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JCRRAG_011801
地理
木材の資源としての長所のひとつに、多段階的にさまざまな用途に有効活用できることがあります。こうした利用法をカスケード利用といいます。カスケードとは、いくつかの段が連なってつぎつぎと水が落ちていく滝のことをいいます。どのような利用法でしょうか。 大きな木材で利用後に小さな木材として利用する 木は生きものです。当然、伐採した木の材質は、どんな苗から育ったかや、産地での育て方、育った森のある山の条件や森林内での環境などによって、さまざまに変わります。伐採した丸太は製材用のA材、合板用のB材、製紙原料用のC材、燃料用のD材といった具合にランク付けされて造材され、利用されています。A材を造材したときの端材や建築用に利用したあとの廃材、合板をつくるときにでるB材の剝き芯(ベニヤ単板を剝きとったあとの芯)などは、木質ボード工場やチップ工場で使われます。最終的にバイオマス燃料としてエネルギーをとりだし、燃焼した材から二酸化炭素などが大気中へともどるようなカスケード利用をすることが木材は可能です。このように段階的に活用することで、長期間木材というマテリアルの中に炭素を固定しておくことができるのです。 木材資源ならではの段階的利用法 くり返し別の用途で利用することで長期間、炭素を木材として固定しておくことができる点が、温暖化対策という面からみたときに、カスケード利用の大きなメリットです。木材は、ほかのマテリアルと比べた場合でも、金属やプラスチックとちがってリユース・リサイクルにかかるエネルギーが少なくて済みます。カスケード利用において大事なことは、できるだけ長い年月を木材というマテリアルのママで利用し続ける点にあります。最終的には燃焼あるいは腐敗分解などによって、炭素を大気中に排出しますが、カーボンニュートラルな循環として排出されます。 持続可能な循環社会に必要なコンセプト あらゆる資材を「もったいない精神」で無駄なく使うことは、現代の大量生産大量消費を脱し、持続可能な循環社会を構築するためには、とても大切なコンセプトでしょう。カスケード利用は、木質バイオマスを無駄なく利用し、カーボンニュートラルにエネルギーをとりだすこともできます。木質バイオマスの利用で温暖化の緩和に貢献するためには、欠かせない視点といえるでしょう。
伐採した木の材質は、なにによって変わりますか。
伐採した木の材質は、どんな苗から育ったかや、産地での育て方、育った森のある山の条件や森林内での環境などによって、さまざまに変わります。
JCRRAG_011802
地理
木材の資源としての長所のひとつに、多段階的にさまざまな用途に有効活用できることがあります。こうした利用法をカスケード利用といいます。カスケードとは、いくつかの段が連なってつぎつぎと水が落ちていく滝のことをいいます。どのような利用法でしょうか。 大きな木材で利用後に小さな木材として利用する 木は生きものです。当然、伐採した木の材質は、どんな苗から育ったかや、産地での育て方、育った森のある山の条件や森林内での環境などによって、さまざまに変わります。伐採した丸太は製材用のA材、合板用のB材、製紙原料用のC材、燃料用のD材といった具合にランク付けされて造材され、利用されています。A材を造材したときの端材や建築用に利用したあとの廃材、合板をつくるときにでるB材の剝き芯(ベニヤ単板を剝きとったあとの芯)などは、木質ボード工場やチップ工場で使われます。最終的にバイオマス燃料としてエネルギーをとりだし、燃焼した材から二酸化炭素などが大気中へともどるようなカスケード利用をすることが木材は可能です。このように段階的に活用することで、長期間木材というマテリアルの中に炭素を固定しておくことができるのです。 木材資源ならではの段階的利用法 くり返し別の用途で利用することで長期間、炭素を木材として固定しておくことができる点が、温暖化対策という面からみたときに、カスケード利用の大きなメリットです。木材は、ほかのマテリアルと比べた場合でも、金属やプラスチックとちがってリユース・リサイクルにかかるエネルギーが少なくて済みます。カスケード利用において大事なことは、できるだけ長い年月を木材というマテリアルのママで利用し続ける点にあります。最終的には燃焼あるいは腐敗分解などによって、炭素を大気中に排出しますが、カーボンニュートラルな循環として排出されます。 持続可能な循環社会に必要なコンセプト あらゆる資材を「もったいない精神」で無駄なく使うことは、現代の大量生産大量消費を脱し、持続可能な循環社会を構築するためには、とても大切なコンセプトでしょう。カスケード利用は、木質バイオマスを無駄なく利用し、カーボンニュートラルにエネルギーをとりだすこともできます。木質バイオマスの利用で温暖化の緩和に貢献するためには、欠かせない視点といえるでしょう。
A材を造材したときの端材や建築用に利用したあとの廃材、合板をつくるときにでるB材の剝き芯(ベニヤ単板を剝きとったあとの芯)などは、どこで使われますか。
A材を造材したときの端材や建築用に利用したあとの廃材、合板をつくるときにでるB材の剝き芯(ベニヤ単板を剝きとったあとの芯)などは、木質ボード工場やチップ工場で使われます。
JCRRAG_011803
地理
金属やセメントなどは、製造時に多大なエネルギーを使い、温室効果ガスを多く排出します。また、プラスチックは地球規模での汚染が野生生物の脅威となっています。少ないエネルギーで生産利用できて生分解する木材は、温室効果ガスの抑制と共に環境汚染改善の切り札でもあります。 木の文化をとりもどす 持続的な循環利用が可能な生物資源由来の資材を経済の軸とするバイオエコノミーや、その実現のためのバイオマテリアル利用の必要性が言われるようになりました。さまざまな産業やマテリアルの温室効果ガス排出量をくらべてみると、圧倒的に木材の優秀性がみえてきます。建材や道具類などの素材の主流がセメントや金属へと転換したのは、日本では明治維新の文化的変革期を経た近代以降のことで、たかだか150年ほどしか経っていません。プラスチックに至っては、広く生産がはじまるのは戦後のことです。それ以前の日本では、木や竹、植物繊維などの自然素材こそが、暮らしを支えていました。もちろん、昔の暮らしに戻ることを勧めているわけではありません。現代社会をつくるために必要だった素材が問題を孕んでいるのであれば、そのことの解決のために、かつて優秀な素材として日本列島に暮らす人びとの暮らしを数千年にわたって支え続けてきた木材というマテリアルの良さと「木の文化」にもういちど目を向けることも大切なのではないでしょうか。 素材の長所と欠点 それぞれの素材には長所と欠点があります。木材は、燃えやすく、管理が悪いと腐朽してしまう欠点を持っています。鉄は、生産に多くのエネルギーが必要で、錆びる、重いといった欠点があります。プラスチックは分解しにくいという点が長所でもあり、欠点でもあるといえるかもしれません。マイクロプラスチックによる海洋や生物の汚染は、いま大きな問題となっています。そうした中で、生分解性プラスチックや樹皮などの木質素材を原料としたバイオプラスチックなどの技術開発は、これからの時代のニーズに欠かせないものでしょう。石油由来原料に替わる代替マテリアルが主流となることで、温暖化の緩和に貢献できます。 環境負荷はマイナス点と考える 次世代に求められるマテリアルは、環境に負荷をかけることなく、地球の気候システムや生態系の循環を乱すことのない持続可能なものが求められます。そうしたものへの代替が急務といえるでしょう。
金属やセメントなどは、なにを多く排出しますか。
金属やセメントなどは、製造時に多大なエネルギーを使い、温室効果ガスを多く排出します。
JCRRAG_011804
地理
金属やセメントなどは、製造時に多大なエネルギーを使い、温室効果ガスを多く排出します。また、プラスチックは地球規模での汚染が野生生物の脅威となっています。少ないエネルギーで生産利用できて生分解する木材は、温室効果ガスの抑制と共に環境汚染改善の切り札でもあります。 木の文化をとりもどす 持続的な循環利用が可能な生物資源由来の資材を経済の軸とするバイオエコノミーや、その実現のためのバイオマテリアル利用の必要性が言われるようになりました。さまざまな産業やマテリアルの温室効果ガス排出量をくらべてみると、圧倒的に木材の優秀性がみえてきます。建材や道具類などの素材の主流がセメントや金属へと転換したのは、日本では明治維新の文化的変革期を経た近代以降のことで、たかだか150年ほどしか経っていません。プラスチックに至っては、広く生産がはじまるのは戦後のことです。それ以前の日本では、木や竹、植物繊維などの自然素材こそが、暮らしを支えていました。もちろん、昔の暮らしに戻ることを勧めているわけではありません。現代社会をつくるために必要だった素材が問題を孕んでいるのであれば、そのことの解決のために、かつて優秀な素材として日本列島に暮らす人びとの暮らしを数千年にわたって支え続けてきた木材というマテリアルの良さと「木の文化」にもういちど目を向けることも大切なのではないでしょうか。 素材の長所と欠点 それぞれの素材には長所と欠点があります。木材は、燃えやすく、管理が悪いと腐朽してしまう欠点を持っています。鉄は、生産に多くのエネルギーが必要で、錆びる、重いといった欠点があります。プラスチックは分解しにくいという点が長所でもあり、欠点でもあるといえるかもしれません。マイクロプラスチックによる海洋や生物の汚染は、いま大きな問題となっています。そうした中で、生分解性プラスチックや樹皮などの木質素材を原料としたバイオプラスチックなどの技術開発は、これからの時代のニーズに欠かせないものでしょう。石油由来原料に替わる代替マテリアルが主流となることで、温暖化の緩和に貢献できます。 環境負荷はマイナス点と考える 次世代に求められるマテリアルは、環境に負荷をかけることなく、地球の気候システムや生態系の循環を乱すことのない持続可能なものが求められます。そうしたものへの代替が急務といえるでしょう。
プラスチックはだれの脅威となっていますか。
プラスチックは地球規模での汚染が野生生物の脅威となっています。
JCRRAG_011805
地理
金属やセメントなどは、製造時に多大なエネルギーを使い、温室効果ガスを多く排出します。また、プラスチックは地球規模での汚染が野生生物の脅威となっています。少ないエネルギーで生産利用できて生分解する木材は、温室効果ガスの抑制と共に環境汚染改善の切り札でもあります。 木の文化をとりもどす 持続的な循環利用が可能な生物資源由来の資材を経済の軸とするバイオエコノミーや、その実現のためのバイオマテリアル利用の必要性が言われるようになりました。さまざまな産業やマテリアルの温室効果ガス排出量をくらべてみると、圧倒的に木材の優秀性がみえてきます。建材や道具類などの素材の主流がセメントや金属へと転換したのは、日本では明治維新の文化的変革期を経た近代以降のことで、たかだか150年ほどしか経っていません。プラスチックに至っては、広く生産がはじまるのは戦後のことです。それ以前の日本では、木や竹、植物繊維などの自然素材こそが、暮らしを支えていました。もちろん、昔の暮らしに戻ることを勧めているわけではありません。現代社会をつくるために必要だった素材が問題を孕んでいるのであれば、そのことの解決のために、かつて優秀な素材として日本列島に暮らす人びとの暮らしを数千年にわたって支え続けてきた木材というマテリアルの良さと「木の文化」にもういちど目を向けることも大切なのではないでしょうか。 素材の長所と欠点 それぞれの素材には長所と欠点があります。木材は、燃えやすく、管理が悪いと腐朽してしまう欠点を持っています。鉄は、生産に多くのエネルギーが必要で、錆びる、重いといった欠点があります。プラスチックは分解しにくいという点が長所でもあり、欠点でもあるといえるかもしれません。マイクロプラスチックによる海洋や生物の汚染は、いま大きな問題となっています。そうした中で、生分解性プラスチックや樹皮などの木質素材を原料としたバイオプラスチックなどの技術開発は、これからの時代のニーズに欠かせないものでしょう。石油由来原料に替わる代替マテリアルが主流となることで、温暖化の緩和に貢献できます。 環境負荷はマイナス点と考える 次世代に求められるマテリアルは、環境に負荷をかけることなく、地球の気候システムや生態系の循環を乱すことのない持続可能なものが求められます。そうしたものへの代替が急務といえるでしょう。
建材や道具類などの素材の主流がセメントや金属へと転換してからどれくらい経っていますか。
建材や道具類などの素材の主流がセメントや金属へと転換したのは、日本では明治維新の文化的変革期を経た近代以降のことで、たかだか150年ほどしか経っていません。
JCRRAG_011806
地理
身近な暮らしでカーボンニュートラルを考える 地球温暖化に代表される気候変動を抑制・緩和して、人類が暮らしやすい持続的で多様性にあふれた自分の暮らしのひとつひとつが地球環境を次世代に受け継ぐためには、現代を生きるわたしたちのだれもが、現在の状況をしっかりと理解して、行動することが必要です。では、いったいふだんの暮らしの中でどのようなことをすればよいのでしょうか? 、どれくらいの温室効果ガスを排出し、あるいはぎゃくに吸収しているか、あるいはその行動がカーボンニュートラルなものなのかどうかをときどき気にしてみるということも大切なことかもしれません。石油や石炭などの化石燃料を使った発電所からの電気を使っていれば、それは炭素の排出が多いことになります。石油からつくられているガソリンで走る車を使えばもちろん排出となります。もちろん、気にしすぎて気持ちが辛くなったのでは元も子もありません。みんなで少し心がけて、カーボンニュートラルな暮らしに変えようとする意識を持つことで、着実に世界は変わっていきます。 木材や森林の存在を意識する電気が自由化されたことで、わたしたちは、ふだんの暮らしに使う電気を選べるようになりました。自然エネルギーで発電された電気を暮らしに使ったり、そうした電気で充電したEV車に乗るなら、少しカーボンニュートラルに近づけそうです。その車のボンネットや内装が改質リグニンでできているなら、そこには炭素が固定されていることになります。公共機関を利用したり、製造に温室効果ガスの排出量が少ない製品を購入するようにすれば、社会全体で温室効果ガスの排出量を下げていくことができるでしょう。そして何よりも、できるだけたくさんの木材を暮らしの中で使うことで確実に炭素を固定したことになります。木造の家なら、そこには、大気中の炭素が固定されています。庭で植物を育てたり、都市の中に緑が増えれば、それだけ二酸化炭素を吸収してくれます。自治体によっては、植林や森林の管理体験に参加できるところもあります。木を植えて、下刈りなどを手伝うことは、温暖化防止のための大きな貢献になります。
地球温暖化に代表される気候変動を抑制・緩和して、人類が暮らしやすい持続的で多様性にあふれた自分の暮らしのひとつひとつが地球環境を次世代に受け継ぐためには、現代を生きるわたしたちのだれもが、何をすることが必要ですか。
地球温暖化に代表される気候変動を抑制・緩和して、人類が暮らしやすい持続的で多様性にあふれた自分の暮らしのひとつひとつが地球環境を次世代に受け継ぐためには、現代を生きるわたしたちのだれもが、現在の状況をしっかりと理解して、行動することが必要です。
JCRRAG_011807
地理
身近な暮らしでカーボンニュートラルを考える 地球温暖化に代表される気候変動を抑制・緩和して、人類が暮らしやすい持続的で多様性にあふれた自分の暮らしのひとつひとつが地球環境を次世代に受け継ぐためには、現代を生きるわたしたちのだれもが、現在の状況をしっかりと理解して、行動することが必要です。では、いったいふだんの暮らしの中でどのようなことをすればよいのでしょうか? 、どれくらいの温室効果ガスを排出し、あるいはぎゃくに吸収しているか、あるいはその行動がカーボンニュートラルなものなのかどうかをときどき気にしてみるということも大切なことかもしれません。石油や石炭などの化石燃料を使った発電所からの電気を使っていれば、それは炭素の排出が多いことになります。石油からつくられているガソリンで走る車を使えばもちろん排出となります。もちろん、気にしすぎて気持ちが辛くなったのでは元も子もありません。みんなで少し心がけて、カーボンニュートラルな暮らしに変えようとする意識を持つことで、着実に世界は変わっていきます。 木材や森林の存在を意識する電気が自由化されたことで、わたしたちは、ふだんの暮らしに使う電気を選べるようになりました。自然エネルギーで発電された電気を暮らしに使ったり、そうした電気で充電したEV車に乗るなら、少しカーボンニュートラルに近づけそうです。その車のボンネットや内装が改質リグニンでできているなら、そこには炭素が固定されていることになります。公共機関を利用したり、製造に温室効果ガスの排出量が少ない製品を購入するようにすれば、社会全体で温室効果ガスの排出量を下げていくことができるでしょう。そして何よりも、できるだけたくさんの木材を暮らしの中で使うことで確実に炭素を固定したことになります。木造の家なら、そこには、大気中の炭素が固定されています。庭で植物を育てたり、都市の中に緑が増えれば、それだけ二酸化炭素を吸収してくれます。自治体によっては、植林や森林の管理体験に参加できるところもあります。木を植えて、下刈りなどを手伝うことは、温暖化防止のための大きな貢献になります。
木材や森林の存在を意識する電気が自由化されたことで、わたしたちは、なにを選べるようになりましたか。
木材や森林の存在を意識する電気が自由化されたことで、わたしたちは、ふだんの暮らしに使う電気を選べるようになりました。
JCRRAG_011808
地理
身近な暮らしでカーボンニュートラルを考える 地球温暖化に代表される気候変動を抑制・緩和して、人類が暮らしやすい持続的で多様性にあふれた自分の暮らしのひとつひとつが地球環境を次世代に受け継ぐためには、現代を生きるわたしたちのだれもが、現在の状況をしっかりと理解して、行動することが必要です。では、いったいふだんの暮らしの中でどのようなことをすればよいのでしょうか? 、どれくらいの温室効果ガスを排出し、あるいはぎゃくに吸収しているか、あるいはその行動がカーボンニュートラルなものなのかどうかをときどき気にしてみるということも大切なことかもしれません。石油や石炭などの化石燃料を使った発電所からの電気を使っていれば、それは炭素の排出が多いことになります。石油からつくられているガソリンで走る車を使えばもちろん排出となります。もちろん、気にしすぎて気持ちが辛くなったのでは元も子もありません。みんなで少し心がけて、カーボンニュートラルな暮らしに変えようとする意識を持つことで、着実に世界は変わっていきます。 木材や森林の存在を意識する電気が自由化されたことで、わたしたちは、ふだんの暮らしに使う電気を選べるようになりました。自然エネルギーで発電された電気を暮らしに使ったり、そうした電気で充電したEV車に乗るなら、少しカーボンニュートラルに近づけそうです。その車のボンネットや内装が改質リグニンでできているなら、そこには炭素が固定されていることになります。公共機関を利用したり、製造に温室効果ガスの排出量が少ない製品を購入するようにすれば、社会全体で温室効果ガスの排出量を下げていくことができるでしょう。そして何よりも、できるだけたくさんの木材を暮らしの中で使うことで確実に炭素を固定したことになります。木造の家なら、そこには、大気中の炭素が固定されています。庭で植物を育てたり、都市の中に緑が増えれば、それだけ二酸化炭素を吸収してくれます。自治体によっては、植林や森林の管理体験に参加できるところもあります。木を植えて、下刈りなどを手伝うことは、温暖化防止のための大きな貢献になります。
自治体によっては、どのような体験に参加できるところがありますか。
自治体によっては、植林や森林の管理体験に参加できるところもあります。
JCRRAG_011809
地理
木の持つ心地よさの科学的根拠 木材を使うことは、樹木が吸収した大気中の主要な温室効果ガスである二酸化炭素が、木材という形で固定されていることにほかなりません。木材をできるだけたくさん、できるだけ長いあいだ使い続けることで、よりたくさんの炭素を固定し続けることができることになります。国産の木材を使うことで、日本全体の二酸化炭素の排出量の削減につながります。木材を使うことには、気候変動の緩和という大切な目的はもちろんですが、暮らしに安らぎをもたらす効果もあります。最近の研究で木材には人をリラックスさせる力があることがわかってきました。木材の持つ心地よさや安心感は、経験的には知られていましたが、科学的に証明することが難しい分野でもありました。近年、木材にふれることや木材の香りをかぐことが、人をリラックスさせ、血圧や心拍数を安定させて、ストレスの解消に役立つことが科学的にわかってきています。さらに免疫細胞の活性化や木材の多い部屋のほうが視覚的に安心感を与えるということも報告されています。 木づかいで国産材の利用を促進 木の良さを伝え、木材利用を推進するために林野庁が進めているのが「木づかい」のすすめです。木を使うことと、木を育てることは、いわば車の両輪です。どちらが欠けても森と人間の関係はうまくまわらなくなります。さまざまな木材製品を紹介・奨励することで暮らしの中によりたくさんの木を使って気候変動の緩和につなげたいものです。 ウッドデザイン賞や木育で木の良さや価値を再発見 ウッドデザイン賞は木の良さや価値を再発見できる製品や取り組みを顕彰する制度です。木を使って暮らしの質を高めたり、地域や社会を活性化するものなどを、消費者目線で評価し、林野庁の補助事業として表彰しています。また「木育」は、子どもから大人まで木材や木製品とのふれあいを通して木の文化への理解を深め、その良さや利用の意義を学んでもらう取り組みです。木育についてはNGOなどで広く行われていますので、ぜひ「木育」でネット検索してみてください。
国産の木材を使うことで、なにの削減につながりますか。
国産の木材を使うことで、日本全体の二酸化炭素の排出量の削減につながります。
JCRRAG_011810
地理
木の持つ心地よさの科学的根拠 木材を使うことは、樹木が吸収した大気中の主要な温室効果ガスである二酸化炭素が、木材という形で固定されていることにほかなりません。木材をできるだけたくさん、できるだけ長いあいだ使い続けることで、よりたくさんの炭素を固定し続けることができることになります。国産の木材を使うことで、日本全体の二酸化炭素の排出量の削減につながります。木材を使うことには、気候変動の緩和という大切な目的はもちろんですが、暮らしに安らぎをもたらす効果もあります。最近の研究で木材には人をリラックスさせる力があることがわかってきました。木材の持つ心地よさや安心感は、経験的には知られていましたが、科学的に証明することが難しい分野でもありました。近年、木材にふれることや木材の香りをかぐことが、人をリラックスさせ、血圧や心拍数を安定させて、ストレスの解消に役立つことが科学的にわかってきています。さらに免疫細胞の活性化や木材の多い部屋のほうが視覚的に安心感を与えるということも報告されています。 木づかいで国産材の利用を促進 木の良さを伝え、木材利用を推進するために林野庁が進めているのが「木づかい」のすすめです。木を使うことと、木を育てることは、いわば車の両輪です。どちらが欠けても森と人間の関係はうまくまわらなくなります。さまざまな木材製品を紹介・奨励することで暮らしの中によりたくさんの木を使って気候変動の緩和につなげたいものです。 ウッドデザイン賞や木育で木の良さや価値を再発見 ウッドデザイン賞は木の良さや価値を再発見できる製品や取り組みを顕彰する制度です。木を使って暮らしの質を高めたり、地域や社会を活性化するものなどを、消費者目線で評価し、林野庁の補助事業として表彰しています。また「木育」は、子どもから大人まで木材や木製品とのふれあいを通して木の文化への理解を深め、その良さや利用の意義を学んでもらう取り組みです。木育についてはNGOなどで広く行われていますので、ぜひ「木育」でネット検索してみてください。
木材にふれることや木材の香りをかぐことが、どのようなことに役立つと科学的にわかりましたか。
木材にふれることや木材の香りをかぐことが、人をリラックスさせ、血圧や心拍数を安定させて、ストレスの解消に役立つことが科学的にわかってきています。
JCRRAG_011811
地理
木の持つ心地よさの科学的根拠 木材を使うことは、樹木が吸収した大気中の主要な温室効果ガスである二酸化炭素が、木材という形で固定されていることにほかなりません。木材をできるだけたくさん、できるだけ長いあいだ使い続けることで、よりたくさんの炭素を固定し続けることができることになります。国産の木材を使うことで、日本全体の二酸化炭素の排出量の削減につながります。木材を使うことには、気候変動の緩和という大切な目的はもちろんですが、暮らしに安らぎをもたらす効果もあります。最近の研究で木材には人をリラックスさせる力があることがわかってきました。木材の持つ心地よさや安心感は、経験的には知られていましたが、科学的に証明することが難しい分野でもありました。近年、木材にふれることや木材の香りをかぐことが、人をリラックスさせ、血圧や心拍数を安定させて、ストレスの解消に役立つことが科学的にわかってきています。さらに免疫細胞の活性化や木材の多い部屋のほうが視覚的に安心感を与えるということも報告されています。 木づかいで国産材の利用を促進 木の良さを伝え、木材利用を推進するために林野庁が進めているのが「木づかい」のすすめです。木を使うことと、木を育てることは、いわば車の両輪です。どちらが欠けても森と人間の関係はうまくまわらなくなります。さまざまな木材製品を紹介・奨励することで暮らしの中によりたくさんの木を使って気候変動の緩和につなげたいものです。 ウッドデザイン賞や木育で木の良さや価値を再発見 ウッドデザイン賞は木の良さや価値を再発見できる製品や取り組みを顕彰する制度です。木を使って暮らしの質を高めたり、地域や社会を活性化するものなどを、消費者目線で評価し、林野庁の補助事業として表彰しています。また「木育」は、子どもから大人まで木材や木製品とのふれあいを通して木の文化への理解を深め、その良さや利用の意義を学んでもらう取り組みです。木育についてはNGOなどで広く行われていますので、ぜひ「木育」でネット検索してみてください。
ウッドデザイン賞とはどのような制度ですか。
ウッドデザイン賞は木の良さや価値を再発見できる製品や取り組みを顕彰する制度です。
JCRRAG_011812
地理
子どもの頃に自然とふれあうことは、感性や情緒の豊かさを育みます。現代社会は都市化・デジタル化が進み、自然との距離が隔絶されてきています。森林環境教育を推進することで自然との関係を再認識し、人間にとっての自然・環境・持続性の重要性を学ぶことはとても大切です。 持続可能な社会のための森林環境教育 環境問題について、ひとりひとりが主体的に考え、問題解決へつながる価値観や行動へとつなげることができるようになることを目的として、文部科学省が取り組んでいる方針が、「持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)です。この文科省のESDを受けて、林野行政においても、より多くの人に持続可能な社会の構築へ向けての森林・林業の役割や、木材利用の意義を知ってもらえるような取り組みを行っています。たとえば、小中学校の「総合的な学習の時間」などにおいて、学校林や、地域の身近な雑木林で、森林の生物や生態系について学んだり、地域でどのように利用されてきたのかを知ることは、とても貴重な環境教育となります。また、自分たちの暮らしている地域の林業について体験したり、学習したりする機会を持つことはとても大切です。そうした取り組みの中で樹木や木材にふれ、それらが持つ良さや、森林の存在の意義、樹木の利用の意義を学びとることができるにちがいありません。 インストラクターの養成やプログラムの導入 子どもたちに森林のことを伝えたいと考えても、森林を案内したり下刈りなどの森林管理を指導できる大人はそう多くはありません。そこで、森林環境教育の指導者の育成が大切です。林野庁や(一社)日本森林インストラクター協会では、森林インストラクターに対する研修や森林環境教育プログラム・手引き書の作成・配布をしています。 「緑の少年団」活動や幼児教育 「緑の少年団」は、次代を担う子どもたちが、緑と親しみ、緑を愛し、緑を守り育てる活動を通じて、ふるさとを愛し、そして人を愛する心豊かな人間に育っていくことを目的とした団体で、各地で森づくり体験や環境学習活動などが行われています。また、乳幼児期の子どもに自然体験の機会を提供する「森のようちえん」等の活動もみられ、森と自然を活用した保育、幼児教育を推進する自治体のネットワークも設立されています。
子どもの頃に自然とふれあうことは、なにを育みますか。
子どもの頃に自然とふれあうことは、感性や情緒の豊かさを育みます。
JCRRAG_011813
地理
