具体的内容
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背景・要因
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改善策
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記述情報
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分類
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段階
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関連したモノ
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専門分析班・総合評価部会の議論
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吸入酸素濃度
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訪問での専門分析班委員の主な意見
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人工呼吸器※
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詳細
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画像
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事例の分類
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注釈
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研修医の情報
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患者は、「のど全体が火がついたように熱くなって痛い。鎖骨の間に物がつまったような感じがある」と看護師に訴えた。医師が診察し、アレルギーを疑った。確認すると、患者には、ブスコパンとロキソニンとボルタレンのアレルギーがあったが、内視鏡でブスコパンを使っていることがわかった。
電子カルテには入力してあるが紙カルテは入院時にアレルギーの有無のみ記載、カルテの表などには明記してなかった。同意書の確認項目にはなかった。独歩患者で一人で検査室に出棟しているため病棟看護師から内視鏡室へ申し送っていない。医師は電子カルテは見ず内視鏡検査を行なっていた。
・現在のシステムでは、内視鏡室と病棟が情報共有出来ないので、必ず、実施前に電子カルテのアレルギー欄を確認する。 ・将来的には電子カルテのオーダー依頼画面にアレルギー欄の入力が反映するよう検討する。 ・病棟での情報は、検査室に申し送りを行う。 ・多数の薬剤でアレルギーのある場合、薬剤科で登録を行い、薬剤師が患者指導を行う。
その他の薬剤
その他
指示によりヒューマリンRを準備し点内に混注したがヒューマリンの使用期限が切れていた。
緊急手術で忙しく薬剤を用意する際、有効期限を確認出来なかった。
・準備する薬剤は薬品名だけでなく使用期限も確認する。 ・薬剤部に毎月薬剤のチェックをお願いしたい。
その他の薬剤
その他
(麻)フェンタニル、(準麻)ドルミカムを輸注ポンプにて持続投与していたが、残薬がある状態で中止となった。輸注ポンプを片付ける際、残液あるのに、誤って破棄してしまった。リーダー看護師は、担当看護師が破棄しているところを発見した。
今まで、麻薬や準麻薬に関して準備中や投与前・投与中の管理に関しては気を配るよう注意していた。また、持続投与中の交換時も残0で交換するよう注意していた。しかし、残ありで中止となった場合の管理方法がしっかり頭に入っていなかった。
・今後、中止となった場合の管理方法を再度確認し、破棄することないよう確認・管理を徹底していく。 ・残液再度確認し、返却のため金庫に保管する。
その他の薬剤
その他
患者は人工呼吸器装着中であり、鎮静のためセレネース2A+レペタン2A+ドルミカム5A+生食36mLを使用していた。当事者は6時にドルミカム入りの注射器交換(シリンジポンプ使用)を行ない、1時間半後再び訪室し、薬液を確認したところ、ドルミカム入りのシリンジ内と延長チューブ内が黄色に変色していることを発見した。また、シリンジと延長チューブの接続がゆるくなっており、薬液が漏れ出ていた。当事者はドルミカム入りのシリンジポンプの作動を中止し、新たに薬液を作製し、ドルミカム入りの注射器と延長チューブを交換した。主治医は薬剤部に変色の件を報告し、配合禁忌を調べてもらった。薬剤部よりセレネースとドルミカムとレペタンは一緒に詰めると配合変化が起こることがあると返答があった。
セレネース、レペタン、ドルミカムと続けて吸ったため配合変化が起きたと考えられる。薬剤部より配合変化の情報がなかった。
・ドルミカム、レペタン、セレネースをシリンジに吸う時は、それぞれの間に生食を詰め、配合変化が起きないように注意した。 ・カーデックスにドルミカムなどを詰める際に注意するようメモを残し、情報を共有した。
その他の薬剤
その他
肺がんにて化学療法を行なっていた患者は骨髄抑制が強く、38度台の発熱があった。担当医の指示によりクラビットが内服開始となった。薬剤は患者が自己管理していた。その3日後、再度発熱あり、意識レベル低下や喀痰などの症状出現した。主治医はマキシピームの投与を指示し、その後も朝夕実施していた。マキシピーム投与3日後の夕食時、患者がクラビットが明日の朝でなくなると言われ、クラビットの内服が中止されていなかったことに気付いた。
指示受け時及び初回投与時に、同効薬の投与がされていないかの確認が出来ていなかった。患者と家族に薬剤の管理を任せていた。主治医と担当医でそれぞれの指示が出されていた。
・指示受け時及び初回投与時に、同効薬の投与がなされていないかを確認する。 ・異なる医師が指示を出しているときは、特に注意して指示受けを行う。 ・患者が管理している薬剤についても、患者の状態に合わせて定期的に内服の有無や残量などの確認を行う。
その他の薬剤
その他
外来患者の院外処方において、調剤薬局より疑義照会があった。その内容は、休薬期間になるはずのTS-1が処方されているが問題ないかというものであった。主治医に確認したところ、間違いであって当該処方は取消しとなった。
オーダリングによる処方がなされた。
・治療スケジュールを十分に確認する。
その他の薬剤
その他
イレウスのため治療中の患者のワークシートには「ヨード禁」と記載されていた。患者はCVC挿入中であり、本日CVC包交を実施した。消毒の際、スワブスティックを使用した。その直後、患者から「ちょっと痒い」という発言があり、この患者がヨードアレルギーであったことに気付いた。すぐにアルコール綿でヨードを拭き取った。
確認不足であった。これまでスワブスティックを安易に使用していた。
・ヨードやアルコール、造影剤など、アレルギー症状が出現する可能性があるものを使用する前には必ずカルテと本人に確認する。
その他の薬剤
その他
患者は、手術の10日前からニチアスピリンを休薬していた。入院当日、朝食後薬を服用せず来院、昼食後内服するよう医師から指示があった。一旦預かった内服薬から一包化された朝食後薬を患者に渡し服用してもらった。その後、薬調べの際その中にニチアスピリンも入っていたことがわかった。医師に報告し、手術は予定通りまま2日の手術は行なわれることとなった。入院前日までの処方分の朝食後薬のニチアスピリンは抜かれていたが、その翌日から新たに処方された分にはニチアスピリンが中止されていなかった。
自己管理しており、ニチアスピリンは休薬されていると思い込んでおり、確認を怠った。朝食後薬を早く飲んでもらわないとと思っていた。外来と在宅との連携ミスがあった。
・一包化されていても、処方箋と確認する。 ・手術前の中止薬をしっかりと伝え連携する。
その他の薬剤
その他
