具体的内容
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背景・要因
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改善策
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記述情報
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具体情報
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分類
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事故の程度
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段階
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検体の種類
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重要な基本注意
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疑義があると判断した理由
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対象の医薬品
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不具合の内容
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専門分析班及び総合評価部会の議論
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当事者職種(職種経験年数)1人目
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関連したモノ
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専門分析班・総合評価部会の議論
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報告事例
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検査項目
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吸入酸素濃度
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挿入した職種
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事故の内容1
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事故の内容2
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訪問での専門分析班委員の主な意見
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人工呼吸器※
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備考
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薬剤
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持ち込んだ磁性体
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患者の食物アレルギー
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使用した医療機器
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背景要因の概要
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区分
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詳細
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参照
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画像
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画像2
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事例の分類
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注釈
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種類
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研修医の情報
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発生要因
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左白内障術後1病日の患者が「胸が苦しい。」と訴えた。12誘導心電図を施行した。自己管理中の持参薬ニトロダームTTSを前日の朝入院前に更新し当日は更新していなかったことに本人が気付き更新した。その後主治医診察時には症状軽快していたため様子観察となった。
クリニカルパスには外来からニトロダームと記載されていたが、入院時の受け持ち看護師が実際の薬と照らし合わせて確認していなかった。本人にニトロダームTTSの最終更新時間を確認していなかった。当日の受け持ち看護師も更新時間を確認していなかった。
・入院時は必ずクリニカルパスと薬とを照らし合わせて確認する。 ・貼り薬は最終更新時間を確認する。
持参薬
投薬・内服忘れ
他院からの持込薬でフェロミア1C1×Aと薬袋に記されているのを見て朝服用するのだと思い、朝食後配薬し内服された。後で他のスタッフにAが夕の意味であることを聞いて間違いに気付いた。
当院では処方箋に朝食後、毎食後、就眠前など日本語で内服をいつするか記載されており、いつもはそれを見て配薬しているが、Aの意味を正しく理解していないにもかかわらず朝食後と思い込み配薬した。院内約束処方録にはAの意味も記載されており、新人の教育プログラムの中で聞いてはいたが覚えていなかった。
・教育内容を見直す。
持参薬
用法間違い
持参薬確認を薬局に依頼した。その記録を基に看護師が内服薬のセットをした。検査のために一部の薬を内服させ、終了後に残りを内服させようと確認し、フェノバルビタール3回/日のところ1回/日と薬局の記録が誤っていたことに気付いた。
薬剤師1人で持参薬確認をしている。半透明の袋に入っていたので内容を認しにくかった。お薬手帳など薬の情報が薬局に届いていなかった。
・複数の薬剤師により確認する。 ・お薬手帳等の情報が薬局に届くように、入院案内にお薬手帳持参のお願いを記載した。 ・持参薬依頼用袋の中に入れる用紙にお薬手帳等の欄を設け、情報が薬局に届くようにした。
持参薬
用法間違い
ショートステイ入所時にハイセレニンとムコダインの薬を持参してきた。朝夕2回服用する薬であったが、与薬車にセットする際、朝昼夕の3回服用するようにセットしてしまい、2日間与薬していた。3日目に病棟を変わることになり、残薬を確認している際数が不足しており、服用回数が違っていたことに気付いた。
入所時処方箋など与薬方法の分かるものを持ってこなかった。服用方法の確認が不十分だった。与薬時確認する物がなく、セットのまま与薬していた。
・ショートステイ入所時には必ず処方箋控えなどを持参してもらう。 ・家族に服用方法など確認する。 ・与薬時確認できる処方箋控え又はそれに変わるメモなどを入れ確認する。
持参薬
用法間違い
自宅では、妻が内服管理されていたため、入院後は看護師管理としていた。当院脳外科の処方であったが、入院時持参薬報告書に転記しカルテにはさんだ。持参薬報告書にはシンメトレルの内服は朝と記載していた。しかし、次回処方より朝夕の指示であり、主治医に増量なのか確認すると、以前からのオーダー内容に変更はなく分2の処方であり、転記違いが発覚した。
持参薬がある場合、転記していた。
・薬剤説明用紙を持参している場合は、入院時持参薬報告書に転記せず、コピーしカルテにはさむようにする。 ・薬剤説明用紙がない場合は、オーダーシールを出してもらい入院時持参薬報告書に貼っていくようにする。
持参薬
用法間違い
TAE施行患者に対し、治療後内服する酸分泌抑制薬を2日間投与していなかった。患者は、持参薬にガスポートがあり治療後再開予定であったが、クリニカルパスにガスターD中止と指示があった。持参薬を使用するため、放射線科医が治療後に処方したガスターDを中止する意味であったが、誤解して持参薬のガスポートの内服を中止した。2日目に他の看護師が気付いた。主治医・放射線科医に報告し経過観察となった。3日目から内服再開となった。
治療後に内服する目的について十分な理解ができていなかった。持参薬と放射線科医が処方した薬が2重になっていることの意味を理解していなかった。内服中止の指示記載欄が違っていた。指示受けをした看護師、ガスターDを返納した看護師がそれぞれ違っていた。
・検査・治療後に内服する目的などについての知識を習得し、分からないこと、疑問に思うことはその都度確認していく。 ・内服薬の指示確認、内服欄の確認を確実に行っていく。
持参薬
その他
糖尿病・蜂窩織炎のため緊急入院した患者は内科外来処方薬を持参しており、皮膚科主治医の確認を得て続行していた。残薬が少なくなったため、追加処方を主治医に依頼したところ、内科外来記録上2年前に処方されたものと判明し、中止となった。内服薬は患者の妻が管理しており、袋を入れ替えて使用していた為、発見が遅れた。