子どもの頃に自然とふれあうことは、感性や情緒の豊かさを育みます。現代社会は都市化・デジタル化が進み、自然との距離が隔絶されてきています。森林環境教育を推進することで自然との関係を再認識し、人間にとっての自然・環境・持続性の重要性を学ぶことはとても大切です。 持続可能な社会のための森林環境教育 環境問題について、ひとりひとりが主体的に考え、問題解決へつながる価値観や行動へとつなげることができるようになることを目的として、文部科学省が取り組んでいる方針が、「持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)です。この文科省のESDを受けて、林野行政においても、より多くの人に持続可能な社会の構築へ向けての森林・林業の役割や、木材利用の意義を知ってもらえるような取り組みを行っています。たとえば、小中学校の「総合的な学習の時間」などにおいて、学校林や、地域の身近な雑木林で、森林の生物や生態系について学んだり、地域でどのように利用されてきたのかを知ることは、とても貴重な環境教育となります。また、自分たちの暮らしている地域の林業について体験したり、学習したりする機会を持つことはとても大切です。そうした取り組みの中で樹木や木材にふれ、それらが持つ良さや、森林の存在の意義、樹木の利用の意義を学びとることができるにちがいありません。 インストラクターの養成やプログラムの導入 子どもたちに森林のことを伝えたいと考えても、森林を案内したり下刈りなどの森林管理を指導できる大人はそう多くはありません。そこで、森林環境教育の指導者の育成が大切です。林野庁や(一社)日本森林インストラクター協会では、森林インストラクターに対する研修や森林環境教育プログラム・手引き書の作成・配布をしています。 「緑の少年団」活動や幼児教育 「緑の少年団」は、次代を担う子どもたちが、緑と親しみ、緑を愛し、緑を守り育てる活動を通じて、ふるさとを愛し、そして人を愛する心豊かな人間に育っていくことを目的とした団体で、各地で森づくり体験や環境学習活動などが行われています。また、乳幼児期の子どもに自然体験の機会を提供する「森のようちえん」等の活動もみられ、森と自然を活用した保育、幼児教育を推進する自治体のネットワークも設立されています。
現代社会ではなにが進み、自然との距離が隔絶されていますか。
現代社会は都市化・デジタル化が進み、自然との距離が隔絶されてきています。
JCRRAG_011814
地理
子どもの頃に自然とふれあうことは、感性や情緒の豊かさを育みます。現代社会は都市化・デジタル化が進み、自然との距離が隔絶されてきています。森林環境教育を推進することで自然との関係を再認識し、人間にとっての自然・環境・持続性の重要性を学ぶことはとても大切です。 持続可能な社会のための森林環境教育 環境問題について、ひとりひとりが主体的に考え、問題解決へつながる価値観や行動へとつなげることができるようになることを目的として、文部科学省が取り組んでいる方針が、「持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)です。この文科省のESDを受けて、林野行政においても、より多くの人に持続可能な社会の構築へ向けての森林・林業の役割や、木材利用の意義を知ってもらえるような取り組みを行っています。たとえば、小中学校の「総合的な学習の時間」などにおいて、学校林や、地域の身近な雑木林で、森林の生物や生態系について学んだり、地域でどのように利用されてきたのかを知ることは、とても貴重な環境教育となります。また、自分たちの暮らしている地域の林業について体験したり、学習したりする機会を持つことはとても大切です。そうした取り組みの中で樹木や木材にふれ、それらが持つ良さや、森林の存在の意義、樹木の利用の意義を学びとることができるにちがいありません。 インストラクターの養成やプログラムの導入 子どもたちに森林のことを伝えたいと考えても、森林を案内したり下刈りなどの森林管理を指導できる大人はそう多くはありません。そこで、森林環境教育の指導者の育成が大切です。林野庁や(一社)日本森林インストラクター協会では、森林インストラクターに対する研修や森林環境教育プログラム・手引き書の作成・配布をしています。 「緑の少年団」活動や幼児教育 「緑の少年団」は、次代を担う子どもたちが、緑と親しみ、緑を愛し、緑を守り育てる活動を通じて、ふるさとを愛し、そして人を愛する心豊かな人間に育っていくことを目的とした団体で、各地で森づくり体験や環境学習活動などが行われています。また、乳幼児期の子どもに自然体験の機会を提供する「森のようちえん」等の活動もみられ、森と自然を活用した保育、幼児教育を推進する自治体のネットワークも設立されています。
環境問題について、ひとりひとりが主体的に考え、問題解決へつながる価値観や行動へとつなげることができるようになることを目的として、文部科学省が取り組んでいる方針をなんといいますか。
環境問題について、ひとりひとりが主体的に考え、問題解決へつながる価値観や行動へとつなげることができるようになることを目的として、文部科学省が取り組んでいる方針が、「持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)です。
JCRRAG_011815
地理
温暖化防止のためにも森林づくりに関わりたい、植林に参加したいと思っても、きっかけをみつけるのはなかなか難しいものです。森林の管理や保全は専門的な知識を持つ指導者の元に行う必要があるからです。ボランティアとしてどのような取り組みを行えるのか、みてみましょう。 森林づくりに参加する 森林づくりは、林業関係者や山村地域の人たちだけでなく、都市部の住民や企業など色々な人々も参加できる方法があります。森林づくり活動を行っている団体は全国各地に3千を超え、植林や下刈り、間伐などの手入れや森林環境教育などの活動を行っています。これらの団体の多くは自分たちの活動フィールドがあり、こうした団体に加入して積極的に森林づくりに関わることができます。また、各地で主に自治体が主催する植樹祭や育樹祭が開催されており、これらの行事に参加することもできます。全国植樹祭は、国土緑化運動の中心的行事として、1950(昭和25)年から、毎年春に天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、全国各地から多数の参加者を得て開催しています。1977(昭和52)年からは、継続して森を守り育てることの大切さを普及啓発するため、毎年秋に全国育樹祭が行われています。 国有林を活用する 森林づくりに関心のある民間団体、企業、自治体、学校などが、森林管理局・署と協定を結んで国有林で活動できる制度があります。森林づくりの計画をたてて植栽、下刈り、つる切りなどの森林作業や森林浴、自然観察会などのイベントを行う「ふれあいの森」、企業などが社会貢献活動の一環として森林の保全・整備に取り組む「社会貢献の森」、学校などが体験活動や学習活動を行う「遊々の森」など、目的に応じたメニューがあります。 森林づくりの取り組みに寄付をする 森林づくりに関わりたいけれど時間的な余裕がないなど、直接森林とふれあうことが難しい場合は、寄付により参加する方法があります。例えば「緑の募金」は国民参加の森林づくりの柱の一つとして、市民団体などの森林づくり活動の支援に活用され、募金者と森林づくりをつなぐ役割を果たします。ボランティア団体への加入、植樹祭や育樹祭への参加、緑の募金への寄付などを通して、より多くの人が森林の持つ機能の意義への理解を深め、さらには、気候変動による地球環境の危機という未曽有の事態に、わたしたち人類がどのように対処していくことができるのかを考えるよい機会になるにちがいありません。
森林づくりは、どのような人が参加できますか。
森林づくりは、林業関係者や山村地域の人たちだけでなく、都市部の住民や企業など色々な人々も参加できる方法があります。
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地理
温暖化防止のためにも森林づくりに関わりたい、植林に参加したいと思っても、きっかけをみつけるのはなかなか難しいものです。森林の管理や保全は専門的な知識を持つ指導者の元に行う必要があるからです。ボランティアとしてどのような取り組みを行えるのか、みてみましょう。 森林づくりに参加する 森林づくりは、林業関係者や山村地域の人たちだけでなく、都市部の住民や企業など色々な人々も参加できる方法があります。森林づくり活動を行っている団体は全国各地に3千を超え、植林や下刈り、間伐などの手入れや森林環境教育などの活動を行っています。これらの団体の多くは自分たちの活動フィールドがあり、こうした団体に加入して積極的に森林づくりに関わることができます。また、各地で主に自治体が主催する植樹祭や育樹祭が開催されており、これらの行事に参加することもできます。全国植樹祭は、国土緑化運動の中心的行事として、1950(昭和25)年から、毎年春に天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、全国各地から多数の参加者を得て開催しています。1977(昭和52)年からは、継続して森を守り育てることの大切さを普及啓発するため、毎年秋に全国育樹祭が行われています。 国有林を活用する 森林づくりに関心のある民間団体、企業、自治体、学校などが、森林管理局・署と協定を結んで国有林で活動できる制度があります。森林づくりの計画をたてて植栽、下刈り、つる切りなどの森林作業や森林浴、自然観察会などのイベントを行う「ふれあいの森」、企業などが社会貢献活動の一環として森林の保全・整備に取り組む「社会貢献の森」、学校などが体験活動や学習活動を行う「遊々の森」など、目的に応じたメニューがあります。 森林づくりの取り組みに寄付をする 森林づくりに関わりたいけれど時間的な余裕がないなど、直接森林とふれあうことが難しい場合は、寄付により参加する方法があります。例えば「緑の募金」は国民参加の森林づくりの柱の一つとして、市民団体などの森林づくり活動の支援に活用され、募金者と森林づくりをつなぐ役割を果たします。ボランティア団体への加入、植樹祭や育樹祭への参加、緑の募金への寄付などを通して、より多くの人が森林の持つ機能の意義への理解を深め、さらには、気候変動による地球環境の危機という未曽有の事態に、わたしたち人類がどのように対処していくことができるのかを考えるよい機会になるにちがいありません。
森林づくり活動を行っている団体は全国各地にどれくらいありますか。
森林づくり活動を行っている団体は全国各地に3千を超え、植林や下刈り、間伐などの手入れや森林環境教育などの活動を行っています。
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地理
温暖化防止のためにも森林づくりに関わりたい、植林に参加したいと思っても、きっかけをみつけるのはなかなか難しいものです。森林の管理や保全は専門的な知識を持つ指導者の元に行う必要があるからです。ボランティアとしてどのような取り組みを行えるのか、みてみましょう。 森林づくりに参加する 森林づくりは、林業関係者や山村地域の人たちだけでなく、都市部の住民や企業など色々な人々も参加できる方法があります。森林づくり活動を行っている団体は全国各地に3千を超え、植林や下刈り、間伐などの手入れや森林環境教育などの活動を行っています。これらの団体の多くは自分たちの活動フィールドがあり、こうした団体に加入して積極的に森林づくりに関わることができます。また、各地で主に自治体が主催する植樹祭や育樹祭が開催されており、これらの行事に参加することもできます。全国植樹祭は、国土緑化運動の中心的行事として、1950(昭和25)年から、毎年春に天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、全国各地から多数の参加者を得て開催しています。1977(昭和52)年からは、継続して森を守り育てることの大切さを普及啓発するため、毎年秋に全国育樹祭が行われています。 国有林を活用する 森林づくりに関心のある民間団体、企業、自治体、学校などが、森林管理局・署と協定を結んで国有林で活動できる制度があります。森林づくりの計画をたてて植栽、下刈り、つる切りなどの森林作業や森林浴、自然観察会などのイベントを行う「ふれあいの森」、企業などが社会貢献活動の一環として森林の保全・整備に取り組む「社会貢献の森」、学校などが体験活動や学習活動を行う「遊々の森」など、目的に応じたメニューがあります。 森林づくりの取り組みに寄付をする 森林づくりに関わりたいけれど時間的な余裕がないなど、直接森林とふれあうことが難しい場合は、寄付により参加する方法があります。例えば「緑の募金」は国民参加の森林づくりの柱の一つとして、市民団体などの森林づくり活動の支援に活用され、募金者と森林づくりをつなぐ役割を果たします。ボランティア団体への加入、植樹祭や育樹祭への参加、緑の募金への寄付などを通して、より多くの人が森林の持つ機能の意義への理解を深め、さらには、気候変動による地球環境の危機という未曽有の事態に、わたしたち人類がどのように対処していくことができるのかを考えるよい機会になるにちがいありません。
各地で主に自治体が主催するどのような祭りが開催されていますか。
各地で主に自治体が主催する植樹祭や育樹祭が開催されており、これらの行事に参加することもできます。
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地理
雑木林などの都市近郊林では、市民の会やNGOなどによる里山の管理が行われているところもあります。気軽に身近な森と関わりたいという方は、地元にそうした団体がないか探してみるのも手かもしれません。地域によっては、学校林や福祉団体と連携した取り組みもあります。 都市近郊林の管理への市民の参加 自然環境とのふれあいの場として、あるいは地域住民の身近な自然として雑木林などの都市近郊林を利用したいという声もあります。雑木林の多くは、むかしは薪炭林や堆肥用の落葉、茅かや葺ぶきのためのカヤを採集したり、きのこや山菜などの林産物を採取したりする場でしたが、時代の変化とともに管理がされなくなりました。そのため下草が生い茂ったり、倒木が放置されたりしてヤブ化している林もあります。そうした林を市民の手で管理する事例も増えています。地域の住民・市民が身近な森林に親しみを持つと同時に、里山の活力を高める活動に参加することで、温暖化防止への貢献となります。薪炭林と炭焼きを復活させ、炭として保管しておけば、それはまさしく、炭素の固定です! 若者たちとともに学校林を活用する 学校林は、小学校、中学校、高等学校などが、おもに児童・生徒への環境教育や体験活動を目的に保有している森林です。全国で約2500校が学校林を保有しています(H28.7時点)。学校林では、生徒たちが植樹や下刈りなどの森林管理の作業を通じて自然についての科学知識を学習したり、森林を整備することで、地域社会への貢献となることを学ぶための活動の場として使われています。もちろん学校林の整備は、若い人たちが自身の未来の環境を左右する問題について学びながら森林とふれあうという点を含めて、気候変動・地球温暖化緩和に大きく貢献します。学校林は、地域のボランティアたちとも連携しながら活用されています。 社会福祉との連携で森林産業への関わりをつくる 地域の福祉活動の一環として、森林の整備や活用と連携した動きもあります。乾しいたけの加工・販売を手がける宮崎県高千穂町の(株)杉本商店は、障がい者の就労支援を行う日之影町の社会福祉施設「フラワーパークのぞみ工房」と連携して、2018年から共同でしいたけ生産に取り組んでいます。大分県竹田市の堀木材では、平坦な場所でできる造林・育林作業を社会福祉法人やまなみ福祉会に依頼しているなどの事例があります(「林業白書」林野庁より)。
学校林とは、どのような森林ですか。
学校林は、小学校、中学校、高等学校などが、おもに児童・生徒への環境教育や体験活動を目的に保有している森林です。
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地理
雑木林などの都市近郊林では、市民の会やNGOなどによる里山の管理が行われているところもあります。気軽に身近な森と関わりたいという方は、地元にそうした団体がないか探してみるのも手かもしれません。地域によっては、学校林や福祉団体と連携した取り組みもあります。 都市近郊林の管理への市民の参加 自然環境とのふれあいの場として、あるいは地域住民の身近な自然として雑木林などの都市近郊林を利用したいという声もあります。雑木林の多くは、むかしは薪炭林や堆肥用の落葉、茅かや葺ぶきのためのカヤを採集したり、きのこや山菜などの林産物を採取したりする場でしたが、時代の変化とともに管理がされなくなりました。そのため下草が生い茂ったり、倒木が放置されたりしてヤブ化している林もあります。そうした林を市民の手で管理する事例も増えています。地域の住民・市民が身近な森林に親しみを持つと同時に、里山の活力を高める活動に参加することで、温暖化防止への貢献となります。薪炭林と炭焼きを復活させ、炭として保管しておけば、それはまさしく、炭素の固定です! 若者たちとともに学校林を活用する 学校林は、小学校、中学校、高等学校などが、おもに児童・生徒への環境教育や体験活動を目的に保有している森林です。全国で約2500校が学校林を保有しています(H28.7時点)。学校林では、生徒たちが植樹や下刈りなどの森林管理の作業を通じて自然についての科学知識を学習したり、森林を整備することで、地域社会への貢献となることを学ぶための活動の場として使われています。もちろん学校林の整備は、若い人たちが自身の未来の環境を左右する問題について学びながら森林とふれあうという点を含めて、気候変動・地球温暖化緩和に大きく貢献します。学校林は、地域のボランティアたちとも連携しながら活用されています。 社会福祉との連携で森林産業への関わりをつくる 地域の福祉活動の一環として、森林の整備や活用と連携した動きもあります。乾しいたけの加工・販売を手がける宮崎県高千穂町の(株)杉本商店は、障がい者の就労支援を行う日之影町の社会福祉施設「フラワーパークのぞみ工房」と連携して、2018年から共同でしいたけ生産に取り組んでいます。大分県竹田市の堀木材では、平坦な場所でできる造林・育林作業を社会福祉法人やまなみ福祉会に依頼しているなどの事例があります(「林業白書」林野庁より)。
学校林は、地域のどのような団体と連携しながら活用されていますか。
学校林は、地域のボランティアたちとも連携しながら活用されています。
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地理
雑木林などの都市近郊林では、市民の会やNGOなどによる里山の管理が行われているところもあります。気軽に身近な森と関わりたいという方は、地元にそうした団体がないか探してみるのも手かもしれません。地域によっては、学校林や福祉団体と連携した取り組みもあります。 都市近郊林の管理への市民の参加 自然環境とのふれあいの場として、あるいは地域住民の身近な自然として雑木林などの都市近郊林を利用したいという声もあります。雑木林の多くは、むかしは薪炭林や堆肥用の落葉、茅かや葺ぶきのためのカヤを採集したり、きのこや山菜などの林産物を採取したりする場でしたが、時代の変化とともに管理がされなくなりました。そのため下草が生い茂ったり、倒木が放置されたりしてヤブ化している林もあります。そうした林を市民の手で管理する事例も増えています。地域の住民・市民が身近な森林に親しみを持つと同時に、里山の活力を高める活動に参加することで、温暖化防止への貢献となります。薪炭林と炭焼きを復活させ、炭として保管しておけば、それはまさしく、炭素の固定です! 若者たちとともに学校林を活用する 学校林は、小学校、中学校、高等学校などが、おもに児童・生徒への環境教育や体験活動を目的に保有している森林です。全国で約2500校が学校林を保有しています(H28.7時点)。学校林では、生徒たちが植樹や下刈りなどの森林管理の作業を通じて自然についての科学知識を学習したり、森林を整備することで、地域社会への貢献となることを学ぶための活動の場として使われています。もちろん学校林の整備は、若い人たちが自身の未来の環境を左右する問題について学びながら森林とふれあうという点を含めて、気候変動・地球温暖化緩和に大きく貢献します。学校林は、地域のボランティアたちとも連携しながら活用されています。 社会福祉との連携で森林産業への関わりをつくる 地域の福祉活動の一環として、森林の整備や活用と連携した動きもあります。乾しいたけの加工・販売を手がける宮崎県高千穂町の(株)杉本商店は、障がい者の就労支援を行う日之影町の社会福祉施設「フラワーパークのぞみ工房」と連携して、2018年から共同でしいたけ生産に取り組んでいます。大分県竹田市の堀木材では、平坦な場所でできる造林・育林作業を社会福祉法人やまなみ福祉会に依頼しているなどの事例があります(「林業白書」林野庁より)。
乾しいたけの加工・販売を手がける宮崎県高千穂町の(株)杉本商店は、どこと連携して、2018年から共同でしいたけ生産に取り組んでいますか。
乾しいたけの加工・販売を手がける宮崎県高千穂町の(株)杉本商店は、障がい者の就労支援を行う日之影町の社会福祉施設「フラワーパークのぞみ工房」と連携して、2018年から共同でしいたけ生産に取り組んでいます。
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地理
SDGsという言葉をよく耳にするようになりました。SDGsは、2015年の国連の「持続可能な開発サミット」で採択された世界の行動計画としての「持続可能な開発目標」のことです。世界のあらゆる問題の解決をめざす目標ですが、目標13に、気候変動への対策が掲げられています。 ひとりひとりが取り組めることがある 貧困や飢餓を終わらせることや、ジェンダーの問題、格差の問題など、世界には多くの問題が解決することなく横たわっています。先進国の日本に暮らすわたしたちにとっては、あるいは身近に感じにくい目標もあるかもしれません。しかし、これらの目標の解決なしに、世界に平和は訪れません。世界にとってとりわけ切実なのが、この10年の行動が決定的な結果につながるとされる気候変動・地球温暖化の問題です。SDGsでは、目標13に緊急対策を講じることが掲げられ、目標14と目標15に海域と陸域の持続可能な保全・管理・経営・利用が掲げられています。これらは、わたしたちの暮らしと密接に関係しています。そして、じつはわたしたちひとりひとりの行動が、これらの目標の実現に大きな力となっていきます。 アフターコロナとグリーンリカバリー 2020年から世界を席巻した新型コロナウイルスによる感染症は、現代社会の文明の在り方やわたしたちの暮らしのスタイルにまで大きな影響をおよぼしました。とくに、もともと環境意識が高く、新型コロナ感染症による打撃の大きかったヨーロッパでは、落ち込んだ経済活動のアフターコロナの回復へ向けて、ただ経済活動を元に戻すのではなく、より環境に配慮した持続可能性の高いシステムへと文明を変えていこうとする「グリーンリカバリー」という考え方が生まれています。 「自然資本」という考え方 グリーンリカバリーを支える考え方のひとつに「自然資本」があります。これは、自然環境がもたらしてくれる大気、水、森林、鉱物などといった資源や、それらからもたらされる生態系サービスの機能は、人間の暮らしや経済の基盤を支える「資本である」とする考え方です。資本であるからには、それらを具体的な数字で評価し、会計に計上する必要があります。こうして、企業においても自然資本を会計に導入する試みが行われるようになってきています。「自然はタダではない」という意識が、企業の地球環境問題へ取り組む新たな行動を生みだしつつあります。
SDGsとはなにですか。
SDGsは、2015年の国連の「持続可能な開発サミット」で採択された世界の行動計画としての「持続可能な開発目標」のことです。
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地理
SDGsという言葉をよく耳にするようになりました。SDGsは、2015年の国連の「持続可能な開発サミット」で採択された世界の行動計画としての「持続可能な開発目標」のことです。世界のあらゆる問題の解決をめざす目標ですが、目標13に、気候変動への対策が掲げられています。 ひとりひとりが取り組めることがある 貧困や飢餓を終わらせることや、ジェンダーの問題、格差の問題など、世界には多くの問題が解決することなく横たわっています。先進国の日本に暮らすわたしたちにとっては、あるいは身近に感じにくい目標もあるかもしれません。しかし、これらの目標の解決なしに、世界に平和は訪れません。世界にとってとりわけ切実なのが、この10年の行動が決定的な結果につながるとされる気候変動・地球温暖化の問題です。SDGsでは、目標13に緊急対策を講じることが掲げられ、目標14と目標15に海域と陸域の持続可能な保全・管理・経営・利用が掲げられています。これらは、わたしたちの暮らしと密接に関係しています。そして、じつはわたしたちひとりひとりの行動が、これらの目標の実現に大きな力となっていきます。 アフターコロナとグリーンリカバリー 2020年から世界を席巻した新型コロナウイルスによる感染症は、現代社会の文明の在り方やわたしたちの暮らしのスタイルにまで大きな影響をおよぼしました。とくに、もともと環境意識が高く、新型コロナ感染症による打撃の大きかったヨーロッパでは、落ち込んだ経済活動のアフターコロナの回復へ向けて、ただ経済活動を元に戻すのではなく、より環境に配慮した持続可能性の高いシステムへと文明を変えていこうとする「グリーンリカバリー」という考え方が生まれています。 「自然資本」という考え方 グリーンリカバリーを支える考え方のひとつに「自然資本」があります。これは、自然環境がもたらしてくれる大気、水、森林、鉱物などといった資源や、それらからもたらされる生態系サービスの機能は、人間の暮らしや経済の基盤を支える「資本である」とする考え方です。資本であるからには、それらを具体的な数字で評価し、会計に計上する必要があります。こうして、企業においても自然資本を会計に導入する試みが行われるようになってきています。「自然はタダではない」という意識が、企業の地球環境問題へ取り組む新たな行動を生みだしつつあります。
SDGsでは、目標13,14,15でなにが掲げられていますか。
SDGsでは、目標13に緊急対策を講じることが掲げられ、目標14と目標15に海域と陸域の持続可能な保全・管理・経営・利用が掲げられています。
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地理
SDGsという言葉をよく耳にするようになりました。SDGsは、2015年の国連の「持続可能な開発サミット」で採択された世界の行動計画としての「持続可能な開発目標」のことです。世界のあらゆる問題の解決をめざす目標ですが、目標13に、気候変動への対策が掲げられています。 ひとりひとりが取り組めることがある 貧困や飢餓を終わらせることや、ジェンダーの問題、格差の問題など、世界には多くの問題が解決することなく横たわっています。先進国の日本に暮らすわたしたちにとっては、あるいは身近に感じにくい目標もあるかもしれません。しかし、これらの目標の解決なしに、世界に平和は訪れません。世界にとってとりわけ切実なのが、この10年の行動が決定的な結果につながるとされる気候変動・地球温暖化の問題です。SDGsでは、目標13に緊急対策を講じることが掲げられ、目標14と目標15に海域と陸域の持続可能な保全・管理・経営・利用が掲げられています。これらは、わたしたちの暮らしと密接に関係しています。そして、じつはわたしたちひとりひとりの行動が、これらの目標の実現に大きな力となっていきます。 アフターコロナとグリーンリカバリー 2020年から世界を席巻した新型コロナウイルスによる感染症は、現代社会の文明の在り方やわたしたちの暮らしのスタイルにまで大きな影響をおよぼしました。とくに、もともと環境意識が高く、新型コロナ感染症による打撃の大きかったヨーロッパでは、落ち込んだ経済活動のアフターコロナの回復へ向けて、ただ経済活動を元に戻すのではなく、より環境に配慮した持続可能性の高いシステムへと文明を変えていこうとする「グリーンリカバリー」という考え方が生まれています。 「自然資本」という考え方 グリーンリカバリーを支える考え方のひとつに「自然資本」があります。これは、自然環境がもたらしてくれる大気、水、森林、鉱物などといった資源や、それらからもたらされる生態系サービスの機能は、人間の暮らしや経済の基盤を支える「資本である」とする考え方です。資本であるからには、それらを具体的な数字で評価し、会計に計上する必要があります。こうして、企業においても自然資本を会計に導入する試みが行われるようになってきています。「自然はタダではない」という意識が、企業の地球環境問題へ取り組む新たな行動を生みだしつつあります。
「自然資本」とはどのような考え方ですか。
自然環境がもたらしてくれる大気、水、森林、鉱物などといった資源や、それらからもたらされる生態系サービスの機能は、人間の暮らしや経済の基盤を支える「資本である」とする考え方です。
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地理
森林の多面的機能を持続的に発揮させるような森林経営が世界的に求められています。木材の生産においては、気候変動への対策などに配慮した適切な経営が行われているかどうかが検証される必要があります。森林認証制度は、木材からそれらを確認することができるしくみです。 国際的に森林経営を評価し認証する制度 森林認証制度は、適切な森林経営や持続可能な森林経営を行っている森林を認証し、伐採から流通・加工までの全工程において、ラベルを貼って分別・管理することで、消費者が認証材を選択できるようなしくみです。これによって、適切で持続可能な森林経営を支援し、不適切に伐採された木材が流通しないようにしています。国際的な森林認証制度としては、森林管理協議会(FSC®)が管理する「FSC認証」、PEFC森林認証プログラムが管理する「PEFC認証」の2つがあります。日本の独自の森林認証制度としては、(一社)緑の循環認証会議(SGEC/PEFC-J)が管理する「SGEC認証」があり、SGEC認証はPEFC認証と相互承認しています。 森林認証の審査と認証のしくみ 森林認証制度は、独立した第三者機関によって管理されています。森林経営の持続性や環境への配慮について一定の基準に基づいて審査し、森林や経営体などを認証します。認証された森林から算出される木材や木材製品にはラベルが貼られ、分別・管理して出荷されます。認証ラベルを貼られた木材や木材製品が流通するためには、それらが加工や流通に関わる各段階においても、常に認証木材以外の木材とは区別して取り扱われていることが検証(CoC認証:Chain of Custody 管理の連鎖)される必要があります。 消費者が適切な木材を選ぶ 森林認証制度は、まだ広く一般に認知されているとはいえません。林業関係者に尋ねたアンケート調査によると、「すでに取得している」「取得したい」を合わせて11%ほどでした(農林水産省 2020年度)。認証を受けてもうまく活用できないのではないか、あるいは認証材が十分に評価されていないと感じていることが背景にあるようです。認証材が消費者に選ばれることで、健全な森林経営で伐採された木材が着実に流通するようになります。合法木材推進マークや認証マークによって、違法木材や杜撰な管理で生産された木材を排除することは、気候変動緩和への貢献へとつながります。