患者に点滴とスポラミン1Aを筋肉注射の指示が出た。内科処置室にてカルテ内容を確認し混注した。外科処置室看護師がその点滴を引き受けた。筋注施行前に、看護師が前立腺肥大の既往があることに気付いた。
医師が指示を出したので、信じてしまった。カルテの既往歴を確認していなかった。患者に急かされた上処置室内に沢山カルテがあり、慌てていた。
・指示があっても必ず、カルテの既往歴を確認する。 ・忙しい時こそ落ち着いて確認する。 ・薬品棚に、禁忌の病名を明記する。
その他の薬剤
その他
帝王切開の術後の点滴を実施し、4時間後にその点滴内にアトニンの混注指示が出ていることに気付いた。医師に確認したところ、手術室での申し送りを受ける際に看護師にアトニンを混注することを言ったとのことであったが、その看護師はその発言に気付かなかった。
医師と看護師のコミュニケーションが不足していた。口答指示が曖昧だったため確認として点滴追加の際は要注意することを徹底する。
・医師その間の出血状況、子宮収縮状態を報告、2本目より混注していくこととなる。 ・わかるように指示を出す、急な指示は臨時注射箋とともに看護師に声をかける。 ・新しい指示が出ていないかダブルチェック時に患者スケジュールを確実に確認する。 ・医師の声に耳を傾ける。 ・術後パスに追加する際は、臨時注射箋を看護師に渡すことを徹底する。
その他の薬剤
その他
人工呼吸器(LTV)の作動状況確認の実施中にウォータートラップから「シュー」というエア漏れの音に気付いた。ウォータートラップの蓋を閉め直したが音が消えないので、他の看護師が再度実行した。しかし、エア漏れは改善せず回路交換を実施した。交換後はエア漏れなく患者に影響はなかった。人工呼吸器の業者が検証した結果、ウォータートラップの蓋に付いているプラスチックの一方弁が上がったままになっていたことが分った。
人工呼吸器PLVの回路ウォータートラップについていた「Oリング」に不具合があり、改善された回路だった。しかし、今回のようにプラスチックの一方弁に不具合があった(人工呼吸器の業者が検証中に湿気があると弁が戻らないが、乾燥した状態では弁がスムーズに下りた、という情報をもらった)。
・販売元のパシフィックメディコでは、同様の事例が発生した事実について、1月15日付で情報紙を出しているようだが、Web上でも発見できなかった。この情報紙は、人工呼吸器の業者によって知らされた。販売元では、すでに改良品を作成中とのことだった。人工呼吸器回路は患者の生命に影響が大きいので、速やかに情報提供をしてほしい。
人工呼吸器
回路
患者は急性呼吸不全のため、経鼻挿管・人工呼吸器管理を行なっていた。午後から、看護師2名で挿管チューブの固定テープを巻きなおした。夜勤看護師から気管内チューブとコネクターの接続が甘いと申し送りを受けたため、看護師2名で退室時チューブとコネクターの接続状況を確認し、弛みがないことを確認し退室した。ナースステーションに戻り、他の患者の点滴準備をし、ナースステーション設置の生体情報モニターを確認すると、患者のSpO2値が低下していたため患者のもとへ訪室した。気管内チューブとコネクターの接続部が外れたのに気付いた家族が、接続しているところであった。
気管内チューブを留置後、13日目であった。患者は時々、気道内圧が高まり、気管支鏡下で硬い痰を吸引していた。潤滑剤などで、気管内チューブの内腔が滑りやすい状態であった可能性がある。気管内チューブは経鼻挿管されており、人工呼吸器に接続する際、気管内チューブとコネクターの接続部あたりに負荷がかかっていた可能性がある。気管内チューブとコネクターの固定方法が看護師によってまちまちであった。前日も接続ハズレが起きたが、SpO2値の変動がなかったため、主治医に報告・相談していなかった。一旦、接続ハズレを起こしたことで、接続部があまくなっていた可能性がある。日々の家族とのコミュニケーションが不十分だった可能性がある。退室時、コネクターとチューブの接続の弛みがないことを確認していたため、接続が外れるとは思わなかった。
・すぐに主治医へ連絡した。患者家族へ状況説明を行なった。SpO2の低下がみられたため、主治医来棟後、家人の希望により気管支鏡下で喀痰の吸引を行なった。 ・気管内チューブとコネクターの接続部をテープで固定した。 ・気管内チューブの入れ替えについて、主治医に相談した。 ・定期的な気管内吸引の必要性について、主治医に確認した。 ・人工呼吸器の取り扱い上で不手際があったことを、家族へ看護師長が謝罪した。
人工呼吸器
回路
夜間、患者の体がベッドの下の方に下がってきていたため、他の看護師に体位を一緒に整えてほしいと依頼する。ベッドサイドに行き、体位を整えようと他の看護師と患者をベッドの上の方に移動した。その際、蛇管の下の方がベッド柵に引っかかり、ボーカレードがつれて3分の2程度抜けてしまった。事故発生時から挿入後まで呼吸状態の変動はなかった。
お互いにボーカレードと蛇管に注意できていなかった。声かけもしていなかった。
・ボーカレードの挿入部だけでなく、蛇管の方もつれないようゆとりがあるか体位を整える前に確認する。 ・体位を整えている際もゆとりがあるか確認しながら行なう。 ・蛇管がある側の看護師にゆとりがあるか声をかける。 ・お互いに声をかけ合い確認しながら対応をする。
人工呼吸器
回路
人工呼吸器の作動点検の為、病室訪問したところ、加温加湿器内に水が入っておらず、空焚き状態であった。それと同時に回路のウォータートラップ内に水が溢れ、水による回路の閉塞を起こしかけていた。このとき、気道内圧アラーム設定はシビアに設定されておらず、アラームは鳴っていなかった。
既存のチェックリストの活用をしておらず、加温加湿器内への給水、回路内水分の排水が行われていない。
・チェックリストの活用を徹底する。 ・アラーム設定を出来る限りシビアに行う。 ・何らかの理由で設定をあまくする場合には、現場で責任者を決め、確実に管理を行う。
人工呼吸器
加温加湿器
患者は呼吸状態不安定により人工呼吸器装着となった。その際に加温加湿器をONにしていなかった。次の勤務者に発見された。
すぐに加湿器の電源を入れた。
・人工呼吸器が開始されたら、すぐにチェックリストにてチェックを行うようにする。 ・設定内容も含め、ダブルチェックを行うようにする。 ・加温加湿器がONにされていない場合、患者にどのような影響があるか考える。 ・呼吸器の電源と加温加湿器は必ず同時につける習慣を身につける。
人工呼吸器
加温加湿器
医師が気管切開チューブを交換後、カニューレの圧が空気を追加しても、15~20分ごとにカフ圧が低下し、低換気アラームが鳴った。夜間になり、当直医にカニューレ交換を依頼した後、空気漏れを確認したところ、パイロットバルーンの部分に小さな亀裂が発見された。
メーカーにも調査依頼したが、製造過程~開封~使用中のどの段階で亀裂が生じたものか特定は出来なかった。挿入前の確認ではカフの空気漏れは確認出来なかった、もしくは発見しづらかった(事後に空気を入れた時はカフやパイロットバルーンは膨らんだため異常ないようにみえ、破損部は一旦膨らむくらいの弁状の小さな亀裂であったため、発見しづらいと思われる)。
・挿入前のカフに空気を注入して確認を継続して徹底していく。 ・繰り返しの低換気アラーム際には、破損の可能性を考え、気管チューブを交換する。
人工呼吸器
その他
患者は、挿管されていて、体動が激しい患児であった。患児の近くを通りかかった際にチューブを児がつかみ自己抜管をしているのを発見した。勤務に入った際に固定がされていることは確認していた。抜管時には入眠していたため、頭の抑制のみを行ないミトンは使用していなかった。抜管はしていたが人工呼吸器のアラームはならなかった。また、ジャクソンリースを使用しようとした際に、インファントの酸素の配管がつながっておらず、すぐに使用が出来なかった。
医師に報告し、吸引、ネブライザーを行ない、再挿管をした。
・ラウンドや処置の際には、チューブの固定がしっかりされていたかを手が届いたりしないかを観察していく。 ・体動が激しい患児は自己抜管のリスクが高いことを念頭におき、必要時には体動や在胎週数にあわせたミトンなどの抑制を行なっていく。 ・スタッフ全員が、勤務開始時には同じように急変の可能性を予測した環境整備をしていく。
人工呼吸器
その他
術後の患者が挿管されて入室してきた。部屋の真ん中にベッドを設置し医師が呼吸器を装着した。モニター類をつけ終わり、看護師2人でベッドを設置されている場所よりも壁側へ移動させようとした。呼吸器を先に壁側に移動した際に挿管チューブが呼吸器に引っ張られ誤って抜管された。
