具体的内容
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背景・要因
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改善策
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記述情報
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具体情報
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分類
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事故の程度
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段階
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疑義があると判断した理由
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不具合の内容
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専門分析班及び総合評価部会の議論
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当事者職種(職種経験年数)1人目
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関連したモノ
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専門分析班・総合評価部会の議論
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吸入酸素濃度
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事故の内容2
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訪問での専門分析班委員の主な意見
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人工呼吸器※
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薬剤
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持ち込んだ磁性体
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患者の食物アレルギー
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使用した医療機器
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背景要因の概要
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詳細
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参照
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画像
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画像2
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事例の分類
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注釈
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種類
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研修医の情報
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発生要因
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内科から外科に転科・転棟したばかりの患者だった。記録が○月△日からパスに変更されており、パスに主治医の追記でザイロリック朝夕食後の内服中止が記入されていたが見落していた。○月△日朝から翌日朝まで内服させてしまった。○月×日の夕方に、勤務していた看護師により発見された。主治医に報告し、○月×日の夕方からザイロリック中止となった。
確認が不足していた。○月△日の午後に定期処方入れ替えした時にパスに記入されていた指示に気付かなかった。内科で出た定期処方せんには中止の記載はなかった。転科・転棟したときにパスの指示受けしたリーダーの確認も抜けていた。
・転科・転棟した時、手術前の指示の確認は徹底する。 ・パスに追記された指示は見落さないよう注意する。 ・薬が中止のオーダーが出た際、速やかに中止伝票処理する。
薬剤
その他
本日よりESHAP療法(化学療法)投与開始の患者にパラプラチンのルートをつなぎ輸液ポンプをセットした後、遮光カバーをかぶせていないことに気付いた。遮光カバーをかぶせてボトルを点滴棒に下げなおす際、固定されたままの滴下センサーにルートが引っ張られ、ボトルからルートが抜けた。ルートが抜けた勢いで、パラプラチンが数滴飛散し、患者の左眼に入った。すぐに流水で洗い流し、医師に報告し診察となった。
抗癌剤に対する、日頃暴露対策には取り組んでいるが、意識が欠けていた。
・薬液ボトルの接続部から、輸液ポンプまでのルートの余裕を確認し、点滴棒からボトルを外す際は輸液ポンプからルートを必ず外す。 ・ルートが抜ける可能性を考え、患者からできるだけ離れて作業する。ルートをつなぐ前に遮光カバーをかけておく。
薬剤
その他
CSIのシリンジ交換(プレペノン+生食)のため、看護師2人で訪室する。ナースコールが5分間隔で鳴っている状況であり、1人離れたため、1人で確認し交換を行った。その後、一旦離れた看護師に確認を依頼し、確認を行った。1時間後アラームが鳴り、三方活栓が開いておらず、1時間薬剤が注入されていなかったことに気付いた。
交換後、病棟独自のチェックリストにチェックをしたが、項目を一つ一つ意識的に確認をしなかった。以前、CSIで不応期の間違いをしたため、そのことに強く意識が集中してしまった。一人で交換の途中にナースコールがあり、待っていてもらえるよう対応をしたが、交換の間、時間が気になってしまった。再度確認を依頼された時、流量の速度とロックアウトタイムのチェック、開始されていることの確認に意識が集中してしまい、接続や三方活栓は開いているものと思いこみ、きちんと患者に実施されているか確認を怠っていた。
・事故に気付いた時、患者から疼痛の訴えはなく、CSIは指示の速度で開始した。 ・気持ちが急いでいたため、時間や優先度を冷静に考え、今実施していることに集中して行う。 ・CSIは以前も別の事故を起こしており、事故を起こしやすいことを意識し、必ずチェックリストの内容を1つ1つ確認をする。 ・ダブルチェックの意味を再度考え、基本に立ち返り1つ1つ確実に確認する。
薬剤
その他
家族より腹痛があると電話があり、担当医師不在のため、他の医師へ連絡し、内服薬(ブスコパン錠)処方してもらった。患者に内服してもらう時に薬品名、効用を説明した。看護師が持参しているファイル表紙を閉じた時、メモでブスコパン禁と赤マジックで記載していることに気付いた。30分程様子を見るが嘔気、嘔吐は見られなかった。何かあった時はすぐ病院へ連絡してもらうよう伝えた。平成10年からのカルテを閲覧するが、情報記載はなかった。内服1時間後状況確認のためご本人宅へ電話をした。嘔気、嘔吐は見られなかった。
ファイルの表紙を見落としてしまった。処方がでたので、大丈夫だと思い込んでいた。カルテ、ファイルでのアレルギー等の確認が不足していた。患者へのアレルギーの有無の確認が不足していた。
・訪問ファイル、カルテでアレルギー等の確認を必ず行う。 ・アレルギーの有無を再確認し、カルテ表紙に必ず記載する。 ・投与前、患者、家族へアレルギー等確認を行う。
禁忌薬
薬物過敏
患者は、末梢より点滴投与していた。看護師は、患者の点滴が漏れ、抹梢挿入部が赤くなっているのを発見し、入れ替えを行なった。その際、アルコール綿禁止の患者に対しアルコール綿を使用したため患者の前腕が全体に発赤した。医師が末梢入れ替えの準備をしていたのを日中の受け持ち看護師は知っていたが、アルコール綿禁であることは言わなかった。
もともとアルコール綿禁の患者であった。末梢の入れ替えを判断し、準備をしたのは医師ではあるが、それをみていた看護師もアルコール綿禁であることを医師に言わなかった。
・アルコール綿使用禁止の患者には、医師が採血の時など気付きやすいように「アル綿禁止」の札をつける。 ・患者のベッドサイドにも「アル綿禁止」の札を置く。 ・カルテにも「アル綿禁止」の札をつける。
禁忌薬
薬物過敏
患者は、ペニシリン禁止との情報があった。医師より、炎症データが高いため、ペントシリン2g生食100mLを1日2回の指示を受け、投与した。その後、夕方にカーデックスに情報記載をしている際に間違いに気付いた。バイタル変動なく、アレルギー症状の出現はなかった。
