具体的内容
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背景・要因
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改善策
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記述情報
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具体情報
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分類
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事故の程度
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段階
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テーマ
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検体の種類
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情報の流れ
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発生段階
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疑義があると判断した理由
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対象の医薬品
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不具合の内容
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専門分析班及び総合評価部会の議論
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当事者職種(職種経験年数)1人目
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関連したモノ
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専門分析班・総合評価部会の議論
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報告事例
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検査項目
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吸入酸素濃度
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挿入した職種
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事故の内容1
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事故の内容2
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訪問での専門分析班委員の主な意見
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人工呼吸器※
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備考
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薬剤
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誤った処方内容
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持ち込んだ磁性体
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患者の食物アレルギー
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使用した医療機器
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背景要因の概要
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区分
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詳細
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参照
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画像
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画像2
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事例の分類
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注釈
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種類
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研修医の情報
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発生要因
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輸血の準備をする際、輸血用のセットではなく輸液用のセットを患者のもとへ持っていってしまった。輸血のセットをしたスタッフも気付かず、25分間、輸血が行われてしまった。ラウンドしていたスタッフが使用しているセット(回路)が違うことに気付いた。
思い込んでいた。観察・確認が不足していた。輸液セットを取った際に良く見て確認していなかった。同じ引き出しに置いてあった。
・良く見て確認を行う。 ・輸液セットと輸血セットの保管場所を検討する。
輸血療法
手技・手順
母児ABO式血液型不適合妊娠が疑われる患者の不規則性抗体検査(間接クームス)検査で、抗A抗体陽性のものを、抗A血球を用いた抗体検査を行っておらず陰性と報告した。
輸血検査手技伝達講習会に参加できておらず判断に誤りがあった。
・検査手技を徹底する。 ・検査マニュアルの明記する。
輸血療法
結果判定
患者は術中にRCC4単位投与する予定であった。医師が術前の説明で術中に輸血すると説明していたので、新人看護師は検査部に行き、新人検査技師に輸血を払い出してもらい、手術室に届けた。この時未照射であることに気付かなかった。手術中に準備していると検査部から未照射であるとの連絡があり、新たに適合血を照射して輸血された。
クロスマッチして準備されており、使用の段階で検査部に照射依頼がきて取りに行くシステムであるが、新人看護師は術中に輸血するという情報で持参しなければと思い違いした。新人検査技師は保冷庫に準備されていた血液が照射済みと思い、新人看護師との一つ一つの確認ができていなかった。手術室では持参された血液は未照射であるはずがないと思い、また灌流液の準備等で充分な確認がされなかった。新人検査技師が輸血担当者へ「輸血を払い出した」報告がなかった。保冷庫の中に照射済みの輸血用血液と未照射血液があった。手術申込み書に輸血準備の記載がなかった。
・輸血にシステム、輸血の副作用とGVHD(移植片対宿主病)について再教育する。 ・輸血用血液製剤払い出し時のチェックマニュアルを作成する。 ・検査技師が伝票、看護師が血液製剤を見て指差し呼称する。 ・手術申込み書に輸血準備を記載するよう医師に依頼する。 ・保冷庫の中の照射済と未照射の区別を明確にする。 ・輸血実施時のチェックマニュアルを守り、1行1行確実にチェックする。
輸血療法
その他
手術のため濃赤LR-2400mL1本の準備指示が出た。PCの画面の検索で抗体スクリーニング、血液型、Rho式血液型を見たが、抗体スクリーニングとRho式血液型を見間違い、Rh(-)と記入して、検査科へ発注伝票を提出した。検査科から本当にRh(-)であるかの確認があり、再度調べたところRh(+)であった。
血液型確認をPC画面のみで行った。発注伝票のダブルチェックの際、氏名と輸血の内容のみしか行っていなかった。血液型にRh(+)とRh(-)があるという事を知らなかった。
・発注伝票のダブルチェックはマニュアルに沿って必要事項を声出し確認する。 ・輸血について再学習し知識を深める。
輸血療法
その他
医師はA型(+)の患者の輸血依頼伝票に、「O(+)」と記載、輸血の緊急発注をした。血液が到着し、検査技師が同日クロスマッチを施行した患者であるが血液型が違う事に気付き、医師に確認した。医師が記載間違いをしていたことが分かった。
緊急手術になり手術中の輸血依頼であった。医師がカルテでの血液型確認を怠った。手術室看護師も、緊急のため医師が記載した血液型が正しいと思い、確認を怠った。
・輸血伝票に記載する際は2名でのダブルチェックを実施する。
輸血療法
その他
緊急手術のため、輸血伝票を医師が記入して請求した。その際に血液型を間違って記入した。看護師は血液型の確認をしないまま事務に依頼した。緊急入院のため照合は他院の紹介状と行うべきところ行わなかった。その後、入院時採血の血液型の結果が来て、請求血液型が間違っていたことに気付いた。
輸血請求時にも必ずカルテの血液型を見て請求することになっているが、緊急時で慌てたため、照合がおろそかになってしまった。
・輸血マニュアルに沿った、請求や確認を行うよう、再度申し合わせた。 ・輸血マニュアルの遵守をすることを促した。
輸血療法
その他
手術中出血が多く、凍結血漿5単位を取り寄せた。麻酔医が紙箱から取り出し「温めよう」と言ったので、5単位のうち1パックをウォームバスに入れるために手に取ろうとした際、麻酔医と当事者のどちらがどのパックを手に取ればいいのか一瞬迷い、パックの把持をしっかりしていなかったので床に落とし破損した。
物品の搬送は、運搬容器に入れられていなかった。狭く不安定な位置にパックを置いていた。お互いの声掛けができていなかった。大事なものを扱っているという気持ちが薄れ、しっかり把持していなかった。