すぐに医師に報告。医師により気道確保しアンビュー加圧。自発呼吸ありSpO2は90台後半で保てているため酸素投与となる。
・入室の際に呼吸器の配置場所なども考慮してベッドを設置する。 ・挿管されている場合のベッド移動は挿管チューブに細心の注意を払い3人以上で行なう。 ・挿管チューブの固定はしっかりと確実に行なう。また、常に挿管チューブの固定の観察を行い、必要であればすぐに再固定を行う。 ・なぜその患者は挿管されているのか、挿管チューブが抜去された場合患者にどのような悪影響があるのかを考え行動する。
人工呼吸器
その他
婦人科の腹腔鏡下腟式子宮全摘術で使用した、電気メスと吸引が一体化したディスポーザブル製品のSURGIWANDⅡ5mmの先が、腹腔鏡下での操作から経腟的操作への移行時に、変形していることに気付いた。術者に報告し、腹部の洗浄を実施し、吸引物を調べたが、変形したものは見つけられなかった。術後の腹部X線も確認したが、変形したものは見つけられなかった。変形している部分は、X線でも確認出来ないことが腹部X線撮影後に販売業者に確認してわかった。術中使用したSURGIWANDⅡ5mmの変形している部分が溶けているのか、切れているのか、欠けてしまったのか不明なのでSURGIWANDⅡ5mmの販売業者が現在検査中である。
婦人科の腹腔鏡下腟式子宮全摘術で、腹腔鏡下での操作から腟式に移行する際に、電気メスと吸引が一体化したディスポーザブル製品のSURGIWANDⅡ5mmの先が変形している可能性があるということに気付いた。要因については、現在販売業者が検査中である。
・使用している器具に変形などがみられないか確認を行なう。今回の事例の要因が確定していないので、今後、検査結果がわかりしだい改善策を考えていく。
電気メスなど
異物残存(可能性も含む)
腹腔鏡補助下子宮全摘、両側附属器切除、骨盤リンパ節生検を行なった。体外用のペン型電気メス(ハンドスイッチ)と体内用のモノポーラー電気メス(フットスイッチ)を接続し手術を開始した。体内用モノポーラーを使用するため、モノポーラーのフットスイッチであることを口頭で確認し、フットスイッチ3秒ほどを押し通電音は鳴ったが、凝固止血されなかったためフットスイッチを押すのをやめた。この際、下腹部の覆布上に置いてあった体外用のペン型電気メスに通電しており、覆布の下の皮膚が7mmほど凝固切開された状態となった。電気メスコードの接続を確認したところ、体内用と体外用の電気メスコードの接続が逆になっており、フットスイッチを押すとペン型電気メスに通電する状態となっていた。
内視鏡下手術でラパロ下用Aコードと開腹用ハンドピースを1台の電気メスに接続していた。本来、ラパロ用Aコードを接続した側にフットスイッチを接続するはずが、開腹用ハンドピース側に接続されていたため、医師がフットスイッチを踏んだ際、ハンドピースから出力し、患者の腹部に熱傷を負わせた。
・電気メスの接続部に、フットスイッチ用かハンドスイッチ用かわかるように表示をする。 ・電気メスなどのパワーソースを使用する際には、使用前に通電状況と接続状況を確認する。 ・使用しないパワーソースは、術野におかないか、置く場合には容器に収納する。 ・使用前に通電状態を確認する。 ・使用していないものは術野に置かない。 ・接続箇所を臨床工学技士に確認後、接続する。 ・臨床工学技士の代わりに看護師が接続した後、必ず確認する。 ・看護師の中には、フットスイッチが作動するほうの接続部がどちらなのか、はじめの電気メスのオリエンテーション時でフットスイッチに関する指導を行う。 ・誰もがすぐわかるように、電気メス本体にどちらがフットスイッチ用の接続か明記する。 ・操作方法が曖昧な時はきちんと確認する。新人には指導する。 ・始業点検、確認してから使用する。
電気メスなど
熱傷
腹腔鏡胃部分切除を施行。術後患者の鼠径部に熱傷を負わせてしまった。
医療器材の不適正な使用。
・適正な使用の徹底。 ・光源を使用しないときは、「スタンバイ」にする。
電気メスなど
熱傷
腹腔鏡補助下S状結腸切除術を施行した。術後、患者の左側胸部に熱傷を負わせてしまった。
医療器具の不適正な使用。
・医療器具の適正な使用の徹底。 ・安全対策文書の発行。
電気メスなど
熱傷
手術中、電気メスコードを2本使用していた。片方の電気メスは術野で使用しており、もう片方は患者の上にかかっているシーツ上においていた。血液などの付着はなかった。誰も触れていないが突然電気メス先から火花が出、ドレープが焦げた。すぐに気付き患者の体から離したが、出力は続いている状態であった。そのため執刀医により電気メスコードを切断し、誤作動を停止させた。手術終了後、ドレープを外すと焦げていたドレープと同じ部位に、φ7mm大の楕円形状の火傷が出来ていた。
使用しない時に差し込んでおくための、電気メスホルダーを使用していない。電気メスを再滅菌して使用している。
・電気メスホルダーの使用を習慣化する。再滅菌して使用するかは検討中である。
電気メスなど
熱傷
特殊タイプの対極板の補充が途切れていることに土曜日気付き、メーカーに直接依頼し月曜日朝補充してもらった。
前回補充時、受け取り者は物品カードを添付していない。NHS以外の物品の流通・取り扱いに関する知識不足。最後の1枚を使用した看護師から欠品報告がなかった。
・NHS物品に変更することの検討・最後の1個を使用したものはコーディネーター報告をする。 ・管理数を10枚から20枚に増やし、2カード方式とする。
電気メスなど
患者への影響なし
電気メスのコードを接続したところゆるくて通電しなかった。他の機種を使用し手術に影響はなかった。
手術が重なり確認が不十分であった。同機種の接続コードが新しい物と古い物の2種類あったが、全機種に接続可能と思っていた。
・接続コードと器械の接続状態をすべて点検する。 ・使用前の確認を徹底する。
電気メスなど
患者への影響なし
鏡視下婦人科電気メスコードを手術翌日の器械組みの係がAC滅菌に出した。その翌日準備室のスタッフが、婦人科鏡視下電気メスコードはステラット滅菌であることに気付いた。電気メスコードに破損はなかった。
確認が不十分、思い込んでいた、医療機器に複数の規格が存在した。
・単品器械はきちんと滅菌方法を確認し滅菌する。
電気メスなど
患者への影響なし
舌腫瘍切除術中、使用していたエルマン社製メス(ellmanサージマックス)先電極が破損していることを、看護師から報告を受けた。直前に術野で使用した時には異常所見を認めていなかったため、術野外を確認したところ、ドレープ上に破損したと思われる電極先端を発見した。発見した電極先端の長さと元の破損した電極の長さ・形状を観察・測定し、術野に残存していないことを確認した。
エルマン社製のメス先電極は、単回使用でないために劣化していたことが原因と考えられる。
・エルマン社製のメス先電極は単回使用でないために、繰り返しの使用での劣化が避けられない。今後は、使用回数の制限などの対策を検討する必要性がある。
電気メスなど
患者への影響なし
手術中に電気メスを使用しようとした際、先端から火花がでた。
医療機器の使用方法・管理の問題。
・ネラトンカテーテルの引火によるものと判明したので、コーティングメス先のものを購入するようにし、既存のものについてはシリコンチューブで保護し使用することにした。
電気メスなど
不明
電メスホルダーを術後器械カウントし忘れていることに気付かないまま、廃棄してしまった。
電メスホルダーはディスポリネンについており、術後回収しようとしていた。最終器械カウントで、追加器械記入表を確認したが、単品カードと照らし合わせなかった。器械点数が多く、患者の退室に間に合うようにカウントを終わらせなければと慌てていた。
・術野に出ている器械は、閉創終了前に医師の協力を得て必ず手元に戻す。 ・器械カウントの大切さ、単品カードは確実な回収と正しい滅菌のために使用していることを再教育する。
電気メスなど
不明
右側頭葉先端部の腫瘍に対し、右前頭側頭開頭術を行なう予定であった。全身麻酔後、左右を取り違えて左側を手術するように、頭部をピン固定し、消毒し、不織布をかけた。切開予定線を書き、局所麻酔薬を局注した。その時点で、左側であることを認識し「左前頭側頭開藤を行ないます」と発した時点で、当事者及び麻酔医が間違いであることに気が付いた。皮膚切開は行なわず、不織布を外し、右側を消毒し直し、手術を行なった。