今回の場合、説明書がなく、妻が袋を入れ替えていた為、薬の直接照合をしないまま投薬した。視力障害のある患者のため、薬剤の確認を患者本人に出来なかった。入院診療科以外の診療科処方薬の確認を、カルテを取り寄せて確認しなかった。
・持参薬は、説明書または、処方カルテによる照合を行う。 ・他科処方の場合は、オーダリング画面にて確認する。持参薬が、服薬説明書や、処方時の袋のままであれば、薬剤と直接照合する。
持参薬
その他
アルツハイマー型認知症の患者の内服を看護師管理で行っていた。他院で処方されていたアリセプトを医師の指示により、入院中も続行して内服していた。退院時、退院処方を薬剤師によって手渡された。その際に残薬も渡したと思い込んで確認をしなかった。そのため残薬を渡し忘れた。2日後他の看護師が薬剤整理の際、持参薬渡し忘れを発見した。
退院時チェックリストの確認不足であった。薬剤師への確認不足であった。アリセプトが持参薬から内服をしているという情報がとれていなかった。時間に追われて焦っていたので確認が不足した。薬剤師が薬をすべて渡していると思い込んでいた。
・退院時のチェックリストを余裕を持って確認する。 ・退院時のチェックリストを退院前日、夜勤、渡す人それぞれで確認する。 ・持参薬を内服しているか、中止しているかの情報を配薬箱とカルテから、初回受け持ち時、退院時に確認をする。 ・薬剤師が渡したという言葉に頼りきらず、持参薬の棚と家族あるいは本人に確認する。
持参薬
その他
オーダー状況照会には「持参薬継続」になっていたが、医師カルテには「リーマス以外持参薬継続」と記載されているのを発見して、誤薬させていたのに気付いた。
オーダー入力が間違っていた。医師カルテとオーダー入力内容の確認がされなかった。
・医師はオーダー内容がカルテ記載事項と合致しているか確認をする。
持参薬
その他
入院受付の際に持参薬があった。個別包装のものと一包化されたものがあり、一包化されたものを薬剤科にて持参薬チェックをしてもらった。朝食後、内服薬の包みに入院前から休止しているばすのバイアスピリンが含まれていたが、取り除かずに本人に返却した。入院後もバイアスピリンを内服していた。
バイアスピリンを休止していると入院指示書に記載してあり、また本人の家族にも口頭で確認したところ休止しているとのことだった為、内服していないと思い、持参薬の確認が出来ていなかった。持参薬チェックを行った際に休止しているはずの薬剤が入っていたが、薬剤チェック表を確認せず休止薬が入っていることに気付かなかった。手術前に内服薬を回収し、抗凝固剤の有無を再度チェックしたが気付かなかった。
・持参薬チェックを行った際、必ず薬剤チェック表を確認し、休止薬がないことを確認する。 ・休止すべき内服薬が含まれていると判明した際には即回収する。 ・手術前に内服薬を回収した際には再度抗凝固剤の内服の有無を確認するよう徹底する。
持参薬
その他
深夜勤務で朝食後の内服をカルテで指示を確認する際、院内処方指示はあったが、持参薬が記載してある表が入っていなかったため持参薬がないと思ったため朝食後の薬は院内処方しか与薬せず、持参薬フェマーラ朝1錠が与薬されなかった。日勤看護師が昼食後準備時、持参薬の朝食後が与薬されていないことに気付いた。
持参薬がある場合、持参薬表に記載し、カルテに入れる手順が徹底されていなかった。そのため持参薬表が無かった事で院内処方のみと思いこんで準備していた。内服準備時、薬袋の中に持参薬表が入っていたが、見落としていた。内服準備時、何度か作業中断をした。
・持参薬がある場合は必ず持参薬表をカルテに綴じ込む手順を遵守する。 ・内服準備時、薬袋1つ1つ確認しながら準備する。 ・作業中断をした場合は、必ず最初に戻り確認行動をする。
持参薬
その他
医師から外来薬続行の指示があり、入院時に母親に現在内服している薬を確認すると「デパケン、エクセグラン、リボトリール」の3種類と言われた。以前より内服している薬であっため、家人管理で内服してもらうことになった。内服確認は行っていたが、胃ろう造設となり内服管理が看護師へと変更となったため、母親より内服薬を預かると3種類以外に「ムコダイン」が出てきた。母親に確認すると入院前より処方あり、内服していたと言われた。実際は4種類飲んでいたことがわかり、看護師が外来薬をきちんと把握できていないことがわかった。
入院時に主治医から「外来薬続行」と指示が出たときに、外来処方の内容と現物との照合が出来ていなかった。母親に口頭で確認しただけで3種類であると思い込んでいた。外来薬確認後、主治医にその薬で良いか再確認していなかった。口頭での内服確認は行っていたが、残薬確認を行なっておらず家人に全て任せてしまっていた。
・外来薬続行の指示が出たときは、カルテにて確認を行う。 ・主治医にも内容の再確認を行う。 ・内服確認は「薬飲みましたか?」だけでなく「○と○とちゃんと飲んでいますか?○種類で良かったですね。」などのように薬名、種類、数も確認する。 ・長期の入院になる場合は、マニュアルどおり週1回残薬確認を行う。
持参薬
その他
患者が入院し、内服薬の指示は、主治医から受けることとなっていたが、主治医は夕方まで外来診察であった。外来カルテに『バイアスピリン休薬』との記載があり、患者の持参薬からバイアスピリンのみを引き上げた。残りの内服薬は、内服管理表に記入のうえ、本人管理のため薬を返した。夕方、主治医より内服の指示があり、指示簿に『抗血小板薬:止』と記載されていたことから、そのままバイアスピリンのみを休薬した。その後、リーダー同士の引き継ぎで、チャートと指示簿の見直しを行なったところ、他の抗血小板薬(オパルモン、アンプラーグ)が休薬されていないことが発覚した。また、その後、手術前日にエパデールも休薬していないことが発覚し、腰椎麻酔で行なう予定であった手術を全身麻酔で実施した。
「バイアスピリン、ワーファリンは休薬」という意識が強く、思い込みで、持参していたバイアスピリンのみしか休薬しなかった。指示が出た時に、内服管理票の再確認ができていなかった。指示簿への記載が「抗血小板薬:止」だけで、それぞれの薬が明記されていなかった。
・薬剤師が、入院時の持参薬管理を実施することとした。
持参薬
その他
持参薬にペルジピン・サイモチンの降圧剤があった。ペルジピンがなくなったため、医師に処方を依頼したところ、ペルジピンの処方と、持参薬のサイモチンの代わりにカルナクリンの処方があった。カルナクリンは降圧剤であることを確認した。降圧剤が2種類に増えたのだと安易に考えてしまい、持参薬のサイモチンの残薬と一緒に、新たに出た処方分(ペルジピン・カルナクリン)の降圧剤を被せて服薬させてしまった。
医師からの新しい処方が出た際に薬の作用を調べたが、持参薬の薬の作用を十分に把握していなかった。薬袋にガスモチンと記載してあったため消化器系の薬と勘違いしていた。サイモチンとカルナクリンが同一の薬効の薬であるという認識がなかった。持参薬の袋と薬自体を照合させて確認していなかった。医師から新しい処方が出た際に、処方の理由を医師に聞くこと、考えることに欠けていた。
・医師からの新たな処方が出た際には、なぜその薬が処方されたかを医師に確認する。 ・また薬効などを調べ、確認し患者に与薬していく。 ・また、薬・薬袋・処方箋を3つを照合して確認していく。
持参薬
その他
当日朝よりウルソ6錠分3毎食後で内服が開始となった。持参薬より薬剤を準備し、他看護師と薬剤を確認し、患者に薬袋を渡した。翌日の日勤で薬袋の残薬を確認すると、ミオナールが混ざっており、「混ざってるのには気付いたけど飲んだよ」と話す。
持参薬が、薬剤シートが同色で類似しており、確認が不十分であった。
・持参薬を使用する際は、薬剤ごとに整理し、わかりやすく明示しておく。 ・薬剤名まで十分に確認する。
持参薬
その他
帰棟した際、人工呼吸器のコンセントを優先電源につながっている延長コードにつなげてしまった。
延長コードが無停電電源につながっていると思い込んでいた。人工呼吸器は延長コードを介さず無停電電源に直接接続するということを理解していなかった。
・今後は思い込みでなく接続部まで声だし、指差し確認していく。
人工呼吸器
電源
カニューラからNIPPV(非侵襲的間歇陽圧換気)へ切り替えの際、酸素の接続切り替えを忘れた。
作業の途中でナースコールが鳴り対応してしまう。
・ひとつひとつの作業を確実に行ってから次の業務に入る。 ・忙しい時は、他スタッフの協力を得る。
人工呼吸器
酸素供給
先天性心疾患既往の心臓手術後、術後酸素化不良で循環動態にも影響を及ぼしている状態であった。循環動態が更に悪化し、PCPS(経皮的心肺補助装置)の装着も必要になり挿入した。その際、麻酔科医が換気量が不十分な事に気付き、臨床工学技士が呼吸器を点検すると、回路のウォータートラップ(水受け)の接続部分にリークがあった。
夜間ウォータートラップに水の貯留は無かったので排液は行っていないため外す事は無く、換気量は問題なかったが、何故、突然換気量が低下したのか不明。データ記録では低換気によるアラームがなっている記録は残されていたがそれに対しての対策がとられていない。
・ICU(集中治療室)の看護師はアラームに対する対応が取れるトレーニングをしておく。 ・呼吸器の異常を知らせるアラームが鳴っている場合は、早急に対応し、分からなければ医師、又は技師を呼びアラームを放置しない。 ・バイタルサインなどの観察の際、ラインの点検もするが呼吸器などの医療機器の作動状態も確認し、アラームに全て頼らない。
人工呼吸器
回路
人工呼吸器管理中の患児の抜管を主治医が行い、介助についた。抜管後、酸素に加湿をかける必要があったため、保育器内のBOXに呼吸器の回路をつなぎ酸素を流した。しかし、誤って吸気側ではなく呼気側の回路をBOXにつなげてしまった。吸気側の回路は保育器内にあり、実際はBOXではなく保育器内酸素として酸素が患児のもとへ流れる状態になっていた。日勤で抜管し、深夜の同職種者が発見したため、約12時間上記の状態であった。バイタル計測時、酸素濃度を計測していたため患児への影響は小さかったと考えられるが、加湿をかけた酸素を有効に患児に投与することができなかった。