問診表の記載を確認しなかった。
・抗菌薬を投与する際には、必ず、注射用抗菌薬投与に関する問診票の記載があるか確認し、なければ医師に依頼し、アレルギーの有無を確認してから投与の指示を受ける。 ・薬剤のアレルギーなどがある時は、注射ワークシート、指示看護ワークシートに記載を行う。 ・アレルギー等がある場合は、カルテの薬物感受性の欄に記載することを、医師に依頼していく。 ・ICU受けの際など、初めての事、経験が少ない時に指示を受ける際には、周りへアピールしていき、ダブルチェックにて指示受けを行う。 ・指示を受ける際には患者の情報を一度整理をしてから、指示受けをする。
禁忌薬
薬物過敏
手術入室前、ユナシンS1.5g/生食10mL投与する指示があった。手術室看護師によりペニシリン禁の患者にになぜユナシンが投与されているのかと問い合わせがありわかった。
電子カルテ、CCUチャート指示表にもペニシリン禁はルール通り赤字で表示されていた為、ペニシリン禁の文字は目に入っていたが、ユナシンがペニシリン製剤と気付かず、医師に確認しないまま施行した。
・各部署にユナシンに関するお知らせが配布され目を通していた。記憶は時間と共に薄れるので、ペニシリン禁となっていたら、一覧を確認し施行する。 ・システムの改善を担当部門に提案する。 ・システムの改善は時間がかかるが、重要なものは早めに対応出来るようにも依頼する。
禁忌薬
薬物過敏
手術前情報によりアルコールアレルギーがある事を確認していた。手術室で末梢ルートを確保するためいつも使用しているアルコール綿は使用しないように気をつけようと意識していた。担当麻酔医師にもその事を伝え部屋に置いてあったマスキンRを皮膚消毒用に準備した。その際、表示成分の確認を行わなかった。消毒後、皮膚発赤はなかった。手術終了し患者退室後、記録見直し時に手術室スタッフに指摘されマスキンRにエタノールが含まれている事に気付いた。
マスキンRにエタノールが入っている事を理解していなかった。表示してある成分を確認せず使用した。
・薬品名だけでなく表示成分の確認を行う。 ・普段使用している薬品についての知識を持つ。
禁忌薬
薬物過敏
「ミノマイシン禁」の患者であった。発熱ありミノマイシンが処方され、処方当日昼と夕、翌日朝に与薬した。朝与薬後、他のスタッフが体温表をみて「ミノマイシン禁」に気付き、報告し中止となった。発見した看護師は冷蔵庫に貼っているミノマイシン服用(乳製品禁止)の貼紙を見た後浣腸のため体温表を見て赤字のミノマイシン発疹の字が目に入り気付いた。
処方した医師は主治医ではなかった。処方する時ミノマイシン禁の明記に気付かなかった。受けたリーダーは体温表は見たが、ミノマイシン禁の明記に気付かなかった。アレルギーの有無の確認を怠った。内服介助した看護師は5Rは確認したがアレルギーの有無の確認を怠った。機能別であり患者の状態を把握していない。看護記録用紙の備考欄にアレルギーの記入がなかった。
・処方する医師は体温表でアレルギーの有無を確認する。 ・指示を受ける看護師は処方が出たらの手順を作成する。 ・受け持ち制を考える。 ・その日の受け持ちが与薬前に看護記録の備考欄または処方箋ファイルを確認し手順に沿って与薬する。 ・与薬間違いによる患者への影響について考え、固定受け持ちが看護記録の備考欄と処方箋ファイルに記入する。
禁忌薬
薬物過敏
一刻の有余もない帝王切開患者が搬入されてきた。通常帝王切開で使用するプロスタルモンFを主治医に指示を確認し術中に使用した。手術終了後、電子カルテの掲示板に喘息(+)と書かれていることに気付き、禁忌薬を使用していたことがわかった。患者に喘息発作は見られず手術室より退出した。
術前に麻酔科医の診察もできていないなど、主治医、手術室看護師、病棟看護師も情報収集ができていなかった。手術室内のパソコンを起動した時、患者の掲示板には喘息の情報の記載はなかった。術中に入力されていた。術中に麻酔科医が患者プロファイルを見て喘息があることに気がついたが、プロスタルモンFを使用するのだと思い主治医に再確認をしなかった。産科医は、患者の生命の安全のために喘息がある患者でも、プロスタルモンFを使用することがあると考えている。
・帝王切開の場合は、喘息の有無をはじめ、最低聞いておかないといけない事項について、チェック板を作り手術台に置き、どんなに急いでいても必ず確認する。
禁忌薬
薬物過敏
電子カルテでアルコールで皮膚に発赤が出ることを確認し、手術室内にハイポアルコールを置かず、室内や部屋の前に「アルコール禁」と書かれた札を掛けて手術室スタッフの認識の統一を行っていた。術中、タキソテールを投与する指示あり、病棟より手術室へ薬剤を運んだ。腹腔ポートよりタキソテールを2Vを溶解液で溶解し生食50mLに混入し注入した。タキソテール付属の溶解液にはエタノールが含まれていたが、溶解時には注射用水であると思い込み、また急ぐように指示されたため確認せず溶解した。タキソテール注入後血圧低下あり、皮膚発赤が見られた。血圧上昇、皮膚の発赤減退を確認し麻酔覚醒、帰室となった。
薬剤の注意事項を確認しなかった。薬剤の注意事項の表示が目立っていなかった。溶解液がアルコールではなく注射用水と思い込んでいた。
・抗がん剤の予備的知識を習得する。 ・アルコール過敏の患者におけるタキソテール調整法について学ぶ。
禁忌薬
薬物過敏
糖尿病性壊疽の患者は下肢バイパス術後、鼠径部に手術創がありカラヤヘッシブが貼用してあったが、清拭時にカラヤヘッシブがはがれかけているのを発見した。医師に報告後に看護師にてカラヤヘッシブの貼りなおしを施行したが、その際にイソジン消毒をしてからカラヤを貼用した。直後に患者よりヨードでアレルギーがあるが今使用したのはイソジンではないかと言われ、使用禁止の薬剤を使用してしまったことに気が付いた。
入院時のアナムネ用紙とワークシートにはヨード禁止の記載と入力があった。当日、当事者の看護師はその日の受け持ちではなく早出であり患者の清拭のケアを行った。ヨード禁止である認識がなかった。また創傷処置を行う際にその患者の情報収集とアレルギー等の有無の確認を怠った。
・ベットサイドに誰が見てもすぐにわかるようにイソジン禁止の張り紙をすることにした。 ・入院時にもこうした張り紙をしておくことが視覚的にも分かりやすくする。
禁忌薬
薬物過敏
眼科の診察時に、散瞳が必要と思い込み医師に確認せず、ミドリンPを点眼した。診察時に患者が緑内障であることが分かり、すぐにサンピロ点眼が行われた。
指示を確認せず、思い込みで施行した。
・必ず、医師の指示を確認する。
禁忌薬
疾病
入院患者に対し左白内障手術であることを手術掲示板で確認し、本人にも病名・術眼を口頭で話してもらって確認した。「白内障のみ」ということであった。その上で経過表に記された「診察前ミドリンP点眼」の指示(パスにて指示入力されていた)に従い点眼した。しかし、患者は緑内障も併発しており、手術予約票に「手術当日まで散瞳禁」と書かれていた。主治医が診察の際、そのことに気付いた。
散瞳薬禁止の指示が手術予約票に入力されていた。パス入力は入院当日の当番医が行って行っていたので適切な指示に書き換えが行えなかった。散瞳薬禁止の指示が掲示板にかかれていることが多く指示の統一が無かった。指示は指示簿に記載するルールが遵守できていなかった。
・医師に指示の記載方法と記載場所を統一する。
禁忌薬
疾病
大腸内視鏡検査時、不整脈が既往にあることの報告を医師・看護師ともに聴いていた。検査開始前にグルカゴン1V、静脈注射を開始した。その後、挿入困難な状況下があり、指示が何回か出され都度に対応するといった緊張した状況になっていた。その状況の中でスポラミン1/2アンプルの指示があり、既往歴のことを忘れ、そのまま静脈注射を実施した。実施後、不整脈があることを思い出し、医師に再度報告した。特に医師から指示はなかったが、その後バイタルサインなどの観察を強化した。結果と特に症状に変化はなかった。
タイムプレッシャー等による意識が一点に集中していた。確認が不十分であった。
・薬品使用前に再確認を徹底する。
禁忌薬
疾病
排便コントロールにて酸化マグネシウム1.2g/3×食後で内服していた。本日夕食後よりクラビット100mg3錠/3×食後で開始となった。クラビットとマグネシウムはクラビットの吸収障害が起こるため、従来、マグネシウムをずらして服用していたが、気付かずに一緒に内服させてしまった。
マグネシウムを服用していたが、クラビット開始となる際に時間をずらして内服するように医師から指示に入力はなかった。以前確認したときに「わざと吸収を悪くして服用させるから、時間をずらしたりしなくてよい」といわれたことがあった。看護師は配薬する際に、内服薬を認証しているときにクラビットとマグネシウムを服用していることを確認した際に気付くことができなかった。
・看護指示にマグネシウムはクラビット内服中にてずらして10時・14時・20時に服用するように入力し、薬袋にもその旨を記載する。
禁忌薬
併用
午前中は左上肢からのみルート確保されていたが、午後に入り閉塞アラームがなった為、右上肢からもルート確保し2ルート使用していた。右上肢から本体ルート、左上肢からは、ハンプとペルジピンが投与されていた。ラシックスの投与指示があった為、先輩に投与する事のみ報告し、どこのルートから投与するかを報告せずにペルジピンと同じルートからラシックスを投与した。その後、点滴ルート内が凝固してしまった。申し送り時の、点滴ルートの確認時に発見した。
作用と副作用しか学習しておらず、配合禁忌薬剤という事を把握していなかった。投与するルートが2つあったが何も考えず、ルートを選択した。