世界的に求められている森林経営とはどのようなものですか。
森林の多面的機能を持続的に発揮させるような森林経営が世界的に求められています。
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地理
森林の多面的機能を持続的に発揮させるような森林経営が世界的に求められています。木材の生産においては、気候変動への対策などに配慮した適切な経営が行われているかどうかが検証される必要があります。森林認証制度は、木材からそれらを確認することができるしくみです。 国際的に森林経営を評価し認証する制度 森林認証制度は、適切な森林経営や持続可能な森林経営を行っている森林を認証し、伐採から流通・加工までの全工程において、ラベルを貼って分別・管理することで、消費者が認証材を選択できるようなしくみです。これによって、適切で持続可能な森林経営を支援し、不適切に伐採された木材が流通しないようにしています。国際的な森林認証制度としては、森林管理協議会(FSC®)が管理する「FSC認証」、PEFC森林認証プログラムが管理する「PEFC認証」の2つがあります。日本の独自の森林認証制度としては、(一社)緑の循環認証会議(SGEC/PEFC-J)が管理する「SGEC認証」があり、SGEC認証はPEFC認証と相互承認しています。 森林認証の審査と認証のしくみ 森林認証制度は、独立した第三者機関によって管理されています。森林経営の持続性や環境への配慮について一定の基準に基づいて審査し、森林や経営体などを認証します。認証された森林から算出される木材や木材製品にはラベルが貼られ、分別・管理して出荷されます。認証ラベルを貼られた木材や木材製品が流通するためには、それらが加工や流通に関わる各段階においても、常に認証木材以外の木材とは区別して取り扱われていることが検証(CoC認証:Chain of Custody 管理の連鎖)される必要があります。 消費者が適切な木材を選ぶ 森林認証制度は、まだ広く一般に認知されているとはいえません。林業関係者に尋ねたアンケート調査によると、「すでに取得している」「取得したい」を合わせて11%ほどでした(農林水産省 2020年度)。認証を受けてもうまく活用できないのではないか、あるいは認証材が十分に評価されていないと感じていることが背景にあるようです。認証材が消費者に選ばれることで、健全な森林経営で伐採された木材が着実に流通するようになります。合法木材推進マークや認証マークによって、違法木材や杜撰な管理で生産された木材を排除することは、気候変動緩和への貢献へとつながります。
木材の生産においてどのようなことを検証する必要がありますか。
木材の生産においては、気候変動への対策などに配慮した適切な経営が行われているかどうかが検証される必要があります。
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地理
木材を利用するうえで問題となるのが、熱帯林の違法伐採です。国内でできる対策として、現地での違法伐採を直接取り締まることは困難ですので、合法に伐採された木材の利用を推進するためのクリーンウッド法が制定されました。どのような法律でしょうか? クリーンウッド法とはどのような法律か? 2016年に制定されたクリーンウッド法は、正式には、「合法伐採木材等の流通および利用の促進に関する法律」といいます。違法に伐採された木材を特定することは難しいことから、ぎゃくに日本や原産国の法律に違反することなく合法的に伐採された樹木から得られた木材や製品の流通・利用を促進するための法律です。どのような木材が適合なのかを判断し、木材関連事業者の範囲や登録制度を定めています。 樹種と伐採地、伐採者・輸出者を明確にする 具体的には、つぎのような情報で、適否を判断しています。①種類および原材料となっている樹木の樹種。②原材料となっている樹木が伐採された国または地域。③重量、面積、体積または数量。④所有者あるいは輸出者の氏名と住所。これらの情報に基づき、合法的に伐採されたことを証明する書類を提出することでクリーンウッド法に適合したとみなされます。合法性が確認できない木材や製品は取り扱いができません。 違法伐採を規制するさらなるくふう クリーンウッド法は、事業者が登録制で合法であることを証明するしくみになっています。しかし、登録が義務づけられてはおらず、登録していない事業者でも木材を販売することはできます。また、クリーンウッド法は、合法伐採木材の流通を推進することが目的の法律で、違法伐採木材の取締を行うことができないことから、違法伐採木材の流通自体を規制することの必要性も指摘されています。違法伐採をより強力に取り締まり、地球温暖化を抑制するためには、さらなるくふうが必要かもしれません。 世界の森林資源を守りつつ排出量削減には国産材を もちろん木材を使うときは、できるだけ国産材を使うことで、日本全体としての二酸化炭素の排出削減目標に貢献することができます。海外からの輸入材は、運搬にどうしても石油を使わざるを得ないことから、地球全体としての排出量削減を考えたときに、効果的とはいえないからです。
木材を利用するうえで問題となるのはどのようなことですか。
木材を利用するうえで問題となるのが、熱帯林の違法伐採です。
JCRRAG_011827
地理
木材を利用するうえで問題となるのが、熱帯林の違法伐採です。国内でできる対策として、現地での違法伐採を直接取り締まることは困難ですので、合法に伐採された木材の利用を推進するためのクリーンウッド法が制定されました。どのような法律でしょうか? クリーンウッド法とはどのような法律か? 2016年に制定されたクリーンウッド法は、正式には、「合法伐採木材等の流通および利用の促進に関する法律」といいます。違法に伐採された木材を特定することは難しいことから、ぎゃくに日本や原産国の法律に違反することなく合法的に伐採された樹木から得られた木材や製品の流通・利用を促進するための法律です。どのような木材が適合なのかを判断し、木材関連事業者の範囲や登録制度を定めています。 樹種と伐採地、伐採者・輸出者を明確にする 具体的には、つぎのような情報で、適否を判断しています。①種類および原材料となっている樹木の樹種。②原材料となっている樹木が伐採された国または地域。③重量、面積、体積または数量。④所有者あるいは輸出者の氏名と住所。これらの情報に基づき、合法的に伐採されたことを証明する書類を提出することでクリーンウッド法に適合したとみなされます。合法性が確認できない木材や製品は取り扱いができません。 違法伐採を規制するさらなるくふう クリーンウッド法は、事業者が登録制で合法であることを証明するしくみになっています。しかし、登録が義務づけられてはおらず、登録していない事業者でも木材を販売することはできます。また、クリーンウッド法は、合法伐採木材の流通を推進することが目的の法律で、違法伐採木材の取締を行うことができないことから、違法伐採木材の流通自体を規制することの必要性も指摘されています。違法伐採をより強力に取り締まり、地球温暖化を抑制するためには、さらなるくふうが必要かもしれません。 世界の森林資源を守りつつ排出量削減には国産材を もちろん木材を使うときは、できるだけ国産材を使うことで、日本全体としての二酸化炭素の排出削減目標に貢献することができます。海外からの輸入材は、運搬にどうしても石油を使わざるを得ないことから、地球全体としての排出量削減を考えたときに、効果的とはいえないからです。
クリーンウッド法は正式にはなにといいますか。
クリーンウッド法は、正式には、「合法伐採木材等の流通および利用の促進に関する法律」といいます。
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地理
木材を利用するうえで問題となるのが、熱帯林の違法伐採です。国内でできる対策として、現地での違法伐採を直接取り締まることは困難ですので、合法に伐採された木材の利用を推進するためのクリーンウッド法が制定されました。どのような法律でしょうか? クリーンウッド法とはどのような法律か? 2016年に制定されたクリーンウッド法は、正式には、「合法伐採木材等の流通および利用の促進に関する法律」といいます。違法に伐採された木材を特定することは難しいことから、ぎゃくに日本や原産国の法律に違反することなく合法的に伐採された樹木から得られた木材や製品の流通・利用を促進するための法律です。どのような木材が適合なのかを判断し、木材関連事業者の範囲や登録制度を定めています。 樹種と伐採地、伐採者・輸出者を明確にする 具体的には、つぎのような情報で、適否を判断しています。①種類および原材料となっている樹木の樹種。②原材料となっている樹木が伐採された国または地域。③重量、面積、体積または数量。④所有者あるいは輸出者の氏名と住所。これらの情報に基づき、合法的に伐採されたことを証明する書類を提出することでクリーンウッド法に適合したとみなされます。合法性が確認できない木材や製品は取り扱いができません。 違法伐採を規制するさらなるくふう クリーンウッド法は、事業者が登録制で合法であることを証明するしくみになっています。しかし、登録が義務づけられてはおらず、登録していない事業者でも木材を販売することはできます。また、クリーンウッド法は、合法伐採木材の流通を推進することが目的の法律で、違法伐採木材の取締を行うことができないことから、違法伐採木材の流通自体を規制することの必要性も指摘されています。違法伐採をより強力に取り締まり、地球温暖化を抑制するためには、さらなるくふうが必要かもしれません。 世界の森林資源を守りつつ排出量削減には国産材を もちろん木材を使うときは、できるだけ国産材を使うことで、日本全体としての二酸化炭素の排出削減目標に貢献することができます。海外からの輸入材は、運搬にどうしても石油を使わざるを得ないことから、地球全体としての排出量削減を考えたときに、効果的とはいえないからです。
クリーンウッド法は、どのようなことを証明するしくみになっていますか。
クリーンウッド法は、事業者が登録制で合法であることを証明するしくみになっています。
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地理
わたしたちにできる地球温暖化対策のひとつに、商品や企業を評価して選ぶということがあります。評価するためには、どのような対策が行われているか、しっかりとみきわめて評価しなくてはなりません。評価のために参考となるしくみには、どのようなものがあるでしょうか? 温暖化対策を見える化する「J-クレジット」 温室効果ガスの排出抑制にどれだけ寄与したかを数値化するのは、簡単ではありません。また、同時に現代の化石燃料依存のしくみからの脱却も並大抵のことではありません。そこで、社会全体でのプラスマイナスをクレジットという形で「見える化」して、経済のしくみの中で交換流通させようとする制度が「J-クレジット」です。森林の場合ですと、たとえば間伐などの適切な森林管理を行うことで温室効果ガスの排出抑制に貢献・寄与したと認証された取り組みに対して国が「クレジット」を与えることで、それを売買できるようなしくみです。これにより、対策の効果が「見える化」され、同時に対策へのインセンティブが生まれます。 環境対策への取り組みを評価して投資するESG投資 環境や社会倫理への取り組みを評価して、よりよい方向へと向かわせる動機のひとつに「ESG投資」があります。ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)、の略で、これまで投資家は企業の業績(売上げ)だけを投資のための価値基準として評価していたのに対し、これからは環境や社会問題への取り組み、そして企業倫理のガバナンスに誠実かどうかを評価して、そこへ投資することで、ひいては社会全体の状況を改善しようという考え方です。 わたしたちの選択が地球温暖化の緩和につながる 地球温暖化を緩和するために、わたしたちひとりひとりに何ができるでしょうか? たとえば、家を建てようとしたときに、木造住宅を選ぶという選択があります。そして、使う木材に国産材のなかでも、持続可能な森林経営をしている認証材を選ぶことができます。輸入材であれば、違法伐採でない木材を選ぶことができます。あるいは、何か家具や商品を買おうとしたときに、HWP(伐採木材製品)、すなわち国産材の木材製品を選ぶことで、地球温暖化の緩和に貢献することができます。さらには、環境への対策を誠実に行っている企業に投資することも、大きな貢献となるでしょう。わたしたちの選択が企業の行動へとつながります。
地球温暖化対策のひとつとしてどのようなことがありますか。
わたしたちにできる地球温暖化対策のひとつに、商品や企業を評価して選ぶということがあります。
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地理
わたしたちにできる地球温暖化対策のひとつに、商品や企業を評価して選ぶということがあります。評価するためには、どのような対策が行われているか、しっかりとみきわめて評価しなくてはなりません。評価のために参考となるしくみには、どのようなものがあるでしょうか? 温暖化対策を見える化する「J-クレジット」 温室効果ガスの排出抑制にどれだけ寄与したかを数値化するのは、簡単ではありません。また、同時に現代の化石燃料依存のしくみからの脱却も並大抵のことではありません。そこで、社会全体でのプラスマイナスをクレジットという形で「見える化」して、経済のしくみの中で交換流通させようとする制度が「J-クレジット」です。森林の場合ですと、たとえば間伐などの適切な森林管理を行うことで温室効果ガスの排出抑制に貢献・寄与したと認証された取り組みに対して国が「クレジット」を与えることで、それを売買できるようなしくみです。これにより、対策の効果が「見える化」され、同時に対策へのインセンティブが生まれます。 環境対策への取り組みを評価して投資するESG投資 環境や社会倫理への取り組みを評価して、よりよい方向へと向かわせる動機のひとつに「ESG投資」があります。ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)、の略で、これまで投資家は企業の業績(売上げ)だけを投資のための価値基準として評価していたのに対し、これからは環境や社会問題への取り組み、そして企業倫理のガバナンスに誠実かどうかを評価して、そこへ投資することで、ひいては社会全体の状況を改善しようという考え方です。 わたしたちの選択が地球温暖化の緩和につながる 地球温暖化を緩和するために、わたしたちひとりひとりに何ができるでしょうか? たとえば、家を建てようとしたときに、木造住宅を選ぶという選択があります。そして、使う木材に国産材のなかでも、持続可能な森林経営をしている認証材を選ぶことができます。輸入材であれば、違法伐採でない木材を選ぶことができます。あるいは、何か家具や商品を買おうとしたときに、HWP(伐採木材製品)、すなわち国産材の木材製品を選ぶことで、地球温暖化の緩和に貢献することができます。さらには、環境への対策を誠実に行っている企業に投資することも、大きな貢献となるでしょう。わたしたちの選択が企業の行動へとつながります。
温室効果ガスの排出抑制にどれだけ寄与したかを数値化するのは、簡単ですか。
温室効果ガスの排出抑制にどれだけ寄与したかを数値化するのは、簡単ではありません。
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地理
わたしたちにできる地球温暖化対策のひとつに、商品や企業を評価して選ぶということがあります。評価するためには、どのような対策が行われているか、しっかりとみきわめて評価しなくてはなりません。評価のために参考となるしくみには、どのようなものがあるでしょうか? 温暖化対策を見える化する「J-クレジット」 温室効果ガスの排出抑制にどれだけ寄与したかを数値化するのは、簡単ではありません。また、同時に現代の化石燃料依存のしくみからの脱却も並大抵のことではありません。そこで、社会全体でのプラスマイナスをクレジットという形で「見える化」して、経済のしくみの中で交換流通させようとする制度が「J-クレジット」です。森林の場合ですと、たとえば間伐などの適切な森林管理を行うことで温室効果ガスの排出抑制に貢献・寄与したと認証された取り組みに対して国が「クレジット」を与えることで、それを売買できるようなしくみです。これにより、対策の効果が「見える化」され、同時に対策へのインセンティブが生まれます。 環境対策への取り組みを評価して投資するESG投資 環境や社会倫理への取り組みを評価して、よりよい方向へと向かわせる動機のひとつに「ESG投資」があります。ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)、の略で、これまで投資家は企業の業績(売上げ)だけを投資のための価値基準として評価していたのに対し、これからは環境や社会問題への取り組み、そして企業倫理のガバナンスに誠実かどうかを評価して、そこへ投資することで、ひいては社会全体の状況を改善しようという考え方です。 わたしたちの選択が地球温暖化の緩和につながる 地球温暖化を緩和するために、わたしたちひとりひとりに何ができるでしょうか? たとえば、家を建てようとしたときに、木造住宅を選ぶという選択があります。そして、使う木材に国産材のなかでも、持続可能な森林経営をしている認証材を選ぶことができます。輸入材であれば、違法伐採でない木材を選ぶことができます。あるいは、何か家具や商品を買おうとしたときに、HWP(伐採木材製品)、すなわち国産材の木材製品を選ぶことで、地球温暖化の緩和に貢献することができます。さらには、環境への対策を誠実に行っている企業に投資することも、大きな貢献となるでしょう。わたしたちの選択が企業の行動へとつながります。
ESGとは、なんという言葉の略語ですか。
ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)、の略で、これまで投資家は企業の業績(売上げ)だけを投資のための価値基準として評価していたのに対し、これからは環境や社会問題への取り組み、そして企業倫理のガバナンスに誠実かどうかを評価して、そこへ投資することで、ひいては社会全体の状況を改善しようという考え方です。
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地理
SDGs(持続可能な開発目標)やカーボンニュートラルの高まりを受け、多くの企業が森林への関心を高めています。その取り組みも、これまでのCSR(Corporate Social Responsibility)によるものに加えて、事業と関連した取り組みへと広がりをみせています。 共通価値の創造という考え方 企業による森林づくりや木材利用の活動も広がりを見せており、全国のおよそ1800カ所ほどの森林で行われています(2020年度)。森林づくりへの関わり方も企業によりさまざまで、対象とする森林の視点からは、大きく①自社で森林を所有するもの ②国有林・都道府県有林などの公有林や森林所有者と契約・協定を結んで活動しているもの ③森林づくりに取り組むNPOやボランティア団体を支援するもの、などがあります。また、活動の仕方も、社員や顧客が森林にでかけて活動したり、地元のボランティア団体と社員等が一緒になって活動したり、植林したあとは地元の森林組合などに経費を支払って管理をしてもらう、また、企業が活動している森林に市民を招いて体験活動や森林環境教育をするなど、企業や地域の特色を生かして、さまざまなものがあります。 最近注目されているのは、「共通価値の創造」(CSV: Creating Shared Value)という考え方です。これは、企業の事業活動を通じて社会的な課題を解決していくことをめざそうという概念です。事業活動と結びついた森づくりをすることで、同時に地球環境といった国際的な課題の解決にも貢献することができ、企業としての価値も高まるという考え方です。たとえば、クレジット会社では、月々の支出明細を紙ベースから電子データに切り替えることにより資源やコストを削減するとともに、削減したコストの一部で森林づくりに取り組んでいます。また、エネルギー会社では、石油製品の製造という温室効果ガス排出量の多い同社の事業に対して里山の再生で吸収量を増やす取り組みを行っています。 企業の取り組みを支援する 国有林では、企業が植林・保育をする経費を負担して伐採後に収益の一部を受け取る分収造林・育林という仕組みを利用した「法人の森林」という制度や、協定により一定の期間(5〜10年程度)国有林を利用できる「ふれあいの森林」、「社会貢献の森林」という仕組みがあります。各都道府県でも同様の取り組みがあるほか、企業・森林所有者・ボランティア団体をマッチングをしたり、企業に対してCO2の吸収量を算定するなどの支援をしています。
最近注目されているのは、なんという考え方ですか。
最近注目されているのは、「共通価値の創造」(CSV: Creating Shared Value)という考え方です。
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地理
SDGs(持続可能な開発目標)やカーボンニュートラルの高まりを受け、多くの企業が森林への関心を高めています。その取り組みも、これまでのCSR(Corporate Social Responsibility)によるものに加えて、事業と関連した取り組みへと広がりをみせています。 共通価値の創造という考え方 企業による森林づくりや木材利用の活動も広がりを見せており、全国のおよそ1800カ所ほどの森林で行われています(2020年度)。森林づくりへの関わり方も企業によりさまざまで、対象とする森林の視点からは、大きく①自社で森林を所有するもの ②国有林・都道府県有林などの公有林や森林所有者と契約・協定を結んで活動しているもの ③森林づくりに取り組むNPOやボランティア団体を支援するもの、などがあります。また、活動の仕方も、社員や顧客が森林にでかけて活動したり、地元のボランティア団体と社員等が一緒になって活動したり、植林したあとは地元の森林組合などに経費を支払って管理をしてもらう、また、企業が活動している森林に市民を招いて体験活動や森林環境教育をするなど、企業や地域の特色を生かして、さまざまなものがあります。 最近注目されているのは、「共通価値の創造」(CSV: Creating Shared Value)という考え方です。これは、企業の事業活動を通じて社会的な課題を解決していくことをめざそうという概念です。事業活動と結びついた森づくりをすることで、同時に地球環境といった国際的な課題の解決にも貢献することができ、企業としての価値も高まるという考え方です。たとえば、クレジット会社では、月々の支出明細を紙ベースから電子データに切り替えることにより資源やコストを削減するとともに、削減したコストの一部で森林づくりに取り組んでいます。また、エネルギー会社では、石油製品の製造という温室効果ガス排出量の多い同社の事業に対して里山の再生で吸収量を増やす取り組みを行っています。 企業の取り組みを支援する 国有林では、企業が植林・保育をする経費を負担して伐採後に収益の一部を受け取る分収造林・育林という仕組みを利用した「法人の森林」という制度や、協定により一定の期間(5〜10年程度)国有林を利用できる「ふれあいの森林」、「社会貢献の森林」という仕組みがあります。各都道府県でも同様の取り組みがあるほか、企業・森林所有者・ボランティア団体をマッチングをしたり、企業に対してCO2の吸収量を算定するなどの支援をしています。
CSVとはどのような概念ですか。
企業の事業活動を通じて社会的な課題を解決していくことをめざそうという概念です。
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地理
国有林は、日本の国土面積(3780万ha)のおよそ2割、森林面積(2505万ha)のおよそ3割を占め、国土保全や水源かん養といった公益的な機能と生態系ネットワークの根幹を担っています。国有林は、国民すべての人びとを支える大切な森林であり、まさにわたしたちの自然資本です。 公益的機能を重視した管理経営 国有林は、明治政府により、それまでの藩有林や寺社有林、地租改正で所有者が明かにならなかった奥地の森林などが母体となり成立しました。①国土の保全など森林の持つさまざまな公益的機能の維持増進 ②林産物の持続的な供給 ③地域の振興を目標として管理・経営されています。かつては第二次世界大戦後の復興等のための木材供給の役割が重視されていましたが、現在では公益的機能を重視した管理経営が期待されています。 それぞれの森林の機能にあった管理 森林には、国土の保全、水源のかん養、地球温暖化の防止、生物多様性の保全、保健・文化・教育的な利用などの多面的な機能がありますが、とくに国有林に対しては地球温暖化の防止、生物多様性の保全の面での期待が大きくなってきています。ひとくちに国有林といっても、脊梁山地の原生的な天然林やスギ・ヒノキなどの人工林、海岸林などさまざまな森林があります。個々の国有林は重視する機能に応じて「山地災害防止」、「自然維持」、「森林空間利用」、「快適環境形成」、「水源かん養」といった5つのタイプに区分され、それぞれの森林が立地する自然的条件や社会的な条件を踏まえて、公益林として適切に施業することとされています。 国有林における地球温暖化対策 国有林では、CO2の吸収量を確保するため、森林の適正な整備や木材利用等の推進に積極的に取り組むこととしています。特に、主伐(皆伐)後の再造林を確実にするため、低コストで効果的な再造林の方法の開発と民有林への普及に力をいれています。また、治山・林道工事での間伐材利用や庁舎等の建物での地域材利用も積極的に進められています。気候変動による大雨発生頻度の増加や天然林での樹種の分布適域の変化等が予測されることから、治山施設の整備や原生的な森林等を保護する「保護林」の管理も進められています。これからの森づくりの方向を決めるのは、わたしたち国民自身です。まずは、この10年が正念場とされる地球温暖化防止に貢献するためにも、木の文化を取り戻し、木材の利用を増やして、森林と関わる暮らしを意識したいものです。
国有林は、日本の国土面積のどれくらいの割合を占めていますか。
国有林は、日本の国土面積(3780万ha)のおよそ2割、森林面積(2505万ha)のおよそ3割を占め、国土保全や水源かん養といった公益的な機能と生態系ネットワークの根幹を担っています。
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地理
国有林は、日本の国土面積(3780万ha)のおよそ2割、森林面積(2505万ha)のおよそ3割を占め、国土保全や水源かん養といった公益的な機能と生態系ネットワークの根幹を担っています。国有林は、国民すべての人びとを支える大切な森林であり、まさにわたしたちの自然資本です。 公益的機能を重視した管理経営 国有林は、明治政府により、それまでの藩有林や寺社有林、地租改正で所有者が明かにならなかった奥地の森林などが母体となり成立しました。①国土の保全など森林の持つさまざまな公益的機能の維持増進 ②林産物の持続的な供給 ③地域の振興を目標として管理・経営されています。かつては第二次世界大戦後の復興等のための木材供給の役割が重視されていましたが、現在では公益的機能を重視した管理経営が期待されています。 それぞれの森林の機能にあった管理 森林には、国土の保全、水源のかん養、地球温暖化の防止、生物多様性の保全、保健・文化・教育的な利用などの多面的な機能がありますが、とくに国有林に対しては地球温暖化の防止、生物多様性の保全の面での期待が大きくなってきています。ひとくちに国有林といっても、脊梁山地の原生的な天然林やスギ・ヒノキなどの人工林、海岸林などさまざまな森林があります。個々の国有林は重視する機能に応じて「山地災害防止」、「自然維持」、「森林空間利用」、「快適環境形成」、「水源かん養」といった5つのタイプに区分され、それぞれの森林が立地する自然的条件や社会的な条件を踏まえて、公益林として適切に施業することとされています。 国有林における地球温暖化対策 国有林では、CO2の吸収量を確保するため、森林の適正な整備や木材利用等の推進に積極的に取り組むこととしています。特に、主伐(皆伐)後の再造林を確実にするため、低コストで効果的な再造林の方法の開発と民有林への普及に力をいれています。また、治山・林道工事での間伐材利用や庁舎等の建物での地域材利用も積極的に進められています。気候変動による大雨発生頻度の増加や天然林での樹種の分布適域の変化等が予測されることから、治山施設の整備や原生的な森林等を保護する「保護林」の管理も進められています。これからの森づくりの方向を決めるのは、わたしたち国民自身です。まずは、この10年が正念場とされる地球温暖化防止に貢献するためにも、木の文化を取り戻し、木材の利用を増やして、森林と関わる暮らしを意識したいものです。
国有林は、なにが母体となり成立しましたか。
国有林は、明治政府により、それまでの藩有林や寺社有林、地租改正で所有者が明かにならなかった奥地の森林などが母体となり成立しました。
