの何先か、要注意先A、B、C、あるいは破綻懸念先、そういうことかと思いますけれども、長銀につきましては、マスメディアでいろいろ言われておりまして、仮にパーセントであれ先数であれ、それが出ますと何となく特定されてしまうというリスクもございまして、また一般的に、一般の銀行も確かにリスク管理債権だとか金融再生法開示債権、そういう不良債権を公表しておりますが、これは取引先数ではなくて債権額で公表しております。そういうものとの対比... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/75 |
114704629X00720000308_076 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 76 | ○矢島委員 私は、相手側に渡したそのものを資料として出せなんということを言ったのではないのです、百歩譲ったのですから。この債務者の区分一覧表、要するに件数とか割合、名前が出るわけではないのですよ、どこの企業のどういうものだということが。だから、そういう資料を提出しろということを要求したのですよ。こういう資料がなかったら、これから三年間あるわけですから、そういう問題に対して国会として十分責任が果たせないですよ。
委員長、お願いがあるのですが、この債務者の区分一覧表をまとめたものを本委員会に提出するかどうか、そのことについてぜひ取り計らっていただきたい。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/76 |
114704629X00720000308_077 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 金子一義 | かねこかずよし | 自由民主党 | None | None | 77 | ○金子委員長 既に理事会でもこの問題を一度協議したことがあると思いますけれども、改めて理事会でまた取り上げて、議論していただきたいと思います。
この件に関して、事務局長、何か発言はありますか。あればどうぞ。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/77 |
114704629X00720000308_078 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 78 | ○森政府参考人 もちろん御要請があれば再度検討させていただきますけれども、先ほど申しましたとおり、かなりいろいろ債務者区分によっては非常に小さな数字が出てくる。そうすると、いろいろマスメディア段階では、ここはどこの企業だというような話にもなり得るもので、そういうことで、今の経済の現況のもとでそういう意味での余り混乱を起こしたくないという気持ちから、ぜひ差し控えさせていただきたいというふうに思います。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/78 |
114704629X00720000308_079 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 79 | ○矢島委員 私が言うのは、これは委員長の方で、理事会で相談していただけばいいのですが、マスメディアがどうのこうのという話、そこまで考えるのか、それとも、それをでは別の方法で何かこの資料を見ることができるような状況もあるのか、そんなものも含めていろいろ理事会で御検討をよろしくお願いしたいと思います。
次の質問に入ります。
ことし二月に長銀の資産を判定するときに、正常先債権、基準をつくったわけですね。「正常先とは、業況が良好であり、かつ、財務内容にも特段の問題がないと認められる債務者をいう。」こうなっています。つまり、こういう正常先が三年間に、先ほど事務局長が言った推定規定、これに該当した。その当時の判断が悪いから責任をとれとい... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/79 |
114704629X00720000308_080 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 80 | ○森政府参考人 再生委員会におきまして、金融再生法に従いまして、いわば適資産と不適資産の仕分け作業をいたしました。その際には、正確に申し上げれば、債権ごとではなくて債務者ごとに債権を束ねまして、債務者の健全性をはかった次第でございます。そして、公表しております資産判定基準に基づきまして、適の債務者、不適の債務者に分けたわけでございまして、当方、長銀の譲渡に際しまして、瑕疵担保の法理に従った特約というものを考えましたのも、金融再生法が、そういう適、不適を再生委員会が判定しろと。通常は、MアンドAでございましたら受け皿の方がデューデリをするのを再生委員会の方がデューデリをしているわけでございますので、いわばその責任を明確にするという考え... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/80 |
114704629X00720000308_081 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 81 | ○矢島委員 どうも今の説明ですべて納得するわけにはいきません。正常先債権ですらこのように推定されるわけでしょう。先ほど事務局長は、債務者別に適だとか判定していったのだと。しかし、それを判定するためには、やはりそれぞれの債務についてきちんと見たのだろうと思うのですが、それを繰り返してやると、もう時間がなくなりました。
そこで、例えば、あえて熊谷組とは言いませんが、再建計画を立てた。しかし、この三月末の状況ではとてもその計画を維持できそうにない、そこで再建計画の達成が不可能になった、これは瑕疵ですか。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/81 |
114704629X00720000308_082 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 82 | ○森政府参考人 お答え申し上げます。
ただいま先生がおっしゃられた例につきまして、三月末でおかしくなったということかと思いますけれども、そういう例で申し上げれば、それが適資産として判定されて、新生長銀に引き継がれたものである、そして、その適資産の判定というのは当然譲渡前にしていたわけでございまして、それが譲渡後において正常でございましたら、先ほど言った推定規定が働く。要注意先のB、Cでございましたら、それぞれの理由がその理由どおりにならなくなった、例えば、繰り越しが回復するだろうという理由がそうではなくなったとか、そういうことであれば、それは瑕疵になるということでございます。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/82 |