・血液製剤の運搬には、籠、血液運搬バックを使う。 ・血液製剤を扱う時には、単独のワゴンを使う。 ・お互いに声かけをして、相互確認の上、作業する。
輸血療法
その他
術前に患者の自己血採血を行った。その時に採血バッグの記入を一人で行った。手術日に手術室看護師が使用予定日と使用期限日の記載の間違いに気付いた。主治医が採血日を確認し使用した。
自己血採血に関しては院内でのマニュアルがあり、記載の方法や確認に関した手順があるが、今回は全く一人で実施してしまった。
・自己血採血マニュアルを輸血部会と点検と確認を実施し、安全に実施されるまでの過程の見直しと周知を実施する。
輸血療法
その他
手術実施前に手術に対する説明同意書と、麻酔に関する説明同意書が、患者署名後に提出されていた。通常は手術説明を主治医が行う際に、輸血に関する説明同意書も含めて渡されているが、今回は渡されていなかった。手術が行われて2日後に輸血を実施する指示が出された。看護師は、輸血をルールに従って2人で確認して実施した。この時、輸血の説明同意書が取られているのかは確認しなかった。輸血実施3日後に輸血室の指摘により説明同意書がないことがわかった。
医師が説明同意書を説明した時に、患者に渡し患者署名を直ぐに得られない場合は、後に提出してもらうことになっている。医師は手術説明の時に輸血をするかもしれないという説明は行ったが、説明同意書を渡していなかった。看護師は、手術説明されれば、輸血説明同意書が取られていることが通常なので確認をしなかった。輸血を実施する時に、説明同意書の確認をいつ・誰が行うのかは、マニュアルにはなかった。
・看護師が輸血を実施する時の専用看護記録があり、この中に「説明同意書の確認」を記載してチェックボックスを設けて確認できるようにする。
輸血療法
その他
患者の血液型がO型RH(-)であったが、主治医が麻酔申し込み用紙にO型RH(+)と記載した。その他、麻酔記録、看護記録等、血液型を記載する全ての記録類がO型RH(+)となっていた。入院中輸血は施行されなかった。退院後、病歴室でカルテ整理時に発見された。
血液型を転記時、検査結果を十分確認しなかった。麻酔記録、手術室看護記録は麻酔申し込み用紙に書かれた血液型を転記した。
・血液型記載時は、誰もが検査結果伝票を声だし確認して転記することを徹底する。
輸血療法
その他
輸血を施行する場合には患者の血液型の札をベッドサイドにかけることになっているため、手術前にO型の札を作成し、術後その札をかけた。患者がO型の札を見て「私はB型じゃないの?」と言ったため、カルテの血液型判定結果を確認するとB型であり、O型の血液札が間違っていたことがわかった。輸血は施行しなかった。
血液型の札を作成する際、確認を行っていなかった。
・血液型の札を使用しない。
輸血療法
その他
患者より同室の患者の血液がこぼれていると報告あり、訪室すると、床に多量の血液がこぼれていた。輸血セットと輸血パックは接続されていたため、どこから血液がこぼれたのか患者に確認すると、自室の水道のところで輸血ラインを引っ掛けて輸血セットと輸血パックの接続部が外れ、そこから血液がこぼれたとのことであった。輸血パックから血液が流れ出すので自分で輸血ラインを輸血パックに接続していた。すぐに輸血を中止し、医師に報告した。
輸血中であり、何か介助を要するようなことがあれば申し出てもらうように声をかけていたが、輸血ラインと輸血パックの接続部は一体ではなく、力をかければ抜ける恐れがあることまでは伝えることができていなかった。
・輸血を開始する際に、輸血パックと輸血ラインの接続部は力をかければ外れる恐れがあることを患者に説明する。 ・輸血中に動く可能性のある患者は、輸血のラインに余裕をもたせる。 ・意識状態に問題のない患者でも、思いがけない理由でラインの接続が外れることもあるということを念頭に置いておく。
輸血療法
その他
化学療法のため24時間末梢点滴キープをしている患者がシャワー浴を行うためロックを行う際、誤って吸入用ビソルボン液2mL(4mg)を投与した。手技を見守っていた先輩看護師に指摘され、1.6mL投与したところで中止した。
ヘパリン生食を冷所より取り出す際、隣のトレーに置いてあったビソルボンを取り出した。
・薬剤を投与する際の3点確認を必ず行う。 ・吸入薬はピンクのシリンジを必ず使う(ないときは作らない)。 ・冷所にはヘパロックのみが入っているという思い込みをしない。 ・ヘパリン生食のシリンジや置き場所について再検討する。 ・吸入薬は吸入薬専用のトレーに入れる。
薬剤
薬剤間違い
入院時に患者の持参薬を確認した際、アダラートL20mgを持参薬確認用紙に「アダラート(20mg)」と記載し、医師に報告した。その後、指示看護ワークシートに持参薬登録でアダラートCR(20mg)の指示が出た。退院時、退院処方として出された薬がいつも内服している薬と違う(アダラートLではなくアダラートCRが処方された)ことに患者が気付き、インシデントが発覚した。担当医へ持参薬がアダラートLであったことを報告し、退院処方はアダラートCRからアダラートLに変更となった。
持参薬の確認をした際、当事者はアダラート「L」まで確認していなかったため、実際の持参薬と異なるアダラート「CR」で指示受けをしてしまった。
・持参薬を確認する際はヒートや薬表、識別番号で薬を調べ、薬品名を最後まで確認して持参薬確認表に記載する。 ・医師からワークシートを受ける際、持参薬と指示の内容が一致しているかを確認する。
薬剤
薬剤間違い
点滴混注において、ソルデム3Aにアスパラカリウムを混注するところを、KCLを混注し、他の看護師に発見された。その患者の伝票を見ながら混注をしていたが、自分の頭の中でカリウム製剤はKCLという思い込みがあり、混注間違いをしてしまった。
自分の頭の中でカリウム製剤はKCLという思い込みがあった。
・ワークシートと薬品の確認を、慌てている時であっても、指差し声出し確認で確実に行う。 ・思い込みをなくす。 ・点滴を混注する時間を確保し、点滴混注中には、メンバーに業務を依頼するなどをして、集中して行う。
薬剤
薬剤間違い
1度調剤方法を間違い、やり直した際、ワーファリン1mgを1日1回夕食後2.75錠、2日分を調剤しようとして、ラシックスを取り調剤してしまった。やり直す前の調剤では、きちんとワーファリンを取りカラを確認していたが、取った5.5錠を全て粉砕してしまったため、急いで調剤し直した。あせって調剤し、調剤方法に気がいってしまい、薬剤の確認、カラとの確認が疎かになってしまった。この患者は血栓が出来やすい患者で、ワーファリンが服用できなければ、塞栓症に至った可能性も考えられた。
ワーファリンとラシックスの外観が類似していた。特に焦っていたため、赤いという共通する特徴を確認することを怠った。
・粉砕、一包化などは、調剤者の責任が大きく鑑査も行いにくいため、調剤する段階でのチェックを行う。 ・カラやバーコード処理など、必ず確認できるものを残し、チェックする。
薬剤
薬剤間違い
10%ベサコリン散60mg朝夕食後10日分(全20包)の調剤をした。1包の分包紙の印字を30mgとするところを20mgとしてしまった。鑑査者も気付かず、病棟に上がってしまった。9日後看護師が印字の誤りを発見し、薬局に連絡をした。薬剤師が処方せんにて総秤量数・分包数を確認し、印字の修正を行った。患者に投与された薬は、処方通りであった。
全20包の数を印字してしまった。連休前で業務が集中して、注意力が低下してしまった。
・印字を入力後、入力内容を確認する。 ・分包が終了したら、再度印字を確認する。 ・忙しい場合も落ち着いて、仕事を行う。
薬剤
薬剤量間違い
抗生剤を2種類使用中の患児に、5時分のザイボックス40mgを看護師2名でダブルチェック後作成し、投与した。最終記載時、注射ワークシートで読み上げた40mgという数字に気をとられてしまった結果、用紙のIV欄へ40mL投与と記載してしまった。その後も記載間違いに気付かなかった。日勤帯13時に投与する際、過量投与の疑いがあることに気付きいた。医師へ報告、過量投与の疑いがあるため13時分はスキップとした。当事者に事実確認した際、記載間違いであり1回投与量は間違えていなかったことが判明した。医師へ報告し、過少投与のまま様子観察となった。
不明。
・投与の際はmg単位、時間数の確認に加えて、シリンジへ吸いあげた量(mL)も指差し・声出し確認をするよう徹底する。
薬剤
薬剤量間違い
朝からリン酸コデイン散1%60mg3包3×(毎食後)が開始になる患者に対し、1包が10mgだと思い込み、2包与薬した。さらにその与薬したリン酸コデイン散は眠前様に処方されていた一包40mgのリン酸コデイン散であった。結果、80mgのリン酸コデイン散を患者に投与した。医師報告し、患者に問題ないことを伝え様子観察となった。
不明。
・看護ワークシートの見方と処方箋の見方をもう一度確認する。 ・与薬の準備をする際、処方されている薬と処方箋、看護指示ワークシートが一致しているか確認し、薬包に書いてある朝・昼・夕の表示を見落とさないように怠らないようにする。 ・準備した際は3回声だし確認を行ない、Wチェックしてもらい、確認する。 ・リーダーとして、夜間帯の遅い時間の処方された与薬は、届いているのかセットされているのか注意をし確認をする。
薬剤
薬剤量間違い
翌日心臓カテーテル検査を予定していた患児の注射ワークシートをリーダー看護師が医師より受け取った。医師と共に、オピスタン、ヒベルナ、持続点滴については指差し、声出し確認して指示を受けたが、抗生剤の量の指差し、声出し確認を怠り、抗生剤の量の単位が正確には「130mg」であるものが、「130g」となっており、誤りに気付かなかった。翌日(検査日)の日勤リーダー看護師が単位が誤っていることを発見し、医師へ正しい指示を出し直してもらった。
不明。
・指示出し、指示受け時には、声だし、指差し確認を医師と共に確実に行う。
薬剤
薬剤量間違い
入院時に入力される患者の身長、体重が看護師により逆に入力されていた。(○cm、△kgが△cm、○kg)医師が抗癌剤をレジメンオーダー入力する際、気付かずに予定投与量の80%の量で治療を行った。この投与量で治療経過中白血球減少を来たし、予定投与量で治療を行っていた場合は、化学療法の一時中止する可能性があり、少ない投与量が患者に大きな不利益を与え無かったと考えられた。
抗癌剤の量はレジメンオーダーで患者基本から自動的に、身長、体重を読み込み計算される。今回逆に入力されていたが体表面積がもっともらしい数値であり間違いに気付かなかった。
・抗癌剤をオーダーする際は、体表面積だけでなく、身長・体重も必ず確認する。
薬剤
薬剤量間違い