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地理
畜産・牧畜・酪農の関係と違い 畜産 畜産とは、牛や豚、馬などの家畜を飼育し、それらの家畜からとれる肉、乳、皮などの生産物を利用する農業形態の1つです。ですので、畜産という言葉は、家畜からの生産物を得る産業を表しています。 酪農 酪農とは、家畜を飼育し、乳や乳製品を生産する農業形態の1つです。畜産と酪農の違いは、生産物です。肉、乳、皮などの生産物をすべて含むものが畜産、生産物が乳と乳製品に限られるものが酪農です。ですので、酪農は畜産の一種と言えます。 牧畜 牧畜とは、牛や豚、馬などの家畜を飼育し、それらの家畜からとれる肉、乳、皮などの生産物を利用する行為のことです。ここで、牧畜と畜産の違いをまとめます。 遊牧・移牧・放牧の関係と違い 遊牧 遊牧とは、自然の草や水を求めて家畜とともに移動する農業形態です。家畜と人間が常に一緒に移動します。人も移動するので、住居は移動式のテントが使われます。自然の草を探して移動するので、水平移動するといわれています。遊牧は、乾燥地域や寒冷地域、高山地域などで行われています。 移牧 移牧とは、季節によって家畜を移動させる形態です。夏は暑さを避けるため山の上に移動し、冬は山のふもとに戻ってきます。山を登ったり下ったりして垂直方向に移動する点が遊牧と異なります。家畜と一緒に移動するのは家畜の主人だけで、他の家族は山のふもとの家に定住します。この点も遊牧との違いです。移牧は、ヨーロッパのアルプス山脈周辺で行われています。 放牧 放牧とは、家畜を草地に放し飼いにする飼育方法です。家畜を放し飼いにするだけで、人間は定住します。この点が遊牧・移牧と異なる点です。
畜産とは、どのような農業形態ですか。
畜産とは、牛や豚、馬などの家畜を飼育し、それらの家畜からとれる肉、乳、皮などの生産物を利用する農業形態の1つです。
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地理
畜産・牧畜・酪農の関係と違い 畜産 畜産とは、牛や豚、馬などの家畜を飼育し、それらの家畜からとれる肉、乳、皮などの生産物を利用する農業形態の1つです。ですので、畜産という言葉は、家畜からの生産物を得る産業を表しています。 酪農 酪農とは、家畜を飼育し、乳や乳製品を生産する農業形態の1つです。畜産と酪農の違いは、生産物です。肉、乳、皮などの生産物をすべて含むものが畜産、生産物が乳と乳製品に限られるものが酪農です。ですので、酪農は畜産の一種と言えます。 牧畜 牧畜とは、牛や豚、馬などの家畜を飼育し、それらの家畜からとれる肉、乳、皮などの生産物を利用する行為のことです。ここで、牧畜と畜産の違いをまとめます。 遊牧・移牧・放牧の関係と違い 遊牧 遊牧とは、自然の草や水を求めて家畜とともに移動する農業形態です。家畜と人間が常に一緒に移動します。人も移動するので、住居は移動式のテントが使われます。自然の草を探して移動するので、水平移動するといわれています。遊牧は、乾燥地域や寒冷地域、高山地域などで行われています。 移牧 移牧とは、季節によって家畜を移動させる形態です。夏は暑さを避けるため山の上に移動し、冬は山のふもとに戻ってきます。山を登ったり下ったりして垂直方向に移動する点が遊牧と異なります。家畜と一緒に移動するのは家畜の主人だけで、他の家族は山のふもとの家に定住します。この点も遊牧との違いです。移牧は、ヨーロッパのアルプス山脈周辺で行われています。 放牧 放牧とは、家畜を草地に放し飼いにする飼育方法です。家畜を放し飼いにするだけで、人間は定住します。この点が遊牧・移牧と異なる点です。
酪農とは、どのような農業形態ですか。
酪農とは、家畜を飼育し、乳や乳製品を生産する農業形態の1つです。
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地理
畜産・牧畜・酪農の関係と違い 畜産 畜産とは、牛や豚、馬などの家畜を飼育し、それらの家畜からとれる肉、乳、皮などの生産物を利用する農業形態の1つです。ですので、畜産という言葉は、家畜からの生産物を得る産業を表しています。 酪農 酪農とは、家畜を飼育し、乳や乳製品を生産する農業形態の1つです。畜産と酪農の違いは、生産物です。肉、乳、皮などの生産物をすべて含むものが畜産、生産物が乳と乳製品に限られるものが酪農です。ですので、酪農は畜産の一種と言えます。 牧畜 牧畜とは、牛や豚、馬などの家畜を飼育し、それらの家畜からとれる肉、乳、皮などの生産物を利用する行為のことです。ここで、牧畜と畜産の違いをまとめます。 遊牧・移牧・放牧の関係と違い 遊牧 遊牧とは、自然の草や水を求めて家畜とともに移動する農業形態です。家畜と人間が常に一緒に移動します。人も移動するので、住居は移動式のテントが使われます。自然の草を探して移動するので、水平移動するといわれています。遊牧は、乾燥地域や寒冷地域、高山地域などで行われています。 移牧 移牧とは、季節によって家畜を移動させる形態です。夏は暑さを避けるため山の上に移動し、冬は山のふもとに戻ってきます。山を登ったり下ったりして垂直方向に移動する点が遊牧と異なります。家畜と一緒に移動するのは家畜の主人だけで、他の家族は山のふもとの家に定住します。この点も遊牧との違いです。移牧は、ヨーロッパのアルプス山脈周辺で行われています。 放牧 放牧とは、家畜を草地に放し飼いにする飼育方法です。家畜を放し飼いにするだけで、人間は定住します。この点が遊牧・移牧と異なる点です。
牧畜とは、どのような行為のことですか。
牧畜とは、牛や豚、馬などの家畜を飼育し、それらの家畜からとれる肉、乳、皮などの生産物を利用する行為のことです。
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地理
畜産・牧畜・酪農の関係と違い 畜産 畜産とは、牛や豚、馬などの家畜を飼育し、それらの家畜からとれる肉、乳、皮などの生産物を利用する農業形態の1つです。ですので、畜産という言葉は、家畜からの生産物を得る産業を表しています。 酪農 酪農とは、家畜を飼育し、乳や乳製品を生産する農業形態の1つです。畜産と酪農の違いは、生産物です。肉、乳、皮などの生産物をすべて含むものが畜産、生産物が乳と乳製品に限られるものが酪農です。ですので、酪農は畜産の一種と言えます。 牧畜 牧畜とは、牛や豚、馬などの家畜を飼育し、それらの家畜からとれる肉、乳、皮などの生産物を利用する行為のことです。ここで、牧畜と畜産の違いをまとめます。 遊牧・移牧・放牧の関係と違い 遊牧 遊牧とは、自然の草や水を求めて家畜とともに移動する農業形態です。家畜と人間が常に一緒に移動します。人も移動するので、住居は移動式のテントが使われます。自然の草を探して移動するので、水平移動するといわれています。遊牧は、乾燥地域や寒冷地域、高山地域などで行われています。 移牧 移牧とは、季節によって家畜を移動させる形態です。夏は暑さを避けるため山の上に移動し、冬は山のふもとに戻ってきます。山を登ったり下ったりして垂直方向に移動する点が遊牧と異なります。家畜と一緒に移動するのは家畜の主人だけで、他の家族は山のふもとの家に定住します。この点も遊牧との違いです。移牧は、ヨーロッパのアルプス山脈周辺で行われています。 放牧 放牧とは、家畜を草地に放し飼いにする飼育方法です。家畜を放し飼いにするだけで、人間は定住します。この点が遊牧・移牧と異なる点です。
移牧とは、どのような形態のことですか。
移牧とは、季節によって家畜を移動させる形態です。
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地理
貿易摩擦とは、2か国間で貿易することで生じる、国家間の利害関係の問題のことです。 貿易摩擦の原因と対策をもっと詳しく解説 特に先進国同士の貿易だと、貿易する商品の競合が発生します。日本とアメリカの例を見てみましょう。まず、アメリカ視線で考えます。アメリカは日本から多くの自動車を輸出しています。しかし、自動車はアメリカ国内でも生産されています。ここで、日本から自動車を買いすぎると、アメリカ国内で生産された自動車が売れなくなってしまいます。アメリカ車が売れなくなると、それを作っていた工場が閉鎖され、失業者が増えることなど、社会全体に大きな影響を与えます。次に日本視線で考えます。スーパーに並ぶ農作物は、国産のものより、アメリカ産のもののほうが安いことが多いです。消費者は、安い商品を買うので、このままアメリカと貿易をし続けると、アメリカ産の農作物ばかり売れてしまい、日本の農作物が売れずに、日本の農家がダメージを受けます。 このように貿易をすることで生じる国家間の利害関係の問題を貿易摩擦といいます。 貿易摩擦を解決するための主な対策は以下の通りです。 国内製品と競合する外国からの製品に関税をかける 貿易黒字の国が、貿易赤字の国に工場を移し、現地で生産をする 貿易黒字の国が、自主的に輸出量を制限する 国際機関に解決を頼む 為替レートを変える 例えば、1970年代以降、日本とアメリカの間で起きた、日米貿易摩擦の悪化は、日本の自主的な輸出制限によって鎮静化しました。
貿易摩擦とは、どのような問題のことですか。
貿易摩擦とは、2か国間で貿易することで生じる、国家間の利害関係の問題のことです。
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地理
貿易摩擦とは、2か国間で貿易することで生じる、国家間の利害関係の問題のことです。 貿易摩擦の原因と対策をもっと詳しく解説 特に先進国同士の貿易だと、貿易する商品の競合が発生します。日本とアメリカの例を見てみましょう。まず、アメリカ視線で考えます。アメリカは日本から多くの自動車を輸出しています。しかし、自動車はアメリカ国内でも生産されています。ここで、日本から自動車を買いすぎると、アメリカ国内で生産された自動車が売れなくなってしまいます。アメリカ車が売れなくなると、それを作っていた工場が閉鎖され、失業者が増えることなど、社会全体に大きな影響を与えます。次に日本視線で考えます。スーパーに並ぶ農作物は、国産のものより、アメリカ産のもののほうが安いことが多いです。消費者は、安い商品を買うので、このままアメリカと貿易をし続けると、アメリカ産の農作物ばかり売れてしまい、日本の農作物が売れずに、日本の農家がダメージを受けます。 このように貿易をすることで生じる国家間の利害関係の問題を貿易摩擦といいます。 貿易摩擦を解決するための主な対策は以下の通りです。 国内製品と競合する外国からの製品に関税をかける 貿易黒字の国が、貿易赤字の国に工場を移し、現地で生産をする 貿易黒字の国が、自主的に輸出量を制限する 国際機関に解決を頼む 為替レートを変える 例えば、1970年代以降、日本とアメリカの間で起きた、日米貿易摩擦の悪化は、日本の自主的な輸出制限によって鎮静化しました。
アメリカが日本から多く輸出しているものはなにですか。
アメリカは日本から多くの自動車を輸出しています。
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地理
貿易摩擦とは、2か国間で貿易することで生じる、国家間の利害関係の問題のことです。 貿易摩擦の原因と対策をもっと詳しく解説 特に先進国同士の貿易だと、貿易する商品の競合が発生します。日本とアメリカの例を見てみましょう。まず、アメリカ視線で考えます。アメリカは日本から多くの自動車を輸出しています。しかし、自動車はアメリカ国内でも生産されています。ここで、日本から自動車を買いすぎると、アメリカ国内で生産された自動車が売れなくなってしまいます。アメリカ車が売れなくなると、それを作っていた工場が閉鎖され、失業者が増えることなど、社会全体に大きな影響を与えます。次に日本視線で考えます。スーパーに並ぶ農作物は、国産のものより、アメリカ産のもののほうが安いことが多いです。消費者は、安い商品を買うので、このままアメリカと貿易をし続けると、アメリカ産の農作物ばかり売れてしまい、日本の農作物が売れずに、日本の農家がダメージを受けます。 このように貿易をすることで生じる国家間の利害関係の問題を貿易摩擦といいます。 貿易摩擦を解決するための主な対策は以下の通りです。 国内製品と競合する外国からの製品に関税をかける 貿易黒字の国が、貿易赤字の国に工場を移し、現地で生産をする 貿易黒字の国が、自主的に輸出量を制限する 国際機関に解決を頼む 為替レートを変える 例えば、1970年代以降、日本とアメリカの間で起きた、日米貿易摩擦の悪化は、日本の自主的な輸出制限によって鎮静化しました。
スーパーに並ぶ農作物は、国産とアメリカ産ではどちらの方が安いですか。
スーパーに並ぶ農作物は、国産のものより、アメリカ産のもののほうが安いことが多いです。
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地理
現代の農作物、工業製品の貿易の歴史は、18世紀末のイギリスにさかのぼることができます。当時、イギリスでは、産業革命が起き、工業生産額が飛躍的に伸び、世界の向上といわれるまでになりました。のちに、産業革命の波は、ほかのヨーロッパ諸国や、アメリカ、日本にも伝わり、世界規模での、農作物、工業製品の貿易が始まりました。そうした中で、1929年、世界恐慌が起こりました。世界恐慌によって経済が悪化した欧米諸国や日本は、自国の産業と雇用を守るため、自国と自国の植民地を囲い込んで、それ以外からの輸入品には高い関税や、輸入制限をかけました。これをブロック経済といいます。またこのような体制を保護貿易といいます。アメリカは中南米諸国とともにドルブロック、フランスはベルギー、オランダや西アフリカなどとともに、フランブロック、イギリスは、インドなどの植民地とポンドブロックを形成しました。しかし、日本やドイツは、植民地が少なく、十分なブロックを築けず、これが第二次世界大戦を引き起こす一つの要因となりました。この反省から、1947年に貿易の自由化を目指すために、GATT(関税及び貿易に関する一般協定)が発足しました。GATTとは、貿易相手国と互いに関税を引き下げや輸入制限の廃止などを行い、通商の自由化を目的とするものです。GATT体制の下で、関税が大幅に引き下がり、貿易が拡大しました。そうした中、日本やドイツは急速な戦後復興を遂げ、アメリカの優位性を脅かしました。これにより、アメリカは、自国の産業と雇用を守るため、次第に保護貿易にシフトしていきました。 1995年には、GATTに変わり、WTO(世界貿易機関)が設立されました。GATTが紛争処理の強制力が弱く、紛争処理の対象がモノの貿易だけだったことに比べ、WHOは、紛争処理の強制力が強く、対象が、モノの貿易だけでなく、サービス貿易や、知的財産権にも拡大しました。また、WHOは、GATTに加盟していなかった、中国などの社会主義国も加わるようになり、現在では、ほとんどの国が加盟しています。しかし、自由貿易が加速し、安価な商品が輸入されると、国内の産業に影響が出てしまうことがあります。WTOは、特定の商品の貿易に関する協定の作成や、アンチ・ダンピング(国内価格よりも安い輸入製品に関税を課す)や、セーフガード(緊急輸入制限)などを認めています。
現代の農作物、工業製品の貿易の歴史は、いつどこの国にさかのぼりますか。
現代の農作物、工業製品の貿易の歴史は、18世紀末のイギリスにさかのぼることができます。
JCRRAG_011844
地理
現代の農作物、工業製品の貿易の歴史は、18世紀末のイギリスにさかのぼることができます。当時、イギリスでは、産業革命が起き、工業生産額が飛躍的に伸び、世界の向上といわれるまでになりました。のちに、産業革命の波は、ほかのヨーロッパ諸国や、アメリカ、日本にも伝わり、世界規模での、農作物、工業製品の貿易が始まりました。そうした中で、1929年、世界恐慌が起こりました。世界恐慌によって経済が悪化した欧米諸国や日本は、自国の産業と雇用を守るため、自国と自国の植民地を囲い込んで、それ以外からの輸入品には高い関税や、輸入制限をかけました。これをブロック経済といいます。またこのような体制を保護貿易といいます。アメリカは中南米諸国とともにドルブロック、フランスはベルギー、オランダや西アフリカなどとともに、フランブロック、イギリスは、インドなどの植民地とポンドブロックを形成しました。しかし、日本やドイツは、植民地が少なく、十分なブロックを築けず、これが第二次世界大戦を引き起こす一つの要因となりました。この反省から、1947年に貿易の自由化を目指すために、GATT(関税及び貿易に関する一般協定)が発足しました。GATTとは、貿易相手国と互いに関税を引き下げや輸入制限の廃止などを行い、通商の自由化を目的とするものです。GATT体制の下で、関税が大幅に引き下がり、貿易が拡大しました。そうした中、日本やドイツは急速な戦後復興を遂げ、アメリカの優位性を脅かしました。これにより、アメリカは、自国の産業と雇用を守るため、次第に保護貿易にシフトしていきました。 1995年には、GATTに変わり、WTO(世界貿易機関)が設立されました。GATTが紛争処理の強制力が弱く、紛争処理の対象がモノの貿易だけだったことに比べ、WHOは、紛争処理の強制力が強く、対象が、モノの貿易だけでなく、サービス貿易や、知的財産権にも拡大しました。また、WHOは、GATTに加盟していなかった、中国などの社会主義国も加わるようになり、現在では、ほとんどの国が加盟しています。しかし、自由貿易が加速し、安価な商品が輸入されると、国内の産業に影響が出てしまうことがあります。WTOは、特定の商品の貿易に関する協定の作成や、アンチ・ダンピング(国内価格よりも安い輸入製品に関税を課す)や、セーフガード(緊急輸入制限)などを認めています。
世界恐慌はいつ起こりましたか。
1929年、世界恐慌が起こりました。
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地理
現代の農作物、工業製品の貿易の歴史は、18世紀末のイギリスにさかのぼることができます。当時、イギリスでは、産業革命が起き、工業生産額が飛躍的に伸び、世界の向上といわれるまでになりました。のちに、産業革命の波は、ほかのヨーロッパ諸国や、アメリカ、日本にも伝わり、世界規模での、農作物、工業製品の貿易が始まりました。そうした中で、1929年、世界恐慌が起こりました。世界恐慌によって経済が悪化した欧米諸国や日本は、自国の産業と雇用を守るため、自国と自国の植民地を囲い込んで、それ以外からの輸入品には高い関税や、輸入制限をかけました。これをブロック経済といいます。またこのような体制を保護貿易といいます。アメリカは中南米諸国とともにドルブロック、フランスはベルギー、オランダや西アフリカなどとともに、フランブロック、イギリスは、インドなどの植民地とポンドブロックを形成しました。しかし、日本やドイツは、植民地が少なく、十分なブロックを築けず、これが第二次世界大戦を引き起こす一つの要因となりました。この反省から、1947年に貿易の自由化を目指すために、GATT(関税及び貿易に関する一般協定)が発足しました。GATTとは、貿易相手国と互いに関税を引き下げや輸入制限の廃止などを行い、通商の自由化を目的とするものです。GATT体制の下で、関税が大幅に引き下がり、貿易が拡大しました。そうした中、日本やドイツは急速な戦後復興を遂げ、アメリカの優位性を脅かしました。これにより、アメリカは、自国の産業と雇用を守るため、次第に保護貿易にシフトしていきました。 1995年には、GATTに変わり、WTO(世界貿易機関)が設立されました。GATTが紛争処理の強制力が弱く、紛争処理の対象がモノの貿易だけだったことに比べ、WHOは、紛争処理の強制力が強く、対象が、モノの貿易だけでなく、サービス貿易や、知的財産権にも拡大しました。また、WHOは、GATTに加盟していなかった、中国などの社会主義国も加わるようになり、現在では、ほとんどの国が加盟しています。しかし、自由貿易が加速し、安価な商品が輸入されると、国内の産業に影響が出てしまうことがあります。WTOは、特定の商品の貿易に関する協定の作成や、アンチ・ダンピング(国内価格よりも安い輸入製品に関税を課す)や、セーフガード(緊急輸入制限)などを認めています。
WTO(世界貿易機関)はいつ設立されましたか。
1995年には、GATTに変わり、WTO(世界貿易機関)が設立されました。
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地理
日本が急速な経済成長をする中で、1970年代以降、アメリカ合衆国との間で、鉄鋼、自動車、半導体などの製品において、貿易摩擦が発生しました。日本の安い輸入品がアメリカ合衆国国内に出回ることによって、アメリカ合衆国の対日貿易赤字は膨らみ、アメリカ合衆国国内の工場の閉鎖による失業者の増加などを引き起こしました。こうした中でアメリカ合衆国は、日本に自主的に輸出規制をするよう圧力をかけました。これにより、日本企業はアメリカ合衆国で販売される製品をアメリカ合衆国の工場で作る現地生産を始めました。また1973年には、1ドル=360円とするドル円固定相場が、変動相場制に移行しました。これにより、円高が進行したことで、日本の輸出競争力が弱まり、経済成長は鈍化しました。 中国の急速な経済成長を背景に、アメリカ合衆国の対中国貿易赤字は、膨らみ続けました。現在、アメリカ合衆国の貿易赤字の3分の1を中国が占め、その金額は、4000億ドル以上となっています。こうした中、2018年に当時のトランプ大統領は、中国に対して鉄鋼などの関税の引き上げを宣言しました。これに対して中国は、報復措置として、アメリカからの大豆などの輸入品の関税の引き上げを行いました。こうした対立が続き、現在では、アメリカ合衆国が中国から輸入する製品の大半、中国がアメリカから輸入する製品の約70%に関税が上乗せされました。
いつ1ドル=360円とするドル円固定相場が、変動相場制に移行しましたか。
1973年には、1ドル=360円とするドル円固定相場が、変動相場制に移行しました。
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地理
日本が急速な経済成長をする中で、1970年代以降、アメリカ合衆国との間で、鉄鋼、自動車、半導体などの製品において、貿易摩擦が発生しました。日本の安い輸入品がアメリカ合衆国国内に出回ることによって、アメリカ合衆国の対日貿易赤字は膨らみ、アメリカ合衆国国内の工場の閉鎖による失業者の増加などを引き起こしました。こうした中でアメリカ合衆国は、日本に自主的に輸出規制をするよう圧力をかけました。これにより、日本企業はアメリカ合衆国で販売される製品をアメリカ合衆国の工場で作る現地生産を始めました。また1973年には、1ドル=360円とするドル円固定相場が、変動相場制に移行しました。これにより、円高が進行したことで、日本の輸出競争力が弱まり、経済成長は鈍化しました。 中国の急速な経済成長を背景に、アメリカ合衆国の対中国貿易赤字は、膨らみ続けました。現在、アメリカ合衆国の貿易赤字の3分の1を中国が占め、その金額は、4000億ドル以上となっています。こうした中、2018年に当時のトランプ大統領は、中国に対して鉄鋼などの関税の引き上げを宣言しました。これに対して中国は、報復措置として、アメリカからの大豆などの輸入品の関税の引き上げを行いました。こうした対立が続き、現在では、アメリカ合衆国が中国から輸入する製品の大半、中国がアメリカから輸入する製品の約70%に関税が上乗せされました。
アメリカ合衆国は、日本にどのような圧力をかけましたか。
アメリカ合衆国は、日本に自主的に輸出規制をするよう圧力をかけました。
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地理
日本が急速な経済成長をする中で、1970年代以降、アメリカ合衆国との間で、鉄鋼、自動車、半導体などの製品において、貿易摩擦が発生しました。日本の安い輸入品がアメリカ合衆国国内に出回ることによって、アメリカ合衆国の対日貿易赤字は膨らみ、アメリカ合衆国国内の工場の閉鎖による失業者の増加などを引き起こしました。こうした中でアメリカ合衆国は、日本に自主的に輸出規制をするよう圧力をかけました。これにより、日本企業はアメリカ合衆国で販売される製品をアメリカ合衆国の工場で作る現地生産を始めました。また1973年には、1ドル=360円とするドル円固定相場が、変動相場制に移行しました。これにより、円高が進行したことで、日本の輸出競争力が弱まり、経済成長は鈍化しました。 中国の急速な経済成長を背景に、アメリカ合衆国の対中国貿易赤字は、膨らみ続けました。現在、アメリカ合衆国の貿易赤字の3分の1を中国が占め、その金額は、4000億ドル以上となっています。こうした中、2018年に当時のトランプ大統領は、中国に対して鉄鋼などの関税の引き上げを宣言しました。これに対して中国は、報復措置として、アメリカからの大豆などの輸入品の関税の引き上げを行いました。こうした対立が続き、現在では、アメリカ合衆国が中国から輸入する製品の大半、中国がアメリカから輸入する製品の約70%に関税が上乗せされました。
アメリカ合衆国の貿易赤字の3分の1を占めている国はどこですか。
アメリカ合衆国の貿易赤字の3分の1を中国が占め、その金額は、4000億ドル以上となっています。
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地理
日本が急速な経済成長をする中で、1970年代以降、アメリカ合衆国との間で、鉄鋼、自動車、半導体などの製品において、貿易摩擦が発生しました。日本の安い輸入品がアメリカ合衆国国内に出回ることによって、アメリカ合衆国の対日貿易赤字は膨らみ、アメリカ合衆国国内の工場の閉鎖による失業者の増加などを引き起こしました。こうした中でアメリカ合衆国は、日本に自主的に輸出規制をするよう圧力をかけました。これにより、日本企業はアメリカ合衆国で販売される製品をアメリカ合衆国の工場で作る現地生産を始めました。また1973年には、1ドル=360円とするドル円固定相場が、変動相場制に移行しました。これにより、円高が進行したことで、日本の輸出競争力が弱まり、経済成長は鈍化しました。 中国の急速な経済成長を背景に、アメリカ合衆国の対中国貿易赤字は、膨らみ続けました。現在、アメリカ合衆国の貿易赤字の3分の1を中国が占め、その金額は、4000億ドル以上となっています。こうした中、2018年に当時のトランプ大統領は、中国に対して鉄鋼などの関税の引き上げを宣言しました。これに対して中国は、報復措置として、アメリカからの大豆などの輸入品の関税の引き上げを行いました。こうした対立が続き、現在では、アメリカ合衆国が中国から輸入する製品の大半、中国がアメリカから輸入する製品の約70%に関税が上乗せされました。
当時のトランプ大統領が、中国に対して鉄鋼などの関税の引き上げを宣言したのはいつですか。
2018年に当時のトランプ大統領は、中国に対して鉄鋼などの関税の引き上げを宣言しました。
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地理
人口増減の要因~食糧生産革命編~ 人類は紀元前7000年ごろまで、狩猟採集により食料を確保する獲得経済を営んできました。ですが、獲得経済では安定して食料を得ることができません。自然からもたらされる食料に限界があったため、人口は少しずつしか増加しません。しかし、地球環境の変化で最終氷期(ヴュルム氷期)がおよそ1万年前に終わると、人類は農耕を始めました。これにより安定的に食料を得らえるようになったことで、地球上の人口は獲得経済の時代と比べ、急速に増加しました。 人口増減の要因~産業革命編~ 人類は農耕の開始によりその人口を大幅に増やしました。さらに時代が下り、18世紀になると、人口増加率はより急速になります。この要因は産業革命です。産業革命によって工業生産量が増ました。また科学技術の発展によって、長距離間で物資の大量輸送が可能になり、貿易が活発になったことで、食料生産量に食料輸入が加わったことで食料供給量が増えました。これによって、人々の生活を支えられるようになりました。また、医療技術や医薬品の進歩、公衆衛生の改善、食生活の向上などによって、死亡率が低下しました。これらが要因となり、産業革命が始まった西ヨーロッパやアメリカで人口が増加しました。 人口増減の要因~第二次世界大戦後から現代編~ 第二次世界大戦後の人口増加の舞台は、アフリカ、アジア、ラテンアメリカなどです。これらの地域は、第二次世界大戦後に乳幼児死亡率が大幅に減少しました。これは、産業革命時代の先進国と同様、医療技術や医薬品の進歩、公衆衛生の改善、食生活の向上などによるものです。しかし、これらの地域では出生率が高いままでした。その理由は、アフリカやアジアなどでは、子供を農業の労働力として使うためだといわれています。出生率が高いままで死亡率が低下することによる急速な人口増加を人口爆発といいます。 人口増減の要因~現代の人口減少編~ 現在では様々な要因により人口が減少している地域もあります。例えばロシアや東ヨーロッパ諸国では、政治・経済に不安要素があるため、出生率が低く、人口が停滞していたり、減少していたりしています。例えば、ウクライナでは、1993年に最多人口の5217万人を記録して以来、減少が進み、2020年には4413万人になっています。また日本や韓国では、女性の社会進出が進み、未婚化、晩婚化、晩産化が進む中で欧州諸国と比べて手厚い保護が受けられないことや、将来への不安から、人口減少が進んでいます。 人口増減の要因~将来編~ 人口もこのまま増え続けるとは限りません。現在人口の80%以上が発展途上国に集中していますが、アフリカ以外の発展途上国では出生率が低下しています。一方先進国も少子高齢化により人口減少に転じる国が出てきています。このような中で、世界の人口増加率は1970年代以降、鈍化しています。現在毎年7000万~8000万人の人口増加をしていて、2050年には世界人口が90億人を超えると予測されています。