114704629X00720000308_083 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 83 | ○矢島委員 どうも納得できない。これはどんどん、どこまで国民の負担が多くなるかわからない。長銀が一時国有化された際に、金融再生委員会は、長銀の貸出先について、引き続き長銀が保有するものとRCCに送って処理するものと分けたわけです。保有し続ける融資先の中には、ゼネコンや流通関係の問題企業が含まれているのですよ。これらのバブルに踊った問題企業の融資リスクを、貸出関連資産の瑕疵担保といって国民が負担しなければならないということは全く許せない。
長銀が保有している資産は約十兆円と言われています。このうち瑕疵担保特約で買い戻す資産が例えば一割にとどまったとしても、一兆円の負担になるわけですよ。これを公的資金で買い取る、こういうことを合意し... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/83 |
114704629X00720000308_084 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 84 | ○森政府参考人 お答え申し上げます。
ちょっと言葉足らずだったかもしれませんけれども、単なる瑕疵であっただけでは要件が十分でございません。先生百も御承知で御質問されていると思いますけれども、プラス二割減価というものがつくわけでございます。
その上で、将来確かに瑕疵のあった債権が出てきた、それが当初簿価に比べて、当初簿価と申しますのは、いわゆる簿価マイナス引当金、これで考えます、これに比べて、そのときの、つまり将来判定する時点での簿価マイナス引当金、その引当金というのは、より債務者区分が落ちるわけですから大きくなるわけですけれども、その比率で二割落ちているかどうかを見るわけでございます。その結果、もし二割以上であった場合には、... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/84 |
114704629X00720000308_085 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 85 | ○矢島委員 本当に言いなり、至れり尽くせり、国民の負担の増大、こういうことは全く許せないわけですが、株式の含み益で資本増強をやった、そして譲渡後にも新たな資本注入をやりました、もう申請が出されました。今、これと同じやり方を日債銀の譲渡でもやろうとしている。こんな譲渡の仕方はやめるべきだ。
時間が来てしまいました。私は、このことを強く要求して、終わります。
————◇————— | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/85 |
114704629X00720000308_086 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 金子一義 | かねこかずよし | 自由民主党 | None | None | 86 | ○金子委員長 次に、内閣提出、国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案及び関税定率法等の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。大蔵大臣宮澤喜一君。
—————————————
国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案
関税定率法等の一部を改正する法律案
〔本号末尾に掲載〕
————————————— | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/86 |
114704629X00720000308_087 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 宮澤喜一 | みやざわきいち | 自由民主党 | 大蔵大臣 | None | 87 | ○宮澤国務大臣 ただいま議題となりました国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案及び関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。
まず、国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。
国家公務員等の旅費に関する法律につきましては、最近の国際航空路線における運賃体系の変化等に対応するとともに、行政コストの削減を図るため、外国旅行における航空賃の支給基準の改定等を行うこととし、本法律案を提出した次第であります。
以下、この法律案につきまして御説明申し上げます。
国家公務員等の外国旅行における航空賃について、運賃の等級を三以上... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/87 |
114704629X00720000308_088 | 114704629X00720000308 | 2,000 | 2000-03-08 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第7号 | None | 金子一義 | かねこかずよし | 自由民主党 | None | None | 88 | ○金子委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る十四日火曜日委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時二十九分散会 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00720000308/88 |
114704629X00620000229_000 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 会議録情報 | None | None | None | None | 0 | 平成十二年二月二十九日(火曜日)
午後四時四十五分開議
出席委員
委員長 金子 一義君
理事 衛藤征士郎君 理事 鴨下 一郎君
理事 根本 匠君 理事 渡辺 喜美君
理事 上田 清司君 理事 北橋 健治君
理事 石井 啓一君 理事 鈴木 淑夫君
石原 伸晃君 大石 秀政君
大野 功統君 河井 克行君
桜井 新君 桜田 義孝君