・薬を投与する時は、薬効だけでなく配合禁忌薬剤の有無も確認する。 ・投与中のルートや刺入部の観察を徹底する。 ・2つのルートがある時は、どのルートから投与するのかという事も考え、先輩に報告し投与する。 ・ルートから薬剤を投与する事は、ルート閉塞だけでなくルート内の薬剤が急速投与される事が考えられる。当事者は新人看護師であり、ルート選択の原則と根拠を指導するとともに、通常と異なる事に疑問を感じ速やかに先輩看護師に報告・相談できるように教育する。
禁忌薬
併用
点滴の指示書を見ながら、指示通りにビーフリードにリン酸カリウム、塩化カルシウム、ブドウ糖を混注した。混注時軽度混濁したが、混注した薬剤が白い物だと思い混濁だと思わなかった。患者に接続し1時間後に確認すると沈殿していたため、点滴を振り均一化させて退室した。他看護師が訪室し、混濁している点滴に気付き指摘された。患者には影響がなかった。
混濁しやすい薬剤、混濁したらどうなるかなど、薬剤の混濁について知識がなかった。いつもと違うが、異常であると認識できなかったため、リーダーへの報告もしなかった。
・薬剤の配合変化についての知識を持つ。 ・新人への教育に加え、病棟へもアナウンスする。 ・普段と違う状況がおこったら、必ず確認する姿勢を身につける。 ・配合変化を起こしやすい薬剤の処方には、薬剤科でも疑義紹介をする。
禁忌薬
併用
フサンが生理食塩水に混ざると、白色に混濁してしまうため、単ルートで点滴していく必要があることは理解していた。日勤より左前腕と左手背、右手背にそれぞれルートが確保されており、手背にはフサンが単独ルートで点滴されていた。補液は左前腕のルートから点滴されていた。右手背のルートはヘパロックされていた。MAPとFFPの指示が出たため、補液がされている前腕の側管より施行した。しかし、抗生剤の点滴も同時間帯にあったため、その間のみフサンの側管からFFPを点滴した。30分後、2時間後はルート内に混濁がないことを確認したがその後30分後に側管の接続部に白色の混濁があることを発見した。
右ルートも使える状況にあったが、体位変換も頻回に行われていたため、両腕のルートの使用は抜針の危険性もあると思い、またFFPは血液製剤であるため、白濁はしないという思いこみもあり、フサンの側管より点滴を行ってしまった。FFPの成分にはNaも含まれており、白色混濁の可能性もあることが知識として不足していた。
・フサンは単独ルートで点滴を行うことを徹底していく。 ・思いこみをもたず、薬効や投与時の注意点など点滴施行時には再度確認をしていく。 ・右ルートも使える状況にあり、固定法を工夫するなどして抜針の危険防止に努め、安全に点滴施行していくことを最優先に考えて行く。
禁忌薬
併用
疼痛があり、本人処方が出ており、一昨日使用していた為、カルテで対症指示の確認をせずにそのままペンタジン+アタラックスP筋注した。筋注後、医師よりコンチン内服している為、ペンタジンとアタラックスPの投与は拮抗作用があり禁忌であると指摘を受け気付いた。ペンタジン+アタラックスPの対症指示の期限は切れていた。
本人処方が出ていた為、カルテで対症指示の確認をせずに思い込みでそのまま投与した。コンチンを内服していることは認識していたが、コンチンと併用禁忌であることを理解していなかった。コンチンの内服が開始になった時点で、ペンタジンとアタラックスPの返納がされていなかった。
・麻薬とペンタジンの併用は拮抗作用があり禁忌であることをスタッフ全員で周知しておく。 ・必ず対症指示を確認してから施行する。 ・麻薬が開始になったら、ペンタジンを返納しておく。
禁忌薬
併用
タケプロンをモルヒネと同時投与をしてしまった。
タケプロンは単独投与であることは知っていたが、確認不足が生じた。モルヒネは疼痛管理に必要であるため、止めなくてもよいと思い込んでしまった。
・単独投与の必要性、配合変化のリスクを再確認する。 ・投与時に、単独になっていることを再確認する。
禁忌薬
配合
脳外術後の患者にアレビアチン投与の指示が出て、指示通り実施したが、単独投与せずアセトキープ3Gの側管から投与した(指示には単独投与のコメントはなかった)。投与前後で明らかな患者の変化はなかった。
すぐに単独ルートより投与した。ルート内に結晶化が見られ、逆血を確認し、ルートを交換した。
・アレビアチンの薬の引き出しに、「配合注意」のシールを貼る。 ・アレビアチンは単独投与に指定されていない為、オーダーと同時に表示されないが、システムとして配合変化しやすい薬剤も、表示されるように検討する。
禁忌薬
配合
ラクテックGの側管よりロセフィンの処方オーダがあり、チェックを見逃し患者に施行された。ロセフィンはCa含有の輸液とは配合不可であり、投与前後でフラッシュが必要であった。
配合変化の知識が不足していた。配合変化へのチェックへの認識が不足していた。
・配合変化の知識を向上し、情報を共有を行う。 ・ロセフィンと混合可能な輸液(当院採用分)ソルデム3A、ソルデム1、KN3B、生理食塩液、5%ブドウ糖液などロセフィンオーダー時にシステム上で注意喚起を行えるか検討する。
禁忌薬
配合
アレビアチンを投与中の患者に、ビーフリード500mLを持続点滴をしていた。アレビアチン投与前後に生食フラッシュの指示が出ていたが生食を通しただけで、ビーフリードとアレビアチンを同時に投与した。その後は他患者のケアのため訪室してルート内を観察していなかった。本人のナースコールあり、他の看護師にて点滴ルート内が白濁しており結晶が出来ているのに気付いた。アレビアチンは残2mLであった。ルート内にある薬液をシリンジで引き、ルートを新しく交換しビーフリードを再開した。
アレビアチンとビーフリードを同時に投与すると白濁するものであるということを知らなかった。生食前後フラッシュの意味を把握していなかった。
・初めて行う処置は方法や禁忌事項など細かいところまで確認して理解してから行動する。 ・実施する際は先輩看護師に方法や注意点を述べ、間違いがないか確認してもらい、見てもらいながら実施する。 ・薬を調べる際は作用・副作用だけでなく禁忌項目、注意点の確認を行う。 ・症状が落ち着いている患者でも異常がないか時間を決めて観に行く。
禁忌薬
配合
患者は、毎日、17時~翌朝7時まで人工呼吸器(ベンチレーター740)を装着していた。人工呼吸器装着時、トラブルを示す表示はなかった。18:30看護師が呼吸器のアラーム音に気付き表示を確認すると、「バッテリー充電不可」となっていた。電源コードがAC電源に接続されていることを確認し、アラームを解除すると充電中のランプが点灯した。3時間半後、再び充電不可のアラームが発生したため技士に連絡し、呼吸器を交換した。この間、患者の状態の変化はなかった。本機種は、技士が定期点検、始業点検を行い、異常がないことを確認して使用していた。
人工呼吸器は電源を切っていてもAC電源に接続されていれば、充電されるという認識を持っていた。呼吸器を外した際、主電源を切っており、電源投入時、バッテリーから起動となることを認識していなかった。
・当院で所持している呼吸器で主電源を切った状態でAC電源を接続していても充電されない機種の有無を確認し情報を院内に伝達する。 ・技士がベンチレーター740を使用している部署で同機種を用いて、充電可能な状態にするための機種の取り扱い方法を説明する。
人工呼吸器
電源
重症部屋から個室に移動時、呼吸器を動かした際に回路が引っ張られ気管チューブが抜けた。直に再挿入し問題は無かった。
呼吸器装着患者の移動時のルールが守られてなかった。注意力が足らず手技が雑であった。
・呼吸器装着患者を移動する時は、数人で声かけし気管チューブの接続を外すよう徹底する。
人工呼吸器
回路
人工呼吸器のアラームが鳴り、患児のもとに行くと、ポーテックスが完全に抜けている状態であった。患児は腹臥位で、頭頂部と後頭部に砂のうを置いて布オムツで抑制を実施していたが、発見時、顔は真下を向いていた。抜去されたポーテックスのテープは粘着性も十分であり、よだれで濡れている事もなかった。テープは同日の朝交換していた。再挿管を行い、一時的にマスキュラックス増量し体動を抑制した。
もともと浅めのチューブ管理をしている患児であった。
・抜管のリスクが通常より高い事を念頭に活動性を予測した抑制を行う。 ・活動性があり、抜管のリスクがある場合は的確なチューブ位置について医師と情報交換を行い、より安全な管理ができるように調整する。
人工呼吸器
回路
PB7200装着中の患者のSpO2が低下した。リーダーから蛇腹の水がたまっていることを発見した。蛇腹の水を抜くとSpO2が上昇した。
蛇腹の水を定期的に抜くことを忘れていた。
・水を抜かないことで、窒息や気道熱傷が起こり得ることを再認識し、バイタルサインのチェック表に蛇腹の項目を付け加えチェックすることで忘れないように徹底する。
人工呼吸器
回路
DPAPを装着中の患者。加湿加温器の水を補給した後、回路が加温加湿器本体に接続されていないことを他の看護師が発見した。担当者は水を補給してその場を離れた後、患者の元へは戻っていなかった。発見されるまで40分ほどの間、加湿されていなかったと考えた。
本体に入っていた水を捨て、新しい水を入れて温度が適温に下がるのを待ち、再び接続した。
・回路をはずした際は、患者の側を離れる前に必ず指差し確認をし、回路が正しく本体に接続されていることを確認する。
人工呼吸器
回路
別な看護師より、加湿器の蒸留水が減っていないことを申し送られた。加湿器の温度が38.9度であったため、MEに連絡し、点検してもらい加湿器を交換するが変化なく、再度点検依頼し確認したところ、回路の組み立てが間違っていたことに気付いた。