人類はいつまで狩猟採集により食料を確保する獲得経済を営んできましたか。
人類は紀元前7000年ごろまで、狩猟採集により食料を確保する獲得経済を営んできました。
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地理
人口増減の要因~食糧生産革命編~ 人類は紀元前7000年ごろまで、狩猟採集により食料を確保する獲得経済を営んできました。ですが、獲得経済では安定して食料を得ることができません。自然からもたらされる食料に限界があったため、人口は少しずつしか増加しません。しかし、地球環境の変化で最終氷期(ヴュルム氷期)がおよそ1万年前に終わると、人類は農耕を始めました。これにより安定的に食料を得らえるようになったことで、地球上の人口は獲得経済の時代と比べ、急速に増加しました。 人口増減の要因~産業革命編~ 人類は農耕の開始によりその人口を大幅に増やしました。さらに時代が下り、18世紀になると、人口増加率はより急速になります。この要因は産業革命です。産業革命によって工業生産量が増ました。また科学技術の発展によって、長距離間で物資の大量輸送が可能になり、貿易が活発になったことで、食料生産量に食料輸入が加わったことで食料供給量が増えました。これによって、人々の生活を支えられるようになりました。また、医療技術や医薬品の進歩、公衆衛生の改善、食生活の向上などによって、死亡率が低下しました。これらが要因となり、産業革命が始まった西ヨーロッパやアメリカで人口が増加しました。 人口増減の要因~第二次世界大戦後から現代編~ 第二次世界大戦後の人口増加の舞台は、アフリカ、アジア、ラテンアメリカなどです。これらの地域は、第二次世界大戦後に乳幼児死亡率が大幅に減少しました。これは、産業革命時代の先進国と同様、医療技術や医薬品の進歩、公衆衛生の改善、食生活の向上などによるものです。しかし、これらの地域では出生率が高いままでした。その理由は、アフリカやアジアなどでは、子供を農業の労働力として使うためだといわれています。出生率が高いままで死亡率が低下することによる急速な人口増加を人口爆発といいます。 人口増減の要因~現代の人口減少編~ 現在では様々な要因により人口が減少している地域もあります。例えばロシアや東ヨーロッパ諸国では、政治・経済に不安要素があるため、出生率が低く、人口が停滞していたり、減少していたりしています。例えば、ウクライナでは、1993年に最多人口の5217万人を記録して以来、減少が進み、2020年には4413万人になっています。また日本や韓国では、女性の社会進出が進み、未婚化、晩婚化、晩産化が進む中で欧州諸国と比べて手厚い保護が受けられないことや、将来への不安から、人口減少が進んでいます。 人口増減の要因~将来編~ 人口もこのまま増え続けるとは限りません。現在人口の80%以上が発展途上国に集中していますが、アフリカ以外の発展途上国では出生率が低下しています。一方先進国も少子高齢化により人口減少に転じる国が出てきています。このような中で、世界の人口増加率は1970年代以降、鈍化しています。現在毎年7000万~8000万人の人口増加をしていて、2050年には世界人口が90億人を超えると予測されています。
地球環境の変化で最終氷期(ヴュルム氷期)がおよそ1万年前に終わると、人類はなにを始めましたか。
地球環境の変化で最終氷期(ヴュルム氷期)がおよそ1万年前に終わると、人類は農耕を始めました。
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地理
人口増減の要因~食糧生産革命編~ 人類は紀元前7000年ごろまで、狩猟採集により食料を確保する獲得経済を営んできました。ですが、獲得経済では安定して食料を得ることができません。自然からもたらされる食料に限界があったため、人口は少しずつしか増加しません。しかし、地球環境の変化で最終氷期(ヴュルム氷期)がおよそ1万年前に終わると、人類は農耕を始めました。これにより安定的に食料を得らえるようになったことで、地球上の人口は獲得経済の時代と比べ、急速に増加しました。 人口増減の要因~産業革命編~ 人類は農耕の開始によりその人口を大幅に増やしました。さらに時代が下り、18世紀になると、人口増加率はより急速になります。この要因は産業革命です。産業革命によって工業生産量が増ました。また科学技術の発展によって、長距離間で物資の大量輸送が可能になり、貿易が活発になったことで、食料生産量に食料輸入が加わったことで食料供給量が増えました。これによって、人々の生活を支えられるようになりました。また、医療技術や医薬品の進歩、公衆衛生の改善、食生活の向上などによって、死亡率が低下しました。これらが要因となり、産業革命が始まった西ヨーロッパやアメリカで人口が増加しました。 人口増減の要因~第二次世界大戦後から現代編~ 第二次世界大戦後の人口増加の舞台は、アフリカ、アジア、ラテンアメリカなどです。これらの地域は、第二次世界大戦後に乳幼児死亡率が大幅に減少しました。これは、産業革命時代の先進国と同様、医療技術や医薬品の進歩、公衆衛生の改善、食生活の向上などによるものです。しかし、これらの地域では出生率が高いままでした。その理由は、アフリカやアジアなどでは、子供を農業の労働力として使うためだといわれています。出生率が高いままで死亡率が低下することによる急速な人口増加を人口爆発といいます。 人口増減の要因~現代の人口減少編~ 現在では様々な要因により人口が減少している地域もあります。例えばロシアや東ヨーロッパ諸国では、政治・経済に不安要素があるため、出生率が低く、人口が停滞していたり、減少していたりしています。例えば、ウクライナでは、1993年に最多人口の5217万人を記録して以来、減少が進み、2020年には4413万人になっています。また日本や韓国では、女性の社会進出が進み、未婚化、晩婚化、晩産化が進む中で欧州諸国と比べて手厚い保護が受けられないことや、将来への不安から、人口減少が進んでいます。 人口増減の要因~将来編~ 人口もこのまま増え続けるとは限りません。現在人口の80%以上が発展途上国に集中していますが、アフリカ以外の発展途上国では出生率が低下しています。一方先進国も少子高齢化により人口減少に転じる国が出てきています。このような中で、世界の人口増加率は1970年代以降、鈍化しています。現在毎年7000万~8000万人の人口増加をしていて、2050年には世界人口が90億人を超えると予測されています。
人類はなにを開始したことで人口を大幅に増やしましたか。
人類は農耕の開始によりその人口を大幅に増やしました。
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地理
人口増減の要因~食糧生産革命編~ 人類は紀元前7000年ごろまで、狩猟採集により食料を確保する獲得経済を営んできました。ですが、獲得経済では安定して食料を得ることができません。自然からもたらされる食料に限界があったため、人口は少しずつしか増加しません。しかし、地球環境の変化で最終氷期(ヴュルム氷期)がおよそ1万年前に終わると、人類は農耕を始めました。これにより安定的に食料を得らえるようになったことで、地球上の人口は獲得経済の時代と比べ、急速に増加しました。 人口増減の要因~産業革命編~ 人類は農耕の開始によりその人口を大幅に増やしました。さらに時代が下り、18世紀になると、人口増加率はより急速になります。この要因は産業革命です。産業革命によって工業生産量が増ました。また科学技術の発展によって、長距離間で物資の大量輸送が可能になり、貿易が活発になったことで、食料生産量に食料輸入が加わったことで食料供給量が増えました。これによって、人々の生活を支えられるようになりました。また、医療技術や医薬品の進歩、公衆衛生の改善、食生活の向上などによって、死亡率が低下しました。これらが要因となり、産業革命が始まった西ヨーロッパやアメリカで人口が増加しました。 人口増減の要因~第二次世界大戦後から現代編~ 第二次世界大戦後の人口増加の舞台は、アフリカ、アジア、ラテンアメリカなどです。これらの地域は、第二次世界大戦後に乳幼児死亡率が大幅に減少しました。これは、産業革命時代の先進国と同様、医療技術や医薬品の進歩、公衆衛生の改善、食生活の向上などによるものです。しかし、これらの地域では出生率が高いままでした。その理由は、アフリカやアジアなどでは、子供を農業の労働力として使うためだといわれています。出生率が高いままで死亡率が低下することによる急速な人口増加を人口爆発といいます。 人口増減の要因~現代の人口減少編~ 現在では様々な要因により人口が減少している地域もあります。例えばロシアや東ヨーロッパ諸国では、政治・経済に不安要素があるため、出生率が低く、人口が停滞していたり、減少していたりしています。例えば、ウクライナでは、1993年に最多人口の5217万人を記録して以来、減少が進み、2020年には4413万人になっています。また日本や韓国では、女性の社会進出が進み、未婚化、晩婚化、晩産化が進む中で欧州諸国と比べて手厚い保護が受けられないことや、将来への不安から、人口減少が進んでいます。 人口増減の要因~将来編~ 人口もこのまま増え続けるとは限りません。現在人口の80%以上が発展途上国に集中していますが、アフリカ以外の発展途上国では出生率が低下しています。一方先進国も少子高齢化により人口減少に転じる国が出てきています。このような中で、世界の人口増加率は1970年代以降、鈍化しています。現在毎年7000万~8000万人の人口増加をしていて、2050年には世界人口が90億人を超えると予測されています。
なににより死亡率は低下しましたか。
医療技術や医薬品の進歩、公衆衛生の改善、食生活の向上などによって、死亡率が低下しました。
JCRRAG_011854
地理
エクメーネ・アネクメーネ 人間が日常的に居住している地域をエクメーネ、人間が永続的に居住できない地域をアネクメーネ(ノンエクメーネ)といいます。エクメーネの分布は食料が得られる地域の分布とほぼ一致しています。具体的には、作物の栽培が可能な最暖月平均気温が10℃以上かつ標高3500m以下、牧畜が可能な年降水量250㎜以上です。また人類は、移動・拡散や、科学技術の発展により、その居住地を増やしてきました。この結果エクメーネは拡大し、全陸地面積の88%に達しています。人間の進出により、人が日常的に居住するようになったアネクメーネを、ズブエクメーネと呼びます。ズブエクメーネは主に、鉱山開発によるものが多いです。技術が発達し、交易が盛んになった現在では、鉱山で得た利益で、ほかの地域から食料を買ってこればよいのです。 マルサスの「人口の原理」 地球はどのくらいの人口まで人間を養うことができるでしょうか?1798年、イギリスで人口の抑制を説いた人物がいました。R.マルサスです。「人口が1,4,8,16、、、と等比数列で増加していくのに対し、食料は1,2,3,4、、、と等差数列でしか増えないから、人口抑制をするべきだ」というのが彼の主張です。しかし、予想は現在のところ外れました。品種改良や新大陸への進出によって人口扶養力が高くなったため、全人口を養いきれる食料を生産できているのです。
人間が日常的に居住している地域をなにといいますか。
人間が日常的に居住している地域をエクメーネ、人間が永続的に居住できない地域をアネクメーネ(ノンエクメーネ)といいます。
JCRRAG_011855
地理
エクメーネ・アネクメーネ 人間が日常的に居住している地域をエクメーネ、人間が永続的に居住できない地域をアネクメーネ(ノンエクメーネ)といいます。エクメーネの分布は食料が得られる地域の分布とほぼ一致しています。具体的には、作物の栽培が可能な最暖月平均気温が10℃以上かつ標高3500m以下、牧畜が可能な年降水量250㎜以上です。また人類は、移動・拡散や、科学技術の発展により、その居住地を増やしてきました。この結果エクメーネは拡大し、全陸地面積の88%に達しています。人間の進出により、人が日常的に居住するようになったアネクメーネを、ズブエクメーネと呼びます。ズブエクメーネは主に、鉱山開発によるものが多いです。技術が発達し、交易が盛んになった現在では、鉱山で得た利益で、ほかの地域から食料を買ってこればよいのです。 マルサスの「人口の原理」 地球はどのくらいの人口まで人間を養うことができるでしょうか?1798年、イギリスで人口の抑制を説いた人物がいました。R.マルサスです。「人口が1,4,8,16、、、と等比数列で増加していくのに対し、食料は1,2,3,4、、、と等差数列でしか増えないから、人口抑制をするべきだ」というのが彼の主張です。しかし、予想は現在のところ外れました。品種改良や新大陸への進出によって人口扶養力が高くなったため、全人口を養いきれる食料を生産できているのです。
人間が永続的に居住できない地域をなにといいますか。
人間が永続的に居住できない地域をアネクメーネ(ノンエクメーネ)といいます。
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地理
エクメーネ・アネクメーネ 人間が日常的に居住している地域をエクメーネ、人間が永続的に居住できない地域をアネクメーネ(ノンエクメーネ)といいます。エクメーネの分布は食料が得られる地域の分布とほぼ一致しています。具体的には、作物の栽培が可能な最暖月平均気温が10℃以上かつ標高3500m以下、牧畜が可能な年降水量250㎜以上です。また人類は、移動・拡散や、科学技術の発展により、その居住地を増やしてきました。この結果エクメーネは拡大し、全陸地面積の88%に達しています。人間の進出により、人が日常的に居住するようになったアネクメーネを、ズブエクメーネと呼びます。ズブエクメーネは主に、鉱山開発によるものが多いです。技術が発達し、交易が盛んになった現在では、鉱山で得た利益で、ほかの地域から食料を買ってこればよいのです。 マルサスの「人口の原理」 地球はどのくらいの人口まで人間を養うことができるでしょうか?1798年、イギリスで人口の抑制を説いた人物がいました。R.マルサスです。「人口が1,4,8,16、、、と等比数列で増加していくのに対し、食料は1,2,3,4、、、と等差数列でしか増えないから、人口抑制をするべきだ」というのが彼の主張です。しかし、予想は現在のところ外れました。品種改良や新大陸への進出によって人口扶養力が高くなったため、全人口を養いきれる食料を生産できているのです。
人類は、どのように居住地を増やしてきましたか。
人類は、移動・拡散や、科学技術の発展により、その居住地を増やしてきました。
JCRRAG_011857
地理
人口移動の種類は主に3つに分類できます。 1つ目は、永久的移動です。これは移住先にずっと住み続けることを前提とした移動です。例えば、ヨーロッパからアメリカに移動した移民や、世界各地からパレスチナに集まったユダヤ人などです。 2つ目は、一時的移動です。移動先での定住は考えず、一定期間の後、自分の出身地に変えるものです。例えば、インドやパキスタンなどの南アジアから、サウジアラビアや、アラブ首長国連邦などの中東諸国への出稼ぎ労働者がこれに該当します。 3つ目は、難民です。難民の移動理由には主に2つの要因があります。1つ目は、紛争によるものです。例えばシリア難民などです。もう1つは、環境の変化によるものです。例えば、砂漠化が進行している地域に住む人や、日本でも、東日本大震災で、移住を余儀なくされた人がこれに該当します。 主にこの3つの人口移動の変化を下記に詳しく説明します。 世界の人口移動の変化-ヨーロッパから新大陸へ 新大陸とは、大航海時代にヨーロッパ人が新しく発見した、南北アメリカ大陸、オーストラリア大陸、ニュージーランドなどです。現在のアメリカ合衆国には、1620年、イギリスから、イギリスの弾圧を恐れたピューリタン(清教徒)たちが最初に移住してきました。 その後も、ヨーロッパからは、20世紀初頭まで移住が進みました。この中には、ジャガイモの疫病で飢饉に苦しんだに苦しめられたアイルランド人などもいましたが、現在のアメリカ人は、ドイツ系が一番多くなっています。 カナダのケベック州には、フランスからの移民が多く、現在のケベック州では、フランス語だけが公用語となっていて、カナダは英語とフランス語の二カ国語が公用語となっています。 また16世紀の同じころ、南ヨーロッパからは、南アメリカへの移住がおこなわれました。南アメリカに移住したヨーロッパの人々は、現地の先住民や、移住させられた黒人との混血が進み、これらの混血の人は、メスチソやムラートと呼ばれています。 18世紀以降は、イギリスの流刑地として、オーストラリアへの移住が進みました。その後、金鉱が見つかったことのより、一攫千金を求めて大勢の人が移住してきました。 一方ニュージーランドでは、捕鯨目的で入植が進みました。 世界の人口移動の変化-アフリカから世界へ アフリカのギニア湾岸から、主に新大陸のプランテーション農園の労働力とするために、多くのアフリカ人奴隷たちが強制的に移住させられました。 その数は1500万人にも上り、現在でも、アメリカ合衆国南部、ハイチ、ジャマイカ、コロンビアなどでは、黒人が多く暮らしています。 世界の人口移動の変化-日本から世界へ 実は19世紀以降、日本人も海外へ移住していました。その移住先は、ハワイやブラジルです。ハワイでは、サトウキビ畑や製糖工場で労働力として役割を果たしました。 不足する労働力を補うために多くの国から移民が来ていましたが、当時のサトウキビ畑で働く人の70%を日本人移民が占めていました。 ブラジルに移住した日本人は、現地のコーヒー農園などで働きました。現在でも100万人以上の日系人がブラジルで暮らしています。 またペルーに移住し、砂糖や綿花農園で働いていた日本人移民もいます。その子孫には、ペルーの大統領になったアルベルト・フジモリ氏がいます。
永久的移動とはどのような移動のことですか。
移住先にずっと住み続けることを前提とした移動です。
JCRRAG_011858
地理
人口移動の種類は主に3つに分類できます。 1つ目は、永久的移動です。これは移住先にずっと住み続けることを前提とした移動です。例えば、ヨーロッパからアメリカに移動した移民や、世界各地からパレスチナに集まったユダヤ人などです。 2つ目は、一時的移動です。移動先での定住は考えず、一定期間の後、自分の出身地に変えるものです。例えば、インドやパキスタンなどの南アジアから、サウジアラビアや、アラブ首長国連邦などの中東諸国への出稼ぎ労働者がこれに該当します。 3つ目は、難民です。難民の移動理由には主に2つの要因があります。1つ目は、紛争によるものです。例えばシリア難民などです。もう1つは、環境の変化によるものです。例えば、砂漠化が進行している地域に住む人や、日本でも、東日本大震災で、移住を余儀なくされた人がこれに該当します。 主にこの3つの人口移動の変化を下記に詳しく説明します。 世界の人口移動の変化-ヨーロッパから新大陸へ 新大陸とは、大航海時代にヨーロッパ人が新しく発見した、南北アメリカ大陸、オーストラリア大陸、ニュージーランドなどです。現在のアメリカ合衆国には、1620年、イギリスから、イギリスの弾圧を恐れたピューリタン(清教徒)たちが最初に移住してきました。 その後も、ヨーロッパからは、20世紀初頭まで移住が進みました。この中には、ジャガイモの疫病で飢饉に苦しんだに苦しめられたアイルランド人などもいましたが、現在のアメリカ人は、ドイツ系が一番多くなっています。 カナダのケベック州には、フランスからの移民が多く、現在のケベック州では、フランス語だけが公用語となっていて、カナダは英語とフランス語の二カ国語が公用語となっています。 また16世紀の同じころ、南ヨーロッパからは、南アメリカへの移住がおこなわれました。南アメリカに移住したヨーロッパの人々は、現地の先住民や、移住させられた黒人との混血が進み、これらの混血の人は、メスチソやムラートと呼ばれています。 18世紀以降は、イギリスの流刑地として、オーストラリアへの移住が進みました。その後、金鉱が見つかったことのより、一攫千金を求めて大勢の人が移住してきました。 一方ニュージーランドでは、捕鯨目的で入植が進みました。 世界の人口移動の変化-アフリカから世界へ アフリカのギニア湾岸から、主に新大陸のプランテーション農園の労働力とするために、多くのアフリカ人奴隷たちが強制的に移住させられました。 その数は1500万人にも上り、現在でも、アメリカ合衆国南部、ハイチ、ジャマイカ、コロンビアなどでは、黒人が多く暮らしています。 世界の人口移動の変化-日本から世界へ 実は19世紀以降、日本人も海外へ移住していました。その移住先は、ハワイやブラジルです。ハワイでは、サトウキビ畑や製糖工場で労働力として役割を果たしました。 不足する労働力を補うために多くの国から移民が来ていましたが、当時のサトウキビ畑で働く人の70%を日本人移民が占めていました。 ブラジルに移住した日本人は、現地のコーヒー農園などで働きました。現在でも100万人以上の日系人がブラジルで暮らしています。 またペルーに移住し、砂糖や綿花農園で働いていた日本人移民もいます。その子孫には、ペルーの大統領になったアルベルト・フジモリ氏がいます。
一時的移動とはどのような移動のことですか。
移動先での定住は考えず、一定期間の後、自分の出身地に変えるものです。
JCRRAG_011859
地理
人口移動の種類は主に3つに分類できます。 1つ目は、永久的移動です。これは移住先にずっと住み続けることを前提とした移動です。例えば、ヨーロッパからアメリカに移動した移民や、世界各地からパレスチナに集まったユダヤ人などです。 2つ目は、一時的移動です。移動先での定住は考えず、一定期間の後、自分の出身地に変えるものです。例えば、インドやパキスタンなどの南アジアから、サウジアラビアや、アラブ首長国連邦などの中東諸国への出稼ぎ労働者がこれに該当します。 3つ目は、難民です。難民の移動理由には主に2つの要因があります。1つ目は、紛争によるものです。例えばシリア難民などです。もう1つは、環境の変化によるものです。例えば、砂漠化が進行している地域に住む人や、日本でも、東日本大震災で、移住を余儀なくされた人がこれに該当します。 主にこの3つの人口移動の変化を下記に詳しく説明します。 世界の人口移動の変化-ヨーロッパから新大陸へ 新大陸とは、大航海時代にヨーロッパ人が新しく発見した、南北アメリカ大陸、オーストラリア大陸、ニュージーランドなどです。現在のアメリカ合衆国には、1620年、イギリスから、イギリスの弾圧を恐れたピューリタン(清教徒)たちが最初に移住してきました。 その後も、ヨーロッパからは、20世紀初頭まで移住が進みました。この中には、ジャガイモの疫病で飢饉に苦しんだに苦しめられたアイルランド人などもいましたが、現在のアメリカ人は、ドイツ系が一番多くなっています。 カナダのケベック州には、フランスからの移民が多く、現在のケベック州では、フランス語だけが公用語となっていて、カナダは英語とフランス語の二カ国語が公用語となっています。 また16世紀の同じころ、南ヨーロッパからは、南アメリカへの移住がおこなわれました。南アメリカに移住したヨーロッパの人々は、現地の先住民や、移住させられた黒人との混血が進み、これらの混血の人は、メスチソやムラートと呼ばれています。 18世紀以降は、イギリスの流刑地として、オーストラリアへの移住が進みました。その後、金鉱が見つかったことのより、一攫千金を求めて大勢の人が移住してきました。 一方ニュージーランドでは、捕鯨目的で入植が進みました。 世界の人口移動の変化-アフリカから世界へ アフリカのギニア湾岸から、主に新大陸のプランテーション農園の労働力とするために、多くのアフリカ人奴隷たちが強制的に移住させられました。 その数は1500万人にも上り、現在でも、アメリカ合衆国南部、ハイチ、ジャマイカ、コロンビアなどでは、黒人が多く暮らしています。 世界の人口移動の変化-日本から世界へ 実は19世紀以降、日本人も海外へ移住していました。その移住先は、ハワイやブラジルです。ハワイでは、サトウキビ畑や製糖工場で労働力として役割を果たしました。 不足する労働力を補うために多くの国から移民が来ていましたが、当時のサトウキビ畑で働く人の70%を日本人移民が占めていました。 ブラジルに移住した日本人は、現地のコーヒー農園などで働きました。現在でも100万人以上の日系人がブラジルで暮らしています。 またペルーに移住し、砂糖や綿花農園で働いていた日本人移民もいます。その子孫には、ペルーの大統領になったアルベルト・フジモリ氏がいます。
新大陸とは、どこの大陸のことですか。
新大陸とは、大航海時代にヨーロッパ人が新しく発見した、南北アメリカ大陸、オーストラリア大陸、ニュージーランドなどです。
JCRRAG_011860
地理
土砂災害に関する防災気象情報の活用 土砂災害に関する防災気象情報を活用した避難行動について   土砂災害によって命に危険が及ぶ(避難行動が必要となる)タイミングとエリアの考え方については、「避難情報に関するガイドライン」(以下「ガイドライン」)において具体的に示されています。以下では、このガイドラインに基づき、土砂災害に関する気象警報等が発表された際にとるべき行動の例について解説します。 土砂災害は、建物に壊滅的な被害をもたらし一瞬のうちに尊い人命を奪ってしまう恐ろしい災害です。まず、自治体のハザードマップなどで、土砂災害警戒区域等をご確認ください。土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、土砂災害から命を守るための避難行動が必要です。 土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)において「災害切迫」(黒)が出現すると、命に危険が及ぶ土砂災害が切迫しているか、すでに発生している可能性が高い状況となるため、土砂災害警戒区域等の居住者等は、可能な限り早めの避難行動を心がけ、遅くとも「危険」(紫)が出現した段階で土砂災害警戒区域等の外へ速やかに避難することが重要です。雨が降り出したら、大雨注意報、大雨警報(土砂災害)及び土砂災害警戒情報や土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)を自主避難の判断に活用いただき、自治体から避難指示等が発令されたときには速やかに避難行動をとってください。 特に、次の点にご留意ください。(上図の内容の一部が含まれます。)   夕方に発表中の大雨注意報に、夜間~翌日早朝までに大雨警報発表の可能性が高いと記載されている場合には、土砂災害警戒区域等にお住まいの方は避難の準備をお願いします。(この避難準備の段階で、土砂災害警戒区域等にお住まいで避難行動に支援を必要とする方は、命を守るための避難をご検討ください。) ○夕方に発表中の大雨注意報に、夜~翌日早朝までに大雨警報発表の可能性が高いと記載されている場合には、土砂災害警戒区域等にお住まいの方は避難の準備をお願いします。(この避難準備の段階で、土砂災害警戒区域等にお住まいで避難行動に支援を必要とする方は、命を守るための避難をご検討ください。) ○大雨警報(土砂災害)が発表されたら、高齢者等の方は避難の開始(高齢者等以外の方も避難の準備)をご検討ください。特に、土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)において「警戒」(赤)が出現した領域の土砂災害警戒区域等にお住まいの高齢者等の方は、避難を開始して(高齢者等以外の方も、いつでも避難を開始できるように準備をして)いただくことが重要です。 ○その後、土砂キキクルにおいて「危険」(紫)が出現した場合には、命に危険を及ぼす土砂災害がいつ発生してもおかしくない危険な状況となっており、まもなく土砂災害警戒情報が発表されますので、土砂災害警戒区域等の外の安全な場所へ避難するよう心がけてください。 ○さらに、土砂災害警戒情報等が発表された場合には、改めて避難の検討をお願いします。自治体から警戒レベル4避難指示等が発令された場合には、速やかに必要な避難行動をとってください。その状況でさらに土砂キキクルにおいて「災害切迫」(黒)が出現した場合、命に危険が及ぶ土砂災害が切迫しているか、すでに発生している可能性が高い状況となりますので、土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、この段階を待ってから避難を開始しようとするのではなく、この段階までには避難を完了しておくよう心がけてください
土砂災害によって命に危険が及ぶ(避難行動が必要となる)タイミングとエリアの考え方については、何に具体的に示されていますか。
土砂災害によって命に危険が及ぶ(避難行動が必要となる)タイミングとエリアの考え方については、「避難情報に関するガイドライン」(以下「ガイドライン」)において具体的に示されています。
JCRRAG_011861
地理