思い込みにより、間違いに気が付かず、確認を怠った。救急患者が搬送されるとの報告が入り、当事者のひとりが患者の対応にあたることとなったため、注意が一時的にしろ、分散された。
・手術準備の一つ一つの段階ごとに手術予定部位、病巣部位を複数で確認する。
左右間違い
頭部
手術前の眼洗浄の際に、左右間違いがあった。手術は正しい部位で行なわれた。外来手術室入室時、担当看護師と眼科医師にて患者確認、手術部位確認を施行した(手術連絡票及び患者に確認し「左」と確認)。術前処置で眼の洗浄を行なう際、患者へ「どちらの目ですか?」と左右の確認をしたところ患者「右」と答えたため、手術連絡票を確認せず「右」の眼を洗浄した。患者から「左(の洗浄)はまだですか?」と言われ、手術連絡票を確認し間違いに気付いた。
緊急手術で、手術室予定表に掲載されておらず、術前の確認作業が通常より欠如していた。手術室内で、眼洗浄を施行前に「手術連絡票」を確認せず、口頭で患者に確認しただけで実施した。入室時の確認した医師、前処置をする医師、執刀医師は違う医師であった。
・入室後も、処置の医師が変わるたびに実施者は「手術連絡票」で部位確認を行なう。 ・手術部位のマーキングの実施。 ・執刀直前のタイムアウトの導入と徹底。 ・部位の指差し、声出し確認をする。 ・手術同意書も見ながら確認する。 ・両側の手術では、片側ずつ再確認する。 ・執刀医師・看護師・外回り医師全員が確認する。
左右間違い
白内障手術患者の点眼薬などの調剤を行なった。その際、処方箋で指示のされた術側が2名の患者で実際の術側と逆であった。調剤の際、週間手術予定に記載されている術側を確認しなかったため、間違った術側が記載された薬剤が患者に交付された。術後診察の際、眼科外来の看護師が、記入間違いに気付き訂正し、薬剤部に間違いの連絡が入った。
医師が点眼薬の処方オーダーをする際、術側を間違えてオーダーした。調剤の際、週間手術予定と処方箋の照合を行なわなかった。入院先決定の連絡を待っていたが、なかなか来なかった。連絡を受け、「これで調剤出来る!」という意識が強く働き術側の確認など意識せず調剤をはじめてしまった。
・週間手術予定表と処方箋を必ず見比べ、違う際には医師または看護師などに確認をする。
左右間違い
白内障手術時、術中の消毒後、ドレープをかける際に手術しない方の眼にかけた。患者から「そちらではない」と指摘された。消毒までは正しかった。
執刀直前の部位確認を怠った。消毒する医師と、ドレープをかける医師が違っていた。
・執刀直前に、チェックリストも見ながら、医師、看護師でダブルチェックする。
左右間違い
患者の術眼は右眼であったが、看護ワークシートと入院診療計画書が左眼になっていたことに術後の申し送り時に気付いた。実際の手術は、患者本人に術側確認、同意書確認(同意書は正しく右眼になっていた)を行なっており、手術室申し送りでも同意書を見て、患者自身にも確認し入室することになっているので、正しく右眼の手術となった。しかし、手術室から病棟へ、看護ワークシートと入院診療計画書に間違いがあったことの引継ぎが行なえていなかった。
医師の入力間違い。手術予約の確認不十分。報告連絡不十分。手術室内ではタイムアウトを実施しており、間違えた手術を行なうことはなかった。
・手術予約時の医師・看護師での二重チェックを行なう。 ・連絡報告相談の徹底。
左右間違い
白内障手術患者。入院時看護師が入院療養計画書・手術同意書・手術予定日及び術野(手術予約票を参照)したところ、全ての書類で、左右が違っていた。入院当日に確認したところ間違いに気付いたため、患者への身体的影響はなかった。
電子カルテ白内障パスの両眼の開始眼選択間違い。医師が十分電子カルテになれておらず、確認も出来ていなかった。電子カルテシステムのエラーが発生していた。
・電子カルテエラーの検証ならびに修正を情報管理士により実施。 ・各診療科内での電子カルテ操作、確認作業の再確認。
左右間違い
右眼硝子体出血、網膜はく離、左眼網膜はく離の患者で、両眼を同時に手術出来ないため、当日は左はレーザー治療、右眼は手術であったが、左眼手術も急がなくてはならない状態で、左眼の話をしていたところ、局所麻酔の瞬目麻酔を左眼にしてしまった。すぐに間違いに気付き、球後麻酔は右眼に行なった。睫毛切除はすでに両眼にされていた。
不明。
・本日やるべきことのみに割り切って手術にのぞむべきであった。
左右間違い
左白内障の手術予定の患者に対し、術前処置のミドリンPの点眼を行なった時に右眼に点眼してしまった。実施時に「左ですね」と声掛けして右に点眼した。実施者本人が間違え気付き医師へ報告した。
担当看護師から点眼のみを依頼された。点眼の予定者が3名いて気が焦っていた。手術部位のマーキングが点眼時にはまだされていなかった。
・左右の部位確認は患者と一緒にダブルチェックする。 ・マーキングの時間を、手術当日の点眼前に出来るよう変更した。
左右間違い
白内障手術申し込みのオーダリング時、術眼を左右間違えた。
今回の術眼は、左眼の予定であったが、手術台帳の記載を「右眼」と記載したため、手術申し込みのオーダリング時、「右眼」と入力した。手術時は、左眼の手術であることが、わかっていたので、確認し、予定通り、左眼の手術を行なった。
・記載時の確認を怠らない。
左右間違い
胸腔穿刺を行なう際、CTのフィルムを確認し、右側を22G針で穿刺したが胸水が引けなかった。再度、フィルムを確認したところ、フィルムが逆になっていることに気付いた。実際は、左側に胸水が貯留していた。
多忙な外来の合間で処置を実施し、慌てていた。CTフィルムをよく確認せず、シャーカステンにセットした。CTフィルムのみで確認を行なった。
・胸腔穿刺を実施する場合は、CT・胸部X-P・エコーなど複数の情報で確認し実施する。
左右間違い
胸部
右乳房腫瘤に対して手術予定であったが、手術申し込みに左乳房と入力していたため、左乳房手術として準備されていた。手術室搬入時の確認では「右である」と宣言され、左右の違いがあるにもかかわらず、それ以上確認が行なわれなかった。術前に腫瘍の局在をマークするためにエコーを行なった際、間違いに気付いた。
外来カルテの記載では両側に腫瘍性病変があった。手術適応となる腫瘍のエコー記録のBodymarkが左右逆であった。手術搬入時の際、部位は「右である」と宣言したに際、看護師は疑問を感じつつも準備をすすめた。
・手術申し込み入力中は電子カルテが参照出来ないシステムになっているので、改善を検討する。 ・手術指示書には術式は記録されるが、左右の別、手術部位は記録されないので改善を検討する。
左右間違い
乳房
手術室前室にて病棟看護師から患者情報の引継ぎを受けた。その際、患者本人に左乳房が手術部位であることを確認した。左手首を見たときに左右表示バンドがなかったため、装着し忘れてきていると思い込み、右足首に装着された左右表示バンドに気付かなかった。患者が手術室に入室し、麻酔科医師が患者の手術部位(左右)と左右表示バンドを確認の際、左右の不一致がわかった。
左右表示バンドをつける最優先部位が「患側の足首」であることを知らなかったため、病棟からの患者引継ぎ時にバンドを確認しなかった。
・左右表示バンドの装着部位の原則を再度確認し、引継ぎ時には確認を徹底する。 ・手術室入室時には病棟看護師と手術部看護師間の申し送りとなり、対象となる手術患者の出棟時には、病棟看護師の事前確認業務も手術部位左右取り違え防止には必要である。
左右間違い
乳房
他院から紹介された右膝半月板裂傷の患者の手術承諾書に左と記載し、手術申し込みにも左右間違いで左と記載した。手術室では左膝半月板裂傷の患者と認識し配置など準備していた。タイムアウト時、左右の間違いに気付いた。カルテにも左と記載されていた。
紹介状からカルテに記載する時、左右を間違えた。外来診療をする人が多く、処置などもあり煩雑化している。カルテ記載は医師ひとりにまかされている。
・病名を記載する時、左右の間違いには十分注意し、診療介助にあたっている看護師などの他の人とダブルで確認する。
左右間違い
四肢