塩谷 立君 下村 博文君
砂田 圭佑君 高市 早苗君
西川 公也君 林 幹雄君
宮本 一三君 村井 仁君
村上誠一郎君 渡辺 博道君
岡田 克也君 鍵田 節哉君
河村たかし君 木幡 弘道君
末松 義規君 仙谷 由人君
中川 正春君 中山... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/0 |
114704629X00620000229_001 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 金子一義 | かねこかずよし | 自由民主党 | None | None | 1 | ○金子委員長
この際、今般就任されました谷垣金融再生委員会委員長より発言を求められておりますので、これを許します。金融再生委員会委員長谷垣禎一君。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/1 |
114704629X00620000229_002 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 谷垣禎一 | たにがきさだかず | 自由民主党 | 金融再生委員会委員長 | None | 2 | ○谷垣国務大臣 このたび、金融再生委員長を拝命いたしました谷垣禎一でございます。
金融行政大変重大な折、このような仕事を引き受けまして、大変重責を感じております。
どうぞよろしくお願いを申し上げます。
————◇————— | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/2 |
114704629X00620000229_003 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 金子一義 | かねこかずよし | 自由民主党 | None | None | 3 | ○金子委員長 内閣提出、平成十二年度における公債の発行の特例に関する法律案、租税特別措置法等の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び第百四十六回国会、大畠章宏君外三名提出、租税特別措置法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
各案審査のため、本日、政府参考人として金融再生委員会事務局長森昭治君、金融監督庁検査部長五味廣文君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/3 |
114704629X00620000229_004 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 金子一義 | かねこかずよし | 自由民主党 | None | None | 4 | ○金子委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
————————————— | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/4 |
114704629X00620000229_005 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 金子一義 | かねこかずよし | 自由民主党 | None | None | 5 | ○金子委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。佐々木憲昭君。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/5 |
114704629X00620000229_006 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 佐々木憲昭 | ささきけんしょう | 日本共産党 | None | None | 6 | ○佐々木(憲)委員 日本共産党の佐々木憲昭でございます。
きょうは、谷垣新大臣が大蔵委員会に初めて御出席をされていますので、幾つか御質問をさせていただきたいと思います。
越智前大臣は、自分の発言について責任をとって辞任をされました。前大臣の辞任について、谷垣大臣はどのように受けとめておられるか。まず、この点についてお聞きをしたいと思います。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/6 |
114704629X00620000229_007 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 谷垣禎一 | たにがきさだかず | 自由民主党 | 金融再生委員会委員長 | None | 7 | ○谷垣国務大臣 越智前委員長は、金融行政について大変明るい方で、私も、いろいろ越智前委員長から今まで教えていただいたことがあるわけでございますが、今の金融をめぐる情勢を十分御存じの方でございますから、私は、直接大蔵委員会等での越智委員長の答弁は伺っていないのでありますが、越智委員長の真意と違ったところで、今の金融行政に何か透明、公正に進めていくというのとはちょっと違うところがあるような印象を、誤解をもし与えたとすれば大変残念なことであった、そういうことで越智委員長はあのような決断をされたのであろう、こういうふうに思っております。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/7 |
114704629X00620000229_008 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 佐々木憲昭 | ささきけんしょう | 日本共産党 | None | None | 8 | ○佐々木(憲)委員 真意と違ったところで発言をされ誤解を与えた、このようにおっしゃいましたが、問題は、そのような認識でよろしいのかどうかということでございまして、越智発言は、二月十九日に栃木県塩原町のホテルで開かれた、自民党代議士の国政報告会の一環としてセットされた金融関係者への講演で行われたものでございます。一般的な講演会ではございません。特定の議員を支援するための集まりでそのような発言をされたわけでございます。
そこで、前大臣はこうおっしゃっているのですね。私の下に金融監督庁がある、こう言ったり、私のところには、全国の信用金庫と信用組合の一覧表をつくって、三カ月に一遍チェックしています、こう述べております。その上で、こちらに... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/8 |