土砂災害に関する防災気象情報の活用 土砂災害に関する防災気象情報を活用した避難行動について   土砂災害によって命に危険が及ぶ(避難行動が必要となる)タイミングとエリアの考え方については、「避難情報に関するガイドライン」(以下「ガイドライン」)において具体的に示されています。以下では、このガイドラインに基づき、土砂災害に関する気象警報等が発表された際にとるべき行動の例について解説します。 土砂災害は、建物に壊滅的な被害をもたらし一瞬のうちに尊い人命を奪ってしまう恐ろしい災害です。まず、自治体のハザードマップなどで、土砂災害警戒区域等をご確認ください。土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、土砂災害から命を守るための避難行動が必要です。 土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)において「災害切迫」(黒)が出現すると、命に危険が及ぶ土砂災害が切迫しているか、すでに発生している可能性が高い状況となるため、土砂災害警戒区域等の居住者等は、可能な限り早めの避難行動を心がけ、遅くとも「危険」(紫)が出現した段階で土砂災害警戒区域等の外へ速やかに避難することが重要です。雨が降り出したら、大雨注意報、大雨警報(土砂災害)及び土砂災害警戒情報や土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)を自主避難の判断に活用いただき、自治体から避難指示等が発令されたときには速やかに避難行動をとってください。 特に、次の点にご留意ください。(上図の内容の一部が含まれます。) ○夕方に発表中の大雨注意報に、夜間~翌日早朝までに大雨警報発表の可能性が高いと記載されている場合には、土砂災害警戒区域等にお住まいの方は避難の準備をお願いします。(この避難準備の段階で、土砂災害警戒区域等にお住まいで避難行動に支援を必要とする方は、命を守るための避難をご検討ください。) ○夕方に発表中の大雨注意報に、夜~翌日早朝までに大雨警報発表の可能性が高いと記載されている場合には、土砂災害警戒区域等にお住まいの方は避難の準備をお願いします。(この避難準備の段階で、土砂災害警戒区域等にお住まいで避難行動に支援を必要とする方は、命を守るための避難をご検討ください。) ○大雨警報(土砂災害)が発表されたら、高齢者等の方は避難の開始(高齢者等以外の方も避難の準備)をご検討ください。特に、土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)において「警戒」(赤)が出現した領域の土砂災害警戒区域等にお住まいの高齢者等の方は、避難を開始して(高齢者等以外の方も、いつでも避難を開始できるように準備をして)いただくことが重要です。 ○その後、土砂キキクルにおいて「危険」(紫)が出現した場合には、命に危険を及ぼす土砂災害がいつ発生してもおかしくない危険な状況となっており、まもなく土砂災害警戒情報が発表されますので、土砂災害警戒区域等の外の安全な場所へ避難するよう心がけてください。 ○さらに、土砂災害警戒情報等が発表された場合には、改めて避難の検討をお願いします。自治体から警戒レベル4避難指示等が発令された場合には、速やかに必要な避難行動をとってください。その状況でさらに土砂キキクルにおいて「災害切迫」(黒)が出現した場合、命に危険が及ぶ土砂災害が切迫しているか、すでに発生している可能性が高い状況となりますので、土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、この段階を待ってから避難を開始しようとするのではなく、この段階までには避難を完了しておくよう心がけてください
土砂キキクルにおいて「危険」(紫)がした場合には、何が発表されますか。
土砂キキクルにおいて「危険」(紫)が出現した場合には、命に危険を及ぼす土砂災害がいつ発生してもおかしくない危険な状況となっており、まもなく土砂災害警戒情報が発表されます。
JCRRAG_011862
地理
土砂災害に関する防災気象情報の活用 土砂災害に関する防災気象情報を活用した避難行動について   土砂災害によって命に危険が及ぶ(避難行動が必要となる)タイミングとエリアの考え方については、「避難情報に関するガイドライン」(以下「ガイドライン」)において具体的に示されています。以下では、このガイドラインに基づき、土砂災害に関する気象警報等が発表された際にとるべき行動の例について解説します。 土砂災害は、建物に壊滅的な被害をもたらし一瞬のうちに尊い人命を奪ってしまう恐ろしい災害です。まず、自治体のハザードマップなどで、土砂災害警戒区域等をご確認ください。土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、土砂災害から命を守るための避難行動が必要です。 土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)において「災害切迫」(黒)が出現すると、命に危険が及ぶ土砂災害が切迫しているか、すでに発生している可能性が高い状況となるため、土砂災害警戒区域等の居住者等は、可能な限り早めの避難行動を心がけ、遅くとも「危険」(紫)が出現した段階で土砂災害警戒区域等の外へ速やかに避難することが重要です。雨が降り出したら、大雨注意報、大雨警報(土砂災害)及び土砂災害警戒情報や土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)を自主避難の判断に活用いただき、自治体から避難指示等が発令されたときには速やかに避難行動をとってください。 特に、次の点にご留意ください。(上図の内容の一部が含まれます。) ○夕方に発表中の大雨注意報に、夜間~翌日早朝までに大雨警報発表の可能性が高いと記載されている場合には、土砂災害警戒区域等にお住まいの方は避難の準備をお願いします。(この避難準備の段階で、土砂災害警戒区域等にお住まいで避難行動に支援を必要とする方は、命を守るための避難をご検討ください。) ○夕方に発表中の大雨注意報に、夜~翌日早朝までに大雨警報発表の可能性が高いと記載されている場合には、土砂災害警戒区域等にお住まいの方は避難の準備をお願いします。(この避難準備の段階で、土砂災害警戒区域等にお住まいで避難行動に支援を必要とする方は、命を守るための避難をご検討ください。) ○大雨警報(土砂災害)が発表されたら、高齢者等の方は避難の開始(高齢者等以外の方も避難の準備)をご検討ください。特に、土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)において「警戒」(赤)が出現した領域の土砂災害警戒区域等にお住まいの高齢者等の方は、避難を開始して(高齢者等以外の方も、いつでも避難を開始できるように準備をして)いただくことが重要です。 ○その後、土砂キキクルにおいて「危険」(紫)が出現した場合には、命に危険を及ぼす土砂災害がいつ発生してもおかしくない危険な状況となっており、まもなく土砂災害警戒情報が発表されますので、土砂災害警戒区域等の外の安全な場所へ避難するよう心がけてください。 ○さらに、土砂災害警戒情報等が発表された場合には、改めて避難の検討をお願いします。自治体から警戒レベル4避難指示等が発令された場合には、速やかに必要な避難行動をとってください。その状況でさらに土砂キキクルにおいて「災害切迫」(黒)が出現した場合、命に危険が及ぶ土砂災害が切迫しているか、すでに発生している可能性が高い状況となりますので、土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、この段階を待ってから避難を開始しようとするのではなく、この段階までには避難を完了しておくよう心がけてください
夕方に発表中の大雨注意報に、夜間~翌日早朝までに大雨警報発表の可能性が高いと記載されている場合には、誰に避難の準備をがお願いされていますか。
夕方に発表中の大雨注意報に、夜間~翌日早朝までに大雨警報発表の可能性が高いと記載されている場合には、土砂災害警戒区域等にお住まいの方には避難の準備がお願いされています。
JCRRAG_011863
地理
令和7年4月の地震活動及び火山活動について 令和7年4月の地震活動及び火山活動について解説します。 【地震活動】  4月18日の長野県北部の地震(M5.1)により最大震度5弱を観測しました。  全国で震度3以上を観測した地震の回数は18回で、このうち、震度4以上を観測した地震は5回でした。日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の回数は91回でした。 【火山活動】  警報・予報事項に変更のあった火山は以下のとおりです。その他の火山では、警報・予報事項に変更はありません(令和7年5月12日14時現在)。  霧島山(新燃岳)では、4月2日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベル3(入山規制)を切り替えました。 【備考】 気象庁では、平成9年11月10日より、国・地方公共団体及び住民が一体となった緊急防災対応の迅速かつ円滑な実施 に資するため、気象庁の震度計の観測データに合わせて地方公共団体* 及び国立研究開発法人防災科学技術研究所から 提供されたものも震度情報として発表している。 また、気象庁では、地震防災対策特別措置法の趣旨に沿って、平成9年10月1日より、大学や国立研究開発法人防災 科学技術研究所等の関係機関から地震観測データの提供を受け**、文部科学省と協力してこれを整理し、整理結果等を、 同法に基づいて設置された地震調査研究推進本部地震調査委員会に提供するとともに、気象業務の一環として防災情報 として適宜発表する等活用している。
4月18日の長野県北部の地震で観測された最大震度は、いくつでしたか。
4月18日の長野県北部の地震で観測された最大震度は、震度5弱でした。
JCRRAG_011864
地理
令和7年4月の地震活動及び火山活動について 令和7年4月の地震活動及び火山活動について解説します。 【地震活動】  4月18日の長野県北部の地震(M5.1)により最大震度5弱を観測しました。  全国で震度3以上を観測した地震の回数は18回で、このうち、震度4以上を観測した地震は5回でした。日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の回数は91回でした。 【火山活動】  警報・予報事項に変更のあった火山は以下のとおりです。その他の火山では、警報・予報事項に変更はありません(令和7年5月12日14時現在)。  霧島山(新燃岳)では、4月2日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベル3(入山規制)を切り替えました。 【備考】 気象庁では、平成9年11月10日より、国・地方公共団体及び住民が一体となった緊急防災対応の迅速かつ円滑な実施 に資するため、気象庁の震度計の観測データに合わせて地方公共団体* 及び国立研究開発法人防災科学技術研究所から 提供されたものも震度情報として発表している。 また、気象庁では、地震防災対策特別措置法の趣旨に沿って、平成9年10月1日より、大学や国立研究開発法人防災 科学技術研究所等の関係機関から地震観測データの提供を受け**、文部科学省と協力してこれを整理し、整理結果等を、 同法に基づいて設置された地震調査研究推進本部地震調査委員会に提供するとともに、気象業務の一環として防災情報 として適宜発表する等活用している。
4月2日に火口周辺警報が発表され、噴火警戒レベル3(入山規制)に切り替えられた山の名前は、なんですか。
4月2日に火口周辺警報が発表され、噴火警戒レベル3(入山規制)に切り替えられた山の名前は、霧島山(新燃岳)です。
JCRRAG_011865
地理
令和7年4月の地震活動及び火山活動について 令和7年4月の地震活動及び火山活動について解説します。 【地震活動】  4月18日の長野県北部の地震(M5.1)により最大震度5弱を観測しました。  全国で震度3以上を観測した地震の回数は18回で、このうち、震度4以上を観測した地震は5回でした。日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の回数は91回でした。 【火山活動】  警報・予報事項に変更のあった火山は以下のとおりです。その他の火山では、警報・予報事項に変更はありません(令和7年5月12日14時現在)。  霧島山(新燃岳)では、4月2日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベル3(入山規制)を切り替えました。 【備考】 気象庁では、平成9年11月10日より、国・地方公共団体及び住民が一体となった緊急防災対応の迅速かつ円滑な実施に資するため、気象庁の震度計の観測データに合わせて地方公共団体及び国立研究開発法人防災科学技術研究所から提供されたものも震度情報として発表している。 また、気象庁では、地震防災対策特別措置法の趣旨に沿って、平成9年10月1日より、大学や国立研究開発法人防災科学技術研究所等の関係機関から地震観測データの提供を受け、文部科学省と協力してこれを整理し、整理結果等を、同法に基づいて設置された地震調査研究推進本部地震調査委員会に提供するとともに、気象業務の一環として防災情報として適宜発表する等活用している。
気象庁では、平成9年11月10日より、国・地方公共団体及び住民が一体となった緊急防災対応の迅速かつ円滑な実施に資するため、気象庁の震度計の観測データに合わせて、どこから提供されたものを震度情報として発表していますか。
気象庁では、平成9年11月10日より、国・地方公共団体及び住民が一体となった緊急防災対応の迅速かつ円滑な実施に資するため、気象庁の震度計の観測データに合わせて地方公共団体及び国立研究開発法人防災科学技術研究所から提供されたものも震度情報として発表しています。
JCRRAG_011866
地理
● 世界の主な地震 令和7年(2025 年)4月に世界で発生したマグニチュード(M)6.0 以上または被害を伴った地震 【4月 23 日 トルコの地震】 2025 年4月 23 日 18 時 49 分(日本時間、以下同じ)にトルコの深さ 10km で Mw6.2(Mw は Global CMT によるモーメントマグニチュード)の地震が発生した。この地震の発震機構(Global CMT による)は北西-南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型である。今回の地震により、エルデク(トルコ)で 0.06m の津波を観測した。 この地震により、負傷者 236 人などの被害が生じた(2025 年5月1日現在)。 今回の地震の震央周辺では、1999 年8月 17 日に Mw7.6 の地震が発生し、死者 17,118人などの被害が生じた。また、1999 年 11 月 13 日に Mw7.1 の地震が発生し、死者 894 人などの被害が生じた。 1904 年以降の地震活動を見ると、今回の地震の震央付近(は、これまでも M7.0 以上の地震が時々発生するなど、地震活動が活発なところとして知られている。 【4月 25 日 エクアドル沿岸の地震】 2025 年4月 25 日 20 時 44 分(日本時間、以下同じ)にエクアドル沿岸の深さ 35km で Mw6.3 の地震(Mwは Global CMT によるモーメントマグニチュード)が発生した。この地震の発震機構(Global CMT によ る)は、東西方向に圧力軸を持つ逆断層型である。この地震により負傷者 49 人などの被害が生じた。 また、エクアドルのエスメラルダスで 0.42mの津波を観測した。 1970 年以降の活動をみると、今回の地震の震源付近では、M6.0 以上の地震がしばしば発生しており、M7.0 以上の地震も過去3回発生している。このうち 1979 年 12 月 12 日に発生した Mw8.1 の地震(Mw は Global CMT によるモーメントマグニチュード)では、死者 600 人などの被害が生じた。この地震により、コロンビアのサン・ファン・デ・ラ・コスタで6mの津波を観測した。また、2016 年4月 17 日に発生した Mw7.8 の地震(Mw は気象庁によるモーメントマグニチュード)では死者 669 人などの被害が生じた。この地震により、エクアドルのバイア・デ・カラケスでは 0.6mの津波を観測した。
2025 年4月 23 日 18 時 49 分(日本時間、以下同じ)にトルコで発生した地震は、トルコの深さ何kmで発生しましたか。
2025 年4月 23 日 18 時 49 分(日本時間、以下同じ)にトルコで発生した地震は、トルコの深さ10kmで発生しました。
JCRRAG_011867
地理
● 世界の主な地震 令和7年(2025 年)4月に世界で発生したマグニチュード(M)6.0 以上または被害を伴った地震 【4月 23 日 トルコの地震】 2025 年4月 23 日 18 時 49 分(日本時間、以下同じ)にトルコの深さ 10km で Mw6.2(Mw は Global CMT によるモーメントマグニチュード)の地震が発生した。この地震の発震機構(Global CMT による)は北西-南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型である。今回の地震により、エルデク(トルコ)で 0.06m の津波を観測した。 この地震により、負傷者 236 人などの被害が生じた(2025 年5月1日現在)。 今回の地震の震央周辺では、1999 年8月 17 日に Mw7.6 の地震が発生し、死者 17,118人などの被害が生じた。また、1999 年 11 月 13 日に Mw7.1 の地震が発生し、死者 894 人などの被害が生じた。 1904 年以降の地震活動を見ると、今回の地震の震央付近(は、これまでも M7.0 以上の地震が時々発生するなど、地震活動が活発なところとして知られている。 【4月 25 日 エクアドル沿岸の地震】 2025 年4月 25 日 20 時 44 分(日本時間、以下同じ)にエクアドル沿岸の深さ 35km で Mw6.3 の地震(Mwは Global CMT によるモーメントマグニチュード)が発生した。この地震の発震機構(Global CMT によ る)は、東西方向に圧力軸を持つ逆断層型である。この地震により負傷者 49 人などの被害が生じた。 また、エクアドルのエスメラルダスで 0.42mの津波を観測した。 1970 年以降の活動をみると、今回の地震の震源付近では、M6.0 以上の地震がしばしば発生しており、M7.0 以上の地震も過去3回発生している。このうち 1979 年 12 月 12 日に発生した Mw8.1 の地震(Mw は Global CMT によるモーメントマグニチュード)では、死者 600 人などの被害が生じた。この地震により、コロンビアのサン・ファン・デ・ラ・コスタで6mの津波を観測した。また、2016 年4月 17 日に発生した Mw7.8 の地震(Mw は気象庁によるモーメントマグニチュード)では死者 669 人などの被害が生じた。この地震により、エクアドルのバイア・デ・カラケスでは 0.6mの津波を観測した。
エルデク(トルコ)で観測された津波の高さを教えてください。
エルデク(トルコ)で観測された津波の高さは、0.06m でした。
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地理
● 世界の主な地震 令和7年(2025 年)4月に世界で発生したマグニチュード(M)6.0 以上または被害を伴った地震 【4月 23 日 トルコの地震】 2025 年4月 23 日 18 時 49 分(日本時間、以下同じ)にトルコの深さ 10km で Mw6.2(Mw は Global CMT によるモーメントマグニチュード)の地震が発生した。この地震の発震機構(Global CMT による)は北西-南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型である。今回の地震により、エルデク(トルコ)で 0.06m の津波を観測した。 この地震により、負傷者 236 人などの被害が生じた(2025 年5月1日現在)。 今回の地震の震央周辺では、1999 年8月 17 日に Mw7.6 の地震が発生し、死者 17,118人などの被害が生じた。また、1999 年 11 月 13 日に Mw7.1 の地震が発生し、死者 894 人などの被害が生じた。 1904 年以降の地震活動を見ると、今回の地震の震央付近(は、これまでも M7.0 以上の地震が時々発生するなど、地震活動が活発なところとして知られている。 【4月 25 日 エクアドル沿岸の地震】 2025 年4月 25 日 20 時 44 分(日本時間、以下同じ)にエクアドル沿岸の深さ 35km で Mw6.3 の地震(Mwは Global CMT によるモーメントマグニチュード)が発生した。この地震の発震機構(Global CMT によ る)は、東西方向に圧力軸を持つ逆断層型である。この地震により負傷者 49 人などの被害が生じた。 また、エクアドルのエスメラルダスで 0.42mの津波を観測した。 1970 年以降の活動をみると、今回の地震の震源付近では、M6.0 以上の地震がしばしば発生しており、M7.0 以上の地震も過去3回発生している。このうち 1979 年 12 月 12 日に発生した Mw8.1 の地震(Mw は Global CMT によるモーメントマグニチュード)では、死者 600 人などの被害が生じた。この地震により、コロンビアのサン・ファン・デ・ラ・コスタで6mの津波を観測した。また、2016 年4月 17 日に発生した Mw7.8 の地震(Mw は気象庁によるモーメントマグニチュード)では死者 669 人などの被害が生じた。この地震により、エクアドルのバイア・デ・カラケスでは 0.6mの津波を観測した。
2025 年4月 25 日 20 時 44 分(日本時間、以下同じ)にエクアドル沿岸の深さ 35kmで起きた地震は、Mwいくつでしたか。
2025 年4月 25 日 20 時 44 分(日本時間、以下同じ)にエクアドル沿岸の深さ 35kmで起きた地震は、Mw6.3でした。
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地理
● 世界の主な地震 令和7年(2025 年)4月に世界で発生したマグニチュード(M)6.0 以上または被害を伴った地震 【4月 23 日 トルコの地震】 2025 年4月 23 日 18 時 49 分(日本時間、以下同じ)にトルコの深さ 10km で Mw6.2(Mw は Global CMT によるモーメントマグニチュード)の地震が発生した。この地震の発震機構(Global CMT による)は北西-南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型である。今回の地震により、エルデク(トルコ)で 0.06m の津波を観測した。 この地震により、負傷者 236 人などの被害が生じた(2025 年5月1日現在)。 今回の地震の震央周辺では、1999 年8月 17 日に Mw7.6 の地震が発生し、死者 17,118人などの被害が生じた。また、1999 年 11 月 13 日に Mw7.1 の地震が発生し、死者 894 人などの被害が生じた。 1904 年以降の地震活動を見ると、今回の地震の震央付近(は、これまでも M7.0 以上の地震が時々発生するなど、地震活動が活発なところとして知られている。 【4月 25 日 エクアドル沿岸の地震】 2025 年4月 25 日 20 時 44 分(日本時間、以下同じ)にエクアドル沿岸の深さ 35km で Mw6.3 の地震(Mwは Global CMT によるモーメントマグニチュード)が発生した。この地震の発震機構(Global CMT によ る)は、東西方向に圧力軸を持つ逆断層型である。この地震により負傷者 49 人などの被害が生じた。 また、エクアドルのエスメラルダスで 0.42mの津波を観測した。 1970 年以降の活動をみると、今回の地震の震源付近では、M6.0 以上の地震がしばしば発生しており、M7.0 以上の地震も過去3回発生している。このうち 1979 年 12 月 12 日に発生した Mw8.1 の地震(Mw は Global CMT によるモーメントマグニチュード)では、死者 600 人などの被害が生じた。この地震により、コロンビアのサン・ファン・デ・ラ・コスタで6mの津波を観測した。また、2016 年4月 17 日に発生した Mw7.8 の地震(Mw は気象庁によるモーメントマグニチュード)では死者 669 人などの被害が生じた。この地震により、エクアドルのバイア・デ・カラケスでは 0.6mの津波を観測した。
エクアドルのエスメラルダスで観測した津波は何mでしたか。
エクアドルのエスメラルダスで観測した津波は0.42mでした。
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地理
● 世界の主な地震 令和7年(2025 年)4月に世界で発生したマグニチュード(M)6.0 以上または被害を伴った地震 【4月 23 日 トルコの地震】 2025 年4月 23 日 18 時 49 分(日本時間、以下同じ)にトルコの深さ 10km で Mw6.2(Mw は Global CMT によるモーメントマグニチュード)の地震が発生した。この地震の発震機構(Global CMT による)は北西-南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型である。今回の地震により、エルデク(トルコ)で 0.06m の津波を観測した。 この地震により、負傷者 236 人などの被害が生じた(2025 年5月1日現在)。 今回の地震の震央周辺では、1999 年8月 17 日に Mw7.6 の地震が発生し、死者 17,118人などの被害が生じた。また、1999 年 11 月 13 日に Mw7.1 の地震が発生し、死者 894 人などの被害が生じた。 1904 年以降の地震活動を見ると、今回の地震の震央付近(は、これまでも M7.0 以上の地震が時々発生するなど、地震活動が活発なところとして知られている。 【4月 25 日 エクアドル沿岸の地震】 2025 年4月 25 日 20 時 44 分(日本時間、以下同じ)にエクアドル沿岸の深さ 35km で Mw6.3 の地震(Mwは Global CMT によるモーメントマグニチュード)が発生した。この地震の発震機構(Global CMT による)は、東西方向に圧力軸を持つ逆断層型である。この地震により負傷者 49 人などの被害が生じた。 また、エクアドルのエスメラルダスで 0.42mの津波を観測した。 1970 年以降の活動をみると、今回の地震の震源付近では、M6.0 以上の地震がしばしば発生しており、M7.0 以上の地震も過去3回発生している。このうち 1979 年 12 月 12 日に発生した Mw8.1 の地震(Mw は Global CMT によるモーメントマグニチュード)では、死者 600 人などの被害が生じた。この地震により、コロンビアのサン・ファン・デ・ラ・コスタで6mの津波を観測した。また、2016 年4月 17 日に発生した Mw7.8 の地震(Mw は気象庁によるモーメントマグニチュード)では死者 669 人などの被害が生じた。この地震により、エクアドルのバイア・デ・カラケスでは 0.6mの津波を観測した。
2016 年4月 17 日に発生した Mw7.8 の地震(Mw は気象庁によるモーメントマグニチュード)で、 0.6mの津波の津波が観測されたエクアドルの地域は、どこですか。
2016 年4月 17 日に発生した Mw7.8 の地震(Mw は気象庁によるモーメントマグニチュード)で、 0.6mの津波の津波が観測されたエクアドルの地域は、バイア・デ・カラケスです。
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地理
7年9か月続いた黒潮大蛇行が終息する兆し(報道発表日:令和7年5月9日) 【概要】 2017年8月から続いていた紀伊半島から東海沖の黒潮大蛇行*1は、5月8日現在みられなくなり、この状態が持続して大蛇行が終息する兆しがあります。黒潮の流路は、船舶の運航や、魚種・漁場の位置、沿岸の海洋環境等にも影響を与えますので、留意してください。 【本文】 黒潮は、2017年8月以降、紀伊半島から東海沖で大きく離岸して流れる大蛇行*1の状態となり(平成29年9月29日報道発表「黒潮が12年ぶりに大蛇行」)、その継続期間は2025年4月中旬までで、およそ7年9か月と過去最長となっていました。 その後、黒潮の一部が東海沖で切離し潮岬沖をおおむね東に流れ、5月8日現在、大蛇行はみられなくなりました。今後、この状態が持続して黒潮大蛇行が終息する兆しがあります。 黒潮の流路は、船舶の運航や、魚種・漁場の位置、沿岸の海洋環境等に影響を与えますので、留意してください。 気象庁は、今後も黒潮流路の変動を注意深く監視していきます。また、気象庁ホームページの「海洋の健康診断表」にて、海水温及び海流の最新の状況を毎日更新しているほか、1か月先までの見通しを約10日ごとに発表していますので、あわせてご利用ください。
2017年8月から続いていた紀伊半島から東海沖の黒潮大蛇行は、いつ見られなくなしましたか。
2017年8月から続いていた紀伊半島から東海沖の黒潮大蛇行は、5月8日現在みられなくなりました。
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地理
7年9か月続いた黒潮大蛇行が終息する兆し(報道発表日:令和7年5月9日) 【概要】 2017年8月から続いていた紀伊半島から東海沖の黒潮大蛇行*1は、5月8日現在みられなくなり、この状態が持続して大蛇行が終息する兆しがあります。黒潮の流路は、船舶の運航や、魚種・漁場の位置、沿岸の海洋環境等にも影響を与えますので、留意してください。 【本文】 黒潮は、2017年8月以降、紀伊半島から東海沖で大きく離岸して流れる大蛇行*1の状態となり(平成29年9月29日報道発表「黒潮が12年ぶりに大蛇行」)、その継続期間は2025年4月中旬までで、およそ7年9か月と過去最長となっていました。 その後、黒潮の一部が東海沖で切離し潮岬沖をおおむね東に流れ、5月8日現在、大蛇行はみられなくなりました。今後、この状態が持続して黒潮大蛇行が終息する兆しがあります。 黒潮の流路は、船舶の運航や、魚種・漁場の位置、沿岸の海洋環境等に影響を与えますので、留意してください。 気象庁は、今後も黒潮流路の変動を注意深く監視していきます。また、気象庁ホームページの「海洋の健康診断表」にて、海水温及び海流の最新の状況を毎日更新しているほか、1か月先までの見通しを約10日ごとに発表していますので、あわせてご利用ください。