患者Aは「左大腿骨頚部骨折」で入院した。医師はカルテの診断名に「右大腿骨頚部骨折」と誤って記載した。手術室看護師は入室時、患者に名前と手術部位を問うと「こっちが痛い」と右側を押さえた。カルテの診断名と同じであったので「右」と思い込んだ。手術前のブロック注射時、左側臥位にすると右股関節部に内出血あり、動かすと痛みを強く訴えるため麻酔科医も看護師も疑いもなく右にブロック注射を施行した。主治医が入室し左右誤認に気付いた。
麻酔科医、手術室看護師は術前訪問時左右の確認を怠った。主治医はカルテの診断名に左右を誤って記載した。手術室入室時、左右の確認が不十分だった。
・手術室入室時、主治医、麻酔科医、病棟看護師、手術室看護師で立会いのもと、患者確認とともに手術部位を確認することを徹底する。 ・手術部位マーキングの手順を作成した。 ・今後手順を周知徹底していく。
左右間違い
四肢
左下肢の牽引を行なう指示であったが、右下肢に実施した。翌日、理学療法士からの指摘で間違いに気付いた。
患者に痛いほうの足を確認すると、患者が右と言われた為思い込んだ。カルテの確認を行なわなかった。巻きなおしでも気付かなかった。
・左右の確認はカルテで行なう。疾患の理解をし、ケアを行なう。
左右間違い
四肢
緊急入院、入院後緊急手術の患者の手術伝票の手術部位が右手であったにもかかわらず、伝票には左手と書かれてあり提出済みであった。病棟への申し送り時点で手術伝票(コピー)とカルテを照らし合わせての確認を怠ったため左右の間違いを発見出来なかった。
不明。
・不明。
左右間違い
四肢
左膝関節置換術前日の夜、患者に、院内で取り決められている患側に装着するベルトをつけてもらった。患者は右足に装着したが、カルテで左右の確認をしなかった。術側と反体側上肢に末梢ルートを取る取り決めとなっていたので、左上肢に末梢ラインを確保した。次の勤務者がカルテと確認し術側と反体側にベルトが付いていることに気付き、正しい左足にベルトを装着しなおした。手術室へは、正しい術側で出棟した。
中途採用で5箇月がたち少し業務に慣れたころでカルテの確認を省略してしまった。患者には、軽度の認知症があった。患者の行動を鵜呑みにしてしまい、カルテでの術足確認を怠った。
・術側確認を必ずカルテで行なう。 ・高齢者の場合は、患者だけでなく家族も交えて術側の確認を行なう。
左右間違い
四肢
右手指の皮膚腫瘍の切除を予定していた。診察では病変部位の確認をしていたが、同意書の記載・手術申込の入力作業の際に右ではなく左と誤入力をしていた。手術部では入室の際に看護師が部位を確認し、さらに術前に執刀医師が患者本人と共に部位を確認するため、実際に誤った部位の手術をすることはなかった。
入力の際の不注意であり、その後DSでの手術説明の際の部位チェックに漏れがあったと思われる。
・入力後、医師が入力内容を再確認すると共に、DSでの手術説明の際にも部位のチェックが必要である。
左右間違い
四肢
左下肢静脈瘤の手術予定であるのに、手術申し込み入力が、「右」と入力されていた。麻酔依頼書は、「左」と記載されていたため、左側仕様で腰椎麻酔の準備をしていた。患者が入室してきた時、管理室前の電子カルテで患者認証を行なった。しかし、電子カルテがフリーズ状態になってしまったため画面認証出来なかった。外回り看護師は、マーキングが左足にされていることを確認した。麻酔同意書・手術同意書が左足と記入されていたので、認証画面を患者とみながら確認することをしなかった。そのため申し込み入力が「右」になっていることに気付かなかった。器械出し看護師に、「申し込みは右になっているが左側なのか」と聞かれて、はじめて申し込み入力と実際の左右間違いに気付いた。電子カルテ認証画面を開けば、もっと先に入力間違いに気付くはずであつた。
電子カルテのフリーズに慌てた。他の手順でカバー出来ると考えた。申し込む医師と主治医が異なる。
・タイムアウトの導入。 ・電子カルテ認証を確実に実施(確認手順の遵守)。
左右間違い
四肢
業務の都合で、当日の手術時受け持ちとは違う看護師が、前日の術前訪問をした。訪問時、手術麻酔申し込み書(術前診察後に麻酔医が記録した後、手術室に届く)が手術室に届いていなかったため、術前訪問記録用紙の情報で訪問した。病棟の担当看護師と左右の確認をした際、手術麻酔申し込みの手術部位の左右が間違っていることに気付き、術前訪問記録用紙にその旨を記載した。後で手術時の受け持ち看護師は、その記載を見たが、すでにリーダーや看護師長に報告され処理が済んでいるものと思ったため、関係書類の確認をしなかった。当日、看護師側の書類が訂正されないまま手術器械の準備が進められた。手術前に別の看護師が、麻酔医の手術麻酔申し込み書の左右の訂正に気付き、病棟と主治医に左右の再確認を行なった。器械チェックを、10分遅れの搬入となった。
確認が不十分。判断に誤りがあった。知識が不足していた。報告を忘れた。あわてていた。他のことに気をとられていた。思い込んでいた。医師と看護職の連携不適切。看護職間の連携不適切。多忙であった。
・術前訪問の基準に手術麻酔申し込み書と実際が違った場合の対応を、新たに付け加えた。 ・術前訪問に行く看護師は、必ず手術麻酔申込書と照らし合わせて、内容を確認する。
左右間違い
不明
当日外来手術予定の患者の手術室入室前に書類の確認をしたところ、申し送りの用紙に「手術部位が実際は『右』だが『左』と申込みあり、同意書も間違っている可能性あり、医師確認済み」という内容のメモがあった。入室前に患者にも手術部位を確認し、申し送り時にも手術室看護師に間違って出されている旨を説明した。すぐに医師が前室で部位を確認し、手書きで同意書を書き直し入室した。
術前確認の段階で患者来院まで同意書そのものを確認出来なかった。医師には面談終了後に左右違うことを連絡していたが、手術申込は訂正されていなかった。また、そのことに関して連絡不備があり、来院後すぐに確認出来なかった。
・面談時に必ず同意書の左右・部位の確認をする。 ・患者来院時、同意書の内容と実際の手術部位が一致しているか確認し、間違っていればその場で直ちに医師に連絡し、訂正を依頼する。
左右間違い
不明
左上顎歯肉癌で上顎部分切除の患者のネームバンドの手術部位を左と記入するべきところを、右と記入した。手術室入室時に麻酔科医と手術室担当看護師と自身で確認する際に間違いに気付いた。患者の受け持ち看護師がネームバンドの作成とバンド装着の説明を患者にするが、その際には左右の間違いに気付かなかった。執刀医の診断記載も左とも右とも採れないような見にくい記載であった。手術当日に夜勤帯の看護師が患者にネームバンド装着したが、その時点でも気が付かなかった。
複数人で部位をチェックするが、そのチェックが形骸化している可能性がある。
・ダブルチェックの行ない方を規定した。2人で声を出す、示唆をするなど。
左右間違い
その他
手術前日の術前外来時、患者に手術部位の確認を行なった。患者は以前に左頬部腫瘍にて手術を受けており、今回の手術はリンパ節転移にて「首の中央から左側の首のリンパ節の手術」である手術部位について回答した。麻酔台帳の手術申し込みでは「右頸部廓清術」で申し込みされており、部位のズレを発見した。主治医に確認し、申し込みの間違いを術前日に確認し、手術当日は間違いなく「左」の頸部廓清を実施した。
カルテ記載時の確認不十分。患者や画像とのダブルチェックの不備。
・患者や画像とのダブルチェック。 ・複数での関所(病棟、麻酔外来、手術室)での確認。 ・手術部位マーキングの実施。 ・手術直前のタイムアウトの確実な実施。
左右間違い
その他
右小耳症にて入院した小児患者の手術室申し送りの際、手術室看護師は、手術伝票では左小耳症であるが、同意書には右小耳症と記載されていることに気付いた。母親に手術部位を確認すると、手術部位は「右」であることがわかった。手術同意書以外の、入院申込書、手術及び麻酔申込書、看護記録、アナムネ用紙、手術伝票は全て左小耳症と記載されていた。
本人を見て確認はしたが、手術申し込み書に書いてあることを鵜呑みにしてしまった。本人とカルテをあわせて、指差しを行なうなど、落ち着いて確認をすることが必要であった。
・入院時、手術出し時をはじめ、本人とカルテを照らし合わせ、手術部位の確認を行なう。 ・本人や家族と共に手術部位の確認を行なう。
左右間違い
その他