114704629X00620000229_009 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 谷垣禎一 | たにがきさだかず | 自由民主党 | 金融再生委員会委員長 | None | 9 | ○谷垣国務大臣 私は越智委員長自身ではありませんので、越智さんの真意を十分に私が申し上げるというわけにもいきませんけれども、要するに、私も金融再生委員長になりまして改めて金融再生委員会それから金融監督庁、金融監督のそれぞれの検査の権限のあり方というものをもう一回勉強し直してみたわけでございます。
このことは既に官房長官が政府の統一見解としておっしゃっているところでございますけれども、条文上、法文上は検査は金融再生委員会の権限となっているわけでありますが、しかし、それは実際上金融監督庁に委任をしているという関係になって、ふだんは細かなことは言わぬという仕組みになっているわけですね。
それで、金融監督庁は御承知のように、これは官... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/9 |
114704629X00620000229_010 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 佐々木憲昭 | ささきけんしょう | 日本共産党 | None | None | 10 | ○佐々木(憲)委員 今、金融再生委員会が監督庁に対して指揮監督権を持っているということをお認めになった上で、合議体であると。しかし合議体ではあっても、その最高責任者は担当大臣であるということは明確でありまして、再生委員長でありますから。ですから、そういう意味で、指揮監督権限を持っている最高責任者が、あたかも個別に言ってくれば自分が何とかしてやるよといういわば利益誘導的、地位利用的発言をされた、そこに問題があったというふうに思うわけであります。
それ以外にも前大臣は、公的資金の注入に関してこうおっしゃっています。危なかったら早く言ってもらいたい、金を僕らが出せるのはあと二年しかないと言っています。蓮実代議士に対して、音頭をとって栃... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/10 |
114704629X00620000229_011 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 谷垣禎一 | たにがきさだかず | 自由民主党 | 金融再生委員会委員長 | None | 11 | ○谷垣国務大臣 資本注入をいたしますときの公的資金が大臣のポケットマネーでないなどということは当たり前のことでございまして、私は、そんな認識は毛頭持っておりません。
そしてそれに加えまして、これも申し上げるまでもないことでございますけれども、資本注入をいたしますときは、これは申請主義でございます。当事者が、自分のところの体力の強化あるいは地域において健全に金融の機能を果たしていくためにはそういうことが必要である、自己資本をもう少しふやしていくことが必要である、こういうふうに判断して初めて申請が出てきて、その出てきた申請を私どものところできちっと審査をしてやるということでございますから、無理やりやれというようなものでもないし、だれ... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/11 |
114704629X00620000229_012 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 佐々木憲昭 | ささきけんしょう | 日本共産党 | None | None | 12 | ○佐々木(憲)委員 谷垣大臣は、あくまでも公平、公正にというふうにおっしゃいました。資本注入あるいは検査の問題について、これを利用して地位利用するとか、利益誘導するとか、そういうことは一切しない、公平な立場で対応するというふうに私はぜひやってもらいたいと思いますけれども、もう一度これを確約していただきたい。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/12 |
114704629X00620000229_013 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 谷垣禎一 | たにがきさだかず | 自由民主党 | 金融再生委員会委員長 | None | 13 | ○谷垣国務大臣 私どもが所管しております法に従ってきちっとやりたい、このように覚悟を新たにしております。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/13 |
114704629X00620000229_014 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 佐々木憲昭 | ささきけんしょう | 日本共産党 | None | None | 14 | ○佐々木(憲)委員 私は、信金、信組の問題というのは地域経済にとって極めて重要な役割を果たしていると思っております。したがって、大銀行と同じような自己資本比率を当てはめて、その基準で輪切りにして切り捨ててしまう、こういうやり方には反対であります。そんなことをしますと、信金、信組はもうばたばたつぶれてしまう。やはり、国際的な分野で活動する大手の銀行と地域密着型の中小金融機関というのは、これは区別して扱うというのは当然のことだというふうに私は思います。
しかし、そのことと、それを利用して何か地位利用で利益誘導を図っていくということと、これは全く別問題でありまして、谷垣大臣に確認をしたいのですけれども、信金、信組が地域経済に果たしてい... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/14 |
114704629X00620000229_015 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 谷垣禎一 | たにがきさだかず | 自由民主党 | 金融再生委員会委員長 | None | 15 | ○谷垣国務大臣 今おっしゃった信金、信組というのは大変地域に密着して、地域の方々の経済活動や生活に密着したものであって、我が国の地域経済にとって重要な役割を果たしておるところが多いわけですね。それはおのずから都銀等の大銀行と違うではないかという御趣旨だと思います。
それで、今、これは実は政務次官に答えていただくべき分野なのですが、我々の金融検査マニュアルというのがございます。この金融検査マニュアルについて、別なものをつくれ、こういう御議論ももちろんないわけではないのですけれども、私どもはそれは必要はないと思っております。