患者が急変し、病棟看護師が呼吸器を組み立てた。その後MEへ連絡しなかった。休日体制で仕事していたので、忙しかった。毎朝MEは呼吸器点検に病棟ラウンドしているが、その後に呼吸器を使用した場合連絡をしなかったため点検できていなかった。
・改めて、呼吸器装着時MEへ連絡するように、病棟へ文章で周知した。
人工呼吸器
回路
呼吸器(ベア1000)使用開始した。ベア1000用の滅菌パックされた蛇管を使用した。約2週間後、他患の使用したサーボの蛇管を整理している際、1本がベア1000の蛇管であることに気付き使用中のベア1000の蛇管を確認すると1本がサーボの蛇管であることに気付いた。
サーボとベア1000の蛇管は長さが15センチ程度違う事と、小さく表記された物品番号が違うのみで外観は同じで間違えやすい状況であった。
・翌日担当医に報告し蛇管全体を交換した。 ・スタッフに対し識別の仕方をカンファレンスの場で伝え、カンファレンスノートへも記載しておく。 ・滅菌依頼物品を置く場所に間違えないよう注意を促す文を掲示する。 ・救命センターでの呼吸器管理に関する知識と日常の機器管理を徹底していく。
人工呼吸器
回路
心不全、呼吸苦にて23時よりBiPAP装着した患者。次勤務者のリーダーラウンド時に加温加湿器の電源が入っていない事を指摘された。
BiPAPに加温加湿器があるのは理解していたが、電源を入れるまでの流れを忘れていた。
・呼吸器開始時には一連の流れとして行なうよう心がける。 ・加温加湿器の重要性を再認識する。
人工呼吸器
加温・加湿器
気管切開の手術に出棟していた患者が帰室し、医師が人工呼吸器を接続した。その後人工呼吸器チェック表をもとに呼吸器設定を確認したが、加湿器の確認を十分にせず、勤務交代時に人工呼吸器の加湿器の電源が入っていないことを次勤務者が発見した。
加湿器の電源を入れ、患者の呼吸状況の観察を行う。
・人工呼吸器の確認方法を再確認し、加湿器の電源が入っているかを確認していく。 ・人工呼吸器の加湿器の目的を再確認し、意識を持って観察を行う。 ・自身の傾向として慌てているときに見落としがあることを再確認し、日々の観察、確認を1つ1つ確実に行っていく。
人工呼吸器
加温・加湿器
呼吸器離脱したため、一旦呼吸器の電源を切った。再度呼吸器を装着するため、ダブルチェックにて確認するが、ひと通り読み上げてもらうも、加温・加湿器を見ておらず、午後のMEのラウンドにより発見された。4時間強電源が切れていた。
加温・加湿器を確認していなかった。
・項目にあわせてきちんと確認する。 ・ラウンドした際に、定期的に全体の設定を確認する。
人工呼吸器
加温・加湿器
人工呼吸器装着中の患者に対し、準夜帯から深夜帯にかけて、人工呼吸器の加湿に関する観察・管理を怠り、日勤看護師の指摘により、加湿器内の注射用水が空の状態であったことに気付いた。その後、加湿器に注射用水を補充したものの呼吸状態が悪化し、気管支鏡実施すると気管チューブ内が痰により閉塞していたため、経鼻にて再挿管した。
前勤務者から引き継いだ時から日勤帯の看護師に引き継ぐまで、人工呼吸器の加湿の方法と加湿が適切に行なわれているのかを確認していないため、人工呼吸器の管理ができていなかった。気管チューブから吸引する際、痰が固く、閉鎖式の吸引チューブが挿入しづらいと感じながらも、口腔・鼻腔・カフ上部から多量の痰が引けてきており、血ガス上のデータも良好であったことに安心してしまい、その状態が異常であると判断できなかった。救命センターで作成した呼吸器管理に関する約束事項について「説明はされたと思うが、存在自体を覚えていなかった」と話す。作成されたマニュアルが活用されていかった。先輩看護師との人間関係は良好だが、今回、痰の粘稠性が強くなっているという変化を相談しなくて良い事項として考えてしまった。
・人工呼吸器回路と加湿に関する知識が不足しているので、人工呼吸器回路と加湿に関するレポートをまとめ、知識を修得し、今後人工呼吸器を装着している患者を受け持つ時は必ず加湿が適切に行なえているのか確認する。 ・痰が固く、吸引チューブが挿入しづらいことが異常であるということを認識するとともに、加湿が適切に行なえているかを確認し、必要時には加湿の方法が適切であるのか検討する。 ・自分自身で判断できない時は、必ず先輩の看護師に相談し、独断で行動しない。 ・細かい状態の変化も相談・報告する習慣がつくよう、繰り返し指導する。
人工呼吸器
加温・加湿器
PEEP設定を0にしてCVPを見ようとしたところ、トリガーを0にしてしまい、換気がない状態に反応し過換気となってしまった。看護師が気付き、医師へ報告、トリガーを元に戻し状態は元に戻る。
人工呼吸器の設定を戻し、状態を観察した。
・人工呼吸器の設定変更の時は、設定項目と設定値の確認をし、その患者に妥当な変更かどうか十分に検討し行う。 ・第3者の確認を行う。
人工呼吸器
設定・操作部
救命センターICU入院中の男性患者の呼吸状態が改善しないため、呼吸器の回路、設定、SpO2など低下ないかを確認したが問題なかった。3時間後時すぎSpO2は96%まで低下したため、装着しなおし吸引を行うとSpO2は97%へ上昇した。その後もSpO2が低下したため、吸引を行い、TV、呼吸回数、回路のゆるみなど確認し、レントゲン撮影を実施するも問題なかった。主治医と原因を探していると主治医がFi02が0.2になっていたのを発見した。(指示の設定は0.4であった)元の設定へ変更するとすぐにSpO2は99~100%まで上昇した。Fi02が変更になっていた原因は不明であった。
最終確認で呼吸器の回路、設定を確認したのがCTから帰室した時のみで、SpO2が低下した時は回路、TV、患者の確認は行ったが設定の確認を行っていなかった。また、原因検索を行う上でのアセスメント能力に欠けていた。
・呼吸器装着の患者はSpO2の低下が見られた時は、TV、呼吸回数、回路吸引、肺の状態だけではなく、呼吸器設定の確認も必ず行う。 ・原因検索を行う時のアセスメントを行えるように再度学習を行う。
人工呼吸器
設定・操作部
IPAPを27に設定したが実値17~18であったため、医師の指示にてIPAPを34に設定した。医師からもマスク脇からのリークが考えられるとの説明を家固定を強化した。リークの原因を業者に確認し、圧センサーと加湿器の水を破棄したころ、実値27~28まで上昇みられた。勤務交代時にセンサーの水滴は確認していたが、家族と確認した際にやや水が貯まっていた。
勤務交代時にセンサーの水滴は確認していたが、確認が十分ではなかった。リークがあると分かった時点で圧センサーの水滴を再度確認する必要があった。
・勤務交代時にセンサーの水滴は確認していたが、その後の確認が足りなかったことを両親に謝罪した。 ・今回は、医師の最初の指示通り(IPAP27)程度の圧が実値でかかっていたため問題なかったが、圧センサー感知不良に気付かなければそれ以上の圧をかけてしまう恐れもあったため、今後は頻回に圧センサーの水滴を確認する。
人工呼吸器
設定・操作部
ニューポートE100の無呼吸アラームが頻回になっていた。前勤務帯から呼吸が浅くトリガーがかかりにくく、アラーム頻回であるとの伝達があり、体位調整、覚醒促しながら看護師2名で経過観察していた。MEに点検依頼すると、トリガー設定が6→20まで上昇していた。ベッドサイドでの前勤務者との送りでは設定に問題なく、他の人が触った形跡はなかった。
慣れない人工呼吸器管理であり、知識が不十分であった。分からないことは先輩看護師に確認しながら行っていたが、曖昧な知識であった。医師に報告はしたが直ぐ来れず、前勤務者からの送り通りの対応をしていた。
・MEに聞くなど確実な知識を持って管理に当たるように心がける。 ・呼吸の観察に努めたが、MEを呼ぶ対応を速やかに取ることを念頭に置いておく。 ・今回の原因は不明であるが、今回起こったことと、それによって得た知識をもち同じ過ちを起こさないように学習に努める。
人工呼吸器
呼吸器本体
人工呼吸器(E500)アラームが鳴っており、確認に行くと、液晶モニターが消え、パネルと呼吸器本体の間より白煙があがり、焦げ臭いにおいがたちこめているのを発見した。患者のバイタルサインに変化無く、直ぐにジャクソンリースによる手動換気を行い、リークテストを行った呼吸器に変更すると共に、ME当直者、ICU指導医、夜勤係長へ報告し、ICU指導医により呼吸状態とバイタルに異常のない事確認された。MEにより原因を調べる為、呼吸器を点検に出した。
点滴や、水滴等の影響がある場所での設置ではなかった。
・MEセンター、業者により原因を追求する。 ・機械は故障する可能性があるものという意識で、人工呼吸器管理の患者にすぐバック換気ができるように環境整備を行ってゆく。 ・院内のE500を使用する各部署へ注意喚起を行う。
人工呼吸器
呼吸器本体
呼吸器を装着したが、深夜の初回ラウンドで呼気のフィルター用ヒーターの電源が入っていないことに気が付いた。
発見時に電源を入れ、蛇腹に水滴が溜まっていないことを確認した。
・呼吸器始動時は全ての電源を確認する。 ・回路の意味を理解する。
人工呼吸器
呼吸器本体
換気不全にてDPAPとRTX使用の患児の呼吸器装着時間が本日より変更となっていた。次勤務者と装着時間を確認したところ2時間DPAP装着をし忘れていたことに気付いた。
医師に確認し、経過観察となる。
・体交表が変更になった場合には、前後の勤務者とダブルチェックを行う。 ・体交表を誰が見ても見やすいように、表を作成する。
人工呼吸器
その他