人工呼吸器回路とBOXの接続の方法を正しく理解していなかった。
・人工呼吸器の仕組み、取り扱いについて確認し、再発防止に努める。
人工呼吸器
回路
夜間患者が吐血し、シーツ交換を行なっていると人工呼吸器(ニューポートベンチレータE200ウェーブ)のアラームが鳴った。呼吸器からほとんど換気がされていない状況だった。回路の接続やチューブを確認したが、接続には問題なく、気道内吸引で多量の痰を引いても換気状態は改善しなかった。医師とICU(集中治療室)スタッフに確認してもらったところ、回路のウォータートラップに水が溜まっていた。医師の指示により、別の呼吸器に替えたことで、換気も問題なく行なえるようになった。
患者に使用していたのは、加湿器付きの呼吸器だった。加湿を行なうことで、回路(蛇管)内が結露を起こし、閉鎖させることがあることは知っていた。そのため回路内の水は訪室毎にウォータートラップへ流していた。しかしウォータートラップに水が溜まることで、溜まった水が少しでも呼気弁に付着すると、弁がうまく作動せず、換気不良を起こすことがあるということを認識していなかった。その日は忙しかったこともあり、ウォータートラップに溜まった水を空けることを重要視していなかったため、水が溜まっていることにも気付いていなかった。
・加湿器付きの呼吸器を管理する場合は、回路内の水をウォータートラップに流すだけでなく、その度に中に溜まった水を空ける。 ・回路やチューブの点検をする時には、呼気弁もチェックするようにする。 ・呼吸器における、呼気弁の働きと換気不良になる原因を自己学習する。 ・関係した看護師(リーダー及び担当)が個々に事例検討し、カンファレンスにて呼吸器の管理について病棟内で学習する。 ・ICUと協力し呼吸器管理のチェックリストを作成中であり、安全に呼吸器管理が行えるように体制を整える。
人工呼吸器
回路
気管切開部ガーゼ交換のため、人工呼吸器を一時解除し、ベッドを下げた際、ウォータートラップをベッドの間に挟み、破損した。
蛇管その他のルートの確認不足。
・観察を怠らず、物品管理を適切に行う。
人工呼吸器
回路
訪室した際、空気の音が気になり、人工呼吸器の蛇管(フィッシャー&パイケル呼吸回路)の接続の確認を行った。呼気側蛇管の本体に1番近いところに亀裂が入っているのを発見した。患者は良眠しており、呼吸器のアラームは鳴らなかった。蛇管の交換は月末に行っていた。
蛇管が長く、ウォータートラップ(水受け)などの重みや呼吸器を動かしたことで蛇管が劣化したため亀裂が入ったのではないかと考えられる。患者用に長めに調整した蛇管であった。交換時に、入りにくかったため、かなり力をいれて挿入していたため、圧がかかり、破損の可能性が高かった。
・交換時に力を加減して行い、蛇管に重みが掛からないように、紐などで蛇管を吊り上げて、工夫する。
人工呼吸器
回路
患児の体温が36.6℃まで下降見られ、保育器内温度を上昇させるが体温上昇しなかった。保育器内の加湿を上げて様子見ていたら、呼吸器の加湿器に水が入っていないことに他のスタッフが気付いた。水の入っている容器が陰圧になっており、加湿器に水が落ちていなかった。呼吸器回路内にも水滴はなくフードを使用し、加湿器内に水が入ってからは体温37.0℃まで上昇した。回路内も水滴が付着していた。
呼吸器チェック時に加湿器内の水量を確認していたが、水が入っていることで良いと思い、量が少ないことを異常として認識していなかった。また体温低下時になぜ低下したのかということを十分にアセスメントできていなかった。
・呼吸器チェック時に加湿器内の水量と加湿器温度を手で確認する。 ・回路内に加湿がかかっていない時や体温低下時には呼吸器の加湿器の水量を確認する。
人工呼吸器
加温加湿器
午前中にN-CPAP(経鼻的持続性気道内陽圧呼吸)を一時的にOFFにした。14時頃に多呼吸を認め、N-CPAPを同条件で再装着した。その時に加温器の電源を入れ忘れており、1時間毎の観察時にも気付かなかった。準夜勤務者へ申し送りしている時に指摘され気付いた。
N-CPAPの電源をつけた時に加温器の電源を入れ忘れ、また1時間毎のチェック時にも確認できていなかった。点検事項を指差し呼称していない。
・1時間毎チェック時に必ず呼吸器・加温器・クベースの設定確認を怠らないようにする。
人工呼吸器
加温加湿器
リーダー看護師から人工呼吸器の呼吸回数設定が変更になったことを申し送られていたが、準夜勤務中に呼吸器設定の確認をしていないことに気付いた。呼吸器条件表と確認すると、申し送りで聞いていた呼吸回数と違う設定になっていた。児の呼吸状態は落ち着いており、朝まで経過観察とし、主治医に確認したところ、実際に設定されていた呼吸回数が正しいことがわかった。
人工呼吸器装着中の患者の呼吸器設定は勤務の切り替わり時に前の勤務者と確認となっていたが、準夜勤務時に忘れて確認を怠ってしまった。無意識だった。看護師2人以上で確認を行わなかった。
・業務マニュアルを適切に行う。
人工呼吸器
設定・操作部
申し送りで呼吸器の設定を25%と送られ、その情報だけを頼り呼吸器再着後の呼吸器設定をした際に、酸素23%を25%にして投与していたところ、次の勤務帯の人に指摘を受け、設定の間違いに気付いた。
申し送りだけの情報に頼ってしまった。
・申し送りだけの情報に頼らず、患者の前後の経過から、呼吸器の設定を理解、把握する。
人工呼吸器
設定・操作部
未熟児の手術準備の際、麻酔器(エスティバ5)の呼吸回路用モジュールを小児用に交換した。交換したモジュールのパーツの一部が浮いていたことに気付かずに取付けてしまった。これにより呼吸回路内にリークが発生。医師が麻酔器の警報に気付き、パーツが浮いていることを発見した。
モジュールのパーツが容易に外れる。また、外れていても非常に気付きにくい構造である。
・発生要因を踏まえ、外観を点検をしてから取付を行う。 ・メーカーに当インシデントを報告し、改善を求める。
人工呼吸器
呼吸器本体
ナースステーションのモニターのSpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)の値が80代となった為訪室した。吸入したばかりだった為、痰がたまっていると思い吸引したが、ほとんど引けずSpO2は84%まで低下した。人工呼吸器(KV5)が作動していない事に気付きアンビューにて補助呼吸を実施しようとすると、少しずつレスピレーターが動き出した。
最初に訪室した時人工呼吸器のアラームは鳴っていなかった。21時頃は正常に人工呼吸器は作動していた。気道内圧のチューブや回路に水滴はあまりなかった(気道内圧チューブは水滴はなかった)。フィルターは本日交換したばかりだった。
・人工呼吸器の交換。 ・人工呼吸器の点検を業者に依頼する。 ・回路の異常のチェック。
人工呼吸器
その他
人工呼吸器管理中の患児。チューブの固定テープが分泌物で湿潤しており、その張り替えをするために腹臥位から仰臥位にしたところ、SpO2が低下し、酸素濃度を上げてもSpO2上昇がなく、人工換気しながら胃内吸引にてエアー15mLほど引け、気管内吸引のトラックケアを挿入すると、入りきった。主治医が呼吸音聴診したが確認できなかった為、抜管した。
数日前の胸部レントゲン写真で、挿管チューブが浅めに入っていた。腹臥位管理にしており、さらにチューブが浅めになっていた可能性があった。口腔内の分泌物で挿管チューブの固定テープが湿潤していた。そのため、固定位置が浅くなったり、糸がゆるんでいた可能性があった。腹臥位から仰臥位に変換するのを一人で行った。体位変換した時にSpO2が下降したが、心拍の落ち込みは一過性であった。しかし、FiO2(吸入酸素濃度)をあげてもSpO2は上昇しなかったが、自発呼吸があったため徐脈は続かず全身色に変化なかったので、自己回復できるだろうと思い、しばらくの間他スタッフに助けを求めなかった。
・レントゲン上、挿管チューブが浅めで腹臥位管理をしているときは、さらに浅くなる可能性があることを十分意識して観察をする。 ・腹臥位から仰臥位に体位変換するときは、一人で行わず、他看護師と行う。 ・固定テープがしっかり固定できているか、固定位置が変わっていないかを観察してから、体位変換やテープの張り替え慎重に行う。 ・自分が行ったケアに対して、バイタルサインが回復しない時は、すぐにリーダー看護師や先輩看護師の助けを呼ぶ。
人工呼吸器
その他
16時にIVHを挿入し、「ラクテックG250mLを24時間かけて落とす」と口頭指示があった。準夜から、「16時に終わる予定だが、残量から考えて、合わない」と深夜勤者は申し送りを受けた。確認すると残量が100mL弱であったが流量についての指示が指示簿に記載されていなかったため、そのまま、10mL/hで落とした。そのため、午前中には残量がほとんどなくなっていた。医師に報告し、16時までの輸液指示を受けた。
開始者は、「16時から24時間で注入」として流量を設定したが、実際の輸液ポンプでの施行は、17時からであった。16時挿入から17時までの1時間は、自然滴下であったため、輸液ポンプ開始時の残量の確認不足があったと推測される。連絡・報告システムの不備。医師と看護師の連携不適切。夜勤だった。
・医師に指示簿への記入を確実にしてもらう。 ・輸液ポンプのトータル輸液量を確認する。 ・輸液残量と残りの時間確認をして申し送る。 ・各勤務者は、輸液量の最後の確認時に輸液ボトルにラインを引く。
輸液ポンプ等
指示
心臓手術後、検温時に点滴の指示確認で内容と速度確認を行うと、3種類のうち1台の点滴ポンプの電源が切れていた。
最後にポンプ確認をしたのは速度変更の時であったが、その時の担当看護師によれば変更後もポンプは作動していたとのことで原因は不明。可能性としては、長時間のポンプ内蔵バッテリーの作動で電源切れが起こった。定期点検とメンテナンスの不備。
・長時間のポンプ内蔵バッテリーの作動だけでは、電源切れが起きる可能性があるのでAC電源を使用する。 ・定期点検とメンテナンス。
輸液ポンプ等
電源