そして、金融検査マニュアルの中に、やはり画一的な運用は、ちょっと私、着任したばかりで、金融検査マニュアル... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/15 |
114704629X00620000229_016 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 佐々木憲昭 | ささきけんしょう | 日本共産党 | None | None | 16 | ○佐々木(憲)委員 地域金融機関というのはその地域の中小企業、地域経済にとって非常に重要な役割を果たしております。したがいまして、大手と同じように一律に基準を当てはめてやっていくということになりますと、地域経済にとっても大変重大な事態を結果としてもたらしかねない。
その点について十分配慮をされることを最後に要望いたしまして、時間が参りましたので終わりたいと思います。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/16 |
114704629X00620000229_017 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 金子一義 | かねこかずよし | 自由民主党 | None | None | 17 | ○金子委員長 次に、矢島恒夫君。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/17 |
114704629X00620000229_018 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 18 | ○矢島委員 一昨年、九八年にあの金融国会の中で、銀行支援六十兆円枠というのが決まりました。それからわずか一年余りですけれども、過去最悪の借金予算の中で、銀行への公的資金枠が十兆円上積みされる。たびたび話題になっていることですけれども、小渕政権になって、国と地方合わせて百一兆円、こんなにも借金がふえた。その中で最大の金食い虫は金融機関ということが言える状況にあると思います。十三兆円が銀行破綻の穴埋めに使われるわけであります。こういう状況に対して、経済誌の中でも、金融危機は既に公的資金の乱発などによって財政危機へと変質してきていると指摘しているわけです。
そこで、この六十兆円の銀行支援の問題で質問したいと思います。
ことしの一月... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/18 |
114704629X00620000229_019 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 19 | ○森政府参考人 お答え申し上げます。
九七年以降の金融機関の破綻処理につきまして、預金保険機構により行われました金銭贈与の総額は、昨日現在、すなわち昨日日長銀につきましての金銭贈与を行いましたものですから、昨日を含めまして八兆六千百五十億円でございます。
このうち、保険料収入によって賄われるもの、すなわち金融機関全体からの保険料収入によって賄われるもの以外の公的資金使用額、これが先生御質問のところかと思いまして、すなわち、言葉をかえれば交付国債償還額ということにもなるわけでございますけれども、その額は四兆七千八百四億円でございます。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/19 |
114704629X00620000229_020 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 20 | ○矢島委員 今後、国民銀行あるいは幸福銀行、東京相和あるいはなみはや銀行や新潟中央、いろいろとこれらの破綻銀行に対して巨額の公的資金が投入されるということははっきりしているわけです。
そこで、また再生委員会に聞きますが、森事務局長で結構ですが、長銀処理に使われた公的資金、既にきょう終わっておるわけですが、返ってこないもの、それから返る可能性のあるもの、これは最終的に一体幾らになったのか、各勘定ごとに示していただきたい。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/20 |
114704629X00620000229_021 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 21 | ○森政府参考人 お答え申し上げます。
長銀に絞っての御質問かと思いますけれども、長銀に絞りますと、まず特例業務勘定のうちの特例業務基金、これが七兆の枠をいただいております交付国債による償還でございますけれども、それにより充てられました長銀のロス補てん額は三兆二千二百四十四億円でございます。ただし、この中には、長期信用銀行はほとんどの資金調達を金融債で行っていましたが、一部預金もございましたので、預金の部分については一千万円以下のペイオフコスト内の部分は一般保険料からカバーされることになっていますが、その部分が少しございます。ただ、全体は三兆二千二百四十四億円でございます。
さらに、金融再生勘定から支払われました分、これは長銀... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/21 |
114704629X00620000229_022 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 22 | ○矢島委員 今内訳を言われたわけですが、そうすると、いわゆる銀行の保険料による負担というのは多分百四十六億円だと思うのです。全体のわずか〇・四%にもならないわけです。預金者保護と言ってきたけれども、まさに九九・六%というのはいずれも公的資金の枠内でやっていく、それが銀行への支援という形になる。銀行業界のための公的資金の投入だと言わざるを得ないと私は思います。
そこで、大蔵大臣にお聞きするのですが、提案されている予算の中の十兆円の公的資金の積み増しのうち、六兆円は交付国債の上積みだと思います。まさに長銀の放漫経営、そしてこの間にもいろいろ論議されたように、これを隠してきた大蔵省の責任、その結果長銀が破綻した、さらに一時国有化した、... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/22 |
114704629X00620000229_023 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 宮澤喜一 | みやざわきいち | 自由民主党 | 大蔵大臣 | None | 23 | ○宮澤国務大臣 お答えとしては、私はそれでよろしいと思うのですが、これは御記憶のように、一昨年の国会で両院で非常に御議論がありまして、こういう方式が編み出されたわけでございますね。院のお決めになられました法律に基づいていたしました行政ですから、今の段階で私はそれについて批判がましいことを申し上げるのは適当でないと実は思っております。