プレドニンが処方され、薬名・用法・用量・内服する日をパソコン上で確認したが、「1日おきに内服」ということに気付かなかった。また、本人へ内服薬を渡す際にWチェックするが、2人とも注意書きには気付かなかった。次の日、同じ看護師が受け持ったが、分包する時に1日おきに内服という文字には気付かなかった。Wチェックは他スタッフ2人で行うが、その時も準備されている薬が正しいものだと思い、処方箋の注意書きには気付かなかった。本人に内服薬を渡す時もその日の受け持ちやWチェックをしたスタッフ2人ではないスタッフが渡した。診察時に医師より本人にプレドニンを1日おきに内服していることを話し、本人より当日も内服したことを医師に話し、リーダー看護師からその日の受け持ち看護師に1日おきに内服する指示であったが内服してしまった事を告げられ、間違いに気付いた。
それぞれが、処方箋・薬袋の確認不足であった。また、指示変更になった時の医師との連携が不足していた。2人で確認を行っていたにも関わらず、指示を見落としてしまった。処方の分包・与薬の準備・患者への与薬と内服の内容の確認を行う機会はあったにもかかわらず、内容確認できていなかった。確認行為を何のために行っているのかと言うことを忘れて、機械的に行っていた。
・処方箋の端から端までしっかり確認し、大事な指示を見落とさないように注意する。 ・特殊な内服方法であったため、マーカー等でしっかり印をつける。
薬剤
薬剤量間違い
左腹部からPTCDチューブと右腹部から肝膿瘍ドレーンが挿入されていた。右手背からは、末梢点滴のルートが確保され、輸液が行われていた。定時の抗生物質の静脈点滴を行うため、患者のベッドサイドの訪問し、臥床している患者の左側に点滴台が置かれ、点滴台上部には輸液ボトルが吊るされ、点滴台下部には、2つのドレーンの廃液バックがそれぞれに下げられていた。腹部中央に三方活栓があったので、指示の静脈点滴をつないだ。終了後他の看護師が、空の抗生剤バックをはずそうとしたところ、肝膿瘍ドレーンについていた三方活栓に抗生剤のバックが接続されており、誤接続であることに気付いた。主治医に直ぐ報告し、廃液量の確認と患者の状態観察を行ったが、症状の変化はなかった。
ドレーンに三方活栓を使用することに問題があった。各種ドレーンを取り扱う時の刺入部確認が不十分であった。血管内と血管以外の使用も同一の三方活栓を使用していた。末梢静脈点滴も肝膿瘍ドレーンも右側から挿入され、患者の腹部には2個ルートが体の上を通り、いずれも三方活栓がつけられていた状態にあった。接続した看護師も三方活栓は目に付いていたが、刺入部まで確認できていなかった。肝膿瘍ドレーンは時々流出が少なくなり、閉塞を防ぐため医師により三方活栓がつけられ、生食でフラッシュされることがあり、そのままドレーンに三方活栓がつけられたままになっていた。
・血管アクセスルートへの三方活栓のカラー識別を検討する。 ・原則ドレーンに三方活栓を活用しない。ドレーン類を取り扱うときは、必ず刺入部確認を手で繰って行う。 ・各種ドレーンの刺入部表示をルートにテープを貼り、刺入部を記入し、わかりやすくする。
薬剤
方法間違い
患者にヘパリンロック用のペミロックを通常100倍濃度のものを使用するところ10倍濃度のものを使用した。
それまで使用していたヘパリンロック用シリンジが院内全体で回収されてから、病棟で初めてペミロックを使用した。薬局から病棟にあがってきた時にダブルチェックもされていたため別の規格があることの疑問をもたなかった。ペミロックのシリンジに100単位/mLの記載があったが、100倍の濃度の100と勘違いしてしまった。業者が薬局に100倍ではなく、10倍のものを納入してしまい、薬局でも規格の違いに気付かず病棟へ払い出してしまった。
・新しく使用する薬剤は特に薬剤名、規格の確認を十分に行う。
薬剤
方法間違い
TS-1の内服について、○/7まで服用し、その後1週間の休薬指示であった。指示を読み違いで○/3~○/7まで休薬してしまった。
休薬指示の書き方が紛らわしかった。指示受け時注意深く読まなかった。
・指示を判り易い書き方にして貰うよう依頼した。 ・指示を受ける時はゆっくり復唱する。
薬剤
方法間違い
手術後の輸液管理時、ポンプを使用し1本目の輸液を開始した。予定通りの時間で終了し本目を更新した。この時も引き続き200mL/hで開始。1時間後の輸液チェックに行くと「積算200mL200mL/h」と設定は合っていたが、輸液の残量を見ると約120mLしかなく医師に報告した。輸液の内容はアクチット+ネオプラミール1Aであった。
ポンプの設定、積算量は間違いなく合っていたが、目視での残量との誤差があったためMEに調査のため提出した。後日MEより「輸液ポンプの作動に問題ないため継続して使用可」との返事が来た。しかし、現場では不安が残っていると報告を受けたので、改めて業者へ提出している。
・業者へ問い合わせを行っている。
薬剤
速度間違い
心不全にて入院中の患者。カテコラミンサポートのもと、利尿剤投与していた。ビーフリードが40mL/hで投与されており、14時のラウンドの際、腕をまっすぐしてもらい、フラッシュで落ちることを確認し、滴下を合わせ直した。15時にラシックスを投与しようと部屋に訪室した際、滴下が早いことに気付いた。1時間で40mL投与するところを1時間で200mL投与した。
持続点滴がフラッシュで落ちること確認したときに手の向きで変わることまで確認していなかった。
・持続点滴がフラッシュで落ちること確認したときに手の向きで変わることまで確認していなかったので、再度、与薬・注射の基本行動を振り返る。 ・滴下が変わりやすい状況にあったため、早期に輸液ポンプをつけるなどの対策をする。
薬剤
速度間違い
IVH900mL/日で投与している患児の輸液投与に際し、輸液ポンプの積算をクリアにせず、予定量を設定したため、約600mL/日になり、指示された一日投与量に満たなかった。設定量で輸液ポンプの設定アラームが鳴ったため、担当者は輸液が終了したと思い込んだ。
医師報告し、不足分は投与せず様子観察なる。
・積算管理の徹底をすること。 ・終了時間の引継ぎを次勤務者と確認すること。 ・投与が正しく行われたかを再確認すること。
薬剤
速度間違い
輸液ポンプが適正に設定されていない状態で、患者に使用した。輸液セットの滴下数のセットが間違った設定で使用された。(本来は20滴に設定するところ、15滴で設定されていた。20滴変更済みシールは添付されていなかった。)使用した際に、担当看護師が不備に気付き他のものと取り替えた。
修理から返却された輸液ポンプを点検せずに出してしまった。
・再度、発生したインシデントの周知を図り、さらに点検・確認事項を確実に行なう。 ・今回は、新入職者が実施した内容を、指導者が把握しておらず、確認もできなかった。 ・指導者は多忙であり、余裕が無かった。
薬剤
速度間違い
患者に対しTS-1+CDDP療法を行っており、CDDPの第2病日であった。担当看護師は輸液残量と指示速度と終了予定時刻を申し送り昼休憩に入った。申し送りを受けた看護師は他の患者を検査室に移送中で不在であった。患者を移送中にナースコールがあり、輸液完了のため伝票を確認し、輸液を交換した。予定より早く輸液ポンプの完了アラームが鳴り、輸液ポンプの流量と予定量を逆に設定してしまっていた。患者は著変なく、当番医に報告し経過観察の指示を得た。
輸液ポンプの流量と予定量を設定した時に、確認が不十分であった。昼休憩中で看護師の人数が少ない時間に入院受け入れ、ベッド掃除、検査移送が重なってしまい気持ちにゆとりがなかった。
・輸液ポンプの設定後も、5Rを指さし、声出しで最終確認を実施する。 ・申し送りを受けた看護師は、依頼されたことが実施できない場合、他のスタッフに申し送る。 ・昼休憩中の処置を考慮して、休憩する看護師の人数を配慮する。
薬剤
速度間違い
指示にあったオメプラール1Vと生食100mLをつなごうとしていた。しかし、つなぐ際メインのみ指示を確認し、生食100mLの点滴をつないだ。本人へは「昨日と同じ点滴です」と説明しつないだ後も点滴確認をしなかった。他の患者のところをラウンドしていると他の看護師より本来つなぐはずの点滴が渡され、間違ってつないでいたことに気付いた。患者のところへ行くと、つないだ点滴(ユナシン3g、生食100mL)は残20mL程度だったが取り外した。バイタルに変化無く副作用見られなかった。医師に報告し様子観察となった。
ラウンド前に注射箋、点滴に書かれている名前が一致しているか確認していなかった。ワゴンに間違え置いてしまった。メインのみ確認し側管の点滴の方は注射箋、点滴と照らし合わせて本人確認しなかった。つなぐ際、他のことを考えながらつないでしまった。注射箋とあわせて本人確認、薬剤を確認しなかった。
・名前、薬剤、日付、時間の指差し確認を行う(つなぐ前、つないだ後の確認)。 ・ラウンドする前点滴確認をする。ワゴンに乗っている点滴が間違いないか、注射箋を見ながら名前、日付、薬剤の確認をする。
薬剤
対象者間違い
術後の患者Aとリカバリー室の胃術後1日の患者Bを受け持っていた。患者Aは朝分の抗生剤の点滴指示があり看護師管理でロペミンの内服薬をしていた。患者Bは8時に抗生剤の指示点滴があった。ひとつのかご内に両名の点滴と内服薬を入れ8時に患者Aのところへ行き内服薬を投与し、本人確認せず患者Bの抗生剤を滴下した。点滴は残薬60mLで他看護師が訪室した際に点滴のつなぎ間違いに気付き発覚した。患者Aはバイタルサイン異常、ショック症状なかった。
ベットサイドで注射伝票、リストバンド、ベットネームで本人の確認をしていなかった。ひとつのかごの中に2人の点滴抗生剤点滴と内服薬を入れて持ち歩いていた。
・点滴を実施する際は、リストバンド、ベットネーム、注射伝票で本人確認を確実に行う。 ・ベットサイドに行く時は他の患者の点滴や内服薬を持っていかない。
薬剤
対象者間違い
8時に切り替えの点滴を準備する際、処置台に全員分の点滴を並べた。他の看護師とダブルチェックを行った後、(ソルデム3A500mL・リメファー3B×1A)の混注を行った。混注の際、患者Aの点滴内に患者Bに入れるリメファー3B×1Aをに混注した。(患者Aの指示ソルデム3A500mL、患者Bの指示ソルデム3A500mL・リメファー3B×1A)。点滴接続時、患者氏名の照合のみ行い接続した。日勤になり、主治医から指摘され、日勤看護師が混注間違いに気付いた。
点滴注射の手順どおりに実施していなかった。
・点滴準備の際、1患者1トレイを使用する。 ・薬剤を吸い上げる際に、ラベルと薬剤の数量、単位を声出し確認する。 ・注射ラベルに書かれた患者氏名と薬剤を声出し確認する。
薬剤
対象者間違い