化学療法後の患者で、午前中に7mL/hで滴下中のカタボンHiが切れたためアラームが鳴った。ダブルチェック後に1人で交換するため訪室した。輸液ポンプが古いタイプのため、アラームを止めるために電源OFFのボタンを押した。交換した後に慌てていた事もあったため、実際に滴下するのを確認せずに電源ONのボタンを押し忘れて退室した。その日の深夜勤の看護師が巡回時にカタボンHiの輸液ポンプの電源がOFFになっている事に気が付き、すぐにカタボンHi7mL/hでスタートした。その後、血圧は上昇したものの呼吸状態変化なく尿流出も少なかったため主治医へ報告した。
点滴が多く、他の作業にも慌てており、実際に滴下しているか確認不足であった。全身状態が悪かったため、何度も訪室し、随時点滴チェックにも訪室していたが、滴下数表示の部分のみしか見ておらず、残量がどのくらい減っているかまでは確認していなかった。輸液ポンプの作動確認はこれまでは実際に滴下しているか自分の目で確かめるようにしていたが、その時は他の作業に追われており慌てていたため確かめていなかった。新人も3ヶ月経過し、少しずつ自分で実践できる事が増えてきており、日勤でも一部屋を担当しリーダーがサポート体制を行っている。今回は新人1人で実践し、その後の確認をお互いにできていなかった。
・輸液の残量が自分の勤務帯でどの位減っているか、実際に滴下しているか、目で見て意識しながら確認を行う。 ・輸液ポンプで点滴を施行、交換する時は、セットしてから点滴部から刺入部に向かって指示し確認を行う。その後、スタートを押して実際に滴下を確かめる。輸液ポンプの取り扱いに自信がつくまでは自分で一度セットし確認してから他のスタッフにも確認してもらうようにする。 ・チーム内で話し合い、輸液・輸注ポンプ作動時の確認を必ずリーダーと一緒に行っていく(夜勤も同様にパート内でサポートしていく)。
輸液ポンプ等
電源
IVHを輸液ポンプ(テルフュージョン輸液ポンプTE-112)で管理していたが処置の際、輸液ポンプのコードを抜き、喉頭鏡のコンセントと差し替えた。その後、他の患者の処置が続いていたので、受け持ちではないスタッフに後の処理を任せて次へ同行した。再度、確認に行くべきだったが、確認出来ないままコンセントを元に戻すのを忘れており、輸液ポンプの電源が落ちてしまっていた。IVHの閉塞を来たす恐れがあった。
アラーム設定の確認、バッテリー機能の確認ができていない。多くの電源やコンセントの利用状況の中で、機器用コンセントを効率良く機能しやすく安全に活用できていない。
・コンセント活用状況を確認する。 ・輸液ポンプのアラームやバッテリーを確認する。 ・スタッフ間での共有確認は、上記について改善する意識を持つ。
輸液ポンプ等
電源
コンクライトMg20mLを10mL/hで更新した。30分後に次勤務者との点滴ダブルチェックでシリンジからルートが外れていることを発見した。更新した際に挿入物チェックを行ったが、その際には異常がなかった。
接続後の確認を行っていない。20mLのシリンジにはルート接続部にロックがなく、接続が外れやすい(ロック式シリンジを使用しなかった)。
・ロックシリンジを必ず使用する。 ・接続時、確実に接続状況を確認する。
輸液ポンプ等
回路
15時に研修医がランダ2mL/hをセットしていた。その後の投与中の深夜1時にシリンジ内の残量を確認時、目盛りがなく、シリンジが上下逆に設置されていた事に気付いた。開始後から指示通りの量は投与され、空気の注入など問題はなかった。日勤看護師は残量の確認をしておらず、準夜勤務の看護師は、目盛りが分からないまま目分量で判断していた。
研修医がシリンジをセットした際に、確認をする指導者がいなかった。各勤務で患者を担当した看護師は、いづれも1年目の看護師であり、勤務交代時のシリンジポンプのチェックができていなかった。
・新人へシリンジポンプ使用時の確認事項の再教育を行なった。 ・特に、勤務開始と終了時の機器使用点検事項の遵守に付いての指導を行なった。
輸液ポンプ等
回路
救急入院してきた患者に0時ごろより生食500mLにヘパリン2V入りの点滴を20mL/h、輸液ポンプで開始した。同日9時ごろ主治医が点滴の投与量が50~60mLしか減っていないのに気付き、輸液ポンプ(STC-508)のドアをオープンすると、ポンプ内のルートが外れていた。
経年の看護師でポンプについては熟知していたが、それが返って機器の過信につながった。ポンプの表示していた積算量の確認だけ行い、実際の輸液の残量確認ができていなかった。そして機械の不備・異常があれば、アラームが鳴るとだろうと思っていて、アラーム音がなかったため、正常に作動しているとし、確認しなかった。また、勤務状況として他の重症患者がほぼ同時に入院してきたため、そちらのほうに気をとられていた事も要因として挙げられる。またポンプのチェックシートを活用していなかった。
・輸液ポンプを使用する場合は全てポンプチェックシートを使用することとし、ポンプの近くに設置する。 ・医療機器に対しての使用方法の確認と、機械の過信をしないことの注意を喚起する院内メールを配布した。 ・そして業務量の適正について病棟でカンファレンスを持ち、適正な配置ができる援助体制を構築する。
輸液ポンプ等
回路
輸液ポンプを使用して持続点滴実施中、23時にボトル交換した。3時の巡視時に輸液が減っていないことに気付いた。ポンプを開けてみるとルートが折れ曲がった状態になっていた。ルートを吸引し逆血を確認して再セットした。
ボトル交換してポンプを再セットした後、滴下筒の部分の滴下を確認しなかった。テルモ輸液ポンプ508タイプは、輸液セットを溝に入れる時に緩みがあってずれやすい。
・テルモ輸液ポンプ508タイプを使用時の注意事項について「お知らせ」を配布する。 ・輸液ポンプの勉強会を企画実施した。
輸液ポンプ等
回路
アリメポンプ(輸液ポンプ)で高カロリー輸液を行なっている患者の点滴回路交換を行なった。その際、回路装着ルートを誤って逆側(ドリップから装着)から接続してしまった。そのままローラーの回転方向と逆側に回路を巻きつけ、作動させた。そのため、逆方向に吸引される状態になり、逆血した。一時間ほどして、血圧が低下してきてることに気付き訪室すると、高カロリー輸液と同じルートで点滴されていた、カコージンのパックに血液が逆流していた。血圧、脈拍ともに低下したが、すぐに、ルートを正しく装着して、患者の血圧も安定した。
接続時、輸液回路の装着手順を誤った。
・アリメポンプの接続手順通りに施行することと、接続後の確認をしっかり行う。
輸液ポンプ等
回路
午前3時ころ深夜看護師がイノバンシリンジをシリンジポンプ(テルフュージョンテルモシリンジポンプTE-331)に変更した。日勤看護師が午前10時ころにアラームが鳴って止まったので確認するとシリンジポンプのスリットにシリンジがはまっていなかった。薬剤はほぼ予定通りの量が注入されていたため患者への影響はなかった。
院内のシリンジポンプは型番が統一されていない。シリンジポンプが古い型番で、シリンジを感知するセンサーのある機種でなかったため、シリンジがきちんとセットされなくても作動してしまった。シリンジポンプは、レバーのところでシリンジの太さを感知するが、その感知には余裕があるため、シリンジの羽をはさみこんでも、シリンジの太さの誤差をすぐには感知できなかった。シリンジポンプにあるスリット部分が、溝にはめるのか、溝の手前にはめるのか分かりにくい。
・シリンジポンプの機種による安全装置の違いについて周知・教育する。 ・今後、買い替えの時期には安全装置付のシリンジポンプの機種への統一する。 ・シリンジポンプのスリット部分に色をつけるとか、矢印をつけるなどし、スリットを目立たせる。
輸液ポンプ等
設定・操作
重度の心疾患患者の治療で麻薬の持続投与がシリンジポンプで施行されていた。シリンジ交換の際シリンジがポンプに確実にセッティングされなかった為、ポンプが作動できず薬剤が投与されなかった。
1度も使用したことが無いシリンジポンプを、1度見学で見ていて出来ると思い込んで、自分一人でシリンジ交換をしてしまった。
・一度見学したからという事だけでなく実際自分で実施し出来ると許可されてから行なう。 ・CCU内の教育、プリセプタ-について見直し指導者が共通の認識を持ち情報共有する。 ・安全管理についても現場責任者はスタッフ教育・指導を行う。
輸液ポンプ等
設定・操作
フサン使用のため輸液ポンプを使用していたが、明らかに指示量より遅かった。輸液ポンプの作動状況を確認したところ、輸液セットをロックさせる所がしっかりと作動部分に挟まっていなかったために滴下に狂いが生じた。
輸液ポンプ、シリンジポンプにはそれぞれ確認事項のカードが付いているがその確認を怠った。
・業務手順の遵守を促す。
輸液ポンプ等
設定・操作
エホチールの時間注入量が4mL/hで投与されるところ、40mL/hで投与されていた。
40mLの設定を4mLと読み間違えた。前日にシリンジポンプのメンテナンスを実施した時に注入速度を変えていたがリセットせずに実施をしてしまった。シリンジポンプの注入速度をリセットする事がマニュアルに記載されていなかった。
・マニュアルに記載する。メンテナンス記録表に注入速度確認欄、ゼロを加える。 ・透析経過表に注入速度を記録する。 ・院内使用のシリンジポンプ使用経過表を使用する。
輸液ポンプ等
設定・操作
輸液ポンプ(テルフュージョン輸液ポンプTE-161)を使用して化学療法を行っていた。最後に生理食塩液を実施する際に「予定量500mLを250mL/h」で実施すべきを流量と予定量を逆に設定してしまった。250mL入って輸液完了アラームが鳴って気付いた。
ポンプ操作に不慣れな状態であった。化学療法中の患者の点滴流量はダブルチェックシステムになっているが守られていなかった。
・該当病棟管理者へ厳重注意と再指導・周知徹底した。 ・看護部リスクマネージメント会議で事例を紹介し、手順の遵守について指導する。
輸液ポンプ等
設定・操作
中心静脈栄養(フルカリック1号+KCL2A+SMC2A)を24時間で持続点滴を行っていたが、日勤看護師が12時に接続する際に、24時間ペース(40mL/h)のところを12時間予定(80mL/h)での流量速度で輸液ポンプを設定してしまった。夜勤看護師が20時の検温で訪室した際、流量設定の間違いに気付いた。患者は糖尿病の既往があり、インスリンの皮下注射を行っており高血糖になる可能性と、KCLが混注されていたので高カリウム血症になる可能性があった。
輸液速度(予定時間)を12時間であると思い込んでいた。接続時に注射伝票での確認が不十分であった(業務手順やルール、チェック方法を遵守していなかった)。