が、お尋ねでございますから、小渕内閣ができましたのが一昨年の八月でございますが、小渕首相と私もかかわりましたが、長銀がある信託銀行と合併の話がありまして、これを小渕さん、私が推進したことに当時大変御批判がございました。非常に御批判がありまして、そういうことはむしろよき行政ではないという御批判が、主と... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/23 |
114704629X00620000229_024 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 24 | ○矢島委員 谷垣再生委員長に聞きたいのですが、再生委員会というのは国会の承認のもとに設置が決まりました。そのもとで仕事をしてきているわけであります。国会で決めたのは、交付国債七兆円というのを決めたわけであります。ですから、つまり、この七兆円というのは国会の意思であったわけであります。当初はこの七兆円で賄うつもりで来た、しかし足らなくなったから積み増しだと。余りにも無責任だと私は思うのです。つまり、また足らなくなったらまた積み増しか、こういう論議もあるわけです。
今度の六兆円の積み増しで、大体いつまで賄うつもりでいらっしゃるのですか。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/24 |
114704629X00620000229_025 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 谷垣禎一 | たにがきさだかず | 自由民主党 | 金融再生委員会委員長 | None | 25 | ○谷垣国務大臣 積み増しは余りにも無責任であるという御指摘でございますが、今宮澤大蔵大臣が二年前のことを思い出されて、当時の経緯をいろいろお話しになりまして、私もあの当時は大蔵大臣のもとで政務次官を務めておりましたので、いまだにきのうのことのような気がするわけでございます。
それで、この金融再生委員会ができまして、その金融再生委員会にやはり各分野の練達な方にお入りをいただいて、それぞれ衆知を集めて御議論もいただき、そしてこれは時間を置くとだんだんロスもふえてくるわけでございますから、いろいろな御苦労の中で今日こういう形になった。
私は、そういう意味では、この三兆六千億というのは巨額な金でございますけれども、特別公的管理という... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/25 |
114704629X00620000229_026 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 26 | ○矢島委員 紀北信用組合までの処理で二兆八千七百億円ぐらいですか、それから長銀へ三兆六千億円、これで六兆四千七百億円ですから、残りはもうほんのわずかしか残っていないというのが今日の状況だろうと思います。
そういう中で、先ほど来、越智前委員長の栃木での講演の中身がいろいろ取りざたされておりますが、その中で、きょうの予算委員会でもありましたが、まだ私のところからお金が出せるんですよ、いわゆる六十兆円、また伸ばして十兆円つけたんです、そんなに使っちゃいません、くれたお金が一兆五千、貸したお金が十五兆、今のうちにだめなものは言ってきてください、こういう発言そのものも極めて重大ですけれども、十兆円つけたのですと言う。
それから、もう一... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/26 |
114704629X00620000229_027 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 宮澤喜一 | みやざわきいち | 自由民主党 | 大蔵大臣 | None | 27 | ○宮澤国務大臣 裏からお答えを申し上げますと、十二年度の予算を編成いたしますときに、あとどのぐらい積み増せばよろしいだろうかということを、正確にはわからないことでございますけれども、まあ大体、金融監督庁も、また大蔵省も、大きなケースがあるかとかないかとかいうことは、ある程度の予想ができることでございますので、したがいまして、六兆を積み増せばこれでまず不足を生ずることはない。ケースは数はあるかもしれないが、大変に大きなケースというのは多分考えられない。したがいまして、その六兆全部を国債整理基金で現金化できるだけの金を積んでおく必要がある。したがいまして、それが四兆五千億円と電電公社の売上代金一兆五千億弱、これで六兆でございますが、これ... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/27 |
114704629X00620000229_028 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 28 | ○矢島委員 結局、いろいろ言われましたが、七兆円が守れなかった、七兆円でやろうという当初のあれは守れなかったということで、六兆円の積み増しをせざるを得なくなったと。そして、リップルウッドとの合意によって国民負担はさらに膨らむのじゃないかということを私は非常に心配するわけです。
その前に、二月十五日に再生委員会が、一時国有化中の長銀の保有株式を預金保険機構が買い取り、このための公的資金の投入額は二兆二千七百六十四億円となるということを発表いたしました。
そこで、お配りした資料なんですが、実はこれは「長銀保有株式の買取り」という題になっております。右側に総計がありますが、銘柄、それから金額とも、上場、非上場の合計になっています。... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/28 |
114704629X00620000229_029 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 29 | ○森政府参考人 お答えを申し上げます。
先生大変わかりやすく示していただきました。基本的に何の間違いもございません。
ただ、細かいことを申しますと、第一次売却分のところでございますけれども、二十九銘柄、千七百四十億円が売却価格になっておりますけれども、千七百四十六億円が正確なところでございます。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/29 |