手術予定は3例であり、1例目終了後、すぐに2例目の受け入れをしなければならなかった。他のスタッフが、1例目の注射薬を伝票類と薬品と残薬を1つのトレーに入れ、記録台に置いた。報告者は昼休み中であった。報告者が昼休みから出てきた時、2例目の受け入れとなっていた。受け入れ時の準備が一通り済んだ後で、後休みのスタッフに1例目の薬がひとまとめにしていたが、落ち着いてから処理をする、と申し受けた。その後、術中に麻薬の追加指示があった。報告者が指示を聞いた時、麻酔科医師が指示の注射薬を準備し始めていた。その時点で、麻酔科医が記録台に置いてあった麻薬に気付き、「もう準備してくれてあったんだ。これをつなげばいい」と手に取り、手術中の患者に投与を開始した。報告者は、「準備してあったんですね」と返答したが、麻薬であり、今出た指示薬を誰が準備したのか、看護師が手薄であるのに変だと思い、1例目の患者の残薬を確認すると、トレー内に無くなっていることから、間違いに気付いた。
記録台に当日の手術患者の注射薬が3例分載せてあった。麻薬(アルチバ)は、持続注射であり、医師は追加薬を早く欲しかったので急いでいた。指示医も報告者も異動後、5日目であり、業務に慣れていなかった。1例目に終了した患者の残薬を誤って麻酔科医が2例目の患者に使用してしまった。麻酔科医・看護師の連携不足および確認不足が事故に繋がった。また、環境面においても同一の手術室で複数の手術を入れ替えて行っており前の患者の注射薬が同じ部屋に置いてあった。ミキシングの管理は基本的に看護師がダブルチェックしているので、自分がミキシングしていないものに対してはもっと注意が必要であった。環境的にも、複数の患者の注射薬が置いてあったり、術中に看護師の入れ替えがあるという所で、改善の余地があると考える。
・スタッフに声かけ、改善方法を検討していく。 ・カンファレンスで共有するとともに使用後の薬剤には「使用済み」の札を入れて明確に区分けすること、ダブルチェックを確実に行うことを徹底した。
薬剤
対象者間違い
前期破水にて入院になり、抗生物質を内服した。GBS(+)のため点滴でも抗生剤を投与したため、重複して投与した。
忙しい中での入院で、焦っていたことや情報収集が不十分なまま関わり、破水患者には抗生剤内服という習慣がありあまり考えずに行動してしまった。
・習慣で行っていた投薬であったため、情報収集や指示を確実に行っていなかったのが原因と考えられるため、入院時は確認を確実にしていく。 ・入院時には確実に情報収集してから患者に関わる。 ・感染症や血液型など入院時必ず確認する事項は、注意して優先的に確認するようにする投薬の適応はなのかを意識して行い、1つ1つ確認しながら行動する。 ・心理的に焦っている自覚があるのでその自覚があるときは客観視できるように自分をコントロールしていく。 ・他者への協力を発信していく。 ・内服はダブルチェックを徹底する。
薬剤
その他
外来院内処方において、リスミー1T1X朝食後30分14日分という処方をそのまま調剤、鑑査して患者に渡ってしまった。3日後、患者より電話で「リスミーは朝飲むものですか?」と問い合わせがあり、処方箋を調べたところ上記のことがわかった。患者には寝る前に服用するように話した。
リスミーは寝る前で処方されているだろうという思い込みがあった。薬のものだけ見て、服用方法の確認を怠った。
・服用方法の確認を行う。
薬剤
その他
転院先より退院し○月△日より通院透析中の患者は、転院先で当院からの定期薬の中の一部(ラニラピット、ワソラン、ヘルベッサーR)が除脈のため中止されていた。5日後当院で定期薬を処方した時、これらの中止薬に気付かずそのまま処方(ラニラピット、ワソラン、ヘルベッサーRを含む)をしてしまった。2日後、除脈を認め中止忘れが発覚した。
中止薬については、他の医師によりカルテ所見欄に記載があった。定期処方当日のカルテ記載は、上記と同じぺージにされていた。看護師から定期薬処方を依頼されたのは当事者が外出する前であり、焦っていた。当事者は同じカルテのぺージに書かれている「中止」の情報を見なかった。当該患者に会ったのは1ヶ月以上前であり、転院についての情報を知らなかった。しかし当事者が処方を記載(前回処方のコピー)の確認チェックサインをしたぺージ所見欄には他の医師により既に中止薬の情報が書かれていた。
・患者情報の収集は医師・看護師共に必須であるとし、医師はサインをした時点で処方責任が発生していることの認識を持つよう上席医に指導した。 ・患者の安全を最優先に考え情報共有(看護師間、医師と看護師間)の工夫をするようカルテ記載の工夫を提案した。
薬剤
その他
健忘のある患者。ステロイド性の糖尿病があり、インスリンを看護師管理にて行っていたが、インスリン前にタ-ゲスが入っていたことに気付かずにインスリン注射を送り、そのままヒューマカートR6単位を皮下注射してしまった。打った直後に気付き、すぐに採血し対処をした。
ヒューマカート6単位を皮下注射後、採血をし忘れていたことに気付き、看護師によりすぐに採血を実施した。
・インスリン投与の患者に対しては、注射ワークシート合わせ時に、ターゲスの有無を検査ワークシートで必ず確認する。 ・インスリン投与中でない患者に対しても同様に検査の有無、内容を確認し、内服、インスリン、食待ち(禁)の指示がでていないかを確認する。 ・内服、インスリン、食待ちなど特別な指示のある患者はワークシートに目立つように記入をし、検査前の投与を防ぐ。 ・理解のある患者にはそのゆえを事前にオリエンテーションする。
薬剤
その他
指示により利尿剤(ラシックス)を静脈注射した。本日より利尿剤(ラシックス)が内服薬で処方されていたが、注射伝票で指示が出ていたので主治医に確認せず、他の看護師とダブルチェックをして静脈注射を実施した。本来は、利尿剤を注射から内服に変更の予定であった。主治医が来棟し注射が実施されていることに気付いた。
注射伝票内の、利尿剤の注射指示が実施指示のままだった。医師指示書に注射中止指示がなかった。情報収集不足であった。
・注射指示と同じ薬剤の内服が処方された場合、指示の確認を主治医に行う。
薬剤
その他
体表面積より薬剤(抗癌剤)使用量を計算し、計算結果を入院カルテに残し、薬剤部にもプリントした書類で通知した。HOPE/EGMAIN-EXより「カルテセット展開」→「他科頻用」→「消化器内科」→「入院化学療法」→「FOLFIRI」→「FOLFIRIday1」と展開し薬剤使用量を入力した。入院のFOLFIRI療法の点滴セットはday1、day2に分かれており、day1にはinfusional5FU23時間分の薬剤量を記載しなければならなかったが、誤って46時間分の5FU量を入力した。翌日の午後0時ころより46時間分の5FUを23時間で点滴する倍の速度で点滴が開始された。2日後、5FU点滴の残存量が少ない事に主治医が気付き、点滴速度の誤りに気付いた。
外来化学療法ではFOLFIRI療法のinfusional5FUは46時間分を2mL/hのインフューザーポンプに入れを使用している。外来化学療法と入院化学療法でinfusional5FUの入力方法に違いがあった。
・入院で行なうFOLFIRI療法もday1,day2に分けず外来と同様に46時間分の5FUをまとめて調剤する。
薬剤
その他
中心静脈栄養として、フルカリックが投与されていた。接続予定の1時間ほど前に準備を行なった。フルカリックは、薬液が2室に分かれ、さらに上室の上にビタミン剤が付いておりストッパーで仕切られている。まずこのストッパーを折ってビタミン剤を混和させ、その後上室と下室を混和させて全体を混ぜて準備する。当事者は、この薬剤を扱うのは初めてであったが、形が似ている薬剤の準備を行なっていたため、同様に行なえばよいと判断し、上室と下室の混和を行ない、ビタミン剤のストッパーを折らず、混和させないまま、接続してしまった。翌日の勤務者が、ビタミン剤が残っていることに気付いた。ビタミン欠乏状態の可能性があった。
入社2ケ月で、まだフルカリックを扱ったことがなかった。似ている薬剤の準備を行なっていたことで、同様に行なえば良いと思い込んだ。初めて行なうことであったが、他の看護師に方法の確認を行なわず、取り扱い説明を確認しなかった。ダブルチェックで開通確認を行なっていることを知らなかった。病棟での新人指導の中で、ダブルチェックについて不十分であった。当日の受け持ち患者6人のうち、点滴がある患者が5人と多く、分担に問題があった。点滴セットの交換もあり、慌てた。
・初めて行なう準備や処置の場合は必ず他の看護師に方法の確認を行なう。 ・二層式になった点滴の準備時のダブルチェックの徹底する。 ・未経験のことについて、定期的に振り返りの時間を作って指導する。 ・投与されている薬剤については、薬効や投与方法などを正しく理解するよう徹底する。 ・点滴準備は、落ち着いた時刻に、余裕を持って行なう。
薬剤
その他
朝の抗生剤と夕の抗生剤のバーコードを貼り間違えていることに気付かず実施の確定をしてしまった。抗生剤の内容は朝と夕とも同じでバーコードを読み取るまではバーコードは朝の分なのか夕の分なのかわからなかったため、ダブルチェックの時に手入力で患者IDを入力しバーコード認証をした。患者認証の時に○がでたので朝の分であると思いこんで内容を確認せず点滴をミキシングした。患者のもとへ行き実施する際に同様に認証したところ○とでたが内容を確認し夕の分と気付き、また別の患者の検査の迎えに呼ばれたためそのときは実施しなかった。検査の迎えから帰ってきた後バーコードが違うことを忘れており、患者のもとで実施する際に患者認証をしたところ○とでたのでこのときも内容を確認せず実施をしてしまった。
患者認証時に点滴内容・日付・投与時間を確認してなかった。基本は基本として守っていなかった。基本に基づいて名前、時間、量、日付、方法を確実していなかった。
・抗生剤の内容は朝、夕とも同じ内容だったのでカルテの修正依頼を提出した。 ・準備の段階でバーコードに時間指定がないときは患者認証をして点滴内容・日付・投与時間を画面と確認する。 ・実施する前に患者のもとで再度患者認証をして点滴内容・日付・投与時間を画面と確認する。 ・別の業務が入ってきた時は戻ってきてもわかるようにしておく。
薬剤
その他
化学療法を受ける患者の治療当日、薬剤が準備されて病棟に到着し、医師によりルート確保がされた。本体として投与する薬剤を開始して、側管からは制吐剤や免疫抑制剤の後に抗癌剤を投与した。この抗癌剤は、点滴セットは専用のものを使用しなければならなかったが、そのことを知らず、制吐剤などを投与したセットでそのまま開始した。半分ほど投与した時に、別の看護師が訪室して発見された。塩化ビニール製のセットは、薬剤によって溶解されてしまい、抗癌剤が変性、低下させて治療効果を下げる可能性や、人体への影響が考えられた。