手術前に手術伝票による切除部位の確認が行なえていなっかった。また、患者の術前訪問に行ったが、IC用紙による術式の確認をしていなかった。その状態で手術に入り、術前に医師に切除部位の確認も行なえていなかった。手術中、器械を出していくことに集中しすぎてしまい、現在左右どちらの部位を操作しているのか把握出来ていなかった。臓器が実際に切除された時に医師より「右付属器」と言われ、そのまま右付属器だと思い込み外回り看護師に「右付属器」と伝え渡した。手術室看護記録には右付属器と記入された。退院診察時に医師と病棟看護師との間で手術室看護記録にある切除部位が実際とは違っていることに気付き、実際の切除した臓器は「左付属器」だったことがわかった。
当日は午前に1例目の帝王切開の手術の外回りについていた。午後には2例目のATH、3例目の帝王切開、4例目の付属器切除の器械だしを担当した。当該事例は午後の4例目の付属器切除術であった。手術前における過程で確認しておく必要な場面が多々あった。また、チームメンバー間での情報交換を十分に行なっていなかった。これらを行なっていれば未然に防げていたと思われる。術中においても器械を出すことに集中しすぎてしまい全体的な把握が出来ていなかった。また、現在行なっている部位について把握していくことに注意が不足していた。これらを行なっていれば、医師から「右」と言われても疑問に思い、その場で再確認出来ていた。全体を通して、これらはマニュアルにあることであり、実行していなかったことで起こった。
・マニュアルで決められたことを実施する。 ・術前訪問や手術伝票、IC用紙にて事前に把握して手術に挑む。 ・情報が不十分であれば、医師に確認していく必要がある。
左右間違い
その他
L4、L5すべり症を伴う腰部脊柱管狭窄症症例でL4/5間のみ最小限度に除圧予定であったが、L3/4を除圧した。麻酔抜管前の術後X線で確認され、すぐL4/5の除圧を行なった。術後、患者の症状は改善し満足されている。
変性が強く椎弓間が消失していたので隣節椎間にチューブが入った。多椎間脊柱管狭窄でその部位も神経圧迫があり、最後にX線を取るまで気付かなかった。
・椎間はCアーム術中透視で何回も確認していたにもかかわらず起こっているため、手術をとめて術中の途中でその部位のX線撮影をすることが解決につながる。
その他の部位間違い
脊椎のレベル
腰椎手術でL3/4レベルを除圧予定のところ、L4/5を除圧していたことが体位変換後手術室内でのX線で判明した。麻酔を覚醒せずに追加手術を行なった。手術時間が約60分延長、麻酔時間は約90分延長した。
今回の症例は「腰椎すべり症」であり、通常の手術よりもレベル誤認が生じやすいと思われる。そのため手術中に透視でレベル確認を行なうようにしており、今回も円筒レトラクターを挿入した時点でレベル確認を行なっていた。しかし、その後の操作でレトラクターの位置がずれたものと思われる。
・レベル確認は円筒レトラクター現在も行なっているが、手術操作中にもう一度確認することも必要であろう。
その他の部位間違い
脊椎のレベル
放射線検査室で下顎左側第一大臼歯相当部のデンタルX線撮影の依頼の下に撮影を行なったが、撮影後患者から「反対側のはずだ」と言われた。後から担当医から連絡があり、照射録の記載間違いであることがわかった。
患者が撮影部位をわかっているのならば、予め患者にも撮影部位の確認をするべきであった。病院としてもそのようなシステムを徹底するべきである。
・撮影の依頼者は患者にどんな検査を何のために行なうのかを説明する。 ・撮影者は撮影部位の確認を患者に行なう。
その他の部位間違い
歯の識別
右側下顎8番抜歯依頼があった。先に問診をとった衛生士より少し歯冠が見えていると報告を受けた。パノラマは見ていたが(パノラマで8番を見ると、歯冠が見えるはずはなかった)、歯冠が少しでていたので、これが8番と思い込み誤って7番を抜歯した。
不明。
・部位の確認を徹底する。 ・X線の所見を患者に説明し共に確認する。
その他の部位間違い
歯の識別
右足底皮膚腫瘍摘出の手術の際、医師がマーキングをし終わったところ、患者本人より部位が違うこと指摘があり、部位の間違いに気付く。外まわりの看護師も麻酔係もモニターのセッティングなどで本人が指摘するまで気付かなかった。
医師は入室後カルテの写真まではチェックせず、部位は足底であったが踵部と踵間の二箇所に黒点があり、手術前の部位確認が不十分であった。
・手術部位を医師・看護師で確認する。
その他の部位間違い
複数ある病変
外来での頭部瘢痕切除手術のため、手術日の2週間前に患者診察、術前検査、術前麻酔科診察をした。執刀医が不在であったため、主治医のみが説明し、同意を得た。後日、手術当日、患者は手術室への搬入まで外来で待機していたが、執刀医は多忙であったため術前診察を行なうことが出来なかったが、診察済みと勘違いして術前診察を行なわないまま執刀した。頭部瘢痕切除手術は行なわれたが、患部が2カ所あり、その旨診療録にも記載がなかったため、部位を間違えて本来の切除部位と異なる部分を切除した。
手術日の2週間前の患者診察、術前検査、術前麻酔科診察時に執刀医が不在であった。手術当日も、執刀医が多忙であったため術前診察を行なうことが出来ず、また、診察済みと勘違いして術前診察を行なわないまま執刀となった。
・必ず術前診察の機会を設けるように、チェックボックスなどで診察確認を行なう。 ・術前写真を撮影し、手術部位をわかりやすい方法で明示する。
その他の部位間違い
複数ある病変
胸腔ドレーン部位の抜糸日のため処置室へ患者を案内した。医師は誤って腹部の抜糸を行なった。
抜糸日・処置日・内診日など看護師が把握し、医師へ伝えるシステムであり、医師も看護師を頼り、診療録の確認なども不十分だった。看護師から医師へ抜糸日であることは伝えたが、部位については伝えていなかった。
・医師・看護師の連携の見直しを実施する。 ・看護師より抜糸日であることを伝達されても、医師は診療録の創部などの確認後、実施するよう徹底した。
その他の部位間違い
複数ある病変
1例目の乳房の放射線治療時に、体表面マーキングと照射野が若干ずれていた。腕の挙げ方によるズレと思い込み、照射野中心を確認し照射を行なった。2例目の患者も同じ傾向にあった。3例目の患者も同じ傾向だったので、照射野の確認を行なったところ、照射野を形成しているブロックが誤動作をしていた。そのため、照射野と体表面マーキングのずれが生じていた。
思い込みにより、機器誤動作の発見が遅れた。
・怪しいと思った時は、患者に待ってもらい直ちに確認を行なう。 ・照射室内のコントローラーでブロックの誤動作を改善出来なかったので、本体の電源をOFF→ONした。
その他の部位間違い
近傍の臓器など
放射線治療時、1日3Gyを5方向から照射治療を行なっている患者に、治療位置が3cm高い位置で放射線を照射した。当日は週1回の治療位置確認の日で位置のX線を撮影し、位置のずれが発見された。
不明。
・放射線治療は、患者それぞれの治療状況が記載された照射記録用紙があり、毎日の治療は複数人の技師が毎回照射記録用紙を確認しながら行なっている。照射記録用紙の記載事項の声出し、指差し確認を怠らないように努める。
その他の部位間違い
近傍の臓器など
放射線治療計画においてマーキングを間違った場所へ記入し、治療を1回施行した。場所はわずかな違いであるが、同僚の技師の指摘により確認するとずれていることが判明した。翌日、再撮影し計画通りの場所へ治療を行なった。
治療計画の装置(シュミレータ)からの投影される線は暗く見ずらいため、中心線、照射野枠を見間違えた。
・目視しやすくするため、中心に十字のシールを張り、確認しやすくした。
その他の部位間違い
近傍の臓器など
患者は腹痛があり座薬の希望があった。投与の際、誤って膣に座薬を投与してしまった。患者より「位置が違う」と指摘があり気付いた。出血はなかった。膣より座薬を取り出し直腸内に投与した。
他にナースコールが2件あり動揺して焦っていた。膣内からの手術後であり、膣内が広がっていた。
・膣内からOPEしているので、誤って指を入れてしまうことでOPEした組織を傷つける可能性があることを理解する。 ・ナースコールが重なる時は落ち着いて行動する。
その他の部位間違い
近傍の臓器など
患者は視力低下あり看護師が介助し、点眼を行なっていた。左目だけ点眼の薬(チモプトール・デタントール)を両目と思い込み両方に点眼したところ、患者より指摘され気付いた。
不明。
・点眼の投与方法に印をつけ、わかりやすくする。 ・患者に投与する前に最終確認する。 ・患者にも点眼名を説明しながら行なう。