黒潮の流路は、何に影響を与えますか。
黒潮の流路は、船舶の運航や、魚種・漁場の位置、沿岸の海洋環境等にも影響を与えます。
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地理
7年9か月続いた黒潮大蛇行が終息する兆し(報道発表日:令和7年5月9日) 【概要】 2017年8月から続いていた紀伊半島から東海沖の黒潮大蛇行*1は、5月8日現在みられなくなり、この状態が持続して大蛇行が終息する兆しがあります。黒潮の流路は、船舶の運航や、魚種・漁場の位置、沿岸の海洋環境等にも影響を与えますので、留意してください。 【本文】 黒潮は、2017年8月以降、紀伊半島から東海沖で大きく離岸して流れる大蛇行*1の状態となり(平成29年9月29日報道発表「黒潮が12年ぶりに大蛇行」)、その継続期間は2025年4月中旬までで、およそ7年9か月と過去最長となっていました。 その後、黒潮の一部が東海沖で切離し潮岬沖をおおむね東に流れ、5月8日現在、大蛇行はみられなくなりました。今後、この状態が持続して黒潮大蛇行が終息する兆しがあります。 黒潮の流路は、船舶の運航や、魚種・漁場の位置、沿岸の海洋環境等に影響を与えますので、留意してください。 気象庁は、今後も黒潮流路の変動を注意深く監視していきます。また、気象庁ホームページの「海洋の健康診断表」にて、海水温及び海流の最新の状況を毎日更新しているほか、1か月先までの見通しを約10日ごとに発表していますので、あわせてご利用ください。
黒潮は、2017年8月以降、紀伊半島から東海沖で大きく離岸して流れる大蛇行の状態になりましたが、継続期間を教えてください。
黒潮は、2017年8月以降、紀伊半島から東海沖で大きく離岸して流れる大蛇行の状態となった継続期間は、およそ7年9か月と過去最長となっていました。
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地理
7年9か月続いた黒潮大蛇行が終息する兆し(報道発表日:令和7年5月9日) 【概要】 2017年8月から続いていた紀伊半島から東海沖の黒潮大蛇行*1は、5月8日現在みられなくなり、この状態が持続して大蛇行が終息する兆しがあります。黒潮の流路は、船舶の運航や、魚種・漁場の位置、沿岸の海洋環境等にも影響を与えますので、留意してください。 【本文】 黒潮は、2017年8月以降、紀伊半島から東海沖で大きく離岸して流れる大蛇行*1の状態となり(平成29年9月29日報道発表「黒潮が12年ぶりに大蛇行」)、その継続期間は2025年4月中旬までで、およそ7年9か月と過去最長となっていました。 その後、黒潮の一部が東海沖で切離し潮岬沖をおおむね東に流れ、5月8日現在、大蛇行はみられなくなりました。今後、この状態が持続して黒潮大蛇行が終息する兆しがあります。 黒潮の流路は、船舶の運航や、魚種・漁場の位置、沿岸の海洋環境等に影響を与えますので、留意してください。 気象庁は、今後も黒潮流路の変動を注意深く監視していきます。また、気象庁ホームページの「海洋の健康診断表」にて、海水温及び海流の最新の状況を毎日更新しているほか、1か月先までの見通しを約10日ごとに発表していますので、あわせてご利用ください。
気象庁ホームページの何に、海水温及び海流の最新の状況を毎日更新していますか。
気象庁ホームページの「海洋の健康診断表」に海水温及び海流の最新の状況を毎日更新しています。
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地理
7年9か月続いた黒潮大蛇行が終息する兆し(報道発表日:令和7年5月9日) 【概要】 2017年8月から続いていた紀伊半島から東海沖の黒潮大蛇行*1は、5月8日現在みられなくなり、この状態が持続して大蛇行が終息する兆しがあります。黒潮の流路は、船舶の運航や、魚種・漁場の位置、沿岸の海洋環境等にも影響を与えますので、留意してください。 【本文】 黒潮は、2017年8月以降、紀伊半島から東海沖で大きく離岸して流れる大蛇行*1の状態となり(平成29年9月29日報道発表「黒潮が12年ぶりに大蛇行」)、その継続期間は2025年4月中旬までで、およそ7年9か月と過去最長となっていました。 その後、黒潮の一部が東海沖で切離し潮岬沖をおおむね東に流れ、5月8日現在、大蛇行はみられなくなりました。今後、この状態が持続して黒潮大蛇行が終息する兆しがあります。 黒潮の流路は、船舶の運航や、魚種・漁場の位置、沿岸の海洋環境等に影響を与えますので、留意してください。 気象庁は、今後も黒潮流路の変動を注意深く監視していきます。また、気象庁ホームページの「海洋の健康診断表」にて、海水温及び海流の最新の状況を毎日更新しているほか、1か月先までの見通しを約10日ごとに発表していますので、あわせてご利用ください。
海水温及び海流の最新の状況を毎日更新しているほか、1か月先までの見通しを約何日ごとに発表していますか。
海水温及び海流の最新の状況を毎日更新しているほか、1か月先までの見通しを約10日ごとに発表しています。
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地理
【黒潮大蛇行とは】 黒潮は、東シナ海を北上して九州と奄美大島の間のトカラ海峡から太平洋に入 り、日本の南岸に沿って流れ、房総半島沖を東に流れる海流です。流速は速いと ころでは 4 ノット(2m/s)以上に達し、その強い流れは幅 100km にも及びま す。四国・本州南方を流れる黒潮には、大きく分けて2種類の安定した流路(*1) のパターンがあります。一方は、本州南方の東経 136 度~140 度で北緯 32 度以 南まで大きく蛇行して流れる「大蛇行流路」、他方は四国・本州南岸にほぼ沿っ て流れる「非大蛇行流路」と呼ばれているものです。 【黒潮の大蛇行】 気象庁では、本州南岸の黒潮流路が以下の2つの条件を共に満たした場合に大 蛇行と判定しています。 • 潮岬で黒潮が安定して離岸していること • 東海沖(東経 136~140 度)での黒潮流路の最南下点が北緯 32 度より南に 位置していること 東海沖における黒潮流路の最南緯度の経年変動(1961 年1月~2024 年 12 月) 東海沖における黒潮流路の月ごとの最南緯度を細線で、13 か月移動平均値を太 線で示しています。
黒潮は、どこを流れる海流ですか。
黒潮は、東シナ海を北上して九州と奄美大島の間のトカラ海峡から太平洋に入り、日本の南岸に沿って流れ、房総半島沖を東に流れる海流です。
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地理
【黒潮大蛇行とは】 黒潮は、東シナ海を北上して九州と奄美大島の間のトカラ海峡から太平洋に入 り、日本の南岸に沿って流れ、房総半島沖を東に流れる海流です。流速は速いと ころでは 4 ノット(2m/s)以上に達し、その強い流れは幅 100km にも及びま す。四国・本州南方を流れる黒潮には、大きく分けて2種類の安定した流路(*1) のパターンがあります。一方は、本州南方の東経 136 度~140 度で北緯 32 度以 南まで大きく蛇行して流れる「大蛇行流路」、他方は四国・本州南岸にほぼ沿っ て流れる「非大蛇行流路」と呼ばれているものです。 【黒潮の大蛇行】 気象庁では、本州南岸の黒潮流路が以下の2つの条件を共に満たした場合に大 蛇行と判定しています。 • 潮岬で黒潮が安定して離岸していること • 東海沖(東経 136~140 度)での黒潮流路の最南下点が北緯 32 度より南に 位置していること 東海沖における黒潮流路の最南緯度の経年変動(1961 年1月~2024 年 12 月) 東海沖における黒潮流路の月ごとの最南緯度を細線で、13 か月移動平均値を太 線で示しています。
流速は速いところでは、何ノット以上になりますか。
流速は速いところでは、 4 ノット(2m/s)以上に達します。
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地理
【黒潮大蛇行とは】 黒潮は、東シナ海を北上して九州と奄美大島の間のトカラ海峡から太平洋に入 り、日本の南岸に沿って流れ、房総半島沖を東に流れる海流です。流速は速いと ころでは 4 ノット(2m/s)以上に達し、その強い流れは幅 100km にも及びま す。四国・本州南方を流れる黒潮には、大きく分けて2種類の安定した流路(*1) のパターンがあります。一方は、本州南方の東経 136 度~140 度で北緯 32 度以 南まで大きく蛇行して流れる「大蛇行流路」、他方は四国・本州南岸にほぼ沿っ て流れる「非大蛇行流路」と呼ばれているものです。 【黒潮の大蛇行】 気象庁では、本州南岸の黒潮流路が以下の2つの条件を共に満たした場合に大 蛇行と判定しています。 • 潮岬で黒潮が安定して離岸していること • 東海沖(東経 136~140 度)での黒潮流路の最南下点が北緯 32 度より南に 位置していること 東海沖における黒潮流路の最南緯度の経年変動(1961 年1月~2024 年 12 月) 東海沖における黒潮流路の月ごとの最南緯度を細線で、13 か月移動平均値を太 線で示しています。
強い流れは、幅何kmに及びますか。
強い流れは、幅100kmに及びます。
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地理
【黒潮大蛇行とは】 黒潮は、東シナ海を北上して九州と奄美大島の間のトカラ海峡から太平洋に入 り、日本の南岸に沿って流れ、房総半島沖を東に流れる海流です。流速は速いと ころでは 4 ノット(2m/s)以上に達し、その強い流れは幅 100km にも及びま す。四国・本州南方を流れる黒潮には、大きく分けて2種類の安定した流路(*1) のパターンがあります。一方は、本州南方の東経 136 度~140 度で北緯 32 度以 南まで大きく蛇行して流れる「大蛇行流路」、他方は四国・本州南岸にほぼ沿っ て流れる「非大蛇行流路」と呼ばれているものです。 【黒潮の大蛇行】 気象庁では、本州南岸の黒潮流路が以下の2つの条件を共に満たした場合に大 蛇行と判定しています。 • 潮岬で黒潮が安定して離岸していること • 東海沖(東経 136~140 度)での黒潮流路の最南下点が北緯 32 度より南に 位置していること 東海沖における黒潮流路の最南緯度の経年変動(1961 年1月~2024 年 12 月) 東海沖における黒潮流路の月ごとの最南緯度を細線で、13 か月移動平均値を太 線で示しています。
「大蛇行流路」は、どこを蛇行して流れていますか。
「大蛇行流路」は、本州南方の東経 136 度~140 度で北緯 32度以南まで大きく蛇行して流れています。
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地理
【黒潮大蛇行とは】 黒潮は、東シナ海を北上して九州と奄美大島の間のトカラ海峡から太平洋に入 り、日本の南岸に沿って流れ、房総半島沖を東に流れる海流です。流速は速いと ころでは 4 ノット(2m/s)以上に達し、その強い流れは幅 100km にも及びま す。四国・本州南方を流れる黒潮には、大きく分けて2種類の安定した流路(*1) のパターンがあります。一方は、本州南方の東経 136 度~140 度で北緯 32 度以 南まで大きく蛇行して流れる「大蛇行流路」、他方は四国・本州南岸にほぼ沿っ て流れる「非大蛇行流路」と呼ばれているものです。 【黒潮の大蛇行】 気象庁では、本州南岸の黒潮流路が以下の2つの条件を共に満たした場合に大 蛇行と判定しています。 • 潮岬で黒潮が安定して離岸していること • 東海沖(東経 136~140 度)での黒潮流路の最南下点が北緯 32 度より南に 位置していること 東海沖における黒潮流路の最南緯度の経年変動(1961 年1月~2024 年 12 月) 東海沖における黒潮流路の月ごとの最南緯度を細線で、13 か月移動平均値を太 線で示しています。
「非大蛇行流路」は、どこに沿って流れていますか。
「非大蛇行流路」は、四国・本州南岸にほぼ沿って流れています。
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地理
「広域に降り積もる火山灰対策に資する火山灰予測情報のあり方(報告書)」の公表について 報道発表日:令和7年4月25日 【概要】  「広域降灰対策に資する降灰予測情報に関する検討会」において、「広域に降り積もる火山灰対策に資する火山灰予測情報のあり方(報告書)」が取りまとめられましたので公表します。 【本文】 大規模噴火発生時に広域に降り積もる火山灰対策全般については、内閣府の「首都圏における広域降灰対策検討会」において検討され、「首都圏における広域降灰対策ガイドライン」として令和7年3月28日に公表されたところです。同ガイドラインにおいて、火山灰量等に応じた防災対応や火山灰の見通し等に関する情報の必要性を含む、大規模噴火発生時に広域に降り積もる火山灰対策の基本方針が示されました。  このような背景の下、気象庁では、大規模噴火時の新たな火山灰予測情報の具体的な内容についての検討を行うため、令和7年1月から「広域降灰対策に資する降灰予測情報に関する検討会」(座長:藤井敏嗣 東京大学名誉教授)を開催し、情報改善の方向性や警報の要否などについて議論いただきました。  今般、その検討の成果として、「広域に降り積もる火山灰対策に資する火山灰予測情報のあり方(報告書)」が取りまとめられましたので公表します。  本報告書を受け、火山灰に関する情報改善の実現に向け詳細な検討を進めてまいります。
大規模噴火発生時に広域に降り積もる火山灰対策全般については、何において検討されましたか。
大規模噴火発生時に広域に降り積もる火山灰対策全般については、内閣府の「首都圏における広域降灰対策検討会」において検討されました。
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地理
「広域に降り積もる火山灰対策に資する火山灰予測情報のあり方(報告書)」の公表について 報道発表日:令和7年4月25日 【概要】  「広域降灰対策に資する降灰予測情報に関する検討会」において、「広域に降り積もる火山灰対策に資する火山灰予測情報のあり方(報告書)」が取りまとめられましたので公表します。 【本文】 大規模噴火発生時に広域に降り積もる火山灰対策全般については、内閣府の「首都圏における広域降灰対策検討会」において検討され、「首都圏における広域降灰対策ガイドライン」として令和7年3月28日に公表されたところです。同ガイドラインにおいて、火山灰量等に応じた防災対応や火山灰の見通し等に関する情報の必要性を含む、大規模噴火発生時に広域に降り積もる火山灰対策の基本方針が示されました。  このような背景の下、気象庁では、大規模噴火時の新たな火山灰予測情報の具体的な内容についての検討を行うため、令和7年1月から「広域降灰対策に資する降灰予測情報に関する検討会」(座長:藤井敏嗣 東京大学名誉教授)を開催し、情報改善の方向性や警報の要否などについて議論いただきました。  今般、その検討の成果として、「広域に降り積もる火山灰対策に資する火山灰予測情報のあり方(報告書)」が取りまとめられましたので公表します。  本報告書を受け、火山灰に関する情報改善の実現に向け詳細な検討を進めてまいります。
気象庁で大規模噴火時の新たな火山灰予測情報の具体的な内容についての検討を行うため、令和7年1月から開催されていた検討会は、なんですか。
気象庁で大規模噴火時の新たな火山灰予測情報の具体的な内容についての検討を行うため、令和7年1月から開催されていた検討会は、「広域降灰対策に資する降灰予測情報に関する検討会」です。
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地理
「広域に降り積もる火山灰対策に資する火山灰予測情報のあり方(報告書)」の公表について 報道発表日:令和7年4月25日 【概要】  「広域降灰対策に資する降灰予測情報に関する検討会」において、「広域に降り積もる火山灰対策に資する火山灰予測情報のあり方(報告書)」が取りまとめられましたので公表します。 【本文】 大規模噴火発生時に広域に降り積もる火山灰対策全般については、内閣府の「首都圏における広域降灰対策検討会」において検討され、「首都圏における広域降灰対策ガイドライン」として令和7年3月28日に公表されたところです。同ガイドラインにおいて、火山灰量等に応じた防災対応や火山灰の見通し等に関する情報の必要性を含む、大規模噴火発生時に広域に降り積もる火山灰対策の基本方針が示されました。  このような背景の下、気象庁では、大規模噴火時の新たな火山灰予測情報の具体的な内容についての検討を行うため、令和7年1月から「広域降灰対策に資する降灰予測情報に関する検討会」(座長:藤井敏嗣 東京大学名誉教授)を開催し、情報改善の方向性や警報の要否などについて議論いただきました。  今般、その検討の成果として、「広域に降り積もる火山灰対策に資する火山灰予測情報のあり方(報告書)」が取りまとめられましたので公表します。  本報告書を受け、火山灰に関する情報改善の実現に向け詳細な検討を進めてまいります。
令和7年1月から開催されている「広域降灰対策に資する降灰予測情報に関する検討会」で議論された内容として挙げられているのは、なんですか。
令和7年1月から開催されている「広域降灰対策に資する降灰予測情報に関する検討会」で議論された内容として挙げられているのは、情報改善の方向性や警報の要否などについてです。
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地理
【広域降灰対策に資する降灰予測情報に関する検討会】 第一回検討会:議事概要 ・事務局から、開催趣旨、規約及び今後の進め方について説明があった。 ・国、東京都、鹿児島市における広域降灰対策の検討状況について説明があった。 ・事務局から、降灰予報と降灰予測技術について説明があった。 ・事務局から、本検討会における課題と論点について説明があった。 これらの議題について意見交換が行われた。委員からの主な意見は以下の通り。 〇本検討会で検討する情報は、富士山だけを想定したものではなく「全国の火山を対象に」しているということを資料中で強調していただきたい。 〇避難が必要になるような大量降灰に対して、避難指示の発令のトリガーとなる情報や対象範囲の絞りこみのための降灰予報の高度化を検討いただきたい。 〇降灰予測の精度は高くなく、火砕流等と比べて現象の切迫度が低く時間的猶予があるので、放送では、命を守るための呼びかけが一段落した後に伝える方が効果的で混乱を招かないと考える。降灰については、警報よりも、解説情報で伝えるのが良いのではないか。 〇降灰に関する定性的・定量的な表現を表記するときには「厚さ」ではなく、比較的慣れ親しんでいる雨や雪の情報の表現に寄せても良いのではないか。また、降灰の状況をリアルタイムで把握することが難しいため、予測を軸足にした情報であるということをしっかり説明する必要がある。 〇降灰予測情報を伝えるにあたっては、予測の不確実性を説明できるようにする必要があるので、不確実性の幅を次回以降示してもらいたい。 〇噴火警報と降灰警報が共存することで混乱を招く可能性がある。降灰は非常にまれな事象であるから、現象や被害の様相を丁寧に分かりやすく伝える情報にしてほしい。また、雨によって被害の様相が変わるので気象情報と合わせて伝えることも意識してほしい。 〇高齢者などの避難については噴火後からでは間に合わない可能性があるため、噴火の前から対応のトリガーとなる情報が必要ではないか。 〇噴火前に噴火様式を予測することは困難なので、降灰に関して事前に数十万の住民に避難を呼び掛けることは困難。 〇水害では注意報や警報が避難や初動体制構築の判断基準として重要なツールだが、降灰にはそのような仕組みがない。降灰は、風向きによって被害状況が異なるうえ、噴火発生から被害が生じるまでにタイムラグがあるので、噴火警戒レベルを判断基準とすることは難しい。シンプルで分かりやすい情報が専門性の高い気象庁から発信されることが、速やかな初動体制の構築や住民に正しい行動を促す上で効果的と思われるため、注意報や警報の導入を検討いただきたい。
検討会で検討する情報は、富士山だけでなく、どこを対象にするとしていますか。
検討会で検討する情報は、富士山だけでなく、「全国の火山を対象に」することとしています。
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地理
【広域降灰対策に資する降灰予測情報に関する検討会】 第一回検討会:議事概要 ・事務局から、開催趣旨、規約及び今後の進め方について説明があった。 ・国、東京都、鹿児島市における広域降灰対策の検討状況について説明があった。 ・事務局から、降灰予報と降灰予測技術について説明があった。 ・事務局から、本検討会における課題と論点について説明があった。 これらの議題について意見交換が行われた。委員からの主な意見は以下の通り。 〇本検討会で検討する情報は、富士山だけを想定したものではなく「全国の火山を対象に」しているということを資料中で強調していただきたい。 〇避難が必要になるような大量降灰に対して、避難指示の発令のトリガーとなる情報や対象範囲の絞りこみのための降灰予報の高度化を検討いただきたい。 〇降灰予測の精度は高くなく、火砕流等と比べて現象の切迫度が低く時間的猶予があるので、放送では、命を守るための呼びかけが一段落した後に伝える方が効果的で混乱を招かないと考える。降灰については、警報よりも、解説情報で伝えるのが良いのではないか。 〇降灰に関する定性的・定量的な表現を表記するときには「厚さ」ではなく、比較的慣れ親しんでいる雨や雪の情報の表現に寄せても良いのではないか。また、降灰の状況をリアルタイムで把握することが難しいため、予測を軸足にした情報であるということをしっかり説明する必要がある。 〇降灰予測情報を伝えるにあたっては、予測の不確実性を説明できるようにする必要があるので、不確実性の幅を次回以降示してもらいたい。 〇噴火警報と降灰警報が共存することで混乱を招く可能性がある。降灰は非常にまれな事象であるから、現象や被害の様相を丁寧に分かりやすく伝える情報にしてほしい。また、雨によって被害の様相が変わるので気象情報と合わせて伝えることも意識してほしい。 〇高齢者などの避難については噴火後からでは間に合わない可能性があるため、噴火の前から対応のトリガーとなる情報が必要ではないか。 〇噴火前に噴火様式を予測することは困難なので、降灰に関して事前に数十万の住民に避難を呼び掛けることは困難。 〇水害では注意報や警報が避難や初動体制構築の判断基準として重要なツールだが、降灰にはそのような仕組みがない。降灰は、風向きによって被害状況が異なるうえ、噴火発生から被害が生じるまでにタイムラグがあるので、噴火警戒レベルを判断基準とすることは難しい。シンプルで分かりやすい情報が専門性の高い気象庁から発信されることが、速やかな初動体制の構築や住民に正しい行動を促す上で効果的と思われるため、注意報や警報の導入を検討いただきたい。
事務局から、降灰予報と何について説明がありましたか。
事務局から、降灰予報と降灰予測技術について説明がありました。
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地理
「降灰予報の高度化に向けた提言」の概要 【降灰予報の基本的な要件 】 ・ 降灰予報は、現在の噴煙高度の閾値を基準とする発表ではなく、一般住民の生活やライフラ イン等に影響がある降灰量が予想された場合に発表すること。 ・ 一般住民が理解しやすく、適切な対応行動をとりやすいものとし、降灰だけで なく小さな噴石の情報も含めること。 【降灰予報の情報体系】 ・ 降灰予報に対する一般住民、自治体防災担当者及び交通・ライフライン ・農林 水産業等各分野のニーズと情報の予測精度を考慮し、“噴火前の情報”、“噴 火直後の速報”及び“噴火後の詳細な予報”の3種類に分けて発表すること。 【降灰量の階級】 ・ 降灰量の情報を防災対応に有効なものとするため、健康、交通、ライフライン 等各分野における降灰の影響、対応行動と降灰量の関係を把握し、降灰量の階 級を導入すること。 【降灰予報の高度化を進めるにあたって】 ・ 当面は噴火活動の活発な桜島をモデルケースに、地元自治体等の協力を得て、 情報の試験的な提供を行うとともに、情報内容や発表基準等の改善を図るこ と。併せて降灰量、降灰の影響及び対応行動事例の収集・整理に努めること。 ・ 降灰予測手法の課題について、大学や研究機関等の研・ 降灰予測手法の課題について、大学や研究機関等の研究成果の導入等により改 善すること。 なお、降灰についても、噴火警報や噴火警戒レベルを的確に運用することにより、 住民の避難を支援することを基本とする。降灰に関する避難のあり方が議論され、 降灰に特化した警報が必要と判断された場合には、警報化を検討する。 降灰予報で使用する降灰量の階級としては、以下があります。 多量は、厚さ1mm 以上で【外出を控える】 やや多量は、厚さ0 .1mm≦厚さ<1mm 【注意】 少量は、 厚さ0.1mm 未満で警告は特になし。
降灰予報は、どのような場合に発表しますか。
降灰予報は、現在の噴煙高度の閾値を基準とする発表ではなく、一般住民の生活やライフライン等に影響がある降灰量が予想された場合に発表します。
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地理
「降灰予報の高度化に向けた提言」の概要 【降灰予報の基本的な要件 】 ・ 現在の噴煙高度の閾値を基準とする発表ではなく、一般住民の生活やライフラ イン等に影響がある降灰量が予想された場合に発表すること。 ・ 一般住民が理解しやすく、適切な対応行動をとりやすいものとし、降灰だけで なく小さな噴石の情報も含めること。 【降灰予報の情報体系】 ・ 降灰予報に対する一般住民、自治体防災担当者及び交通・ライフライン ・農林 水産業等各分野のニーズと情報の予測精度を考慮し、“噴火前の情報”、“噴 火直後の速報”及び“噴火後の詳細な予報”の3種類に分けて発表すること。 【降灰量の階級】 ・ 降灰量の情報を防災対応に有効なものとするため、健康、交通、ライフライン 等各分野における降灰の影響、対応行動と降灰量の関係を把握し、降灰量の階 級を導入すること。 【降灰予報の高度化を進めるにあたって】 ・ 当面は噴火活動の活発な桜島をモデルケースに、地元自治体等の協力を得て、 情報の試験的な提供を行うとともに、情報内容や発表基準等の改善を図るこ と。併せて降灰量、降灰の影響及び対応行動事例の収集・整理に努めること。 ・ 降灰予測手法の課題について、大学や研究機関等の研・ 降灰予測手法の課題について、大学や研究機関等の研究成果の導入等により改 善すること。 なお、降灰についても、噴火警報や噴火警戒レベルを的確に運用することにより、 住民の避難を支援することを基本とする。降灰に関する避難のあり方が議論され、 降灰に特化した警報が必要と判断された場合には、警報化を検討する。 降灰予報で使用する降灰量の階級としては、以下があります。 多量は、厚さ1mm 以上で【外出を控える】 やや多量は、厚さ0 .1mm≦厚さ<1mm 【注意】 少量は、 厚さ0.1mm 未満で警告は特になし。
農林水産業等各分野のニーズと情報の予測精度を考慮し、3種類の情報に分けて発表するとありますが、その3種類を教えてください。
農林水産業等各分野のニーズと情報の予測精度を考慮し、3種類に分けて発表するのは、“噴火前の情報”、“噴火直後の速報”及び“噴火後の詳細な予報”です。
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地理
「降灰予報の高度化に向けた提言」の概要 【降灰予報の基本的な要件 】 ・ 現在の噴煙高度の閾値を基準とする発表ではなく、一般住民の生活やライフラ イン等に影響がある降灰量が予想された場合に発表すること。 ・ 一般住民が理解しやすく、適切な対応行動をとりやすいものとし、降灰だけで なく小さな噴石の情報も含めること。 【降灰予報の情報体系】 ・ 降灰予報に対する一般住民、自治体防災担当者及び交通・ライフライン ・農林 水産業等各分野のニーズと情報の予測精度を考慮し、“噴火前の情報”、“噴 火直後の速報”及び“噴火後の詳細な予報”の3種類に分けて発表すること。 【降灰量の階級】 ・ 降灰量の情報を防災対応に有効なものとするため、健康、交通、ライフライン 等各分野における降灰の影響、対応行動と降灰量の関係を把握し、降灰量の階 級を導入すること。 【降灰予報の高度化を進めるにあたって】 ・ 当面は噴火活動の活発な桜島をモデルケースに、地元自治体等の協力を得て、 情報の試験的な提供を行うとともに、情報内容や発表基準等の改善を図るこ と。併せて降灰量、降灰の影響及び対応行動事例の収集・整理に努めること。 ・ 降灰予測手法の課題について、大学や研究機関等の研・ 降灰予測手法の課題について、大学や研究機関等の研究成果の導入等により改 善すること。 なお、降灰についても、噴火警報や噴火警戒レベルを的確に運用することにより、 住民の避難を支援することを基本とする。降灰に関する避難のあり方が議論され、 降灰に特化した警報が必要と判断された場合には、警報化を検討する。 降灰予報で使用する降灰量の階級としては、以下があります。 多量は、厚さ1mm 以上で【外出を控える】 やや多量は、厚さ0 .1mm≦厚さ<1mm 【注意】 少量は、 厚さ0.1mm 未満で警告は特になし。
降灰に特化した警報が必要と判断された場合には、何を検討しますか。
降灰に特化した警報が必要と判断された場合には、警報化を検討します。
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地理