抗癌剤投与時の専用セット使用に関する知識が不足していた。初めて取り扱う薬剤であったが、注意事項を認識しないまま、準備から投与までを行なった。当院に入社して1ケ月で初めて行なうことであったが、他の看護師に尋ねなかった。抗がん剤を投与する前の制吐剤などのセットでそのまま接続していいとの思い込みがあった。準備時における伝票確認が不十分であった。(専用セット使用)と記載してある。他の患者の処置や採血などの指示が重なり慌てていたため、注意力が低下した。
・点滴準備時の呼称確認の徹底する。 ・事故防止チェックリストを使用して準備を行なう。 ・接続時には、伝票もベッドサイドへ持って行き確認する。 ・投与される薬剤については、取り扱い方法を確実に調べる。 ・初めての時は、慣れるまでは必ず他の看護師に尋ねて確認する。
薬剤
その他
化学療法を120時間持続して投与する患児の薬剤投与は、昨日夕方終了予定であったが、本日分のワークシートにも治療指示が入っており、本日も投与する予定で看護師は認識していた。その後、患児の母からの指摘にて、本日分は投与がないことに気付いた。患児は、一度退院をしており、指示実施記録とワークシートのチェックが必要であったが、その存在を認識できておらず、化学療法指示書のみを見て確認してしまった。医師も、5日間という認識はあったが、昨日~本日をまたいだ記載であったため、改めて入力をしてしまった。
化学療法指示書は、昨日~本日をまたいでの記載であったため、そこでの確認の際も本日分が存在すると思い込んでしまった。
・プロトコールの内容を確実に把握する。 ・特に、日付をまたいでの投与となる際は、より意識し、各々の勤務帯へ申し送りを行う。 ・長期間に渡っての治療の際は、全体のうち現在どこの治療であるかを確認し、ワークシートへ記載する。 ・最初に治療指示を受けた看護師は、次の日勤リーダーへ内容を申し送る(日勤リーダー交代毎に確認)。 ・血液医師確認のワークシート又は指示実施記録との確認を徹底する。
薬剤
その他
心不全で入院した患者、生食100mL+ハンプ1000µg4mL/h、利尿目的でカコージンD5mL/h持続点滴の指示があり、輸液ポンプ2台を準備した。輸液セットが今後15滴/mLから20滴/mLに変更すると聞いていたので、既に変更になったと思いこみ、輸液ポンプの設定を変更して開始した。しかし、まだ交換しておらず、15滴/mLの輸液セットであった。翌朝の交換時まで気付かず、量を多く投与してしまった。ハンプ4mL/h→5.2mL/hカコージンD5mL/h→6.5mL/h、開始時輸液セットの確認とダブルチェックを怠った。
輸液セット変更についての情報伝達に不備があった。薬剤投与時のマニュアルの周知徹底が不足していた。ダブルチェックの徹底が不足していた。
・今後点滴セットなど物品、薬剤など変更時は末端まで周知する。 ・薬剤投与マニュアルを周知徹底する。 ・ダブルチェックを周知徹底する。
薬剤
その他
患者には、過去の記録より抗生物質に対するアレルギー歴(パンスポリンとスルペラゾン)があることが分かっており、予め当事者本人によりカルテ表紙に赤文字で記載してあった。しかし後に薬剤オーダーする際にそれを失念し、スルペラゾン点滴静注の指示を出したため、内視鏡検査の前処置として点滴が投与された。点滴開始約5分後に当事者本人がアレルギー歴のある薬剤を点滴していることに気付き、直ちに中止した。検査前にカルテを確認していたところ、薬剤アレルギーの注意事項に気付いた。
過去のアレルギー歴が確認されている薬剤に関して、オーダリングシステム上使用を禁止する処置が取れず、使用可能となってしまった。カルテに記載することとなっているが、実際にそれを確認する手順が徹底されていない。
・オーダリングシステム上、アレルギー歴薬剤の使用を禁止、もしくは中止・警告できるような体制に変更する。 ・カルテのアレルギー歴事項を徹底的に確認する。
禁忌薬
薬物過敏
キシロカインアレルギーの恐れのある患者の血管造影室申し送り表に「キシロカイン禁」と入力をしなかった。術後に、看護師がキシロカイン禁であることに気付いた。経過観察をしたが、特に異常は見られなかった。
情報の伝達・連携が不十分であった。
・申し送り表を記入する際は特記事項に記入する必要があるものがないか確認する。
禁忌薬
薬物過敏
化学放射線療法を施行した患者に対し、効果判定のため膀胱鏡を予定した。膀胱鏡検査を行い、検査自体は問題なく終了した。膀胱鏡検査時に、感染予防のためクラビット2錠を内服した。クラビット内服時にはアレルギーの有無を確認することになっているが、今回は十分ではなかった。40分後、病棟より緊急コールがあった。患者はベッドから転倒、眼瞼を裂傷、血圧60台に低下し、ショック状態であった。クラビットによるアレルギー性ショックと診断された。カルテには”キノロン”禁忌と書かれていた。
アレルギーの有無の確認が不十分だった。膀胱鏡検査は処置伝票を外来にファックスしているが、それにもクラビット内服を明記していた。指示出し時にも確認していなかった。カルテを外来に持って行くようにしていなかった。
・検査時には必ずカルテを確認し、さらに患者に確認する。
禁忌薬
薬物過敏
医師の指示でアミグランドとビタジェクトを混注しポートから施注していたが、残100mLのところで「体がかゆい」との訴え有り、頚部から背中にかけて発疹がみられた。医師に報告し強ミノファーゲンCとソリタT1を施注し、症状が軽減した。前回の注射時にアレルギーが出現したためカルテの表紙に記載されていたが、医師も看護師も気付かなかった。
禁忌薬に関してはオーダ画面に禁忌薬のコメントが入るが入力されてなかった。また、患者に禁忌薬剤について十分説明がされていなかった。患者からの確認がとれていなかった。
・患者に禁忌薬剤の情報提供を行い、記録に残したものを渡し説明をする。 ・オーダー画面にコメントを入力する。
禁忌薬
薬物過敏
KN3B500mL、アスコルビン酸1A、ビタメジン1Aを投与するためルートを準備した。サーフロー挿入直前患者から「ピンクの点滴でアレルギーが出るんです」と言われ医師に報告した。KN3B500mLへ変更となり点滴ボトルのみ交換し医師が点滴を開始した。直後ショック症状が出現した。
関連薬剤KN3B500mL(大塚製薬)、ビタメジン静注用(第一三共)、アスコルビン酸注25%、500㎎/2mL(沢井製薬)。ルート交換をしていなかった。カルテに薬剤アレルギーの記載が無かった。
・過去2回ビタメジンの点滴にてアレルギー反応が見られた事が前回入院カルテで判明した。 ・今回薬品アレルギーに登録した。 ・ビタミン剤でもアレルギー反応を起こす事を念頭に入れ点滴ケアを行う。 ・記録の有無について外来にてミーティングを行った。
禁忌薬
薬物過敏
入院カルテにアレルギー歴(パンスポリン・スルペラゾン)が記入されていたが、その情報収集ができていなかった。そのため、スルペラゾンキットを指示通り使用し、ERBDのため検査室へ出棟した。検査室に到着し、医師がアレルギー歴あることに気付き直ちにスルペラゾンキットはずした(スルペラゾンキット使用量約20mg)。
入院診療録(診療録1号紙)と日常の状態にアレルギー歴あり(スルペラゾン・パンスポリン)という情報が記入されていた。しかし、入院診療録に禁忌薬剤の記入欄があることを知らなかった。そのため患者の情報収集をする際に、情報収集できず、禁忌薬剤を投与した。また、主治医が指示したため、指示薬剤にはアレルギーがないと思い込んでいた。
・今後、患者の情報収集する上で、アレルギー歴の有無を入院診療録(診療録1号紙)で確認する。 ・また、アレルギーがある場合は、看護師間で情報が共有できるよう、看護師間伝言版用紙に記入する。 ・個人ワークシートに反映するようパソコン入力を行う。 ・主治医の指示であっても、アレルギーの有無を再確認する。
禁忌薬
薬物過敏
処方箋のアレルギー情報に、「ペニシリンアレルギーあり」と記載されている患者に対し、処方箋の指示通り、サワシリンを調剤し交付していた。患者が薬を受け取った後、再度、薬局窓口に来て、お薬手帳貼付シールを希望された。帰り際に、ペニシリンでアレルギーがあったため薬をかえてもらったと患者が話した。お薬手帳貼付シールを渡した薬剤師が、サワシリンが調剤され、交付済みであることに気付いた。声をかけようとしたが、患者は既に帰ってしまっていた。処方医に連絡し、処方をサワシリンからクラリスに変更してもらった。患者宅に電話連絡した後、薬を交換に伺った。サワシリンを含む、先に交付した薬剤を回収した。
確認・観察を怠った(不十分だった)。技術・手技が未熟だった。記録などの不備があった。勤務状況が繁忙だった。処方箋にペニシリンアレルギーありの表記を確認出来なかった薬剤師は計3名(処方箋鑑査、調剤鑑査、交付者)。13時の時間帯は多忙だと言いにくいが、午前中のラッシュによる集中力低下の可能性がある。交付者は入職2ヶ月目の新任薬剤師で、服薬指導のことに焦っていたので、アレルギー情報と区別しにくく、目立っていない形・フォントサイズも原因だと考えられる。
・緊急注意喚起表示を鑑査場所に設置した。 ・事例として新任薬剤師とインシデントの根本原因を分析する。 ・処方箋のレイアウトの見直す。 ・アレルギー情報を明確に、わかりやすい場所、字体で表記する。
禁忌薬
薬物過敏
壊死性筋膜炎疑いで入院中の70歳の患者は、既往に脳動脈瘤がありエクセグラン・セレニカR細粒を内服していた。その後、患者はけいれん発作が起こり、脳外の医師によりアレビアチンの点滴が指示されたため施行した。しばらくして、カルテ記載をしていたところERの記事にアレビアチン禁の記載を発見した。すぐに皮膚科の医師、脳外の医師に報告した。
外来カルテを見たところH7年にアレビアチン薬剤性SLEと診断されていた。しかし、外来カルテの表紙には記載がされておらず、また、アナムネ用紙にはアレルギー無しの記載があった。薬剤投与前にアレビアチン禁止であることに気付かなかった。
・アレルギーのある薬剤は記載するべきところに必ず記載する。
禁忌薬
薬物過敏
本日より開始の内服薬(フスタゾール・ムコダイン)の夕食後の内服ができたかを確認しにいくと、母親より内服薬に混ざっている乳糖にアレルギーがあるとの情報があった。週間予定・処方箋には乳糖の記載はなく、内服薬の袋には乳糖の記載があった。医師報告し、診察依頼共に内服薬は中止となった。朝と昼の分は祖母が気付かずに内服させていた。医師によると牛乳アレルギーであるため、乳糖は問題ないかもしれないとのことであった。
小児の場合、内服しやすいように乳糖が混ぜられていることがある。アレルギーのある患児の場合は、食事だけではなく薬剤等にも注意をする必要があった。
・把握時にアレルギーの有無・内容を確認すると共に、食事に限らず薬剤等患児に使用するものにアレルゲンが含まれていないか確認する。 ・また、実際の使用時にも再度確認を行う。
禁忌薬
薬物過敏