その他の部位間違い
近傍の臓器など
緊手術前のグリセリン浣腸を施行するため患者に処置室のベッドに臥床してもらった。患者を左側臥位にし注入したところ、1/3程入れたところで肛門ではなく膣へ注入していたことがわかった。液は自然に排液され、患者に変化はなかった。
確認の不十分。深夜業務をこなすのに精一杯となっており慌てていた。基本的な看護技術であるので落ち着いて行なうことで防げる事故であることを再確認した。
・急いでいても、肛門・膣の位置を注意深く確認してから注入する。 ・確認を十分に行なう。 ・慌てず一つ一つ確認し、確実に行なう。
その他の部位間違い
近傍の臓器など
右前腕色素性母斑の切除目的で入院した患者の手術の部位確認をした際に、手術指示書に書いてある部位が間違っているのに気付き、手術室に連絡し訂正した。
外来で手術申し込み書を記入の際間違え、そのまま提出されてしまったと考える。
・手術申し込み書を記入、提出の際必ず確認してもらうことを外来に依頼した。
その他の部位間違い
不明
子宮脱の患者の除毛を陰部ではなく腹部を行なった。
子宮脱のため、膣式単純子宮全摘出術(VT)予定の患者の除毛を行なう際、VTが開腹手術ではないため、腹部除毛は必要なく、陰部除毛と考えられたが、腹式単純子宮全摘出術患者の前処置の経験しかなく、術中に開腹に切り替わる可能性があるために腹部除毛が必要だと考えてしまったため、陰部除毛を行なわずに腹部除毛を行なってしまった。
・パスに除毛部位を記載する。 ・技術ファイルに術式にあわせた除毛部位を記載する。 ・経過表に除毛部位を記載する。
その他の部位間違い
その他
癌性腹膜炎に対し、抗癌剤を腹腔内投与する予定であったが、静脈内投与してしまった。シスプラチン70mgを投与する予定であったが、20mg投与した段階で付き添っていた看護師より、前回は腹腔内投与であったと指摘され、上級医に確認し、残りの50mgは腹腔内投与した。患者は同量の抗癌剤を腹腔内投与・静脈内投与を交互に行なっていた。
抗癌剤は静脈投与しか経験がなく、投与方法を静脈内と思い込んでしまっていた。投与ルートにポートが設置されていた。また電子カルテの伝票詳細には腹腔内注射と記載があるが、見ていなかった。採用時には点滴や注射実施時の認証方法は説明していたが、実施は各自でしていた。業務に慣れ手順を踏んでいなかった。
・注射薬投与時の認承方法の徹底を図るために研修医医局に情報提供を行なった。
その他の部位間違い
その他
手関節撮影の患者で「痛い方の手を出してください」とカセッテの上に置くように促し撮影を行なった。そのままフィルムは出力され診察室で看護師が反対側であることに気付いた。
照射録の指示と患者の撮影部位の確認をせずに患者の出したほうの手をそのまま撮影した。
・照射録と患者の撮影部位をしっかり確認する。
その他の部位間違い
検査・四肢
骨密度検査DXA検査で人工股関節左ステムの依頼のところ、右ステムとして登録して左ステムを検査した。そのまま検査は終了し、患者が帰った後に、右ステムとして登録して撮影したことに気付いた。
左右表示のデータの修正を試みて、メーカーに問い合わせをしたが、変更は無理ということを確認した。診療カルテ用のデータは左右表示を消して提出し、保存用のデータは右ステムのまま登録し注釈を記載した。
・依頼内容の確認と検査部位の確認をさらに徹底する。
その他の部位間違い
検査・四肢
CAG(冠動脈撮影)のルートキープの際、左手にしなければならないのを右手に挿入した。左右を勘違いした。アンギオ室看護師に指摘され気付いた。処置に影響はなかった。
カテーテル出し係りで少し焦っていた。インサイト挿入やカテーテル係りに慣れてないことも要因と考えられる。
・実施前に左右を患者と共に確認し、出棟前に再確認する。 ・時間に余裕を持って処置を行なう。 ・左に挿入する必要性を再度認識する。
その他の部位間違い
検査・四肢
患者の右の股関節撮影に左のマークを置いて撮影し、その後の二重チェック時でも間違いに気付かずにフィルムを回してしまい、主治医によって発見された。
マークを置く時の確認を怠った。二重チェック時にマークの確認が不十分であった。
・マークを置く時に十分確認をする。 ・二重チェック時にマークの確認を忘れないようにする。
その他の部位間違い
検査・四肢
左足2方向の指示がオーダーされ撮影前に患者に撮影部位の確認をしたところ、痛いのは右足との指摘受けた。整形に電話確認し右足を撮影の指示を受け右足2方向を撮影した。
不明。
・不明。
その他の部位間違い
検査・四肢
心電図検査で四肢電極の右手と左手をつけ間違えて検査を行なった。
右胸心で左右をつけかえて検査を行なった後の受診者で間違いが発生した。電極をつける際、注意が足りなかった。
・電極をつける際は、十分に注意をする。 ・心電図の波形をよく確認する。
その他の部位間違い
検査・四肢
外来患者のX線の伝票は、左第1足指撮影であり「左」のマークを手に取り撮影準備した。患者は、包帯の巻いてある右足(患部)を出したため、そのまま撮影した。その後、外来看護師より撮影部位(左右)の確認電話があり、医師の記載ミスとマークミスに気付いた。
外来担当医の伝票記載時確認不足。
・医師の伝票記載時の確認、技師の撮影時、フィルム手渡し時の確認を徹底する。
その他の部位間違い
検査・四肢
整形外来患者のX線伝票に左大腿骨2Rと記載されていたが、右大腿骨2Rと思い込み撮影した。その後の診察で患側を撮影していなことに気付いた。
X線伝票の確認不足があった。患者・付添からの情報収集不足していた。
・マニュアルを再確認し実践する。 ・撮影直前に再度伝票を確認する。 ・患者にも痛みの部位を聞くなどで撮影部位を確認する。
その他の部位間違い
検査・四肢
MRI撮影部位右肩の指示に対し、患者からは左肩の訴えがあった。患者に再度確認、カルテ確認のうえ左肩を撮影セット、撮影中に医師に最終確認をとったところ右肩で間違いないとのことで間違いに気付いた。
不明。
・撮影前の確認。
その他の部位間違い
検査・四肢
肋骨撮影において、左右間違ったオーダーが発行された。患者に「検査等指示書」を提示してもらって内容確認を行なった際に間違いに気付いた。患者は内容が違っていることに気付いていたが、職員からは検査に関する説明がなかった。医師に確認し、左右間違いを修正したため、実害は発生しなかった。
確認不足。
・オーダー発生時に、検査等指示書とともにオーダー内容を患者に説明する。
その他の部位間違い
検査・胸部
左右の指示ミス、右の患部を左とオーダーしてしまった。オーダーを受けた放射線技師が気付きアクシデントとならずに済んだ。
不明。
・不明。
その他の部位間違い
検査・不明
術後のX線撮影について、腹部でオーダーするべきところ、胸部でオーダーし、撮影された。X線撮影確認時に担当医師が気付いた。
オーダー入力後、発行前の確認不足。手術当日の受け持ち看護師が、控の印刷を確認していなかった。オーダーを医師ではなく、看護師が施行した。
・オーダーを決定、発行する前に必ず内容を確認する。 ・指示簿と控印刷を照合確認する。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・放射線
依頼票には直腸癌と記載されていたので撮影プランをセットしたが、実際は上行結腸癌であった。
前日に依頼票を印刷した後に依頼情報を修正したために起きてしまった。
・依頼内容を変更した場合は担当者は連絡を入れる。 ・依頼票のみでの確認が主なので、RIS端末でも必ず確認する。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・放射線
腹部X線の指示受けの際、伝票の撮影部位は「腹部」にチェックを行なったが、内容の記載を胸部の欄に「座位or立位」と記載し胸部X線撮影が実施された。フィルムが胸部であることから、伝票の記入誤りがわかり、再撮影となった。
確認不足。
・確認作業の徹底。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・放射線
乳腺MRI検査で、右乳腺のオーダーであったが、コメントで、両側の指示があり、見落としてしまった。
不明。
・不明。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・放射線