入院時の採血指示にはなかったが、ついでにクロス用検体も採血して、検体容器に氏名を記入して冷蔵庫に入れた。この時、もう一本、他の患者の検体も入っていた。その後、輸血指示が出たのでオーダーしてラべルを貼って提出した。検査課で検査を進めている際に副試験(+)と出たため、血液型を再検すると別の血液型であること、検体に記入されている氏名とラベルの氏名が違うことを発見した。
患者間違い防止のため、クロス用採血は時間をずらして採血するという知識が不足していた。この病棟では、指示のない患者でもクロス用を採血し、保管しておくことが時々あった。患者に何回も苦痛を与えるよりも一度に採血した方がよいと考えているスタッフがいた。
・輸血マニュアルを遵守する。 ・院内輸血研修受講する。 ・指示前のクロス用採血、冷蔵庫保管をやめる。
輸血療法
検体取り違え
病棟より自己血の交叉試験が提出された。(-)が期待される結果において(+)の判定であったため検体の名前、パイロットチューブのナンバー、各々の血液型を再確認した。その結果書式に間違いはなかったが、パイロットチューブの血液型が本人のものと一致しなかった。
当日貯血した他患者の自己血からパイロットチューブを分離し提出した。
・交叉伝票に患者ID一式の他に自己血のID番号を持参する。 ・分離したパイロットチューブのID番号を必ず交叉伝票と照らし合わせて同一であることを確認して提出する。
輸血療法
検体取り違え
医師より当日血小板輸血の指示が出た。外来待合室にて患者の名前をフルネームで回呼んだ。患者が返事をしたので「○○○○様ですね」と聞いた。患者を点滴室に誘導し、点滴室看護師に申送りをし、バイタルサイン測定と交差血採血を依頼した。その後検査室より、輸血依頼伝票の血型と交差血の血型が違うと連絡があった。患者に名前を確認すると、違う名前を名乗り、患者間違いであることに気付いた。患者は自分のベットに書かれた名前が違うのに気付き、後で聞いてみようと思っていたと話した。
患者確認が不十分であった。患者はフルネームで何度も呼ばれたが、難聴で聞こえていなかった。本来輸血をすべき患者も外来待合室で待っていたが、同じく難聴があり、自分の名前が呼ばれたことに気付かなかった。フルネームで患者確認は行ったが、会話の中で難聴があるとわかった時点で、他の患者確認方法(自分で名乗ってもらう、基本ファイルの名前を見せて確認する)をしていない。患者との会話の中で、輸血に関して理解不足があると感じた時点で、患者間違いではという認識が出なかった。
・患者確認を行う際はフルネームで確認すると同時に、自分で名前を名乗ってもらう。 ・基本ファイルを患者に見せる。 ・受付番号表の名前を確認する方法を併用する。
輸血療法
患者取り違え
手術中の大量出血に対し、麻酔科の医師が手術室の端末よりアルブミナー4Vをオーダーした。その後、他の医師が同じ端末を使用したため、他の患者の画面になっていた。患者出血量が増加し、初回オーダーの15分後に麻酔科の医師は同画面(他の患者の画面)から赤血球ならびに血漿の追加オーダーをした。その結果、他の患者の輸血がオーダーされた。輸血部に輸血取り寄せの電話をしたところ手術中の患者の輸血オーダーが無く、代わりに他の患者のオーダーが発生している事が判明した。麻酔科が端末を確認し、他の患者の画面への移行を確認し、正しいオーダーを入力するとともに誤ったオーダーを取り消した。
出血量が増加している状況下で急いでいた。15分程度の短時間で他の医師の使用はないと思い込んでいた。オーダー画面の確認が不十分であった。黒画面で新患者ID入力後も他の患者のオーダーが出来る仕様であった。
・十分な確認を行う。 ・黒画面とWINDOWSの窓画面の患者が違っても別々に操作できてしまうため画面の改善を検討する。
輸血療法
患者取り違え
術中、医師より「凍結血漿全部ください」と口頭指示を受けた。FFPの残りが10単位あり「残りの10単位解かしますね」と言ったが、医師の返事を確認せずにFFPを解凍し、医師に渡した。医師から「血小板ください」と言われ、聞き間違えていたことが判った。FFPは、帰室後使用することとなった。
確認が不十分であった。
・口頭指示は、必ず復唱し確認する。 ・輸血使用の確認を行う。 ・口頭マニュアル指示受けマニュアルを徹底する。
輸血療法
製剤取り違え
輸血用製剤箋で1単位のRCCの指示を受けた臨床検査技師が、いつも指示の多い2単位でクロスを行った。輸血検査結果報告書には2単位でうちだされた。病棟看護師が受け取りに来た時、輸血検査結果報告書で確認して持ち帰り、病棟でも医師と輸血検査結果報告書で確認した。施行前に電子カルテの指示を確認したが単位は確認せずに2単位を実施した。
臨床検査技師が思い込みでクロスを行った。受け取る時に,輸血用製剤箋を持参して確認しなかった。施行までの過程で輸血検査結果報告書で確認を行った。施行前、電子カルテで指示の確認をした時確実にしなかった。
・検査技師は指示をチェックしながら、声出し確認を行う。 ・受け取りには輸血用血液製剤箋を持参し、それで確認する。 ・施行前には電子カルテの指示をダブルチェックで声出し確認する。
輸血療法
製剤量間違い
発熱が続いていたため輸血開始の直前に抗菌薬が変更になった。MAPが2単位準備されていたので2単位投与すると思い込み、交叉試験適合用紙と製剤は確認したが指示実施表は確認しなかった。輸血開始時に流量を医師と確認したが総量、指示量を確認しなかった。準夜勤帯で患者の母親より予定量より過剰投与されていると申し出があり、指示実施表を確認したところ予定量が過剰に投与されていることが判った。
指示実施表で指示量を確認しなかった。
・輸血開始時に医師とともに予定量を指示実施表と照らし合わせて確認することを徹底する。
輸血療法
製剤量間違い
超低出生体重児の入院後、輸血の指示が出た。輸血開始時に看護師Aが2.5mL/hの速度で5mL注入の指示を受け、RCC(赤血球濃厚液)を指示量より1.2mL多くシリンジに詰めて施行した。施行後すぐに医師は5mL/hの速度に変更したことを看護師Aに伝えた。看護師Aは担当看護師Bが他の業務を終え戻ってきたので、速度変更のことと、1時間でRCCを終了することを伝えたが、タイマーをかけなかったため、シリンジに多めに詰めていた輸血が全て投与された。
勤務交代時における連絡に不備があった。指示を受けた時点で何mLで終了するのか確認しなかった。
・重大なミスにつながるような処置(輸血、化学療法等)では、担当看護師が始めから最後まで責任を持って実施する。 ・指示を受けたら必ず時間計算してタイマーをかける手順の徹底する。
輸血療法
速度
2単位4時間でFFP投与指示があり、MAPの側管より併用して投与していた。約3時間で滴下終了していた。
MAP、FFPが同時に投与されていたため、滴下速度が変化しやすい状態だった。患者状況が落ち着かず、処置・投与薬剤も多いことから多忙であり、細かい確認が行えなかった。
・MAP・FFPが同時に投与されている時には、濃度の違いから新たなものを接続したときなど滴下速度が変化する可能性があるため、適宜滴下速度の確認を行う。 ・処置が多く、作業が煩雑になりやすい状況であり、細かな確認が行えないことが予想されることを念頭において、最低限行うべき確認事項を念頭に入れてベットサイドケアを行うようにする。
輸血療法
速度
手術前日に患者の自己血を返血する際、指示量100mL/h、積算量を400mL/hとセットしたつもりが、指示量と積算量が逆になってしまい、400mL/hで投与した。
輸液ポンプにセットする際、注意が足りなかった。院内で輸液ポンプがメーカーは統一されているものの、機種の統一ができず、輸液ポンプにより流量画面と積算画面の設定の方法が異なっていた。
・機種の統一を図る。
輸血療法
速度
FFPの指示はなく、看護師が入力した掲示板にFFPをメインとして使用することと80mL/hで滴下する指示が記載されていた。ポンプチェック時に、血液のバッグには速度の記載がされていなかった。そのため、前勤務者にメインはの滴下速度を確認し、バッグに80mL/hと記載した。次に準備した血液も18時から80mL/hで滴下していた。21時頃、オーダーされている血液の量では夜間に不足してしまうことに気付き、医師に確認したところ、FFPは日中から60mL/hで滴下し、翌日まで継続する指示であった。
前勤務者に確認する際、口頭での確認しかしなかったため、曖昧になった。勤務交替とCHDF導入直後が重なり、慌しかった。変更された指示の入力がなく、掲示板入力での確認であった。またそれも変更されていなかった。
・点滴速度を再度確認する。 ・点滴速度を確認する際は、看護師が口答指示を受け入力した掲示板ではなく、指示簿で確認するようにし、入力がなければ医師に依頼する。
輸血療法
速度
輸血開始後、観察目的で訪室すると輸血セットの滴下筒内で血液が伝い落ち、滴下が数えられなかった。滴下筒がやや斜めの位置の状態であったため垂直にするとしばらくは滴下がわかったが、再び伝い落ち始めて滴下が目視できなくなった。滴下はしているため頻回に訪室して滴下具合を確認し輸血を終了した。後日メーカーに報告、確認したところ、他施設からも同様の報告があり、1mLが15滴から20滴に変更になったことにより1滴が少なくなったため、滴下筒内を伝いやすくなったとのことであった。すでに滴下筒の内部を改良したものがメーカーから出され当院にも納入されていた。
メーカーから不具合の報告がなく院内に周知されていなかった。メーカーから製品を改良したことを周知できていなかった。院内に2種類の輸血セットが混在していた。
・メーカーに情報提供を必ずしてもらうようお願いした。 ・院内の製品が変わった時は必ず周知をする。 ・不具合情報の報告を行う。 ・院内周知により情報の認識と共有化を図る。