中心静脈ラインを挿入し、点滴内容指示が変更となり、看護師Aが指示受けした。看護師が点滴準備し、施行した。FOYも開始であったため、A看護師がFOY2000mg+5%ブドウ糖500mLを用意して患者の元へ行き、FOY施行を告げた。そのとき、患者の顔を見てFOYが禁忌であることに気付いた。医師へ報告し、フサンに指示変更された。
患者情報を充分把握していなかった。患者記入欄のアレルギー(有)の記載がなかった。
・温度票、カルテの所定の欄にアレルギー・禁忌を忘れず記入する。 ・問診票への確実な記載とチェックをする。 ・アレルギーカードを活用する。 ・患者への教育、指導を行う。
禁忌薬
薬物過敏
RFA施行の際に、前立腺肥大の既往がある患者に対し医師指示の硫酸アトロピンを施行した。施注以降、排尿困難となった。
次勤務帯で持続尿道バルーンを挿入することとなった。翌日、尿道バルーンを抜去し自尿を認めた。
・医師指示は慌てずに一つずつ確認して受ける。 ・医師指示を受ける時には、患者の既往歴を確認の上、受ける。 ・既往歴によっては禁忌の薬剤があるので医師指示に疑問を感じた時には医師に確認する。 ・それでも納得のいかない時は師長やリーダーに相談する。
禁忌薬
疾病
潰瘍性大腸炎合併の褥婦に、ペインコントロールとしてポンタール内服のみの指示が出ていた。内服のみでは痛みが緩和しなかった為、医師に他の痛み止めの処方を依頼し、ボルタレンサポの指示が出て、薬剤を挿入した。挿入後、他のスタッフによりその患者が潰瘍性大腸炎合併であることを指摘された。
医師に報告し、患者の全身状態の観察を行った。
・疾患に対する知識を習得する。 ・患者の合併症・既往歴を把握し、禁止薬剤を知る。 ・合併症・既往歴で必要だと判断されるものは看護ワークシート、産褥フローシートに記入する。 ・通常と違う指示がある場合は、その理由を把握する。
禁忌薬
疾病
入室時麻酔科医師より硫酸アトロピン皮下注射の指示が口頭であった。外回り看護師が準備し受け持ち看護師とダブルチェックし皮下注射した。約5時間後リーダーがカルテを見ていて硫酸アトロピンを使用したが緑内障があることに気付いた。眼痛はなく瞳孔は入室時より2.0mmで変わりなし、左右差なく対光反射も確認できた。頭痛が軽度あったが、嘔気が強い事による随伴症状と考えられた。担当医に連絡し、1度だけの使用で今後使う予定なく、頭痛はプリンペラン使用し改善なければコールとなる。プリンペラン使用後頭痛は緩和し、眼痛の出現、瞳孔の異常は見られなかった。
入室時に救急外来からの申し送りで「既往歴はこれらがあるようです」と言われたが書かれた内容を詳しく見ず、医師、看護師ともに緑内障の既往があることは入室時点では認識していなかった。緑内障には硫酸アトロピンが禁忌だと認識しているが、投与する際に本人に確認しなかった。
・硫酸アトロピン投与の際は、必ず緑内障の有無を確認する。 ・引継ぎを受けた際に既往を確認する。 ・禁忌情報の確認の仕方を具体的にする。 ・医師に既往歴の聴取を依頼する。
禁忌薬
疾病
フェジンとビタメジンを混注したために、液の混濁が起こり実施後に、患者が悪寒を訴え一時的に発熱した。
当事者の知識が不足していた。薬剤師の確認が不足していた。看護師が実施前に確認が出来ていない。オーダーリングでの注意喚起をしていない。
・薬剤オーダーでフェジンを選んだ場合、オーダーリング上で注意喚起を促す文章が出るように改善した。
禁忌薬
配合
日局生理食塩液または日局5%ブドウ糖注射液以外の溶解液、輸液、輸液及び他剤との混合を避ける事が必要なオメプラールを単独で投与しなかった。
準夜看護師と点滴、ラインのチェック時にオメプラールが腎不全IVHのラインに接続されており、単独で投与することを確認していなかった。
・初めて聞く薬剤は点滴準備時、開始前に確認を行う。 ・先輩看護師と薬剤の注意点や手技を確認してから実施に移す。 ・薬品配合早見表で投与前に確認する。 ・DI情報で確認をする。
禁忌薬
配合
ソルダクトン+5%ブドウ糖液50mLを19時半から投与したが、摘下が悪く、ゆっくり投与しているとの申し送りがあった。21時に患者のもとにラウンドへ行くと、ビーフリード+ビタメジンを輸液ポンプで投与している側管からソルダクトンが投与されており、ソルダクトン内にビーフリードが逆流している状態であった。点滴をすべて停止し、生理食塩水で逆血を確認するがなく、ルートが閉塞していることを発見した。
薬剤に他剤と配合禁忌との注意書きがなかった。ソルダクトンの配合について薬剤部に確認し、PHが酸性であるため、同時投与可能な薬剤は少なく、ビーフリードとは配合禁忌であるとわかった。薬剤部としてはケイツーやオメプラールのように前後フラッシュに関しての使用上の注意を明記したシールは添付していないが、注意はしてほしいとのことであった。
・シール添付をする。
禁忌薬
配合
FOYと抗生剤(スルペラゾン)を末梢持続点滴側管から同時に滴下し混濁させてしまった。当事者は新人看護師から点滴の交換を行う時にFOYについて確認を求められた。用法・容量・患者確認についてのみ説明し、FOYの配合禁忌について説明を忘れてしまった。新人看護師はFOYと抗生剤の両方に点滴セットがついていたため、同時に側管から滴下させてしまった。当該患者は当日転棟する予定になっていた。転棟先の看護師が抗生剤のルート内が混濁し滴下不能になっているのを発見した。
配合禁忌・注意薬品についてや注射箋の見方について、ルールが決まっているが先輩看護師が説明していなかった。説明方法が統一していなかった。
・新採用の看護師が間違いやすい事例として、各部署に伝達した。
禁忌薬
配合
準夜勤務で、訪室し、点滴を確認するとドルミカム・セレネース入りの点滴が茶褐色に変色しているのを発見した。浮遊物などはなかった。ドルミカム・セレネースの点滴とすべてのルートを交換し様子観察とした。その後は、変色などトラブルなく経過した。点滴を投与した当日は、CV挿入、メイン(ST3)のみの段階でオメプラール静注し、その後ドルミカム・セレネースを末梢ルートからCVルートに切り替えた。
原因がはっきりしないため、それに対する明確な対応はできないが、混注の際には、クランプやフラッシュなど確実に行うとともにその後も点滴類の観察・確認を行い、異常の早期発見に努める。
・薬剤部に、薬剤の相互関係について確認(ドルミカム・セレネース・オメプラール)した。 ・オメプラールが何らかの具合で残ってドルミカム・セレネースと混ざってしまった可能性がある。 ・オメプラールの前後には生食フラッシュ、他のルートをクランプしており手技的には問題なかった。 ・事例を病棟内で周知した。
禁忌薬
配合
入院中の患者の検査結果コレステロールが高値だったためリピトールが追加処方された。2日後の情報収集時、その翌日からグレープフルーツ禁となっていた。後日薬剤部に問い合わせ、リピトール服用中はグレープフルーツ・ダイダイ・レモン・スイーティーは血中濃度が上がり副作用が出現しやすくなるため、摂取しないほうがよい事を知った。
リピトールには禁忌や相互作用に関する食品はないと思っていた(知識不足)。
・新しく処方された薬は禁忌、相互作用、副作用などを確認する。 ・食事に影響のある薬をPC付近に一覧にして貼付する。
禁忌薬
その他
検温時、患者より「今日の朝納豆が出たから食べたけど良かったんだよね。この前栄養指導で納豆は控えるように言われたんだけどそんなの嘘だよね?」との話があった。患者は現在ワーファリン2mg/日を内服しており、入院時に納豆禁忌の入力を行ったが、3日後牛乳を禁忌にした際、納豆禁忌を入力をし忘れていた。パソコンでの入力ミスをしてしまい、納豆禁忌になっていなかったことを患者に謝罪し、今後退院後も含めワーファリンを内服している間は作用が強く出てしまうことがある為、納豆を食べないほうがよいことを伝えた。
納豆禁忌になっているものだと思い込んでしまっていた。食事変更などの他にパソコンで食事内容を確認する習慣がなかった。禁忌項目や食事変更をする際には、必ず以前入力されていたものを確認して変更以外は同じ物になっているかを再度確認する。
・食事の変更が行われた時には、各勤務帯でパソコンで確認する。 ・プライマリー患者は、計画の評価日など、週に1回はパソコンで内容、コメント、禁忌項目の確認を行う。
禁忌薬
その他
通常救命センターでは、人工呼吸器の電源を無停電電源に接続することになっている。しかし、人工呼吸器の電源が発電電源に接続されていた。使用されていた人工呼吸器は、バッテリーが搭載されていないタイプのものであった。臨床工学技士が1日に3回、使用中点検を実施しているが、確認ミスがあり、発見が遅れた。発見後速やかに医師に報告し、電源を無停電に接続しなおした。その際、患者の換気はアンビューバックにより行った。
使用中点検を実施しているが、確認ミスがあった。臨床工学技士は、人員が少ないこともあり、複数人での勤務が難しく、ダブルチェックが困難であった。
・救命センターの人工呼吸器は、半数以上の人工呼吸器がバッテリーの搭載されていないものであり、無停電電源に接続していなければ、停電時に作動が停止してしまうため、必ず無停電に接続する。 ・生命維持管理装置の中でも最重要と考えられる人工呼吸器にバッテリーが搭載されていない(購入後20年が経過している)ことが問題であり、早急な更新を行う。 ・人工呼吸器使用開始時の点検をMEが確実に行なう。 ・複数人でのダブルチェックなどが難しいため指差し確認などを取り入れ、出来る限り確認を行なう。
人工呼吸器
電源
DPAP管理中の患児のクベース内の酸素が指示通り満たされていないことを次の勤務帯のスタッフが発見した。勤務の始めにDPAPの酸素設定は確認したが、クベース内の酸素設定の確認及び実測をし忘れていた。発見の時点でクベース内に酸素投与を開始し、指示通りの酸素療法を開始した。
不明。
・DPAP管理の仕方について学ぶ。 ・勤務の始めに機器類や酸素の設定の確認を怠らない。 ・疑問に思ったことや曖昧なことをそのままにせず、他者に確認する。
人工呼吸器
酸素供給
BiPAPをはずし、ネブライザーをかけた。その後、SpO2が低下したため、医師が再度BiPAPを装着した。その際、酸素アウトレットへBiPAPのルートをつないでおらず、SpO2が80%台まで低下した。20分程度経過し、ME点検により発見した。
すぐに酸素アウトレットへ接続し、SpO2は90%後半まで上昇した。前回BiPAP装着中には、SpO2は90%台維持できていた。Fio2低下アラームがなっていたが、ルート未接続が原因と気付かなかった。
・呼吸器使用時、全て正しく接続されているか確認する。 ・患者の状態変化だけでなく、機器にも原因があるかもしれないことを考え、点検を行う。 ・原因の分からないアラームがなっているときは、すぐにリーダー・医師へ報告する。
人工呼吸器
酸素供給