MRIの指示があり、撮影開始し、終了後の画像確認時、膀胱部の撮影指示だったのに腎臓部を撮影したことに気付いた。時間を改め、再撮影となった。
伝票の指示内容の確認不足。腎癌の患者だったので「腎臓部」という思い込みがあった。
・撮影開始前の指差し声出しでの伝票確認をする。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・放射線
胸部前後撮影の指示に対して、後前撮影を実施した。内臓逆転像から主治医の指摘で判明した画像情報を修正した。
ルーチンは後前撮影のため思い込みで撮影した。オーダーマスターの配列の問題。特殊なオーダーであった。
・特殊なオーダーについては確認が必要。 ・マスターの修正。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・放射線
「頚部から腹部」の撮影を「胸部から腹部」で撮影した。撮影後に撮影範囲不良がわかり、会計センターで患者を呼びとめ撮影室に戻ってもらった。事情を説明し、足りない範囲の撮影を行なった。
直前に数件連続で「胸部から腹部」を撮影していた。
・撮影中、撮影後にも確認を行ない間違いのないようにする必要がある。 ・慣れで検査を行なわないような意識も必要である。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・放射線
単純撮影で、腹部側面をL→Rで撮影すべきところをR→Lで撮影した。
撮影中に気が付き、L→Rで再撮影をした。
・撮影時には、ワークシートとコンソールに表示されている撮影部位・体位を照らし合わせ、指差し確認により間違いのないように撮影を行なう。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・放射線
患者に痛いところを聞いた時にオーダーと逆の方向を言ったので、そのまま患者の言った方向をオーダーと同じと思い込み撮影をした。
患者が痛いと言った方向を撮影し、オーダーの確認をしなかった。
・撮影前にオーダーを十分に確認し、オーダーと異なる場合は確認する。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・放射線
CT検査の際、頭入れと足入れを間違い画像の左右が反転したことに気付かなかった。経過観察の為のMRI検査で間違いに気付いた。
検査時のチェック不足により発生してしまった。
・headホルダーの右側にマーカーを置き左右を識別出来るようにする。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・放射線
MRIのオーダーが脳+MRAであったが、頚椎MRIを撮像した。医師が読影時に部位間違いに気付いた。
次の患者が緊急飛び入りで頚椎MRIだったのでカルテをみたりしていたので頚椎のMRIだと思い込んだ。
・検査を始める際には、種々の確認事項を怠ってはならない。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・放射線
CT検査で、依頼された検査部位は腹部・骨盤であったのに胸部の検査を実施した。
当該患者の前と後の患者の検査部位が胸部であったことから、そのCT室では胸部単純検査を主にするものと思い込んでいた。また、当該患者を検査する直前、前の患者の胸部のフィルミングをしており、検査をはじめる前に前の患者の依頼票を見た可能性も考えられる。
・事前に依頼内容をよく読んで検査目的を理解しておく。 ・患者から予約票を受け取った後、検査依頼票と予約票で生年月日の確認をしチェックを入れているが、同時に検査部位もチェックする。 ・検査を実施する前、指差し・呼称確認を行ない、依頼通りの検査部位で指示通りの検査手技かを確認する。 ・検査が終了したら依頼票に済マークを記入する。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・放射線
MRI検査で、「下垂体ルーチン」と「内耳道ルーチン」を間違え撮影した。
前当日を含め、放射線科依頼に「内耳道撮影」の指示が複数あった為、それらの指示伝票に目を通しているちに「内耳道撮影」の印象が頭に強く残っていて「下垂体撮影」を「内耳道撮影」と思い込んだ。
・1患者ずつの確認を徹底する。また、隣にいる相方技師と共に確認し、個人の思い込みにも気付けるよう確認の徹底を行なう。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・放射線
持続透析中患者の元にポータブルX線撮影が来た。半座位撮影のオーダーだったが、患者の安静度は安静臥床であった。看護師は当日検査を確認していなかったが、技師が来たため、本日撮影があると思い込み、撮影を行なった。しかし、そのポータブル撮影のオーダーは別の患者のものであった。対象患者は夜間不穏、昼間傾眠傾向の患者であり、自分で名前を言えなかった。
当日検査の確認不足があった。重症患者だから毎日X線撮影するだろうという思い込みがあった。安静度と異なるオーダーであったのに、オーダーがそうだからと不自然に思いながらも撮影に応じた。オーダー患者の名前を技師に確認しなかった。
・受持ち患者の当日検査の把握をしっかりする。 ・技師にオーダー患者の名前を確認する。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・放射線
脳外科入院中の患者に胸部CTの指示がでた。看護師はこの患者を含め4人の患者を放射線科に連れて行った。放射線技師は他の3人が頭部CTであったので、この患者も頭部CTと思い込み、伝票の部位確認を怠たり、頭部CTを実施した。看護師は間違った部位が撮影されたことに気付かず、検査終了後病棟に戻った。患者は認知症であった為間違いに気付かなかった。放射線技師はフィルム作成時伝票と確認し、部位に間違いに気付いた。
業務手順を抜かした。
・現場で事例を共有し、確認の基本を振り返った。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・放射線
上部内視鏡検査の患者に前日より下部内視鏡と思い込みニフレックを入れ排便を促した。朝、クラークが承諾書がないと言った時点で部位の間違いに気付いた。
不明。
・内視鏡検査の場合、部位をしっかり確認する。 ・医師に処方してもらう際も出棟一覧を2名で確認してから指示を出してもらう。 ・病棟の検査出棟を書く欄には「内視鏡:上部または下部」と記入する。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・放射線
病理室に持っていく検体と一般細菌に持っていく検体を間違えた。病理部からの指摘で間違いに気付いた。
検体と依頼伝票の照合をせずに持っていったことが原因と考えられる。
・指差し・声だし確認を徹底する。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・病理
2件あった肝生検を薄切し、ブロックの病理番号とスライドガラスの病理番号を交互に入れ違えた。その後、HE染色を行ない、提出前のブロックチェックにおいて標本とブロックの番号合わせを見落とした。標本提出後、医師の鏡顕により検体の取り違いを指摘された。再度、ブロックチェックを行ない訂正を行なった。
当時は、休暇者もあり業務も立て込み一人何役の状態で、他のことに気をとられ思い込みで業務を行なっていた。確認不足だった。
・多忙な時ほど、落ち着いて確実に、ゆっくりと業務を行なうことが重要ということを再認識した。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・病理
組織生検が4個入っているカセットを包埋する際に、3個目と4個目の順番を間違えて包埋した可能性があった。HE染色後に病理医に確認し、正しい順番で包埋されていると思われたが、診断報告にも取り違えの可能性があることを記載した。
カセット内の他の組織の順番の確認に気をとられていた。4区画に区切られたカセットで、左上→右上の順番に検体を取り包埋するか、左下→右下の順番に検体を取り包埋するかのどちらかにするか迷いが生じた。
・検・体を取る順番(マニュアル)を覚え、包埋時に一つ一つよく確認する。
手術・処置以外のその他の部位間違い
検査・病理