114704629X00620000229_030 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 30 | ○矢島委員 そうすると、この表でいえば含み損千二百一億円、非上場を加えればもっと額は上がると思いますけれども、大した額ではないかもしれません、千二百五十数億円になるかと思いますけれども。これはいわゆる国民負担になる、こう考えてよろしいですね。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/30 |
114704629X00620000229_031 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 31 | ○森政府参考人 お答え申し上げます。
現在のところ、二月二十九日基準の予備的貸借対照表というものをつくっております。その貸借表の中でこの千二百一億円の含み損はどういう立場にあるかと申しますと、実は、その下の欄の含み益二千四百三十億円と時価で相殺しました残り、千二百二十九億円でございますか、これがいわばロス埋め額を、益の方が多うございますから、縮小する効果がございます。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/31 |
114704629X00620000229_032 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 32 | ○矢島委員 縮小する効果があるというわけですが、その答弁は私、いろいろな問題があると思うんですよ。というのは、二千四百三十億円含み益がある、差し引き千二百二十九億円上回っている、こういうお答えですが、これは五年間塩漬けする地銀などの株ですよね。
私は、この含み益の問題を、昨年の十一月十日だったと思いますけれども、大蔵委員会で取り上げました。そのときに、この含み益というのは本来国民の税金が姿を変えたものなんだから、国に入ってくるものと考えていいかと質問しましたら、森事務局長が答弁に立たれて、「それは国の方に返ってくると考えるのが自然ではないか」、こういう答弁をされました。にもかかわらず、国に戻されるべきこの売却益二千五百億円を持た... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/32 |
114704629X00620000229_033 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 33 | ○森政府参考人 お答え申し上げます。二千五百億円が自己資本比率の上でどのくらいの貢献度があるかという御質問かと思います。
大ざっぱにいきまして、リスクアセットが十兆円弱でございます。仮に十兆円といたしますと、二千五百億というのは二・五%でございます。ただ、長銀の場合、ティア2に入るべき劣後ローン、劣後債等がたくさんございますので、二千五百億がティア1に入りますとティア2も二千五百億円復活いたしますので、合わせれば五%ぐらいの効果があるということでございます。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/33 |
114704629X00620000229_034 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 34 | ○矢島委員 大体五%ぐらいにまず引き上げるということだろうと思います。
後半の質問なんですが、これは再生法でできるのか、これは谷垣さんでも結構なんですが、それぞれ、あるいは事務当局でも結構ですが、これは再生法の何条に書いてあってこういう形で資本増強することができるのか、それを教えていただきたい。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/34 |
114704629X00620000229_035 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 35 | ○森政府参考人 お答え申し上げます。
先生のおっしゃる意味は、この二千五百億を、いわば三兆六千億弱のロス額を縮める効果があったにもかかわらず、それを資本勘定に入れたのはという御質問だと思うのでございますけれども、再生法上の根拠という意味におきましては、そこを明確に再生法は書いているわけではございません。ただ、譲り渡し実行日における予備的貸借対照表上、どうロス額をあらわすかという際に、これは、長銀を売却する、MアンドAでございますので、いろいろな契約の仕方がある。そういう中で、当方としては、いろいろ先方に譲り渡した債権について、原則三年間保有し続けてくれ、その間に急激な回収はしないということをあれしたわけでございますので、その反対... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/35 |
114704629X00620000229_036 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 36 | ○矢島委員 明確に書いていないのですよ。再生法の中で、こういうやり方で、例えば株の含み益によって自己資本比率を上げてもいいんだなんというのはどこにも書いてありやしないのですよ。
そこで、再生委員長、法律にきちんと書いていない今の問題ということなんですが、こういうやり方で健全行にするわけです、約五%に自己資本比率を上げるわけです。今度は、早期健全化法によって二千四百億円の資本注入をやるわけです、健全行だというので。
本来国に入るべき株の売却益で資本増強をもししなければ、NLPが出資するのが千二百億円ですから、これを入れるとすると、自己資本比率は大体二・七%ぐらいだと思うのですよ。これでは健全行として二千四百億円の資本注入ができ... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/36 |
114704629X00620000229_037 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 37 | ○森政府参考人 お答え申し上げます。
長銀が破綻いたしまして、金融再生法で、破綻銀行というのは、営業の譲渡または株式の処分によって特別公的管理を終了させるということが基本命題として書いておるわけでございまして、再生委員会としては、再生法に従いまして受け皿探しをしたわけでございます。その結果、最後の段階においては二グループが残った。それを再生委員会でいろいろな条件を審査して、国民負担最小の原則にのっとりまして、この受け皿先に決めたわけでございます。