・注射の準備から施行における業務手順やマニュアルを再度確認し遵守すること。 ・接続時に予定時間予定流量を再度確認する。 ・必ず、ベッドサイドへ注射伝票を持っていき確認する。
輸液ポンプ等
設定・操作
R-CHOP(化学療法)2クール目施行の患者。予定よりも早く、輸液完了のポンプアラームが鳴った。100mL/hで1時間投与したあと、200mL/hに流量変更して全量投与する指示であった。流量を変更する際、流量200mL/hと設定するところを予定輸液量の700mL/hと設定し、投与した。部屋持ち看護師が気付くまでの間、15分間程で100mL強のリツキサンが注入された。
ポンプ設定変更の際、流量と積算を変更したが、各項目の確認不足があった。設定変更の際、ダブルチェックをしていなかった。
・ポンプ設定変更の際はダブルチェックをし、指差し声だしで十分に確認を行なう。
輸液ポンプ等
設定・操作
ソリタT1200mLを80mL/hで投与の後、次の点滴はソリタT3500mLを20mL/hで投与する指示であった。PDA(携帯情報端末)で患者・点滴の照合をし、入力・薬剤・用法・照合者を確認した。20mL/hで点滴ボトルに時間割り振りのチェックをしたあと、別の患者の人工呼吸器アラームが鳴っていたため、いったんその場を離れた。その後、輸液ポンプの流量ボタンを押して流量変更をしたつもりで退室した。しかし、実際には流量のボタンを押しただけで、流量変更をしていないまま開始していた。約1時間後に別の看護師に指摘されて気付いた。
作業を途中で中断した。確認を怠った。再度確認を行なわなかった。指示が複雑であった。
・作業を中断せず、1つ1つの動作を確実に行なう。
輸液ポンプ等
設定・操作
テルフュージョン輸液ポンプTE-172にてカタボンHiを2ガンマで投与中の患者。当日カタボンHiからプレドパへ変更の指示あり、準備をして交換した。前の薬剤と同じ設定のまま、薬剤とルートを交換し開始した。1時間半後に当日のリーダー看護師が薬剤のチェックに入った際に、点滴ポンプの薬剤量と溶液量の設定が、カタボンHiのままになっており、流量が変更されていないことに気付いた。
これまでもドパミン投与用のポンプをチェックしていたが、薬剤変更に伴うルートの交換と設定入力は未経験であり、知識の未熟さと、投与開始時のダブルチェックが不十分であった。同ポンプチェックの際、薬剤量・溶液量までの確認が出来ていなかった。薬剤のドパミン含量の違いを正確に把握できてないまま取り扱っていた。
・ドパミン投与用のポンプ使用時はチェック時・薬剤の交換時共、必ず薬剤量と溶液量の確認をする。 ・薬剤内容変更時は、薬袋のドパミン含量と設定を照らし合わせ、ダブルチェックにて確認をする。 ・この種のポンプに関して、取り扱い方法の分からない人もいる為、再度業者へポンプ機器に関する取り扱いの説明会を依頼する。
輸液ポンプ等
設定・操作
生後12日目の患者で、高カロリー輸液剤をシリンジポンプを使用し注入していた。注射液の変更指示が出たため、薬液を作り、シリンジポンプにつなぎ変えた。その後、注射指示票と確認すると流量が違っていたことに気付いた。薬液変更とともに流量も変更になっていた。
薬液の変更とともに流量も変更になっていたが気付かなかった。流量設定を注射指示票を見て確認しなかった。流量の変更が多かった。
・注射の更新時は注射指示票の指示と確認する。
輸液ポンプ等
設定・操作
シリンジポンプでディプリバンを持続注入するのにディプリバンモードに設定していなかったため正常に作動せずアラームが鳴り、間違いに気付いた。
ディプリバンは専用のシリンジポンプで施行するが、安全管理上一般病棟ではディプリバンを使用しないことになっているため、通常は集中治療室にしか専用ポンプを置いていない。しかし、一般病棟で呼吸器装着中の患者の鎮静にディプリバンを指示された。当事者がディプリバン専用ポンプの取り扱いに慣れていなかった。
・やむを得ず一般病棟でディプリバンを使用する場合があるので、スタッフは専用ポンプの使用方法を事前にマスターしておくよう研修をする。
輸液ポンプ等
設定・操作
末梢より輸液ポンプを使用し、80mL/hでドパストンを滴下していた。夜間体位変換前に巡視した時には、刺入部に異常は見られなかった。3時間後に医師が刺入部前腕の腫れ、刺入部周囲が発赤しているのを発見した。
多忙であったこと、輸液ポンプを使用していたため、滴下は大丈夫だという過信があったことから、十分に観察が行き届いていなかった。30分毎に点滴は見ていたが、5時半以降は刺入部の観察をしていなかったため、発見が遅れてしまった。
・体位変換前だけでなく、体位変換後にもしっかり刺入部まで観察する。 ・輸液ポンプを過信せず、全身状態と滴下状態の確認を怠らない。 ・刺入していない方の腕との左右差まで観察する。
輸液ポンプ等
観察・管理
患者は持続注入ポンプにて1日1本(24時間)点滴が入っていた。本体の側管からはカタボンHiが3mL/hで持続点滴されていた。日勤帯で14時の時点(残440mL)でチェックがされていた。準夜帯最初のチェック時、14時チェック時点より少量しか点滴が入っていなかったが、日勤のメンバーがおらず、確認を取る事ができなかった。確認をしなければと思っていたが、他の患者の処置に追われ、点滴チェックが疎かになっており、結局、22時の点滴チェックの際、輸液が14時から少量しか滴下されていなかった。輸液ポンプの作動ボタンは押されておらず、ランプも点滅していなかった。14時のチェック時から量が減っていなかった為、14時チェック時以降より作動していなかった事になる。その間、アラーム音は一度も鳴る事はなかった。
輸液ポンプだと油断して確認が疎かになっていた。作業ボタンを確認しておらず、ランプの点灯も確認していなかった。輸液残量で点滴速度を変更しなければいけなかったが、それも徹底できておらず、作動ボタンを確認できていない要因となった。また、アラームも鳴っておらず、輸液ポンプの点検等も疎かになっていた。
・忙しい中でも必ずすべき事は優先順位を守って協力を得るなどして行っていく。 ・また、疑問に思った事は必ず引き継ぎの際に確認する事を徹底する。 ・輸液ポンプの日頃の点検も行い、勤務始めには必ず作動を確認する。 ・点滴挿入部から点滴ボトルまでのチェックの仕方、輸液ポンプのチェックについて再度チームで確認する。
輸液ポンプ等
観察・管理
ラステットを投与する際に、輸液ポンプはTE171を使用しなければならなかったが、通常の輸液ポンプを使用してしまった。遅れ気味で滴下していることに気付いたが、他の輸液を輸液ポンプで投与する際も度々起こりうることであったため、輸液量を増量して滴下し続けた。結果的に2時間で投与しなければならなかったラステットを2時間20分で投与した。
用意されていた輸液ポンプがラステット用でないことに気付かず、通常の輸液ポンプで滴下してしまった。滴下が遅れがちであることも、輸液ポンプの誤差範囲と誤った判断をして使用機器が間違っていることに気付くのが遅れた。その結果、2時間で投与しなければいけないラステットを2時間20分で投与してしまった。
・ラステット投与時の専用輸液ポンプと輸液セットの存在の周知を徹底する。 ・具体的には、しばらくの間各パートで申し送ること、ラステット専用輸液セットを病棟内に常置して、目にする機械を増やすことでラステット専用輸液セットと輸液ポンプの存在を周知する。 ・インシデントレポートとして病棟内のスタッフ間で周知して、同じ事故を起こさないように情報提供する。
輸液ポンプ等
その他
患者からナースコールあり訪室するとシリンジポンプが点滴台の脚の上に落ちており、シリンジポンプ側から約10cmのルート部分が破損していた。患者に問うと「段差のところで(シリンジポンプが)落ちた。」「管(ルート)の途中から血が出ているみたいだ」とのことであった。輸液のルートは、2日前に交換したばかりであった。1時間程前にポンプをチェックしたときには、出血等なく、ルートはきちんと確認したが、シリンジポンプのネジは確認しなかった。
シリンジポンプのネジが緩んでいた可能性(シリンジポンプの下の部分と、輸液スタンドに固定する部分の2つ)がある。輸液のルートがポンプの落下によって破損した可能性がある。
・シリンジポンプのネジを定期的にチェックする。 ・ルートを確認する際は、破損がないかも確認する。
輸液ポンプ等
その他
前月から右鎖骨下にダブルルーメンカテーテル挿入し、高カロリー輸液を施行中であった。朝、点滴の点検と流量の確認を行っている際に接続下部に気泡を発見した。ポンプの中を確認したところ、内部にも気泡があったが、アラームが作動しなかった。
機器の作動不全。定期点検を行っていない。長期間点検せず使用を続けた。
・長期使用のポンプは点検に出す。 ・ME(臨床工学技士)が定期的に点検できるシステムをつくる。
輸液ポンプ等
その他
日齢8日目の患者に指示量より多くのミルクを与えてしまった。指示量が50mLであり、直接授乳で4mL摂取したので残りのミルクは46mLにしなければいけなかったが50mL授乳してしまい、トータル54mLと指示量以上授乳してしまった。患者に変化はなく様子観察とした。
直接授乳をした場合、指示量から直接授乳量を差し引きして不足分をミルクで補うことは知識としては知っていた。しかし、確認不足と指示量ばかりが記憶にあり判断ミスしてしまった。
・時間哺乳で指示量の決まっている児の授乳の方法をもう一度再確認する。 ・指示量などを確認し計算間違いをしないようにする。
小児患者の療養生活
食事(栄養)
同姓の患者が2名、入院中であった。授乳時間に冷蔵庫を見ると、搾母乳が入っていた。準夜からは搾母乳が冷蔵庫にあるという申し送りはなかった。一人の患者の母親について「家では哺乳瓶の消毒方法が決まってない為、搾母乳はしておらず、タオルに搾っているだけ」と申し送りを受けていたので、搾母乳はないと思い込んでいた。また、哺乳瓶の名札には母親の名前ではなく患者の名前が書いてあった。当事者は患者の名前の認識が薄く、母乳量も微量(0.5mL)であり、1日目の患者の母親は母乳に対して意欲的であったため、1日目の患者の母親の搾母乳だと思い飲ませてしまった。3時頃、準夜担当者より「搾母乳があることを申し送り忘れていた」と連絡を受け、患者の間違いに気付いた。