輸血療法
速度
手術が終わり残った輸血をICUへ搬送するため、輸血搬送用のボックスに輸血を入れたが、氷の上に直接置いてしまった。数分後、ICUで申し送りをする際、ICUの看護師に指摘され気付き、破棄することとなった。
氷の上に直接置くと、凍結され、解凍されたときに成分が変わり、投与されればショック反応を起こすという知識が当事者に不足していた。
・マニュアルを再度確認し行動する。
輸血療法
保存・保管
血液製剤を、誤って落とし、製剤を破損した。
夕方で、やや急いでいた。体調不良が不良であった。
・冷蔵庫に製剤を入れる時は、トレイに入れた状態で入れる運用を実施する。
輸血療法
保存・保管
実施予定のFFP(新鮮凍結血漿)を受領した。血液検査の結果、FFPは当日には投与しないことになったが、そのまま病棟の冷凍庫で保管した。次の日輸血部より電話連絡あり、保存方法が間違っていたことが判った。
保存方法が間違っていたため、FFPは破棄しなければならなくなった。
・受領後すぐに使用しない新鮮凍結血漿は、輸血部に返却する。 ・新鮮凍結血漿は-20℃以下で保存しなければいけないことを周知徹底する。
輸血療法
保存・保管
MAP2単位を投与しようとしたが、1単位分だけ針によって袋が破損した。
針を刺す時に袋の固定をしっかりしていなかった。針を刺した後の確認が不足していた。
・マニュアルを確認する。
輸血療法
保存・保管
フリーザーの温度チェック実施したところ、-14℃に上昇していた(通常は-20℃)。この際、警報アラームスイッチがOFFであったため警報音は鳴らなかった。3時間後にFFP-LR:3パックを入庫する際、フリーザーの温度を確認せずに保管して、結果的に破損となった。この時の温度記録装置では、-4℃前後であり破損と判断された。
発生時は、経験の乏しい技師が大量出血の患者の対応に追われていた。フリーザーの温度チェックをした時、その数値の意味を正しく認識できなかった。警告アラームのスイッチがOFFの状態であり、異常と認識されなかった。
・製剤は破損処理をした。 ・フリーザーは故障したため修理を依頼した。 ・主任会議に報告し全員への周知徹底する。
輸血療法
保存・保管
手術(TKA)予定の患者に入院前自己血採血を内科受診に合わせて外来で採血した。医師は自己血の有効期限を十分把握せずに指示し、看護師は手術日を把握しないで介助した。そのため、手術日に自己血の使用期限が一日切れてしまった。
医師が自己血の有効期限を十分把握せず指示を出した。看護師は手術日を把握しないで介助した。
・自己血採血時は、手術日と有効期限を把握してから行う。
輸血療法
保存・保管
患者の血液型検査の時、血型採取用紙の抗A・抗Bに垂らす液体を介助者が逆に垂らしたことを気付かずに血液を垂らしてしまった。
検査液が逆になっていることなどを考えもせず、血液を垂らす際チェックしなかった。
・血液を垂らす際必ずチェックする。 ・間違いなどないではなく、間違っているかもしれないということを常に念頭に置き、チェックを怠らない。
輸血療法
手技・手順
休日に輸血指示が出て、事務当直が血液を頼んだ。血液が来たので、事務当直は日直副看護師長に連絡した。日直副看護師長は病棟に連絡し、血液を病棟に渡した。病棟は看護師、医師が確認し交差試験の欄が空欄であったが、赤血球濃厚液を開始した。検査科から病棟に電話があり、交差試験をせずに輸血を開始したことに気付いた。血液は30mL入っていたが、患者には異常は無かった。
事務当直は、交差試験が必要な血液は検査科に持って行く事になっていたがマニュアル通りにしていなかった。日直副看護師長はマニュアルを熟知していなかった。日直副看護師長は病棟に払い出す時に、病棟看護師と交差試験の確認をしていなかった。病棟での確認作業で医師、看護師共、交差試験の確認をしていなかった。
・医事当直に「休日の輸血の取り扱いマニュアル」の遵守を徹底する。 ・事故の概要を伝え、マニュアルを確認して作業するようメールで発信した。 ・マニュアルを知っているか、事務当直する人へ一人ずつ確認作業を行った。 ・「医療安全だより」で事故が起こったことを伝え、病棟スタッフ、医師に輸血施行時の確認作業の徹底を通達した。
輸血療法
手技・手順
術中に出血が多かったことから、病室帰室後に輸血を使用する指示があった。19時30分頃の依頼だったが、検査技師から準備終了の連絡があったのが21時頃だった。その後、医師と確認しながら開始したところ、検査技師より中止してほしい旨の連絡が入った。検査技師に問い合わせると照射していない血液かもしれないという返事であった。濃厚赤血球には照射済みのシールが貼ってあった。開始直後だったため、患者には投与されなかった。
病棟では、照射済みの確認は検査技師からの手書きの情報しかない。事前にオーダーしてあったにも関わらず、輸血開始までの時間がかかりすぎた。夜間であったため、スタッフも少数であることから、病棟と血液保管庫の数回の往復は時間も人手もかかっていた。
・検査技師の手順の再徹底する。 ・照射が済んでいるかどうかの表記方法を改善する。 ・病院だけでは改善しないが、照射後の血液に関して、輸血バックのどこかの色が変更するなどの改善が必要である。
輸血療法
手技・手順
血液製剤の放射線照射終了(15時30分頃)後、血液照射装置から取り出すのを忘れたまま業務を続けた。担当者は、業務チェックリストの最終確認を怠り業務を終了し、血液製剤をそのままにしてしまった。19時30分頃、病棟より製剤が供給されていないとの電話が当直者にあり、血液照射装置を確認すると血液製剤がそのままであった。当直者は払い出し処理を行い、病棟に払い出した。
確認が不十分であった。慌てていた。照射装置が検査室から離れた場所に設置してあった。作業マニュアルに不備があった。
・業務チェックリストの最終確認を徹底した。 ・照射装置が検査室より離れているため、照射終了の合図のためタイマーを使用することとした。
輸血療法
手技・手順
透析患者に対し、非透析日にカリウム吸着フィルターを使用し輸血4単位を投与する指示があった。準備段階より、受け持ち以外の看護師に依頼するが輸血2単位終了直前までカリウム吸着フィルターを使用していない事に気付いた。患者への影響は輸血血液内のカリウムによる影響が出る可能性があった。
透析患者へ非透析日に輸血を実施する時は、輸血用血液中のカリウムを体内に入れないよう吸着フィルター付きラインを使用することになっていた。使用についてはこの症例が初めてであった。前々日、前日の朝の全体朝礼で、師長、主任より説明があったが、実施した看護師は、勤務時間の都合上、2回とも伝達を聞いていなかった。使用について、情報が周知されていなかった。当事者に輸血を依頼した看護師は説明を聞いていたが、依頼時には確認しなかった。受け持ち患者の処置に関しては基本的には受け持ちが実施することになっているが、受け持ち看護師は他の患者の対応をしていたため、手が空いていた別の看護師に依頼した。実施した看護師は入職3ヶ月であり、依頼した看護師は入職6ヶ月目であった。
・特殊な治療について、情報が伝わらない場合のことも考へ通常の輸血ラインの箱や患者のカルテ表紙などに注意喚起をする。
輸血療法
その他
手術に持参する自己血輸血の依頼書を前日提出していたが当日別のスタッフが手術出しを行い、自己血の保管場所、受け渡し場所を確認していなかったために持参されずに施行されてしまった。術中、自己血がないことが発覚したが手術は終了した。手術後、病棟で自己血を投与した。
手術前日自己血について最後まで処理を行わなかった。スタッフ間の伝達が不足していた。処理がはじめてだったのに1人で処理してしまった。
・初めての業務や疑問に思ったことは、必ず、相談し確実に行えるようにする。スタッフ間に正確な情報提供を行う。
輸血療法
その他
悪性リンパ腫で、翌日末梢血幹細胞採取予定の患者に、血小板10単位輸血の指示があった。準備段階で、輸血バッグに血小板輸血セットを接続したが、刺入方向が狂い液漏れを生じたため、一旦輸血セットを抜き、破損部位をコッヘルで止めた。予備の接続部に輸血セットを接続し、輸血を開始した。主治医が、病室巡回時にコッヘルで止められた状態の輸血バッグでを見かけ、感染の危険性大と判断し、投与を中止した。
中途採用者、既卒採用者、勤務移動者等は、血液疾患患者の感染予防対策を熟知していなかった。過去に行ってきた対処方法をそのまま実施した。大丈夫だと思い、疑問に感じなかった。血小板輸血を早く実施しようと思い、慌てていた。
・勤務移動者等に対する作業マニュアル作成する。 ・感染管理に関する勉強会の実施する。
輸血療法
その他
3日後に輸血を予定して、医師が輸血オーダー登録を行った。検査室にO型と印字された血液製剤依頼票(システム出力)が届いたので、過去の血液型データを確認すると、検査室の輸血システムに登録されている血液型はAB型であった。通常、血液型検査を実施すると結果は患者基本画面と輸血オーダー画面に登録されるはずが、患者基本画面には、2000年の結果が反映されず不明となっていた。患者基本画面、輸血オーダー画面ともに検査結果の登録以外で血液型は変更出来ないはずであるため、原因は不明である。直ちに主治医に血液型検査を依頼し、この検査でAB型であることを再度確認した。システム障害をオーダーシステムのメーカーへ連絡した。
PCシステムの不具合は原因が不明と回答があり問題が明確にならない。夜間であろうと手順通りに実施したことで、機械的な不具合による間違いも防ぐことができた。
・マニュアルの遵守する。 ・職種間の良好な連携を維持する。
輸血療法