その中においてはいろいろな交渉が行われたわけでございまして、先生御指摘のような点も含めまして、この最終契約の条件というのが我々としては再生法の趣旨にぎりぎりかなっているものだという... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/37 |
114704629X00620000229_038 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 38 | ○矢島委員 再生法にもないことをやって、そして五%の銀行にして、健全行だとして、そして二千四百億円の資本注入をやる、こういう形をつくったわけです。それは、交渉の中でといえば交渉の中だけれども、果たしてそういうことができるのかという問題と、今答えていないのは、なぜこれをこういうふうにしないで過少資本行としてやらなかったのか、なぜこういうやり方で健全行にしなければならなかったのか、その辺を。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/38 |
114704629X00620000229_039 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 39 | ○森政府参考人 先方は、当然のことながら健全行としての資本注入を申請したいということでございまして、二月二十九日、基準日による予備的貸借対照表、そして三月一日にロス補てんをいたしました。そして三月二日に千二百億円を向こうが資本投下する。それをしますと、当方にそれから後早期健全化法に基づいて資本注入を申請してくるわけでございますけれども、そのときの貸借対照表からすれば確実に四%を超えているわけでございまして、国内基準行として申請してくる限り、これはやはり早期健全化法上は健全行への資本注入になるというふうな認識をしております。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/39 |
114704629X00620000229_040 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 40 | ○矢島委員 いろいろ言われましたが、結局は言いなりなんですよ。向こうの要求をそのままのんで健全行にしてやって、二千四百億円を注入する、とんでもないやり方だと思うんですよね。
さて、再生委員長、今いろいろやりとりしていたのですが、見てくれさえよければすべてオーケーということにはならないと思うのですよ。長銀にこうした手法でやったわけですけれども、これからの譲渡契約の中でもこれが一つの基準になるのじゃないかと私は心配するわけです。そういうやり方がこれからもあり得るのか。つまり、含み益の株、それについてはどうぞとやって、自己資本比率を高めて、さらにそこへ資本注入をしていくようにしてやっていくというやり方。これは今回限りなのか、長銀関係だ... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/40 |
114704629X00620000229_041 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 41 | ○森政府参考人 お答え申し上げます。
先般、日債銀につきましては、日本の出資グループを優先交渉先として決めております。その際の先方の買い取り条件というものは公表させていただきました。その条件そのものは、含み益はそんな二千五百というものではございませんけれども、基本的な枠組みとしては、長銀の受け皿が示した買収条件に似たものでございます。
ただし、これは、強調させていただきますが、優先交渉先を決めただけでございまして、それがどうなるかは今後次第でございます。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/41 |
114704629X00620000229_042 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 42 | ○矢島委員 とんでもないやり方なんですよ、こういうやり方は。だから、私たちは、法律そのものが問題だと。だから、一昨年の金融国会では、この立法に私たちは反対したわけです。まだまだ法律上の問題があるのです。
時間が少なくなりましたので、二、三問やりますが、国民の負担はこれからどれだけ膨らむかわからないという部分がある。それが、何回もこの委員会でも出てきた瑕疵担保特約の問題ですよ。
長銀の譲渡は言うまでもなく会社の売却ですから、本来資産はすべて買収先に渡されるはずであるのに、今回の最終契約書というのを見ますと、融資先の貸し出し関連資産については譲渡したとみなすとなっています。なぜわざわざみなすという規定にしたかが問題なんです。
... | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/42 |
114704629X00620000229_043 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 森昭治 | None | None | 金融再生委員会事務局長 | None | 43 | ○森政府参考人 お答え申し上げます。
営業譲渡の場合でございますと、まさに貸し出し資産そのものの売買契約になるわけでございますけれども、今回の場合は株式の譲渡でございます。ただ、銀行の場合、株式の価値の大宗を占めますのは貸し出し資産でございますので、瑕疵担保特約との関係で、その関係のみで債権を譲渡したものとみなすという規定を最終契約の中に入れた次第でございます。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/43 |
114704629X00620000229_044 | 114704629X00620000229 | 2,000 | 2000-02-29 | 147 | 衆議院 | 大蔵委員会 | 第6号 | None | 矢島恒夫 | やじまつねお | 日本共産党 | None | None | 44 | ○矢島委員 二月十四日に流通準大手の長崎屋が破綻しました。これに伴って、長崎屋に対する長銀の融資約百八十億円が焦げつくことになるわけです。これも国民負担になることは確実ですよね。長銀譲渡の最終契約が行われた直後にこういう事態が起こったわけです。これはいわゆる瑕疵担保だったわけですよね。瑕疵担保として買い戻さなきゃならない、そういうことですね。 | https://kokkai.ndl.go.jp/txt/114704629X00620000229/44 |
Subsets and Splits
No community queries yet
The top public SQL queries from the community will appear here once available.