同姓の患者がいた。準夜の申し送りから、患者だけ母親の搾母乳はないと思い込んでいた。搾母乳の量から生後1日目の患者の母親だと思い込んでしまった。哺乳瓶の名札に患者の名前が書いてあったが、名前の確認を行わずに飲ませてしまった。患者のコットネームは母親の名前を記載しており名前は記載していない。取り決め事項では搾母乳をした瓶には母親のフルネームを記載することになっていたが守られていなかった。母親から搾母乳を受け取るときに両者で名前の確認をすることになっていたができていなかった。
・ベビーコットに「同姓注意」を貼って注意を促す。 ・取り決め事項の遵守。 ・搾母乳した哺乳瓶の名札と哺乳瓶の蓋には母親自身でフルネームを記載する。 ・母親より瓶を受け取るときには、母親と看護師で名前の確認をする。 ・瓶の名札は授乳が終わるまではずさない。
小児患者の療養生活
食事(栄養)
生後9ヵ月の患者であった。離乳食の完了期のオーダーであったが、副食形態が刻みのところ、ペースト状の物が来ていた。
栄養科で食札を確認して配膳しなかった。食札が見にくかった。
・食札を見て確認し、調理する。 ・配膳後病棟へ食事を出す前に再度確認する。 ・食札に見やすいようにマークを付ける。
小児患者の療養生活
食事(栄養)
生後36日目の患者で、哺乳中にミルクが変色していることに気付き、哺乳を中止し、哺乳瓶を確認すると乳首の一部に穴が開いていた。
哺乳前に乳首の確認をしなかった。
・乳首の亀裂なども確認する。
小児患者の療養生活
食事(栄養)
昼食に小麦アレルギーの患者にうどんが配膳され、付き添っていた母親が気付いた。多種の食物アレルギーがあるため、入院時に栄養士と話をしてもらい病院食を食べてもらうことになった。
配膳をする看護師、クラーク、ヘルパー間で情報の共有出来ていなかった。栄養システムでは禁食の数が限られているため、手入力がもれた。小麦禁と入れることで回避できたうどんが配膳された。指示伝達システムの不備があった。コンピュータシステムに不備があった。
・栄養科でのシステム改善の検討。 ・禁忌食物を書いた札を患者のベットサイドに下げる。 ・アレルギー食の検討。
小児患者の療養生活
食事(栄養)
リーダー看護師よりMRIがある為、昼食後から絶飲食があることを聞き、個人ワークシートに記載した。その後、検査の為、母親に今から絶飲食になる事を説明し、絶飲食の時間が記入してある札をベッド柵に掛け退室した。14時の巡視時、母親に絶飲食が守れていることを確認した。15時、保育士におやつの延滞食が無いか聞かれたが、個人ワークシートを確認しないまま「無い」と答えてしまったため、そのままおやつが配られて食べてしまった。そのため絶飲食の指示が守れなかった。
保育士から延滞食を確認された時に個人ワークシートを見て確認しなかった。おやつが配られることを忘れていた。絶飲食の時間が書かれた板がベッドサイドについてはいたが、保育士は確認をせず、配膳してしまっていた。家族は絶飲食である事は分かっていたが、おやつが配膳されたため、食べさせてしまっていた。病棟では絶飲食の確認をするための用紙があるが、記入するのを忘れていた。
・受持ち患者の絶食の時間を聞かれた時は、必ず指示を書いた個人ワークシートを見て確認する。 ・ラウンド毎、検査前に絶飲食が守られているか確認する。 ・検査の内容、使用薬剤の特徴について学習し、絶飲食の必要性について理解を深める。 ・家族に検査の必要性、絶飲食の時間を説明し協力を得る。 ・絶飲食の時間を説明する際には、なぜ絶飲食が必要であるかを分かりやすく説明する。 ・受持ち患者に延滞食や欠食がある時は、延滞食を確認する用紙に指示が出た時点ですぐに名前を記入する。 ・絶飲食が記入されている板は、見やすい位置に設置し全職員が分かるようにする。
小児患者の療養生活
食事(栄養)
当日よりミルク12回から8回へ変更となっていた。夜勤前の情報収集時、変更となっていることを確認した。同じく準夜帯より輸血開始や点滴変更・側注などの慣れない指示があり、指示のもれがないよう検温板に鉛筆書きで実施内容と手順を記載した。しかしミルク8回へ変更となったことを忘れ、今までどうりの12回のつもりでミルクを投与していた。準夜帯で行う水分出納の際、準夜帯のミルク量が多いことに気付き、再度カルテ指示簿で確認したところ、準夜帯のミルク1回分を多く投与していることを発見した。
準夜帯より輸血開始の指示があったが輸血実施経験がほとんどなく、リーダーに確認しながら実施したが、輸血終了後より点滴内容と滴下量の変更・側注など指示が重なって、気持ちが焦り緊張していた。前回の患者の受け持ちの際、他の内容でインシデントを起こしていため、再び起こさないよう緊張していた。ミルク指示簿との確認が不十分であった。
・慣れないケアなどで気持ちが焦ると、そのケアに集中しすぎて他の慣れたケアの確認が疎かになりやすい傾向にあるため、余裕を持ってケアに当たれるよう、その都度やるべきことを確認し実施していく。
小児患者の療養生活
食事(栄養)
おやつを提供する時、袋の中に入っている品質保持剤を取り出さずそのまま提供したため、興味を持った患者が品質保持剤を開封してしまった。後かた付け時に、トレイの中に散らばっているのを見て発見した。摂取はしていない。
危険性の判断不足、患者の状況を理解していない、おやつの提供方法に対する注意不足が考えられる。小児は、何にでも興味を示すことが理解できていない。
・患者の発達段階を職員全員で共通理解し、提供の方法を統一した。 ・食器に食物だけ(食物以外のものは排除して)準備し、提供することにした。
小児患者の療養生活
食事(栄養)
沐浴時に臍の有無を確認、確認書にサイン後沐浴を実施した。その後、臍を消毒しサージカルテープで2点固定後、下半身の余分な水分とサリチルパウダーをバスタオルでふき取り着衣した。新生児チェックの際、臍の紛失を他の看護師が発見し、捜したところ、ゴミ箱から発見した。発見後は母に手渡され了解された。
臍消毒後、サージカルテープでの2点固定がしっかり行えていなかった。無意識のうちの行為であり、沐浴の一連の行為を責任を持って行えていなかった。
・臍の固定は、皮膚にしっかりと固定されるよう十分な長さのサージカルテープで行う。 ・沐浴そのものの行為を含め、皮膚の観察や臍の有無の確認など、一連の行為を行う目的を念頭におき、責任を持って行うようにする。
小児患者の療養生活
清潔
5ヶ月の患者を沐浴をする際、左下肢に末梢ラインを留置していた為、ビニールで保護した。しかし、足を湯につけてしまい、水がビニール内に入ってきて濡れてしまい、ラインを再挿入しなければならなくなった。
母親に説明だけして任せきりにしてしまった。ビニール保護の仕方が不十分であった。
・ラインなどある場合は、母親任せにせず看護師も介入する。
小児患者の療養生活
清潔
1歳の小児の入院中。母と交替して祖母が付き添いをしていた。小児用サークルベッドの柵を半分降ろしたまま、祖母が後ろを向いて用事をしていた際、音がしたため振り向くと、ベッドから患者が転落していた。
入院オリエンテーションを受けた母には転落の危険性について説明していたが、祖母には伝わっていなかった。看護師も再確認していなかった。
・付き添いが交替した時の伝達についてのオリエンテーション・訪室のたびに説明を繰り返す。
小児患者の療養生活
運動
入院中の1歳8ヶ月の患者が兄弟と祖父の面会があったためプレイルームで遊んでいた。家人が目を離すと走り出し転倒した。机で目の横を打ち少し切り、出血が軽度あったため、すぐにガーゼにて止血を行い主治医に報告し様子観察をした。
家人が目を離してしまった。家人が病気について、転倒などの危険性について理解していなかった。家人への説明が不十分だった。
・患者から目を離さないよう説明し、離れなければいけない時は看護師に声をかけてもらう。 ・病気について、転倒などによってどのような危険性があるのか、主治医から家人へ説明する。 ・プレイルームの使い方なども家人へ十分に説明する。
小児患者の療養生活
運動
1歳の患者の母親がベッド柵を上段まで上げ用意していると、ベッド柵がしっかり止まっていなかったため、ベッド柵が下がり患者が頭から転落した。すぐ啼泣したが、訪室時ボーッとしており、当直医に報告し、診察した。その後患者に著変なく経過した。
ベッド柵は上段まで上げられていたが、しっかりロックできているか確認が不十分であった。家人にベッド柵のロックまで確認するように、説明が出来ていなかった。
・ベッド柵の必要性、使い方を入院時オリエンテーションで詳しく説明する。 ・訪室時には、ベッド柵が上げられているか、ロックはきちんと出来ているか、声かけと確認をする。
小児患者の療養生活
運動
小児科受診を外の待合の長椅子に座って待っていた。母親から「腕が抜けませんと」看護師に報告があった。行って見ると、手すりと壁の間に右肘が入っており抜けなくなっていた。医師とともに石鹸をつけて外した。小児科医師が肘の診察も行い問題ないことを伝えた。
手すりのある壁に向けて長いすが配置してあった。利用していない手すりであった。
・手すりの除去。 ・院内の安全点検実施。
小児患者の療養生活
運動
患者は大人用の普通ベッドに入院していた。入院時、転落の危険性があるので、転落防止用の板を取り付けるよう看護師がすすめたが母親より「この子はおとなしいので大丈夫です、柵はいりません」と言われ使用しなかった。母が見ている前で、布団と一緒に後ろ向きに転落した。外傷はなかった。
母の意見で使用するべき転落防止板を使用しなかった。母に理由を説明し、同意を得るという事を行っていなかった。
・必ずルール通り転落防止板を使用する。
小児患者の療養生活
運動
入院中の患者が靴をはいて病室で遊んでいた。ベッドサイドに置いてあった、輸注ポンプ用の台の鉄製の脚の周りで遊んでおり、患者が何かをつまんで手渡してきた。磁石(2cm大)の上にボタン電池が付いていた。
直ちに、リーダーへ報告し、ベッド周りを点検した。
・危険があるおもちゃ、物品については家族へ返却する等、事前に危険が回避できるよう徹底する。 ・足元や行動範囲を踏まえた環境整備、療養の援助ができるようにする。
小児患者の療養生活
運動