その他
出血性のショックで連日、輸血を実施している患者に対して、輸血を行うとした際、輸血用専用ポンプラインで実施するところ、誤って一般用輸液ラインで実施してしまった。
確認不足であった。マニュアルを再度見直し、輸血方法を確認する。
・マニュアルを遵守する。
輸血療法
その他
急性骨髄性白血病の患者は、以前、同種骨髄移植(バンク移植)を施行して完全寛解の状態にあったが、持続する血小板減少と肝機能障害に伴う凝固因子不足から出血傾向にあった。このため、緊急でFFP輸注を依頼したが、FFPの血液型を間違って入力してオーダーした(AB型をO型と入力)。本来、患者はB型で、血小板輸血に際しては実際は全ての血液型が使用可能であるが、FFPはAB型が望ましい。FFPは全血液型でも対応可能であるが、患者が抗B抗体に強く反応することの情報を知らず、確認せずにオーダーを出した。輸血部の技師に本患者が抗B抗体に強く反応することの指摘あり、B型のFFPに変更した。これにより溶血する可能性が未然に防げた。
緊急時でもあったため正確な判断ができず、O型のドナーなのでFFPもO型を依頼してしまった。理論的には全血液型の使用が可能であるが、溶血の可能性を考慮するとAB型のFFPが抗A抗体と抗B抗体をもっていないため使用が望ましい。患者が抗B抗体に強く反応することの情報がカルテ上になく、その情報を確認していなかったこと(なかなか困難である)が要因と考えられた。
・記入なし
輸血療法
その他
患者はA型(+)で(移植後も現時点ではA型(+)のまま)、B型(+)のドナーから幹細胞移植を受けた患者で、HLA抗体があるため、普段はHLA血小板を輸血しているが、この日は血小板数が特に低く、通常の血小板を輸血することになった。この場合、AB型(+)の血小板輸血を施行することになっているが、直近の通常血小板(ランダム血小板)のオーダーを指示したところ、ランダム血小板がAB型(+)ではなく、A型(+)で指示されており、このためA型(+)の血小板を指示してしまった。患者に投与する前に気付いた。
移植後の輸血対応票の確認が不十分であった。直近の通常血小板オーダーが、本来オーダーするべきAB(+)ではなく、A(+)であった。
・オーダーした血小板をキャンセルし、AB型(+)の血小板をオーダーしなおした。
輸血療法
その他
医師よりクロスマッチ用の採血管を2本を受け取った。2本のうち1本の患者名を確認して患者の識別バンドと照合して一致したので採血を行い2本に分注した。その後輸血部検査室にてクロスマッチの血液型とその患者の血液型の履歴が合わないと連絡があり、2本のクロスマッチ採血は2名分である事が判明した。2名分のやり直しを行い、それぞれの患者の血液型が正しい結果となった。
医師から依頼を受け2本分のクロスマッチを受け取った時に変だなと思ったが、大量輸血のために一人の患者に2本のクロスマッチが必要なのだと解釈した。電子媒体での照合確認を省いた。
・輸血療法に関わる事なので、疑問はその場で解決する。 ・電子媒体での照合システムを確実に行う。
輸血療法
その他
患者は入院初日で不穏が強く、体幹ベルトを着用していた。モニターに雑音が入っていたため訪室すると、患者の体がベッドに対し横になっており、頭側のベッド柵から頭と足が出てもがいていた。床頭台のテレビは足で蹴飛ばされて床に落ちて壊れていた。
患者や家族の理解が不十分であった。患者の既往歴にアルコール依存症があった。精神疾患もあり、医療者側の説明も理解できていなかったと思われた。
・精神障害のある患者についての対応を専門医も交えて検討する。
ベッドなど病室の設備
ベッド・ベッド柵
血液培養の検体を採取しようと消毒した後に、患者が手を曲げてしまったため、不潔になるのを防ぐためベッド柵を使用して手を固定した。採血終了後、手を確認するとベッド柵に当たっていたところの表皮が1cmほど剥離してしまっていた。出血はなかったが、消毒し皮膚保護剤で貼付した。
右肘部の静脈から採取しようとしたが、手の安静が保てなかったため、手を抑制するためにベッド柵を上げたまま使用した。採取時の抑制した手の観察が不十分だった。一人で採取した。
・看護師や他の医師と一緒に採取する。
ベッドなど病室の設備
ベッド・ベッド柵
患者の大きな声で訪室すると、2段式でベッド柵を上下可動出来るベッド柵が突然落ちているのを発見した。患者に影響はなかった。
柵のストッパーは両サイドともかけられていたが、ベッド柵をあげた時にフックにきちんとかけられていなく、何らかの偶然が重なって落下したと考えられる。患者本人が柵をつかみ体動することもあった。
・ベッド柵を確実にフックにかける。 ・ストッパーを確実にかける。
ベッドなど病室の設備
ベッド・ベッド柵
病室で喧嘩をしていると報告があったため駆けつけると、病室で他の患者がベッド柵を振り上げているところだった。当該患者には前額部5mmの裂傷があった。両患者ともに話をして落ち着いているのでそのまま様子観察となった。
患者同士の金品のやり取りが喧嘩の原因であった。
・棟内の巡視を頻回に行う。 ・患者の行動の観察を行う。
ベッドなど病室の設備
ベッド・ベッド柵
朝食のため、電動ベッドのベッドアップした際に、タオルケットがかかっていたため、患者がベッド柵を握っていたのに気付かず、ベッドと柵の間に手を挟めてしまった。
注意不足、確認不足であった。
・ベッドアップの際は必ず患者の手足の位置の確認を目視する。
ベッドなど病室の設備
ベッド・ベッド柵
「看護師さん」と繰り返し呼ぶ声があり、訪室したところ患者がギャッチアップし、棚とベッドの間に右手が挟まれていた。軽度の循環不良がみられた。
患者は上肢のみ自由に動かせる状態であり、ベッドの下に置いて手が届かないようにしてあったが、コードを手繰り寄せてリモコン操作した。手が届かないとの思い込みがあった。
・ギャッチアップの電源を切り、患者に自分で操作しないように説明した。
ベッドなど病室の設備
ベッド・ベッド柵
同室者の報告あったため訪室すると、ベッド柵が床に落ちており、患者が床にすわりこんでいる所を発見した。自分でベッド柵を外してトイレに行こうとしたとのことで、オムツ内に排尿、排便があった。ベッド柵とスペーサーを使用していたが、高さの違うベッド柵を並べて設置していたところから降りたとのことだった。
ベッド柵並列で設置する場合、同じ種類・高さのベッド柵を使用するようにしていたいたが、高さの違うベッド柵を並べていた。
・ベッドを壁側に寄せて設置し、昇降場所に体動コール(マッ太君)を設置する。 ・ベッド柵の高さをそろえ、スペーサー使用を継続する。
ベッドなど病室の設備
ベッド・ベッド柵
朝の巡回で、患者は右ベッド柵に首がはさまり、圧迫されていた。
ベッド柵のすき間に首が入る構造。
・右側臥位になるため、ベッドの右側を壁につけた。 ・ベッド柵に布団をかけ、首が入らないようにした。
ベッドなど病室の設備
ベッド・ベッド柵
患者が電動ベッドのギャッジ操作していたら、右手の点滴ルートがベッドの間に挟まり三方活栓が破損した。
患者のギャッジ操作時の安全確認指導が不足していた。
・ベッドを上げても下げても安全なようにルートを整理する。 ・訪室毎にルートの安全確認を行う。
ベッドなど病室の設備
ベッド・ベッド柵
医療助手が患者にホットパックを当てる際、患者がベッド端に膝をついたと同時に、シーソーのようにベッドが斜めになった。
古いベッド4台を廃棄する際、ちょうど麻酔科で廃棄予定のベッドが数台あるとのことで、理学療法室に設置された。電動式であるが安静目的に使用されるベッドであるため、支柱が中心部にしかなくリハビリ用としては不適であった。
・リハビリでは寝返り動作練習など、広いスペースが必要であり、電動ベッド4台を並べて使用するため、プラットホーム型のベッドを購入する必要がある。
ベッドなど病室の設備
ベッド・ベッド柵
患者はベッドと柵の隙間に首を入れ、ベッドより頭が出ている状態であった。チアノーゼはなく、意識はあった。ベッドをはずし、ベッド中央に臥床してもらった。ベッドと柵の間にバスタオルをあて、一時的にガードした。
観察不十分であった。
・夕食後から翌朝おむつ交換(9:00)までの間は、長い柵で対応する。 ・ナースコールをいつも手元に置いておく。 ・訪室を頻回にする。
ベッドなど病室の設備
ベッド・ベッド柵
分層植皮、皮弁術後の患者にフローティングベッドを使用し、非常用電源を使用していたが、院内の電気工事で非常用電源が使用できなかったのに、切り替えをしなかったため、2時間作動していなかった。患者は眠っており、目覚めてベッドが硬いことに気付き分かった。発赤の出現、創状態の悪化は無かった。
停電後の機械の作動確認ミスがあった。病棟内の設備を理解していなかった。停電中・停電後の観察不足、確認不足、情報不足、危機管理意識の低下がみられた。
・病棟の構造の理解と非常電源が使われていないかの確認が必要だった。
ベッドなど病室の設備
ベッド・ベッド柵
患者はベッドより立とうとしてオーバーテーブルに手を置いたら、動いたので思いきり転んだ。左顎関節の打撲、左上腕の打撲があった。右手側にL字柵はあったが、左側には、ベッド柵がオーバーテーブルより低く影になっていたため、オーバーテーブルに手を置いてしまった。
固定式のオーバーテーブルがなかった。患者へのオリエンテーションで、移動時にどこをつかむかの説明が不十分であった。癌末期のため、下肢の浮腫もひどく歩行時の安定は悪かった。
・固定式のオーバーテーブルを必要時設置できるよう購入を検討する。
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オーバーテーブル