入院する患児にハミングVの呼吸器を使用するため準備をした。この時、本来ならば加湿器より患者側の回路につけるべきインピーダンスバルブを、呼吸器から加湿器に接続する側に接続していた。呼吸器は作動しており、日勤帯ではアラームはならなかった。17時30分気道内圧上昇のアラームが鳴り、準夜勤者がインピーダンスバルブが逆についていることを発見した。
組み立てる場合、今まで一人で行い一人で確認していた。
・組み立てる場合は2人で行い指さし呼称をして確認する。 ・呼吸器ごとに回路を組み立てた状態の写真を取り付ける。
人工呼吸器
回路
ウォータートラップの水を廃棄し、呼吸器に装着した。3時間後、患者から「空気が入ってこない」と訴えがあり、確認するとウォータートラップのパッキンが半分脱落していた。
形状の変更があったが、業者から取り扱いについて説明がなかった。
・他の施設からの情報で業者が取り扱い説明の用紙を出した。 ・その情報と取り扱いを伝達した。
人工呼吸器
回路
患者の母よりフィルターから「本人よりの蛇腹に亀裂がある」と言われた。1ヶ所亀裂があり、もれがあった。呼吸器に表示されるリーク値が普段は0~5程だが、ここ数日、10前後になる事があった。その日はリークもなく他の値も安定していた。患児は交換する前後では、呼吸状態に変わりなかった。
医師とMEセンターへ連絡し、新しいものと交換した。ベッドサイドに予備を置く。
・亀裂があった部分は、蛇腹を固定する時に曲がりやすい部位であったので、固定する時に注意する。 ・呼吸器の設定だけでなく、接続部位まで確認する。
人工呼吸器
回路
16時台に加温加湿器の回路を交換した。回路全体を一通り確認した。交換直後準夜帯へ引き継いだため、回路が温まっていることは確認できなかった。その後、準夜帯メンバーも回路は温かいことを確認したが、準夜帯リーダーより、呼気側の回路が温まっていないこと、水滴が付着していることを指摘された。確認すると、呼気側の回路に熱を伝えるためのコードがつながっていなかった。
コードを接続し、しばらくしてあたたかくなっていることを確認した。回路交換を数人で行った。今回外れていたコードのみは、外れていてもアラームが鳴らなかった。呼吸器にもシールが貼ってあり、注意喚起されていた。
・担当したところの確認するだけでなく、一連の交換が終わった上で、最終的に一通りの確認をしっかり行う。 ・他の加熱コードは、外れていた場合にアラームが鳴るが、今回外れていたコードのみは、外れていてもアラームが鳴らないとのことを認識する。 ・呼吸器にもシールが貼ってあり、注意喚起されていることを認識する。
人工呼吸器
回路
心不全にて呼吸苦あり、救急外来でBIPAP装着していた患者。加湿のための生食にルートが接続されていないことを次勤務者に指摘された。加温器の電源は入っていることを確認していたが、ルートの接続は確認していなかった。痰が多く自己喀痰はできていた。
救急外来から接続されてきたため大丈夫だろうと思い込み十分な確認を怠った。
・すぐに生食ボトルを接続し、経過を観察した。 ・必ず自分の目で正しく作動しているか確認をしていく。 ・加湿されないことによる患者への影響を考え確認を徹底していく。 ・BIPAPも呼吸器であることを再認識し、他の呼吸器と同様確認項目をチェックしていく。
人工呼吸器
加温加湿器
LTV装着のダブルチェック時、加湿器のダイヤルが3であることを指さし確認したが、電源の確認を怠った。チェックリストの確認の際、加湿器には触れていたが温度の意識が薄かった。その結果、加湿器の電源を入れ忘れ、次の勤務者に指摘された。
電源をすぐに入れ、痰の性状・呼吸状態の観察を強化した。
・電源を入れること・確認を意識して行う(指差し・声出し確認)。 ・ダブルチェック時、設定を読む人も電源の確認を行う。
人工呼吸器
加温加湿器
14時30分に人工呼吸器の日常点検をしていたところ、患者の挿管チューブに結露がないことに気付いた。加湿器本体にも加湿水が供給されておらず、加湿器は空焚きの状態であった。原因検索したところ加湿器の自動給水の差込口の針が突き抜けておらず、給水がされない状態であった。すぐに気付いたため加湿器の自動給水の交換を行った。
不明。
・加湿水が加湿器本体に給水されているか必ず加湿水交換時には確認する。 ・加湿水の最初の量から減っていることを水位ラインで確認する。 ・患者の挿管チューブに結露があることを必ず確認する。
人工呼吸器
加温加湿器
夜間使用中の鼻マスク式人工呼吸器の圧表示が設定と異っていたと看護師より日勤帯に報告があった。
今回の場合、数日前から圧表示のずれに気付いていたようであるが許容範囲なのか判断が付きにくく報告が遅れた。
・機器について疑問があれば早めにMEセンターに相談をする。 ・人工呼吸器の異常の報告を受け機器のチェックおよび代替器の準備を行った。 ・調査後の異常内容を医師・看護師へ報告するとともに医師が患者および家族への報告した。
人工呼吸器
設定・操作部
日勤のA看護師と準夜勤務のB看護師が医師オーダー表に記載されていた人工呼吸器(servo-i)の設定をダブルチェックし、変更した。設定後、画面での確認をしなかった。8時間後、再び深夜勤務にきたA看護師とB看護師がダブルチェックをした際、変更されていないことがわかった。直後に指示どおりの設定に変更した。
人工呼吸器の設定はパネルで行うが「決定」ボタンを押さないと変更できない。
・変更後は、設定画面で再度確認を行う。
人工呼吸器
設定・操作部
患者に使用中に人工呼吸器のアラームが発生し担当の看護師が見たところ換気停止の警報が鳴っており、呼吸器は換気を行っていない状態であった。すぐに医師、臨床工学技士を呼びアンビューバッグにて換気を行った。その際SaO280%、HR47まで低下したがARTに著変は認めなかった。警報の原因が不明のためその間に別の人工呼吸器を使用した。
不明。
・人工呼吸器が換気停止となった時点ですぐにアンビューバッグにて換気を行ったため、人工呼吸器入れ換え前後で患者のバイタルに著変は認めなかった。 ・ハード面についてはすぐにメーカに依頼し、原因究明を行っていく。
人工呼吸器
呼吸器本体
レスピレーターのアラームがあり、家人からナースコールあり訪室すると気管内挿管チューブを自己抜管していた。以前にも自己抜管しており、両上肢に抑制帯をしていたが体動激しいためドルミカム4Aを時間20mLで使用していた。1時間ごとに訪室していたが家人がトイレに行っている間に抜管された。抑制帯は外れておらず、上体を起こして抜管した様子であった。
重症患者の状態把握がなされていなかった。
・訪室を頻回に行い観察する。 ・患者、家人に説明して了解を得て抑制帯をする。 ・体動が激しいときは医師に至急報告するシステム構築する。
人工呼吸器
その他
4歳男児の呼吸器離脱は6:30~21:00であり、看護ワークシート上も特殊指示として記載されていた。しかし、水分注入の指示として覚醒から23時とすぐ下に手書きで書き込まれている指示を見て、呼吸器離脱時間と勘違いした。22時過ぎ同勤務者に指摘受け、間違いに気付いた。
すぐに呼吸器装着した。医師に報告し様子観察となる。
・ワークシート確認を徹底する。 ・水分を注入する際の時間指定が必要か医師に確認する。
人工呼吸器
その他
呼吸器の水はけ、吸引を行ったところ、SpO2が下がり始めたため呼吸器を装着した。その後すぐに30%まで低下した。アンビューが手元になかったため、救急カートまで取りに行った。
すぐに、アンビュー加圧・酸素投与を行い、SpO298%まで上昇した。
・自発呼吸のない患児のベッドサイドにはアンビューを置いておく。 ・アンビューの位置を確認する。 ・アンビューの数の充足させる。 ・SpO2低下時はすぐに応援を呼ぶ。
人工呼吸器
その他
呼吸状態が悪化し挿管した患者に対し、人工呼吸器を装着した。装着後、担当医師が人工呼吸器の作動不良(患者回路のリーク)を発見した。患者側(カフ漏れや接続不良など)には異常が見られず、人工呼吸器回路側にも明らかな異常が見られなかったため、人工呼吸器の不良を考え、人工呼吸器を交換した。交換中は、医師がアンビューバックにて換気を行った。作動不良中、人工呼吸器のアラームは鳴らず、作動不良の人工呼吸器の装着期間は、30分程度であったと考えられる。その間、患者バイタル、酸素飽和度等の低下は見られなかった。人工呼吸器は点検済であり、使用直前点検にて臨床工学技士が正常作動を確認していた。人工呼吸器交換後、点検を行ったところ、人工呼吸器の呼気フィルタに異常が発見された。
今回の人工呼吸器作動不良は、呼気フィルタの破損によるものであったが、テストラングでの作動確認では異常が発見できず、アラームも発生しない程度のリークであった。
・呼気フィルタの破損は、人工呼吸器との接続の際に発生しており、人工呼吸器点検後(リークチェック後)の再接続は避ける事とした。 ・過去に類似した事例は何回か発生しているため、メーカーなどと相談し、不具合情報提供などを利用して、人工呼吸器や用具そのものの改善に対しても働きかけていく。
人工呼吸器
その他
リハビリ活動の一環でそうめんを試食していたとき、患者が誤嚥した。身体状況が低下していた患者であり、誤嚥のハイリスクがあることを予測していたため、そうめんをやわらかく茹で短く切ってとろみをつけた。また、ゆっくり食べるよう再々促していた。誤嚥時にタッピング、ハイムリック法、口腔内かきだし法など実施し大事には至らなかった。
飲み込みの悪さが予測を超えるほどの状態となっていたため、誤嚥を引き起こした。
・計画を立てる段階で、活動に適した内容(食物)かどうかの検討する。 ・対象者ひとりひとりの評価も充分実施する。 ・緊急時に備え吸引器を用意する。
リハビリテーション
誤嚥・誤飲・窒息
両下腿のホットパック中、患部が熱く感じてきたと患者から訴えがあった。タオルの枚数を増やし、患部の熱感がなくなったことを確認した。熱傷には至らなかった。
判断ミス。施術前・施術中の確認不足。
・施術前・中の確認事項を周知する。 ・低温火傷予防策の見直し、マニュアルの変更(施術中の確認回数を増やすなど)する。 ・患者別の至適温度が決まりしだい、申し送りノートに記載する。
リハビリテーション
熱傷
患者の言語療法の予約がないと外来総合受付から電話があった。予約を入れていたはずなのに不思議に思い調べてみると、年齢は違う同姓同名の患者と間違えて臨床予約を入れていた。電話にて予約日変更を受けてのだが、その際、名前入力だけで予約してしまった。
ID番号や誕生日等で確認すべき所を怠った。
・ID番号、誕生日までの確認をする。
リハビリテーション
患者取り違え
患者Aの四這いバランス訓練をプラットホームで行った際、患者Aが転倒し、置いてあった患者Bの右短下肢プラスチック装具を臀部でつぶしてしまった。患者Aに外傷はなかった。患者Bの短下肢装具は破損し使用不可能となった。