プレイルームで母と遊んでいた患者の点滴棒、輸液ポンプが引っ張られ転倒し、近くにいた他の患者にぶつかってしまった。ぶつかった患者に外傷などはなかった。医師へ報告し診察してもらったが、特に処置等は必要なく様子観察した。その後も著変なかった。
プレイルームで遊んでいる時、コードにひっかかり点滴棒が動きにくくなってしまうこともあり、引っ張られると転倒しやすい。付き添い家人への情報伝達のあり方の問題点があった。
・付き添い人にも協力してもらい転倒に注意する(パンフレット作成)。 ・付き添いが変わった時でも伝達できるような注意が必要である。
小児患者の療養生活
運動
8歳の患者は腎性高血圧により安静度はベッド上安静であった。患者はペットボトルを床頭台の上に手を伸ばして取ろうとした。電動ベッドを一番高くまで挙げ、立ち上がりベッドより転落した。廊下を歩いていた看護師に床でうずくまっているのを発見された。
母親の付き添いが数日前より中止になっていた。飲み物が手の届く所になかった。転倒・転落の危険性について説明していなかった(家族へは説明していた)。ナースコールが手の届く所になかった。柵が4点全てに立ててあったため乗り越えようとした。4人部屋であったが誰にも協力を求めなかった。電動ベッドを自分で作動させた(日頃より作動させていた様子)。
・患者に転倒・転落の危険性について説明し理解してもらう。 ・飲み物は手の届く範囲に置きいつでも飲めるようにする。 ・ナースコールを手の届く場所においておく。 ・家族の帰院時は、飲み物やナースコールなどの環境を整えてもらう様、付き添い者にも説明する。 ・手動ベッドに変更する。
小児患者の療養生活
運動
患者がベッド周りのカーテンにしがみついていたところ、母がそのことに気付かずカーテンを移動させた。その時に、患者が転倒してしまった。ゴツンという音がしたため母が気付いた。
家族へ充分に説明し協力を得る。
・日中はしっかりとカーテンを端に寄せまとめておく。
小児患者の療養生活
運動
母親が、ベッド柵が上がった状態でベッドから降りようとしていた。足をかけるとベッド柵が急に下がってしまい、そのまま後ろ向きの状態で落下した。患者も母の後を追うように前向きに床に落下した。母は背中、腰部を床に強打し、患者は背中を点滴スタンドの車輪に強打したが外傷はなかった。
ベッド柵が完全に上までしっかりとあがっていなかった事が考えられる。母親のベッド操作方法の知識不足があった。
・入院オリエンテーションの際に、ベッド柵の使い方を説明するだけでなく、付添者にも実際にやってもらい、柵が完全に上がっているか確認する。
小児患者の療養生活
運動
車椅子に乗って母とキャッチボールをしていた時、前かがみに転落しそうになる。母がすぐ助けたため外傷はなかった。
車椅子を使用の際、ベルトをしていなかった。
・車椅子を使用の際は、ベルトの着用などを確認する。 ・家族にも正しく使用するよう再度お願いする。
小児患者の療養生活
運動
トイレ内よりナースコールがあった。直ぐに駆けつけると脱水で当日入院の患者が排泄後気分不良で転倒したらしいと、付き添っていた母親からの連絡であった。駆けつけた時は既に立ち上がっており、顔色は不良であったが外傷はなくバイタルも安定していた。脳波の異常もなく起立性の低血圧からくるものであろうと両親に説明が行われた。
入院初日であり、歩行時はナースコールするよう患者と家族に説明をしていたが、病室内トイレの使用で転倒の予測が出来なかった。脱水での入院であり、排尿量観察のためにも翌朝まで床上で尿器の使用が望ましかったが説明をしなかった。
・入院初回の歩行は家族に依存せず、必ず看護師が付き添うことを病棟内の決まりとした。
小児患者の療養生活
排泄
5歳の患者が心臓カテーテル終了後、ベッド上安静中、両親もベッドサイドに付き添い一緒に眠ってしまっていた。ドスンという音がして訪室すると、ベッドサイドに患者が転落していた。
両親の面会中ということもあり、両親が付き添っている側のベッド柵は下ろしていた。
・寝返りや体動が予想される場合は、危険防止対策としてベッド柵を完全に下ろすのは危険と両親にも了解を得る。
小児患者の療養生活
睡眠・休息
持続点滴中の患者が個室から廊下へ勢いよく飛び出したところ、点滴ルートに引っ張られ廊下で転倒し、点滴スタンドの足で頭部を打撲した。患者はすぐに激しく啼泣した。啼泣の声を聞き看護師がその場にかけつけた。点滴スタンドは父が押し、母が横に付き添っていた。すぐにベッドへ戻り、バイタルサインと外傷の有無・意識状態の観察し、医師が診察を行った。
患者は1歳であり、突然予期できない行動をとることも考えられた。入院生活が長くなり、安静度が解除され行動範囲が広がってきた時期であった。看護師自身も行動範囲の拡大に伴い、両親への転倒転落についての注意喚起を再度促す必要があった。また、日常生活の中でも注意を促して観察するべきであった。
・小児科の付き添いに関しては、入院時のオリエンテーションに十分な説明を具体的に行う。 ・入院中、急性期から回復期へと状態が変化する時は転倒転落アセスメントスコアの再評価をその都度行う(小児の場合は、入院期間が短期である為、再評価は1週間を待たず行う)。
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搬送・移送
斜視で入院した3歳の患者が全身麻酔の前投薬としてドルミカムシロップを内服し、母親とともに車椅子搬送した。看護師間の申し送りのために、患者から離れた際に、車椅子より転落し頭部打撲した。母親が手術室の外から発見した。
前投薬された患者の搬送は、ストレッチャー又は柵付きベッドで行うという原則の認識の欠如があった。
・前投薬された患者の搬送は、ストレッチャー又は柵付きベッドで行うという原則を徹底する。
小児患者の療養生活
搬送・移送
エレベーターホールで母親と遊んでいた患者が母親が眼を離した隙に自動ドアのスイッチを押してしまい、戸とドアの間に手を挟んでしまった。発赤はあったが腫脹はなく、クーリングで数時間で発赤も消失した。
エレベーターホールで遊んでいた。母親の観察不足、母親への指導不足・確認不足があった。
・エレベーターホールでの遊び禁止を再度説明した。 ・患者から眼を離さないように家族への指導の徹底した。
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搬送・移送
患者の沐浴が終了し、バギーに乗せた。他の患者の処置を次にしなくてはいけないため、母親に安全バーの装着を依頼した。しかし安全バーの装着の確認をせずにその場を離れてしまった。母親は安全バーを看護師が装着したと思っていたため、そのまま病室に戻った。病室に戻り患者が少し暴れたためずり落ちて転落した。
看護師の説明が十分ではなかった。看護師は母親に依頼したため安心し、母親は看護師がバギーに乗せたため安全バーが装着していたと思い込んでいた。安全バーが装着したことを確認せずにその場を離れてしまった。
・安全バーが装着され患者の安全を確認してから病室に戻ってもらう。 ・母親に依頼する場合、依頼したことの実施を確認する。 ・母親に依頼する場合、依頼内容を十分説明し母親が理解しているか確認する。
小児患者の療養生活
搬送・移送
抱っこして移送中、ポケットの中にあった鉛筆が児の腹部にすれて傷を生じた。
抱いた際に危険物がポケット内にあった。
・患者を抱くときは危険物が無いか、十分に確認する。
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搬送・移送
手術室から看護師1名でストレッチャーでの搬送中、患者が激しく暴れ、立ち上がろうとしストレッチャーから転落しそうになり、点滴ルートも引っ張っていた。看護師はストレッチャーに患者を寝かせ、母と両手を抑制しながらエレベーターで搬送したが、病棟のエレベーターホールまで来た所で、再び患者が激しく暴れ出したため、危険だと判断し、母に患者を抱っこしてもらい病室まで戻ろうとした。しかしその際も激しく暴れており、点滴を確認すると、留置針が抜けていた。
搬送中激しく暴れる患者に対して、抑制が不十分であった。また、点滴の固定が、不十分であった。
・搬送は安全に行われそうにない場合は手術室から病棟に応援を依頼する。 ・術後患者が自分で抜こうとしてしまうことを考慮し、点滴の固定を十分に行う。
小児患者の療養生活
搬送・移送
生後27日の患者で、皮膚が弱く水疱形成し易い状態であった。膝に保護のテープを貼ってあったが、腹臥位をとっていた時に啼泣時、膝が擦れ、テープがずれて出血していた。
啼泣時は患者の動きが激しくなった。また、腹臥位の時は啼泣が激しくなった。
・激しく啼泣しないように腹臥位にはしない。 ・膝が擦れないようにタオルなどを挟む。
小児患者の療養生活
その他
0ヶ月の患者の手足に冷感を感じたため、足元に湯たんぽを設置した。約1時間後患者が泣いたためあやそうとしたところ、寝衣・寝具が濡れており、湯たんぽからお湯が漏れていることに気付いた。患者には熱傷は認められなかった。
湯たんぽの中央に5mm程度の穴が開いていた。
・物品使用時には異常の有無を確認することになっているが、不十分だったため、使用時の確認と使用中の観察を密に行っていく。
小児患者の療養生活
その他
付き添いの家族から鼻の中に異物が入っていると言われ確認するとビーズ入っていた。鼻をかむと出てきた。患者に痛みや出血はなかった。
数日前に保育で使用したビーズのブレスレットを患者に渡していた。
・患者の年齢、状況にあったおもちゃを考慮して渡す。 ・ベッド周辺に危険物がないか環境整備と点検を徹底する。
小児患者の療養生活
その他
未熟児室入院患者の母親が面会中であり、祖母と長女が待合室で待機していた。他の未熟児面会者が待合室からでて行こうとした時、長女がドアに指を挟んで泣いていた。祖母がいたが、ドアに指をかけていることに気付かなかった。
ドアの近くに椅子がありドアの隙間に近づきやすい配置になっていた。付き添い者がドアの危険度を十分に把握していなかった。目を離した隙であった。
・ドアの隙間にスポンジを張る。 ・待合室の椅子の位置を変えてドア近くに棚を置き、ドアに近寄らないようにする。 ・院内の待合室で起こったことであるため、ドアに注意するよう張り紙をする。
小児患者の療養生活
その他