食事のセッティングを行った際、オーバーテーブルが患者の高さにあっていなかったため、食事を置いたままテーブルの高さを調節しネジを締めたが、ネジを放した数秒後にテーブルが1番下まで勢いよく下がり、患者の両大腿部にお茶がかかってしまった。
テーブルの上に配膳したまま、テーブルの高さを調節してしまった。調節後にきちんとネジが締まり固定されたかの確認が出来ていなかった。
・テーブルの高さ調節時は、食事を避けてから行う。 ・患者から離れたところでテーブルの高さを調節する。
ベッドなど病室の設備
オーバーテーブル
同室者よりナースコールあったため訪室すると患者はベッドに腰掛けていた。話を聞くと、患者は食事前に目の前にあるオーバーベッドテーブルを支えにし立ち上がったが、テーブルにはタイヤがついており動きやすい状態であったため、バランスを崩して転倒したということであった。外傷・疼痛なく、歩行可能であった。患者は数日前に白内障の手術をしており、保護メガネを着用していたため、やや視界不良であった。その為、以前から動きやすいものを支えにしないよう注意を呼びかけていた。更に患者は起立時眩暈が時折出現していた為、活動時はゆっくりと動き、眩暈があるときは無理して動かないよう説明していた。今回、転倒時には眩暈出現なかった。患者は「動くから危ないと言われてたけど、つい・・・」と話した。
動きやすい物と分かっていながらも、目の前に支えとなる物があったため、手をかけてしまった。
・患者にオーバーテーブルを支えにするとどのように危険か、入院当初から充分に説明をしベッド柵など固定されていて安定している物を支えにするよう促す。 ・支えにつかまつても動かないもので固定する。
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オーバーテーブル
キャスター付のテレビ台(床頭台)を持って動こうとしてズルズルと引きずられるように転んだ。キャスターのロックが4箇所中2箇所外れていた。
床頭台を移動した際の安全確認不足であった。
・ベッド移動した際は、ベッドと床頭台のキャスターのロック確認を声出し、指差しで行う。
ベッドなど病室の設備
床頭台
患者は物をとるために床頭台につかまってしゃがもうとしたところ、床頭台のストッパーがかかっておらず、そのまま後ろへしりもちをついた。
患者の動作状況に応じて床頭台にストッパーをかけるようになっていたが、当該患者の転倒の危険性を予測しておらず、ストッパーが外れていた。夜間・休日で看護師の人数が少なかった。
・床頭台のストッパーをかける。 ・ベッド柵をつける。
ベッドなど病室の設備
床頭台
患者はベッドサイドで排泄をし、ベッドに戻る際、サイドテーブル(床頭台)を持って立ち上がろうとしたところテーブルが動き、しりもちをついた。受傷はなかった。
筋力低下のため自力で立ち上がれなかった。4人部屋に入院中、狭い空間にポータブルトイレ、サイドテーブルが設置されていた。サイドテーブルにはストッパーは付いていなかった。排泄後はナースコールするよう説明したが、患者はコールせず一人で移動した。
・他にもサイドテーブルに関連した転倒事例が起こっており、メーカーに連絡した。 ・現状を調査し、サイドテーブルに注意喚起のためのシールを貼ることにした。 ・看護師には事例を伝え、患者に十分説明するよう伝えた。 ・サイドテーブルは、使用後はなるべくポータブルトイレとは反対側に置くようにした。 ・ベッド周囲の安全をテーマにした研修会を開催した。
ベッドなど病室の設備
床頭台
深夜に入院して患者からナースコールを鳴らしても、誰も来なかったとの苦情が届いた。ナースコールを接触不良で鳴らなかった。
ナースコールのスイッチ部分に水分等がかかると接触不良が生じることがわからなかった。
・ナースコールの取り扱いとして、接触不良となる事例を共有する。 ・患者への説明の際に注意喚起する。 ・定期的な点検を計画する。
ベッドなど病室の設備
ナースコール
朝食後の下膳で訪室たところ、電動ベッドが一番上まで上がって、オーバーテーブルが浮いており不安定だった。急いで下ろそうとしたところギシギシと音が鳴り、センサーコールがベッド柵に引っかかった状態で破損してしまった。
患者が操作できるところに電動ベッドのリモコンがあった。センサーコールがべッド柵に引っかかっていることに気付いてなかった。
・電動ベッドのリモコンの位置を決めておき、患者の操作できないところに離しておく。
ベッドなど病室の設備
ナースコール
ナウゼリン錠10mg3錠分3処方を、ナイキサン錠で調剤し、第1・第2鑑査をすり抜けて払い出した。患者に投与する際、看護師が確認したところ間違いに気付いた。
薬品名が類似していたため薬品を取り違えた。薬品の規格の見落としが重なって発生した。
・1規格しかない薬品も、規格(mg・数)まで確認する。
薬剤
薬剤間違い
他院でビクシリンが投与されていたが、それを“ビクリン”と同じ薬だと思い誤って使用した。処方して2日後に当事者が気付いた。
当院にビクシリンは採用されていないが薬剤の名前の類似による思い込みが発生した。
・他院からの紹介状の確認と、当院にない薬剤については、薬剤師への問い合わせ等を行う。
薬剤
薬剤間違い
主治医より、○月7日夕よりエクセグラン開始の指示があり、処方された薬をセットした。しかし、患者は既にエクセミドという(ジェネリック薬)同一成分の薬を内服していた。準夜勤務者が同効薬を重複与薬したが、患者のバイタルサイン、一般状態には問題がなかった。○月8日主治医に報告し、エクセミドの内服を終了し、エクセグランを内服することになった。
薬が処方され、セットする時点で現在飲んでいる薬は何か確認を怠ったために、同一成分の薬が処方されている事に気付かなかった。持参薬一覧のコピーがカルテに綴られてれていなかった。持参薬一覧表に記載されていたが気付かずセットしてしまった。
・処方された薬をセットする時は現在飲んでいる薬を必ず確認する。
薬剤
薬剤間違い
血圧が高値であった為、頓用のセパミットを投薬しようとしたところ、頓用の残薬がなかった為、定時のセパミットを使用することになった。看護師間でダブルチェックを行った後、患者へ投与した。その後、屯用薬はセパミット細粒1%10mg、定時薬はセパミットR10mgであり、誤薬したことが判明した。
思い込みで行動した。
・思い込みで行動せず、ワークシートの最後まで確認を行う。 ・薬の代用はせず、屯用薬がない場合は再度医師へ依頼する。 ・屯用薬の残りがなくなった場合は引き続き使用するか確認後、医師へ処方を依頼する。
薬剤
薬剤間違い
サワシリン(250)3C3×のところ、誤ってサンリズム(25)3C3×で調剤されているものを鑑査し、間違いを見逃した。病棟看護師が気付き薬剤部へ連絡した。
気が散漫としている中、鑑査に入り、確認を怠った。いつも行っている鑑査手順を踏まず、確認不十分のままになった。
・ピッキング時に見る薬剤名が表示されているレシートの薬名表記を似ている薬名について注意喚起の印をつける。 ・鑑査業務にはいる準備、環境を整えた上で、手順に沿った鑑査方法を行う。
薬剤
薬剤間違い
入院臨時処方でグリミクロン錠、2錠調剤するところ、誤ってオイグルコン錠、2錠調剤した。間違った薬が病棟に行ってしまったが、内服前に看護師が気付き、患者には投与されなかった。
土曜日の日直時間帯であり、注意力が不足していた。また引き出しが一緒だったため、よく確認を行わず、グリミクロン錠だと思いこんで調剤をした。また、2次救急であったため別の薬剤師が鑑査を行ったが、間違いに気付かず病棟へ払い出した。
・引き出しが同じために取り違いが起きてしまったため、薬剤の場所をより判別し易いように変更し、取り違えがないようにした。 ・特に引き出しに何種類かの薬があるものを調剤する場合は良く確認を行い調剤をする。 ・思い込みは持たず、ヒートに記載の薬剤名を確認する等注意する。 ・鑑査の際にも十分注意を払い確認を行う。
薬剤
薬剤間違い
定期の夕食直前のインスリン注射のオーダー(注射ラベル)が出ておらず、スタッフステーションで担当看護師が、夕食直前のインスリン投与量を電子カルテで確認して病室で実施したが、投与量を誤認し、6単位のところを10単位皮下注射をした。翌朝の食直前のインスリン注射する際、間違いに気付き医師に報告した。患者は、夜間低血糖発作もなく朝食直前であったので、経過観察となった。
定期のオーダーが切れている事に早く気付かなかった。整形外科の患者であったが、インスリンのオーダーは内科の医師であったことも背景にある。
・指示を確認する時に、紙に書き写しダブルチェックを行い、ベッドサイドで再度確認をしてから実施する。 ・電子カルテをベッドサイドへ持って行き、その場で確認し実施する。 ・部署内に周知し注意喚起を行う。
薬剤
薬剤量間違い
髄液よりグラム陽性菌の検出あり、予防的に塩酸バンコマイシン0.5g(4回/日)、メロペン2g(3回/日)開始になった。メロペンは0.5gの規格であり、1回4V投与する必要があったが、1Vしか投与しなかった。
作成時のワークシート確認では、メロペンとバンコマイシンともに0.5gの規格であった。ワークシートに上下に並んで記載されていたため、1回量を読み間違えていた。投与時も十分に確認せず投与した。投与直前、他のことに気をとられ、患者確認はしたが、薬剤の確認は行わなかった。
・眼で追うだけでなく、指を差して、ワークシートの内容を確認することで、読み間違えを防ぐ。 ・普段1Vで投与することが多い抗生剤であり、思い込みも原因として考えられるため、指示量を必ず確認する。 ・薬剤の確認作業を徹底する。
薬剤
薬剤量間違い