転倒する予測がつく訓練を行っていた。このような訓練を行う場合は周囲に危険な物はないか確認してからリハビリを開始することをルールとしていたが、うっかり確認せずにリハビリを開始した。
・訓練前周囲に危険な物がないか確認してリハビリを開始する。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
患者がエルゴメーターを使用中、ペダル部分のベルトが外れた拍子に、バランスを崩してエルゴメーターごと転倒しかけた。
患者の背が高く、サドルを一番上の方まで上げて使用していたため、重心が上になり不安定だった。最近購入したエルゴメーターの足幅は安定しているが、当該エルゴメーター古いタイプで、足幅が狭く横揺れに弱いタイプであった。
・安定性を高めるためにエルゴメーターに支え棒や足幅を広げる工夫をする。 ・身長が高い患者には、安定性の高い機種のエルゴメーターを使用してもらう。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
理学療法室にてリハビリ中。プラットホーム上で四つ這い移動練習を実施後、長座位をとった際に左母趾の爪が剥がれているのを発見した。一部のみ皮膚とつながっており、その部分にうっすらと血液がにじんだ状態であった。疼痛は無いとのことだった。病棟の担当看護師を通じてリハビリ担当医師に報告した。その後形成外科を受診し、爪を取り除いて軟膏塗布と絆創膏での処置をした。推定される患者への影響は、左母趾の疼痛が出現し、四つ這い移動練習に支障をきたすと考えられた。
患者の爪の状態を確認していなかった。
・裸足でリハビリを行う際には、患者の爪の状態なども確認していく。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
立位台で固定し抗重力筋の訓練を行っていた。体の動きを出すため、固定したまま上肢はボールを投げたり受けたりし、担当者は少し離れてキャッチボールをしていた。固定がしっかりされているかの点検が不十分で固定台のベルトが途中で外れ、転倒した。
固定台のベルト固定の点検が不十分であった。本来万が一のことを考え、すぐそばでできる上肢の運動訓練を行い、すぐ介助できる位置にいるべきであった。
・固定ベルトの業者点検と、使用前の担当者の確認を行う。 ・固定ベルトが不備な時は使用しない。 ・担当者は万が一の場合に備え、介助できる範囲で患者に接する。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
患者の松葉杖歩行訓練時、実習生に監視を依頼し他の患者の訓練を行なった。訓練室を一周し着座使用とした時、右切断側のズボンを左下肢で踏みつけ坐骨部分で着座した。そのまま前方へと両手をついて転倒した。
下肢切断した患者の歩行訓練の監視を学生に依頼しその場を離れ、他の患者の訓練を行っていた。
・患者のADL状況、及び学生の能力を把握・考慮し訓練を行う。 ・学生に監視を依頼してもすぐに介助ができるように十分に監視をする。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
左脛骨骨折にて患肢ギプス固定中であり、松葉杖を使用し看護師付き添いで歩行練習を行っている患者。歩行練習をしようと、病室を出て廊下で数歩歩行した際に、廊下に水分があり滑って転倒した。患肢に荷重はかけることなく、左臀部を下にしていた。
患者の病室は浴室の前であり、廊下にごく少量の水滴があった。浴室では、入浴介助が行われた後であった。
・歩行練習を始める前に、歩行練習の経路となる場所に水分がないかを確認する。 ・歩行練習を行う時は浴室の出入りが少ない時間帯を選択する。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
理学療法学生が歩行訓練を屋外で行っていたところ、階段を降りる際に、足を踏み外して前方へ倒れこむような姿勢となった。体幹を支えて転倒を抑止したが、患者は両膝を地面で打撲した。その際、膝に擦過傷を生じた。理学療法室へ帰り、患者から痛みの訴えがなかったためにそのまま病棟へ帰した。翌日、実習生から転倒の報告を受け、また病棟からも患者が転倒したとの連絡を受けた。
実習指導者の可視範囲内で実習生による歩行訓練を行っていなかった。歩行訓練からリハビリ部へ帰ったときに、実習生に訓練時の状況を詳しく聞き取ることを怠った。
・実習生が行う医療行為は実習指導者の監督の下で行うことを再確認した。 ・実習指導者は必ず実習生が行った医療行為の内容を確認することを徹底する。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
リハビリを終了し、車椅子で帰室した。介助でベッドに移動する際に、車椅子のフットレストに右下腿が接触し、裂傷となった。
リスクをふまえた人的・物理的環境設定が不十分であった。
・患者の状態を把握し、異常時に予測されるリスクに十分配慮する。 ・接触の可能性のある部分の緩衝と保護を行う。 ・介助量が大きい場合には複数介助を優先する。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
病棟ベットサイドにてリハビリ中、端座位保持訓練を行なっていたところ麻痺によりつぱっていた右足が床に擦ってしまい爪がはがれ受傷(出血して)しまった。
リハビリ時の履物の選択の問題点(靴下を履いていなかった、また靴は拘縮により履けなかった)。物理的な環境や設備上の問題(左足を床につけるためベットを低くしていた、もともと拘縮が強く、伸展位でつっぱる方向にあった)。
・靴が履けないような状況である場合は、スリッパを履いて行なう。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
肩関節拘縮のある患者に肋木(梯子状の体操器具)前に設置してある足底板使い、自主ストレッチを行うように指導したが、患者は勘違いをし肋木上方のバーにぶら下がってしまった。その際に、足底板が倒れ足底が宙に浮いた状態となっていた。
自主トレーニング内容の説明不足。肋木とバーの位置関係が不適切であった。
・肋木バーの位置を低くする。 ・担当PTは患者に自主トレーニングの内容を詳しく説明し、内容を両者で確認する。 ・スタッフ全員で情報の共有を行い自主トレーニング中の患者の見守りを徹底する。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
ナースステーションにて、理学療法士より担当患者の理学療法施行中に欠伸により顎関節脱臼したという報告を受けた。医師による整復に同席し「あまり大きな口を開けないように」との指示を看護師と共に受けた。看護師がホールの食事の場所へ患者を移送し、先輩STが看護師に食事の可否を確認、了承を得たため、食事評価の準備をしていたところ、別の看護師が義歯を持ってきた。先輩STに義歯装着の可否を確認し、装着したところ2回目の顎関節脱臼を起こした。
整復後、食事の可否を医師に確認しなかった。看護師に確認しただけで、食事をしても問題ないと判断した。入院前、何度か顎関節脱臼したことがあるという情報を得ていなかった。顎関節脱臼についての知識が不足していた。
・確認すべき内容を判断し、医師の指示のもとリハビリテーションを行う。 ・看護師から得るべき情報と医師に確認し、指示を仰ぎ内容の区別をつける。 ・家族には入院前の生活での問題点など詳しく聴取する。 ・顎関節脱臼に関する知識を得て、今後のリハビリテーションに生かす。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
床上動作の指導を行っていた。立位保持し、右足1/2の部分荷重するところ、右足に全荷重をかけ、緋骨骨折のある左足を前方にに出させてしまった。
技術、経験による判断ができなかった。また、患者への説明、観察ができてなかった。
・事例検討会を行い、他のスタッフや新人にも事例を共有し、生かしていく。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
訓練に来た右下肢に痙性麻痺、変形拘縮がある患者をマットに臥位にしたまま、PTが訓練器具を取りに行っている間に、患者が興奮してキッキングした。その時に、、下肢の痙性によって患者の両下肢が接近し、患者自身の右足の爪で左足関節内側を引っ掻き、擦過傷をができた。
患者が興奮して足を激しく動かすことを予測しておらず、そのまま、臥位にして器具を取りに行った。訓練器具を前もって準備していなかった。
・痙性の状態により、臥位にする場合は、ポスキーに下肢を乗せて両下肢が接近しないようにする。 ・訓練に必要な器具や準備は、前もって確認しておく
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
作業療法活動(ウォーキング活動)中の患者が、作業療法棟内の廊下歩行中に、床にある地下開口の蓋の金属部分にスリッパのつま先が引っかかり転倒した。両膝下を打撲したが外傷はなかった。患者は軽度の痛みがあったため、活動を中止し経過観察をした。
普段は運動靴を履いてウォーキングをしていたが、当日はスリッパのまま歩行していることにスタッフが気付かずに開始した。前回までは運動靴での歩行状態が安定していたため、観察を充分にせず確認が不充分であった。また、すり足気味に歩くために、わずかな段差でもつまずきやすかった。
・開始前に服装、履き物の観察と確認を行い、運動に適さない場合は適するものに変えてもらうように伝える。 ・活動中の見守りを充分に行う。 ・蓋の金属部分の段差を解消した。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等
機能訓練室でのトイレ動作練習中、患者に排泄後手すりを両手で把持するよう促し、両腋窩を支持し軽介助にて車椅子へ移乗した。その際患者は車椅子の座面先端に浅く座り、そのまま殿部がずり落ち、フットレストに着座する状態となった。呼び出しベルにて他のスタッフを呼び、2人で介助し、車椅子に乗車させた。病棟へ帰室し、経過観察となった。
トイレ動作練習をするため、事前に先輩の監視のもとで行うことを決めていたが、一人で行ってしまった。訓練時間の変更を報告せずにリハビリを開始してしまった。患者の状態に関しての把握が不足していた。状況把握、トランスファー技術が不足していた。
・事前に打ち合わせしていたことと異なる事象が発生した場合、先輩にその旨を報告する。 ・初めて実施するプログラムを行う際は、報告相談し指示を仰ぐ。 ・一人一人の患者の状態を総合的に評価し、プログラムを検討する。
リハビリテーション
運動による骨折・筋断裂等