入院患者の母親が顔面に帯状疱疹発症(受診していないため診断はついていない)していたが、主治医へ報告しておらず、毎日面会に入室していた。接触感染であり、母も手洗いの重要性は、自ら発言していた。また、患者へ母の抗体が移行していると思われるため、患者に感染する可能性は低いが、NICU内の他の患者への感染の可能性は考えられた。そのため、主治医より母の帯状疱疹が痂皮化するまで入室禁止の指示があった。
帯状疱疹の感染に対する知識不足があり、危機意識が低かった。看護師間での確認不足があり、主治医へ報告済みと思い込んでいた。
・帯状疱疹についての勉強会を持つ。
小児患者の療養生活
その他
アイスノン貼布部の観察不足による凍傷の可能性があった。患者は頭部と背部の2点クーリングを行っていた。アイスノンはビニール袋に入れ小タオルで包んでいた。左側臥位に体位変換後、頭部と背部にアイスノンをあてた。その後、他の看護師がミルク注入前に右側臥位に体位変換する際、右腕の外側部分がアイスノンにより赤くなっているのを発見した。
患者の所へは吸引などで頻回に行っているが、その都度全身をしっかり観察できていなかった。患者は皮膚が弱く皮膚損傷や凍傷になり易い可能性を考えてケアできていなかった。
・患者の所へは吸引などで頻回に行っておりその都度、全身をしっかり観察する。 ・皮膚損傷や凍傷の可能性を考えてケアを行う。 ・アイスノンが長時間同じ部分に当たっていないか、皮膚に直接当たっていないか注意し、こまめに貼布部分を変える。 ・更新直後の冷えたアイスノンは厚めのタオルに包んだり、溶けてきたら薄めのタオルに包むなど配慮しながらケアする。
小児患者の療養生活
その他
母よりナースコールあったため、他の看護師が訪室すると、母より患者がセーフティーボックスの取っ手を取ってしまい、口に咥えてたと報告があった。患者の全身状態を観察し、部品がそろっているか確認すると、誤飲されていないことが分かった。
同室に兄がおり、サークルベットを近づけると柵を乗り越え、弟のベットへ移る事があった為、棚ぎりぎりにベットを寄せていた。その為、立位時に棚に手が届く位置にあった。患者の行動を予測できていなかった。
・患者の行動を観察し、適宜不要なものは外す。 ・継続してベット周囲の環境整備を行う。 ・面会時には、家人に患者の様子を伝え、家人の協力を得る。
小児患者の療養生活
その他
腰痛の部位(左腰部)に車椅子上でホットパックを20分間施行した。施行中患者の皮膚の状態を確認せず終了し、病棟へ帰した。病棟看護師より連絡があり、背部に直径10cm程の発赤があると連絡を受けた。
ホットパック施行中の確認を怠った。患者に感覚障害があり、熱くても気付かない可能性があった。車椅子での姿勢では常に圧がかかるような部位に発赤があった。
・患者の姿勢と、ホットパックがきちんと当たっているかを確認する。
リハビリテーション
熱傷
料理プログラム実施中、天ぷらを揚げている時他の患者が揚げている横で、患者は次に揚げる物を載せたお皿をもっていた。患者は自分も揚げて見たくなりそのお皿を置こうとした時に、熱くなっていたコンロの五徳に手が触れた。患者の「熱っ」の声でスタッフが気付いた。冷やした後痛みもなく発赤も見られなかったのと患者より大騒ぎになるのが嫌だから病棟看護師には黙っていてと言われ作業継続し報告をしなかった。
熱くなっている五徳の上に鍋などを載せ、直接触れないようにしていない。病棟への連絡をしなかった。危険性に対して予測をしていなかった。
・五徳の上に鍋など載せておく。 ・連絡の徹底。 ・危険性の予測に対して対処しておく。
リハビリテーション
熱傷
患者はベッドに端坐位になり、OT(作業療法士)は対面する形で1m程離れた所からボールを受け、投げを行っていた。しばらくして患者がボールを受けた際、そのまま後方へ倒れ頭部を床に打ち付けた。バイタルサインの変化、腫脹や頭痛、嘔気・嘔吐なく患者の状態に変化はなかった。
これまでの訓練場面で端坐位が安定していることが評価できていたため後方に倒れることを想定していなかった。後方へ倒れることを想定し、倒れた場合に頭部を保護できるような状況設定が必要であった。
・後方へ倒れても大丈夫なように保護用具を設置する。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
訓練のため車椅子移乗をする際、患者をベッドサイドに端座位をとらせ理学療法士が横に座って支えながら電動ベッドの高さを下げていたところ、患者の左足がベッドと床に挟まったようになっているのに気付いた。慌ててベッドを上げて患部を見たが、擦り傷だけだったため看護師には詳細を報告しなかった。翌日、同理学療法士が患者の左足から足先にかけて腫脹しているのを発見し、初めて医師・看護師に事故を報告した。レントゲン撮影の結果、脛骨・腓骨骨折と判明しギプス固定となった。理学療法士自身が足関節を捻挫しギプス固定していたため、通常行わない手順(患者を起こしたあとベッドを下げる)で介助を行った。また、ベッドは低床電動ベッドで、床から24.5cm(フレーム含む)まで下げることができ、障害物があっても30kg以上の抵抗がなければ強制的に動かせてしまものであった。患者は筋緊張が強く全介助状態であった。
理学療法士自身が捻挫しギプス固定・松葉杖を使用していたにもかかわらず、受傷翌々日から業務に就かせ、通常業務を行わせていた部署内の判断誤りと危機管理不足があった。当事者の過信、電動ベッド操作時の確認不足、危機感欠如による訓練時トラブルが起こった際の不適切な対応があった。電動ベッドを安全に使用するための注意事項の全職員への周知徹底不足、危険性の認知不足であった(購入時、業者から説明や説明書の配布はなかった)。
・今後、訓練士の体調を考慮しての業務調整を徹底する。 ・患者の移乗介助が安全に行えないと判断された場合は、休暇ないし事務に従事させる。 ・訓練時トラブルが起こった際の対応について新人教育を徹底する。 ・電動ベッドを安全に使用するためのマニュアルの配布、職員への周知徹底をする。 ・電動ベッドは患者を起こす前に高さ調整する。 ・電動操作は両手で行う。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
訓練室の廊下で歩行訓練中、前方から来た人を避けようとした際つまづき前方に転倒し、左膝と両手をつき床に打たれた。理学療法士は遠位監視していたため介助に間に合わなかった。帰室し看護師へ報告し主治医の診察を受けた。患者状態は異常を認めなかった。
訓練中に他の患者とすれ違うことは当然理解していたのに遠位監視レベルでできるだろうとの考えがあった。事故後の処理に問題があった。
・訓練中の事故予測と発生後の報告の再教育した。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
監視で立位で上肢活動中、その場を離れ必要道具を取りに離れてしまった。また、その場には他OT(作業療法士)やスタッフはいたが、監視の継続依頼をしていなかった。道具を持ってその場に戻った時には患者様が床に座っていた。他OTが転倒音で振り返ると左殿部と左肘を着いた状態で転倒していたとの事。即座に体位を整え、異常や異変の有無を確認中だった。患者の意識や身体状況に異常がないことを確認し、車椅子で帰室した。病棟リーダー、看護師長、医師に報告し、その後の観察を依頼した。
監視必須なのに、その場を離れた。また、他のOTやスタッフに監視の継続依頼をしていなかった。これまで患者様が転倒する可能性は念頭において訓練に当たってきたが、一瞬なら大丈夫であろうという思い込みがあった。
・転倒リスクがある場合、視界から外さずその場を離れない。 ・万が一その場を離れる必要時は必ず他のスタッフに責任依頼を確実にする。 ・他のスタッフがいない場合は、いったん椅子に座らせ安全環境を確認後、他の業務を行なう。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
大腿頚部骨折整復固定術後完全免荷で歩行練習開始し4日目の患者が松葉杖での歩行練習中、車椅子からの立ち上がり動作直前にバランスを崩し転倒した。PT(理学療法士)は直接身体へ触れての介助はしていなかった。その後患者の異常がないことを確認した。
立ち上がりの際に担当PTが健測にいたため、患者がふらついた時に介助の手が届かなかった。患者のふらつきの予測ができていなかった。
・介助位置の選択。 ・PT間で介助方法の勉強会を実施する
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
リハビリに歩行にて移動中、階段降下中に靴のマジックテープがはずれてしりもちをついた。リハビリ初日であり、自立歩行可能、杖なし、認知レベル低下のない患者であったため、先にエレベーター前で待つよう指示をした。患者は一人で階段で降りてしまった。
自立歩行可能な患者であり、指示を伝えたと思っていても患者の性格、日常の行動を熟知し患者それぞれに対する危険予測ができていなかった。リハビリ初日であり、リハビリ開始時から患者から目を離す状態を作ってはいけなかった。
・患者評価を正しく行い、危険予測に基づて行う。 ・リハビリテーション時は、患者から目を離さない。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
ベッドサイドでリハビリの際、左上肢を保持し持ち上げようとしたら、皮膚剥離になってしまった。
皮膚の状態は低下しており、剥離するリスクは高かった。
・皮膚の状態をよく確認し、保持する場所などを注意する。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
大腿四頭筋訓練、T杖での歩行訓練、T杖と手すり使用で段差(階段)訓練を行った後、1メートルくらい先の椅子に座ろうとしたところ、両膝が折れて膝をついてしまった。バイタルチェックと痛みの確認は異常なし。車椅子で部屋に戻し、看護師に報告した。
段差訓練自体は4回目で今まで膝折れはなくフリーハンド歩行も可能なため監視があまくなっていた。もともと監視レベルの患者であったが段差を降りきった後で介助の手を放していた。
・訓練中だけでなく、歩行時や座るまで帯による介助を放さない。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等