「降灰予報の高度化に向けた提言」の概要 【降灰予報の基本的な要件 】 ・ 現在の噴煙高度の閾値を基準とする発表ではなく、一般住民の生活やライフラ イン等に影響がある降灰量が予想された場合に発表すること。 ・ 一般住民が理解しやすく、適切な対応行動をとりやすいものとし、降灰だけで なく小さな噴石の情報も含めること。 【降灰予報の情報体系】 ・ 降灰予報に対する一般住民、自治体防災担当者及び交通・ライフライン ・農林 水産業等各分野のニーズと情報の予測精度を考慮し、“噴火前の情報”、“噴 火直後の速報”及び“噴火後の詳細な予報”の3種類に分けて発表すること。 【降灰量の階級】 ・ 降灰量の情報を防災対応に有効なものとするため、健康、交通、ライフライン 等各分野における降灰の影響、対応行動と降灰量の関係を把握し、降灰量の階 級を導入すること。 【降灰予報の高度化を進めるにあたって】 ・ 当面は噴火活動の活発な桜島をモデルケースに、地元自治体等の協力を得て、 情報の試験的な提供を行うとともに、情報内容や発表基準等の改善を図るこ と。併せて降灰量、降灰の影響及び対応行動事例の収集・整理に努めること。 ・ 降灰予測手法の課題について、大学や研究機関等の研・ 降灰予測手法の課題について、大学や研究機関等の研究成果の導入等により改 善すること。 なお、降灰についても、噴火警報や噴火警戒レベルを的確に運用することにより、 住民の避難を支援することを基本とする。降灰に関する避難のあり方が議論され、 降灰に特化した警報が必要と判断された場合には、警報化を検討する。 降灰予報で使用する降灰量の階級としては、以下があります。 多量は、厚さ1mm 以上で【外出を控える】 やや多量は、厚さ0 .1mm≦厚さ<1mm 【注意】 少量は、 厚さ0.1mm 未満で警告は特になし。
やや多量に該当する厚さの範囲を教えてください。
やや多量に該当する厚さの範囲は、厚さ0 .1mm≦厚さ<1mm です。
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地理
「降灰予報の高度化に向けた提言」の概要 【降灰予報の基本的な要件 】 ・ 現在の噴煙高度の閾値を基準とする発表ではなく、一般住民の生活やライフラ イン等に影響がある降灰量が予想された場合に発表すること。 ・ 一般住民が理解しやすく、適切な対応行動をとりやすいものとし、降灰だけで なく小さな噴石の情報も含めること。 【降灰予報の情報体系】 ・ 降灰予報に対する一般住民、自治体防災担当者及び交通・ライフライン ・農林 水産業等各分野のニーズと情報の予測精度を考慮し、“噴火前の情報”、“噴 火直後の速報”及び“噴火後の詳細な予報”の3種類に分けて発表すること。 【降灰量の階級】 ・ 降灰量の情報を防災対応に有効なものとするため、健康、交通、ライフライン 等各分野における降灰の影響、対応行動と降灰量の関係を把握し、降灰量の階 級を導入すること。 【降灰予報の高度化を進めるにあたって】 ・ 当面は噴火活動の活発な桜島をモデルケースに、地元自治体等の協力を得て、 情報の試験的な提供を行うとともに、情報内容や発表基準等の改善を図るこ と。併せて降灰量、降灰の影響及び対応行動事例の収集・整理に努めること。 ・ 降灰予測手法の課題について、大学や研究機関等の研・ 降灰予測手法の課題について、大学や研究機関等の研究成果の導入等により改 善すること。 なお、降灰についても、噴火警報や噴火警戒レベルを的確に運用することにより、 住民の避難を支援することを基本とする。降灰に関する避難のあり方が議論され、 降灰に特化した警報が必要と判断された場合には、警報化を検討する。 降灰予報で使用する降灰量の階級としては、以下があります。 多量は、厚さ1mm 以上で【外出を控える】 やや多量は、厚さ0 .1mm≦厚さ<1mm 【注意】 少量は、 厚さ0.1mm 未満で警告は特になし。
当面は噴火活動の活発な何をモデルケースにしますか。
当面は噴火活動の活発な桜島をモデルケースにします。
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地理
【火山噴火から身を守るための情報】 【噴火警報と噴火警戒レベル】 ■噴火警戒レベル 気象庁は、火山災害軽減のため、全国111の活火山を対象として 噴火警報 を発表しています。 噴火警報は、生命に危険を及ぼす火山現象(大きな噴石、火砕流、融雪型火山泥流等、 発生から短時間で火口周辺や居住地域に到達し、避難までの時間的猶予がほとんどない現象)の発生やその 拡大が予想される場合に「、警戒が必要な範囲」(生命に危険を及ぼす範囲)を明示して発表します。 高 温 の 火 砕 物( 火 山 灰 、軽 石 等 )と高 温 のガスが 一 体となって猛スピードで山腹を駆け下る現象です。温度数百度、最大時速100km 以上にも達し、その通 過域では焼 失・破 壊など壊 滅的な被 害が生じます。 噴火に伴う火砕流等の熱によって積雪が融け、大量の水と土砂が一体となって高速で流れ下る現象です。時速60kmを超えることもあり、 積 雪 の 状 況によっては谷 筋 や 沢 沿 いをはるか遠 方まで 一 気に流 下し、通 過 域 で は 壊 滅 的な被 害 が 生じます 。 なお、「警戒が必要な範囲」が居住地域まで及ぶ場合に発表する「噴火警報(居住地域)」を地「特別警報」 として位置づけています。 ■噴火警報が対象としている主な火山現象  「大きな噴石」 噴火によって火口から吹き飛ばされた概ね20~30cm以上の大きな噴石は、風の影響をほとんど受けずに弾道を描いて飛散します。破壊力があり、人体や建物に被害を及ぼします。 「火砕流」 高 温 の 火 砕 物( 火 山 灰 、軽 石 等 )と高 温 のガスが 一 体となって猛スピードで山腹を駆け下る現象です。温度数百度、最大時速100km 以上にも達し、その通 過域では焼 失・破 壊など壊 滅的な被 害が生じます。 「融雪型火山泥流」 噴火に伴う火砕流等の熱によって積雪が融け、大量の水と土砂が一体となって高速で流れ下る現象です。時速60kmを超えることもあり、 積 雪 の 状 況によっては谷 筋 や 沢 沿 いをはるか遠 方まで 一 気に流 下し、通 過 域 で は 壊 滅 的な被 害 が 生じます 。 噴火警報では、主にこれらの現象に対する「警戒が必要な範囲」を発表します。これらの現象は、発生を確認してから避難するのでは間に合わないため、噴火警報を活用 した事前の避難や入山規制等が必要です。
気象庁は、火山災害軽減のため、全国で、いくつの活火山を対象に噴火警報を発表していますか。
気象庁は、火山災害軽減のため、全国111の活火山を対象として噴火警報 を発表しています。
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地理
【火山噴火から身を守るための情報】 【噴火警報と噴火警戒レベル】 ■噴火警戒レベル 気象庁は、火山災害軽減のため、全国111の活火山を対象として 噴火警報 を発表しています。 噴火警報は、生命に危険を及ぼす火山現象(大きな噴石、火砕流、融雪型火山泥流等、 発生から短時間で火口周辺や居住地域に到達し、避難までの時間的猶予がほとんどない現象)の発生やその 拡大が予想される場合に「、警戒が必要な範囲」(生命に危険を及ぼす範囲)を明示して発表します。 高 温 の 火 砕 物( 火 山 灰 、軽 石 等 )と高 温 のガスが 一 体となって猛スピードで山腹を駆け下る現象です。温度数百度、最大時速100km 以上にも達し、その通 過域では焼 失・破 壊など壊 滅的な被 害が生じます。 噴火に伴う火砕流等の熱によって積雪が融け、大量の水と土砂が一体となって高速で流れ下る現象です。時速60kmを超えることもあり、 積 雪 の 状 況によっては谷 筋 や 沢 沿 いをはるか遠 方まで 一 気に流 下し、通 過 域 で は 壊 滅 的な被 害 が 生じます 。 なお、「警戒が必要な範囲」が居住地域まで及ぶ場合に発表する「噴火警報(居住地域)」を地「特別警報」 として位置づけています。 ■噴火警報が対象としている主な火山現象  「大きな噴石」 噴火によって火口から吹き飛ばされた概ね20~30cm以上の大きな噴石は、風の影響をほとんど受けずに弾道を描いて飛散します。破壊力があり、人体や建物に被害を及ぼします。 「火砕流」 高 温 の 火 砕 物( 火 山 灰 、軽 石 等 )と高 温 のガスが 一 体となって猛スピードで山腹を駆け下る現象です。温度数百度、最大時速100km以上にも達し、その通 過域では焼 失・破 壊など壊 滅的な被 害が生じます。 「融雪型火山泥流」 噴火に伴う火砕流等の熱によって積雪が融け、大量の水と土砂が一体となって高速で流れ下る現象です。時速60kmを超えることもあり、 積 雪 の 状 況によっては谷 筋 や 沢 沿 いをはるか遠 方まで 一 気に流 下し、通 過 域 で は 壊 滅 的な被 害 が 生じます 。 噴火警報では、主にこれらの現象に対する「警戒が必要な範囲」を発表します。これらの現象は、発生を確認してから避難するのでは間に合わないため、噴火警報を活用 した事前の避難や入山規制等が必要です。
噴火によって火口から吹き飛ばされた概ね20~30cm以上の大きな噴石は、どのように飛散しますか。
噴火によって火口から吹き飛ばされた概ね20~30cm以上の大きな噴石は、風の影響をほとんど受けずに弾道を描いて飛散します。
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地理
【火山噴火から身を守るための情報】 【噴火警報と噴火警戒レベル】 ■噴火警戒レベル 気象庁は、火山災害軽減のため、全国111の活火山を対象として 噴火警報 を発表しています。 噴火警報は、生命に危険を及ぼす火山現象(大きな噴石、火砕流、融雪型火山泥流等、 発生から短時間で火口周辺や居住地域に到達し、避難までの時間的猶予がほとんどない現象)の発生やその 拡大が予想される場合に「、警戒が必要な範囲」(生命に危険を及ぼす範囲)を明示して発表します。 高 温 の 火 砕 物( 火 山 灰 、軽 石 等 )と高 温 のガスが 一 体となって猛スピードで山腹を駆け下る現象です。温度数百度、最大時速100km 以上にも達し、その通 過域では焼 失・破 壊など壊 滅的な被 害が生じます。 噴火に伴う火砕流等の熱によって積雪が融け、大量の水と土砂が一体となって高速で流れ下る現象です。時速60kmを超えることもあり、 積 雪 の 状 況によっては谷 筋 や 沢 沿 いをはるか遠 方まで 一 気に流 下し、通 過 域 で は 壊 滅 的な被 害 が 生じます 。 なお、「警戒が必要な範囲」が居住地域まで及ぶ場合に発表する「噴火警報(居住地域)」を「特別警報」 として位置づけています。 ■噴火警報が対象としている主な火山現象  「大きな噴石」 噴火によって火口から吹き飛ばされた概ね20~30cm以上の大きな噴石は、風の影響をほとんど受けずに弾道を描いて飛散します。破壊力があり、人体や建物に被害を及ぼします。 「火砕流」 高 温 の 火 砕 物( 火 山 灰 、軽 石 等 )と高 温 のガスが 一 体となって猛スピードで山腹を駆け下る現象です。温度数百度、最大時速100km以上にも達し、その通 過域では焼 失・破 壊など壊 滅的な被 害が生じます。 「融雪型火山泥流」 噴火に伴う火砕流等の熱によって積雪が融け、大量の水と土砂が一体となって高速で流れ下る現象です。時速60kmを超えることもあり、 積 雪 の 状 況によっては谷 筋 や 沢 沿 いをはるか遠 方まで 一 気に流 下し、通 過 域 で は 壊 滅 的な被 害 が 生じます 。 噴火警報では、主にこれらの現象に対する「警戒が必要な範囲」を発表します。これらの現象は、発生を確認してから避難するのでは間に合わないため、噴火警報を活用 した事前の避難や入山規制等が必要です。
噴火警報は、どのような場合に発表されますか。
噴火警報は、生命に危険を及ぼす火山現象(大きな噴石、火砕流、融雪型火山泥流等、発生から短時間で火口周辺や居住地域に到達し、避難までの時間的猶予がほとんどない現象)の発生やその拡大が予想される場合に「警戒が必要な範囲」(生命に危険を及ぼす範囲)を明示して発表されます。
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地理
【火山噴火から身を守るための情報】 【噴火警報と噴火警戒レベル】 ■噴火警戒レベル 気象庁は、火山災害軽減のため、全国111の活火山を対象として 噴火警報 を発表しています。 噴火警報は、生命に危険を及ぼす火山現象(大きな噴石、火砕流、融雪型火山泥流等、 発生から短時間で火口周辺や居住地域に到達し、避難までの時間的猶予がほとんどない現象)の発生やその 拡大が予想される場合に「、警戒が必要な範囲」(生命に危険を及ぼす範囲)を明示して発表します。 高 温 の 火 砕 物( 火 山 灰 、軽 石 等 )と高 温 のガスが 一 体となって猛スピードで山腹を駆け下る現象です。温度数百度、最大時速100km 以上にも達し、その通 過域では焼 失・破 壊など壊 滅的な被 害が生じます。 噴火に伴う火砕流等の熱によって積雪が融け、大量の水と土砂が一体となって高速で流れ下る現象です。時速60kmを超えることもあり、 積 雪 の 状 況によっては谷 筋 や 沢 沿 いをはるか遠 方まで 一 気に流 下し、通 過 域 で は 壊 滅 的な被 害 が 生じます 。 なお、「警戒が必要な範囲」が居住地域まで及ぶ場合に発表する「噴火警報(居住地域)」を「特別警報」 として位置づけています。 ■噴火警報が対象としている主な火山現象  「大きな噴石」 噴火によって火口から吹き飛ばされた概ね20~30cm以上の大きな噴石は、風の影響をほとんど受けずに弾道を描いて飛散します。破壊力があり、人体や建物に被害を及ぼします。 「火砕流」 高 温 の 火 砕 物( 火 山 灰 、軽 石 等 )と高 温 のガスが 一 体となって猛スピードで山腹を駆け下る現象です。温度数百度、最大時速100km以上にも達し、その通 過域では焼 失・破 壊など壊 滅的な被 害が生じます。 「融雪型火山泥流」 噴火に伴う火砕流等の熱によって積雪が融け、大量の水と土砂が一体となって高速で流れ下る現象です。時速60kmを超えることもあり、 積 雪 の 状 況によっては谷 筋 や 沢 沿 いをはるか遠 方まで 一 気に流 下し、通 過 域 で は 壊 滅 的な被 害 が 生じます 。 噴火警報では、主にこれらの現象に対する「警戒が必要な範囲」を発表します。これらの現象は、発生を確認してから避難するのでは間に合わないため、噴火警報を活用 した事前の避難や入山規制等が必要です。
「警戒が必要な範囲」が居住地域まで及ぶ場合に発表する「噴火警報(居住地域)」は、何として位置づけられていますか。
「警戒が必要な範囲」が居住地域まで及ぶ場合に発表する「噴火警報(居住地域)」は、「特別警報」 として位置づけています。
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地理
【火山噴火から身を守るための情報】 【噴火警報と噴火警戒レベル】 ■噴火警戒レベル 気象庁は、火山災害軽減のため、全国111の活火山を対象として 噴火警報 を発表しています。 噴火警報は、生命に危険を及ぼす火山現象(大きな噴石、火砕流、融雪型火山泥流等、 発生から短時間で火口周辺や居住地域に到達し、避難までの時間的猶予がほとんどない現象)の発生やその 拡大が予想される場合に「、警戒が必要な範囲」(生命に危険を及ぼす範囲)を明示して発表します。 高 温 の 火 砕 物( 火 山 灰 、軽 石 等 )と高 温 のガスが 一 体となって猛スピードで山腹を駆け下る現象です。温度数百度、最大時速100km 以上にも達し、その通 過域では焼 失・破 壊など壊 滅的な被 害が生じます。 噴火に伴う火砕流等の熱によって積雪が融け、大量の水と土砂が一体となって高速で流れ下る現象です。時速60kmを超えることもあり、 積 雪 の 状 況によっては谷 筋 や 沢 沿 いをはるか遠 方まで 一 気に流 下し、通 過 域 で は 壊 滅 的な被 害 が 生じます 。 なお、「警戒が必要な範囲」が居住地域まで及ぶ場合に発表する「噴火警報(居住地域)」を「特別警報」 として位置づけています。 ■噴火警報が対象としている主な火山現象  「大きな噴石」 噴火によって火口から吹き飛ばされた概ね20~30cm以上の大きな噴石は、風の影響をほとんど受けずに弾道を描いて飛散します。破壊力があり、人体や建物に被害を及ぼします。 「火砕流」 高 温 の 火 砕 物( 火 山 灰 、軽 石 等 )と高 温 のガスが 一 体となって猛スピードで山腹を駆け下る現象です。温度数百度、最大時速100km以上にも達し、その通 過域では焼 失・破 壊など壊 滅的な被 害が生じます。 「融雪型火山泥流」 噴火に伴う火砕流等の熱によって積雪が融け、大量の水と土砂が一体となって高速で流れ下る現象です。時速60kmを超えることもあり、 積 雪 の 状 況によっては谷 筋 や 沢 沿 いをはるか遠 方まで 一 気に流 下し、通 過 域 で は 壊 滅 的な被 害 が 生じます 。 噴火警報では、主にこれらの現象に対する「警戒が必要な範囲」を発表します。これらの現象は、発生を確認してから避難するのでは間に合わないため、噴火警報を活用した事前の避難や入山規制等が必要です。
噴火に伴う火砕流等の熱によって積雪が融け、大量の水と土砂が一体となって高速で流れ下る現象が起きると、時速何kmを超えることがありますか。
噴火に伴う火砕流等の熱によって積雪が融け、大量の水と土砂が一体となって高速で流れ下る現象が起きると、時速60kmを超えることがあります。
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地理
【地熱発電の開発】 「地熱とは?」 地球の中心部では、5,000~6,000度もの温度があると考えられており、地球は中からたえず暖められています。このような地球内部の熱を「地熱」といいます。 火山周辺には「マグマだまり」を熱源として、特に高温な地熱地帯が発達しています。この地熱は多目的な利用が可能なエネルギーです。発電以外にも、暖房、施設園芸、浴用など各温度段階で様々な利用方法があります(地熱の直接利用)。 「マグマだまりとは?」 火山地帯の地下数~十数kmには、1,000度以上もの温度になって岩がドロドロに溶けているところ(マグマだまり)があります。このマグマだまりは多量の熱を放出し、その周辺に高温の地熱地帯を形成しています。 「地熱発電の開発」 地熱発電を行う場所は、火山地帯などの高温な地熱エネルギーを取り出せる地域に限られていますが、日本は世界有数の火山国であり、利用可能な地熱エネルギーが豊富にあります。たいていの場合、広域的な基礎的調査から次第にエリアを絞った高精度の調査を行い、井戸を掘削して地熱貯留層を確認します。 調査井、生産井、還元井などの坑井は、基本的には同様なつくりで仕上げられています。 地域によって地熱構造が変わるため、ターゲットの深度は異なりますが、生産井はだいたい1,000mから3,000mの範囲となっています。 坑井は、掘削後にケーシングと呼ばれる鋼管を入れて、坑壁と鋼管の間にセメントを打ちます。これにより周囲の岩盤と遮断されています。地熱流体を取り出す部分は孔明管というスリットの入った鋼管が使用されています。 また、土地の使用面積をできるだけ小さくするため、傾斜井により1つの基地から数本の坑井を掘削しています。 最終的に、噴出試験や調査結果を総合的に解析し、その地域の地熱モデルを考えます。このモデルをもとに数値モデル化して生産予測シュミレーションを実施し、最適な開発規模が決定されます。
地球内部の熱を何といいますか。
地球内部の熱を「地熱」といいます。
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地理
【地熱発電の開発】 「地熱とは?」 地球の中心部では、5,000~6,000度もの温度があると考えられており、地球は中からたえず暖められています。このような地球内部の熱を「地熱」といいます。 火山周辺には「マグマだまり」を熱源として、特に高温な地熱地帯が発達しています。この地熱は多目的な利用が可能なエネルギーです。発電以外にも、暖房、施設園芸、浴用など各温度段階で様々な利用方法があります(地熱の直接利用)。 「マグマだまりとは?」 火山地帯の地下数~十数kmには、1,000度以上もの温度になって岩がドロドロに溶けているところ(マグマだまり)があります。このマグマだまりは多量の熱を放出し、その周辺に高温の地熱地帯を形成しています。 「地熱発電の開発」 地熱発電を行う場所は、火山地帯などの高温な地熱エネルギーを取り出せる地域に限られていますが、日本は世界有数の火山国であり、利用可能な地熱エネルギーが豊富にあります。たいていの場合、広域的な基礎的調査から次第にエリアを絞った高精度の調査を行い、井戸を掘削して地熱貯留層を確認します。 調査井、生産井、還元井などの坑井は、基本的には同様なつくりで仕上げられています。 地域によって地熱構造が変わるため、ターゲットの深度は異なりますが、生産井はだいたい1,000mから3,000mの範囲となっています。 坑井は、掘削後にケーシングと呼ばれる鋼管を入れて、坑壁と鋼管の間にセメントを打ちます。これにより周囲の岩盤と遮断されています。地熱流体を取り出す部分は孔明管というスリットの入った鋼管が使用されています。 また、土地の使用面積をできるだけ小さくするため、傾斜井により1つの基地から数本の坑井を掘削しています。 最終的に、噴出試験や調査結果を総合的に解析し、その地域の地熱モデルを考えます。このモデルをもとに数値モデル化して生産予測シュミレーションを実施し、最適な開発規模が決定されます。
坑井には、掘削後に何と呼ばれる鋼管を入れますか。
坑井には、掘削後にケーシングと呼ばれる鋼管を入れます。
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地理
【地熱発電の開発】 「地熱とは?」 地球の中心部では、5,000~6,000度もの温度があると考えられており、地球は中からたえず暖められています。このような地球内部の熱を「地熱」といいます。 火山周辺には「マグマだまり」を熱源として、特に高温な地熱地帯が発達しています。この地熱は多目的な利用が可能なエネルギーです。発電以外にも、暖房、施設園芸、浴用など各温度段階で様々な利用方法があります(地熱の直接利用)。 「マグマだまりとは?」 火山地帯の地下数~十数kmには、1,000度以上もの温度になって岩がドロドロに溶けているところ(マグマだまり)があります。このマグマだまりは多量の熱を放出し、その周辺に高温の地熱地帯を形成しています。 「地熱発電の開発」 地熱発電を行う場所は、火山地帯などの高温な地熱エネルギーを取り出せる地域に限られていますが、日本は世界有数の火山国であり、利用可能な地熱エネルギーが豊富にあります。たいていの場合、広域的な基礎的調査から次第にエリアを絞った高精度の調査を行い、井戸を掘削して地熱貯留層を確認します。 調査井、生産井、還元井などの坑井は、基本的には同様なつくりで仕上げられています。 地域によって地熱構造が変わるため、ターゲットの深度は異なりますが、生産井はだいたい1,000mから3,000mの範囲となっています。 坑井は、掘削後にケーシングと呼ばれる鋼管を入れて、坑壁と鋼管の間にセメントを打ちます。これにより周囲の岩盤と遮断されています。地熱流体を取り出す部分は孔明管というスリットの入った鋼管が使用されています。 また、土地の使用面積をできるだけ小さくするため、傾斜井により1つの基地から数本の坑井を掘削しています。 最終的に、噴出試験や調査結果を総合的に解析し、その地域の地熱モデルを考えます。このモデルをもとに数値モデル化して生産予測シュミレーションを実施し、最適な開発規模が決定されます。
地熱流体を取り出す部分は何というスリットの入った鋼管が使用されていますか。
地熱流体を取り出す部分は孔明管というスリットの入った鋼管が使用されています。
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地理
【地熱発電の開発】 「地熱とは?」 地球の中心部では、5,000~6,000度もの温度があると考えられており、地球は中からたえず暖められています。このような地球内部の熱を「地熱」といいます。 火山周辺には「マグマだまり」を熱源として、特に高温な地熱地帯が発達しています。この地熱は多目的な利用が可能なエネルギーです。発電以外にも、暖房、施設園芸、浴用など各温度段階で様々な利用方法があります(地熱の直接利用)。 「マグマだまりとは?」 火山地帯の地下数~十数kmには、1,000度以上もの温度になって岩がドロドロに溶けているところ(マグマだまり)があります。このマグマだまりは多量の熱を放出し、その周辺に高温の地熱地帯を形成しています。 「地熱発電の開発」 地熱発電を行う場所は、火山地帯などの高温な地熱エネルギーを取り出せる地域に限られていますが、日本は世界有数の火山国であり、利用可能な地熱エネルギーが豊富にあります。たいていの場合、広域的な基礎的調査から次第にエリアを絞った高精度の調査を行い、井戸を掘削して地熱貯留層を確認します。 調査井、生産井、還元井などの坑井は、基本的には同様なつくりで仕上げられています。 地域によって地熱構造が変わるため、ターゲットの深度は異なりますが、生産井はだいたい1,000mから3,000mの範囲となっています。 坑井は、掘削後にケーシングと呼ばれる鋼管を入れて、坑壁と鋼管の間にセメントを打ちます。これにより周囲の岩盤と遮断されています。地熱流体を取り出す部分は孔明管というスリットの入った鋼管が使用されています。 また、土地の使用面積をできるだけ小さくするため、傾斜井により1つの基地から数本の坑井を掘削しています。 最終的に、噴出試験や調査結果を総合的に解析し、その地域の地熱モデルを考えます。このモデルをもとに数値モデル化して生産予測シュミレーションを実施し、最適な開発規模が決定されます。
地域によって地熱構造が変わるため、ターゲットの深度は異なりますが、生産井の深度はだいたいどれくらいの範囲になりますか。
地域によって地熱構造が変わるため、ターゲットの深度は異なりますが、生産井はだいたい1,000mから3,000mの範囲となっています。
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保険
海外旅行保険の特徴 海外旅行保険とは、海外旅行中にケガをした場合、偶然の事故等で他人の物を壊した場合、自分の持ち物を盗まれた場合などの損害を補償する保険です。 旅行中の病気に対する補償が付いていることが特徴として挙げられます。 海外旅行保険の選び方 海外では日本の健康保険制度が十分に適用されず自己負担金額が高額となる可能性が高いため、海外旅行時には確実に加入しておきたい保険です。 ケガ・病気についての補償 傷害治療費用 海外旅行中にケガをし、医師の治療を受けられた場合の診察・入院費等をかかった実費で補償します。 傷害死亡・後遺障害 海外旅行中にケガをし、死亡または後遺障害が生じた場合に補償します。 疾病治療費用 海外旅行中に病気になり、医師の治療を受けられた場合の診察・入院費等をかかった実費で補償します。 疾病死亡 海外旅行中に病気になり、その病気によって死亡された場合に補償します。 海外では日本の健康保険制度が十分に適用されないため、自己負担金額が多くなり、治療費が高額となることが多いです。 その点を考慮した上で金額設定をする必要があります。 また、アメリカのように治療費の水準が日本よりも高い国があることも忘れないようにしましょう。 たとえば盲腸になった場合、日本では保険が適用されるため、治療費は約10万円以内に収まることが多いですが、アメリカでは治療に約300万円ほどかかる場合があります。 留学保険 留学保険の特徴 留学保険は、海外に長期滞在することを想定した保険です。 海外留学という性質上、長期間滞在することが想定されるため、日常生活での賠償や、タンスなどの家財に対する補償などが付いていることが特徴です。 留学保険特有の主な補償内容 日常生活における個人賠償責任 一般の海外旅行保険でも賠償責任の補償はありますが、アパートなどの借家を利用する場合に水漏れや火災などが発生したときは家主への賠償責任は補償されません。 しかし留学保険ではこれらに対応することができます。 留学時の保険金支払事例 支払われた保険料:683万円 <事例>発熱・咳の症状で受診。肺炎と診断され8日間入院。 支払われた保険料:3,890万円 <事例>ホームステイ先の居間で口から泡を吹いて倒れ救急車で搬送。脳炎と診断され19日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。 支払われた保険料:364万円 <事例>大学内の駐車場を自転車で走行中に転倒。腓骨遠位端骨折と診断され手術。 支払われた保険料:851万円 <事例>車両に同乗中、衝突事故により受傷し救急車で搬送。十二指腸完全破裂・肝臓、腎臓挫傷・後腹膜内血腫と診断され44日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 支払われた保険料:488万円 <事例>授業中に激しい頭痛に襲われ意識を失い救急車で搬送。血管迷走神経性発作と診断され2日間入院。 支払われた保険料:1,269万円 <事例>バスルームで転倒、腰を強打し救急車で搬送。腰椎破裂骨折と診断され12日間入院。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。
海外旅行保険とはなんですか。
海外旅行保険とは、海外旅行中にケガをした場合、偶然の事故等で他人の物を壊した場合、自分の持ち物を盗まれた場合などの損害を補償する保険です。旅行中の病気に対する補償が付いていることが特徴として挙げられます。